1年通ったキャバ嬢が始めて会場に!愛で勝利したRIZINファイターにキャバ嬢興奮も、注目を浴びすぎて競争率が上がってしまう事に絶望…
7月28日、さいたまスーパーアリーナにて『Yogibo presents 超RIZIN.3』が開催。ABEMAで放送された第3試合では鈴木博昭vsYA-MANが行われた。
シュートボクシングで数々のタイトルを獲得してきた“怪物くん”鈴木博昭は、RIZINで名勝負を繰り広げ今年2月に芦田崇宏を1RKOするとYA-MANに「タイマンやろうや」と宣戦布告。
昨年11月に朝倉未来からKO勝利したYA-MANは、12月の大晦日RIZINで平本蓮に敗北。この結果が超RIZIN.3の後押しにもなり、4月に鈴木の挑戦を受けて再起戦に臨むはずだったが膝内側側副靭帯と膝前十字靭帯を損傷し欠場に。今回怪我を治し、改めての再起戦となった。
バーレスク東京のダンサーに誘われてYA-MANが入場。惚れ込んでいるキャバ嬢のにじほさんがついに会場に来場しやる気十分。
戦前の会見で鈴木は「その子はやめといたほうがいいんじゃないかなというのは思っちゃったんで今・・・なんとも言えないですけど、まあ自分が幸せならいいんですけどね。なんとも言えない気分にはなりました」と引いてはいたが、鈴木はアイドルユニット『BABY-CRAYON〜1361〜』の生歌で入場する。
試合が始まると鈴木がローで牽制し、YA-MANも左ジャブで牽制。鈴木の左ハイが炸裂するも、YA-MANはガードしてワンツー。お互いローで牽制してから鈴木がタックルで倒すも、YA-MANはロープを背に耐えるが鈴木はコツコツと殴り続ける。YA-MANが立ち上がると膝を打ちこんでいくが、鈴木は足をかけるもYA-MANは倒れずにコーナーへ。切り返したYA-MANがボディに膝を連打し、鈴木は離れながらミドルキック。YA-MANはアッパーを混ぜて殴り合いを見せようとするが、鈴木はタックルで倒すがすぐにYA-MANは立ち上がる。
コーナーでお互い切りかえしあい、YA-MANが右肘から左右のフックを顔面とボディに散らすが、鈴木がミドルからストレートを打ち込むもYA-MANはカウンターのボディへのストレート。ロープを背にした鈴木にYA-MANがストレートを振り回してくが、鈴木は距離をとってローで牽制。
YA-MANがボディとフックを散らし、鈴木のハイキックを避けてボディにストレート。さらに左右のフックを顔面に叩き込み、鈴木は前のめりに倒れてKOとなった。
にじほさんが客席で飛び上がらんばかりに喜んでおり、マイクを持ったYA-MANは「MMAめちゃめちゃ難しくて、始めた頃ほんとアマチュアの高校生とかに極められまくって、でも1から初めて、アマチュアの高校生から始めて、ここで、この超満員の舞台で、俺みたいな凡人がここに立てるんで、誰でもここ立てます!だから最後まで諦めないで皆さん頑張ってください。僕も諦めないで、最後まで(キャバクラに)通います!」とアピールした。
バックステージで「愛の力で勝ちました」とかっこつけたYA-MANだったが、「さっきカッコつけましたけど、来てるって分かった瞬間に気合い入りました。Twitterのトレンド見たら日本のトレンドに『超RIZIN』の下に『にじほさん』ってあって。『いや、YA-MANじゃないんかい!』って(笑)明日が楽しみですね。今日は日曜日でお店休みなんで」とニコニコ。
しかし「にじほさんが今回大注目を浴びたことで、今後競争率が上がってしまうのでは?」と質問されると、神妙な表情になり「たしかに……。ちょっと、考えてなかったですね。たしかに。そうですよね……」と絶望した。
YA-MANの恋路がどのような結果を迎えるのか、この報告が出るまで超RIZINは終わらない。