新生KANONが『KING OF DDT』1回戦で勝俣瞬馬を下し、「必ずKINGOF DDTのトップに駆け上がる!」

DDTプロレスのシングル最強決定トーナメント『KING OF DDT 2025』が5月6日、東京・後楽園ホールで開幕。1回戦で新たな道に進んだKANONが勝俣瞬馬を下し、5・10新宿での2回戦では納谷幸男と対戦することが決定した。
2・23後楽園でダムネーションT.Aから追放されたKANONは、サウナカミーナから脱退したMAOと4・6後楽園で合体し、新ユニットであるストレンジ・ラブ・コネクション(S.L.C.)を結成。5月1日付でDDTに入団し、心を新たにしてトーナメントに臨んだ。
1回戦でKANONが対峙したのは勝俣で、くしくも、MAOの現カノと元カノとの激突となった。勝俣がトペコン・ヒーロをぶっ放すも、ととのえスプラッシュは剣山で阻止。KANONがコブラツイストで締め上げると、勝俣もミサイルキックで逆襲。それでもKANONはラリアット、コブラツイストからコブラツイスト2.0に移行してギブアップを奪った。試合後、認め合うものがあったのか両者はクリーンにグータッチをかわした。
KANONは「勝俣瞬馬、しゅんまおでやってきたことにすごくリスペクトがある。だから俺たちはしゅんまおと違ったことをやり続ける。2回戦、納谷幸男。俺は“納谷幸男キラー”だぞ。シングルで負けたことないからな。S.L.C.の愛で満たされた俺には勝てないぞ。必ずKING OF DDTのトップに駆け上がります」と優勝を誓った。
また、1回戦で納谷幸男と高校2年生の佐藤大地がヘビー級対決。2人は激しいショルダータックル合戦を繰り広げ、佐藤はエルボー、ミドルキックを連打していく。受け切った納谷はニーリフト連打、最後は世界一のバックドロップでトドメを刺した。
納谷は「大地、まだまだ負けるわけにはいかねぇんだ。俺はDDTで積み上げてきたんだよ。おまえはこれからこのDDTで成長していくと思うよ。次はもっと俺を驚かしてみろ。俺は今年優勝するって誓ってるんで。波に乗ってるKANONだろうが誰だろうが叩き潰します」とキッパリ言い切った。