【試合詳細】6・6 666新宿FACE大会 【無秩序無差別級】日高郁人vs山田太郎vs木下亨平 K666&寧々∞D.a.i&二代目マスクドバディvs宮本裕向&小仲=ペールワン&雪妃真矢 夏すみれ&YANAGAWAvsアブドーラ・小林&石川勇希 ラム会長軍vs佐野レプリコンワクチン軍

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『666vol.142』
日程:令和6年6月6日(木)
開始:午後6時66分
会場:東京都・新宿FACE
観衆:666人(超満員札止め)

▼666正規軍 光珠派対666正規軍 マメ派 20分1本勝負
○怨霊 / 児玉裕介 with 竹田光珠
10分1秒 怨霊クラッチ
ダイナスティ/●ジャンボリー・バーブリッジ with 遠藤マメ

▼Los Inmortales対Rebel&Enemy? 20分1本勝負
[Los Inmortales]政岡純(フリー)/Ken/ガイア・ホックス(フリー)
12分20秒 無効試合
[Rebel&Enemy?]山下りな(フリー)/尾﨑妹加(フリー)/バナナ会長

▼ピンクタイガーモンスター軍ネオ対Dialect Party 30分1本勝負
[ピンクタイガーモンスター軍ネオ]K666/寧々∞D.a.i/二代目マスクド・バディ/●小澤魔弓
8分18秒 オザキック→片エビ固め
[Dialect Party]宮本裕向/小仲=ペールワン/雪妃真矢(フリー)/○尾崎魔弓(OZアカデミー)

▼水割り行きずり古い傷男と女のラブゲーム最終章? 30分1本勝負
[Los Inmortales]夏すみれ(フリー)/●YANAGAWA
10分34秒 ブルーサンダー→エビ固め
アブドーラ・小林(大日本)/○石川勇希(大日本)

▼ラム会長軍対佐野レプリコンワクチン軍果てなき闘いシーズン2024 時間無制限1本勝負
○ラム会長/葛西純(FREEDOMS)/ヤス・ウラノ(フリー)/先輩
16分26秒 レインメーカー式猫パンチ→体固め
佐野直(フリー)/●GENTARO(FREEDOMS)/唯我(バトスカフェ)/ガッツ石島(TTT)/見た目が邦彦(西口)

▼666認定無秩序無差別級王座戦3WAYマッチ 時間無制限1本勝負
【王者/Rebel&Enemy】○日高郁人(ショーンキャプチャー)
7分25秒 石見銀山→片エビ固め
【挑戦者】●山田太郎
※第5代王者が初防衛に成功。
※もう1人は【挑戦者/Los Inmortales】木下亨平(ダブ)

令和6年6月6日に666が歌舞伎町で狂宴開催!日高が無秩序無差別級王座初防衛!夏と石川のラブゲームは意外すぎる結末に?!

第1試合


 正規軍の中で光珠派とマメ派に分かれて内輪揉め。
 なぜか光珠とマメというセコンド同士で試合開始。光珠がロープに飛ぶとマメはおっかなびっくりで逃げ回っていくが、覚悟を決めて額を突き合わせての睨み合いを挑む。光珠がモストマスキュラーポーズで威嚇するとマメが下がっていき、両者タッチ。
 怨霊とリーの対面。手4つからリーがハンマーパンチ連打も、エクトプラズムが舞い散ってリーが咳き込む。怨霊がグラウンドに引き込んで堅実なレスリング戦が展開されていき、リストロック、ヘッドロックの応酬へ発展。怨霊がアームドラッグから腕を固めていくが、リーがヘッドシザースで切り返してクリーンブレイク。両者タッチ。
 児玉とダイナの対面。ダイナが足払いからロープに飛び、児玉が攻撃をかわしつつヒップトス。さらに美しいセントーン・アトミコで先制。怨霊にタッチ。
 ダイナは怨霊にエルボー連打からネックブリーカーを見舞ってリーにタッチ。
 リーはエルボー&ハンマーパンチ連打からボディスラム、エルボードロップと連撃。マメが「3だろォ~ッ!」とわめく中でダイナにタッチ。
 ダイナは怨霊にボディスラムからさらにエルボー連打。怨霊はこれをキャッチして振り払い、カウンターのくるくるエルボー。児玉にタッチ。
 児玉はダイナにランニングエルボー連打。さらにリーを排除にかかるが、リーがエプロンに立ったまま喉輪で捕獲。ダイナが追撃にかかるが、児玉はエプロンに逃れて延髄切りからブレーンバスター。怨霊にタッチ。
 怨霊は怨霊バックブリーカーを狙うが、リーが着地してソバットからボディへのワンインチパンチ。リーにタッチ。
 リーは「カミカゼ、ベイベー♪」とカミカゼで叩きつけてからセントーン。マメが「3だろォ~ッ!」と叫ぶ中、怨霊が場外に退避。児玉がリーに延髄切りを見舞って怯ませると、光珠がコーナーに上って生尻を露出。児玉が光珠の尻にむしゃぶりつこうとする中、リーが復活してロープに飛ぶ。児玉はハンドスプリングエルボーを発射。リーがこれをキャッチしてジャーマンを狙ったところで怨霊がエクトプラズムを噴射。案の定これが児玉に誤爆。
 マメが雄たけびを上げながらコーナー上で生尻を露出すると、視界を失った児玉はマメの生尻に顔を埋める。しかし、マメの尻であることに気付いた児玉は悲鳴を上げながら失神。
 怨霊がリーにダイビング・クロスボディを放つも、リーがキャッチしてブロックバスター。さらにダイナのエルボー&リーのラリアットのサンドイッチ攻撃からダブルの水面蹴り。

 ダイナ&リーが怨霊を突っ込ませようとするが、怨霊が必死の抵抗。怨霊が突き飛ばしたことでダイナがマメのアナルに顔面から突っ込むハメになり、動揺したリーも同様にマメのアナルをノーズファック。「オーマイガッ……」と傷心するリーを怨霊が怨霊クラッチで丸め込んで3カウントを奪った。

第2試合


 Rebel&Enemy?の入場中にロスインモが奇襲し、場外戦へと発展。
 最初にリングに戻ったのはバナナ会長とガイア。ガイアがロープに振るも、バナナ会長がフライングフォアアーム。バナナ会長のカツラが取れて千賀になってしまう中、ガイアがロープを巧みに使ったアームドラッグ&ティヘラ。さらに打点がとてもたかいドロップキックを見舞って圧倒していく。
 バナナ会長は隆起させた股間のバナナをガイアの顔面に叩き込んで妹加にタッチ。
 妹加はガイアにボディスラムからエルボードロップを狙うが、場外から政岡が足払いをかけて再び全員入り乱れた場外戦へ。
 政岡が妹加を観客席に叩き込んで顔面を踏みつけるDV行為を観客に撮影させていき、ガイアがカウンター席からムーンサルト式浴びせ蹴り。ガイアはバナナ会長のカツラを被ってから妹加をリングに放り込み、政岡にタッチ。
 政岡は妹加の顔を踏みつけて歪んだ愛を表現。さらに顔面を踏みながらのロープワークからダブルフットスタンプ。Kenにタッチ。
 Kenは妹加の側頭部のゼロ戦キックを叩き込み、顔を踏みつけながらガイアにタッチ。
 ガイアが妹加の顔面をひっぱたくと、バナナ会長が怒りのカット。Kenがバナナ会長をKOし、山下も場外に叩き出してしまったため妹加が孤立無援に。妹加はガイアにエルボー連打も、ガイアがグーパンチで顔面にキツい一撃を入れたあとにサミング。妹加は「ナメんじゃねえッ!」と強烈なショルダータックルでふっ飛ばしてたましたにタッチ。

 山下にロスインモが3人で襲いかかるが、Ken&政岡に二子玉川からダブルラリアット。さらにガイアに串刺しラリアットを狙うと見せかけて玉砕。もだえ苦しむガイアに対し、山下は串刺しラリアットからロープに振ろうとする。ここに政岡が加勢に入り、政岡のフェイスクラッシャーからガイアのスライディングキックの連携攻撃。
 政岡は山下の髪を掴んで「俺のこと好きか?」とDV彼氏面し始める。さらに顔面へのビッグブートからヒザへの低空ドロップキックでひざまずかせてから顔へのトラースキック。これを山下がキャッチしてトラースキックから高速ジャーマンで叩きつけるも、政岡が即座に起きてトラースキック。組み付いて投げようとするも、山下がブレーンバスターで投げ返す。両者タッチ。
 妹加とKenの対面。妹加がアルゼンチン・バックブリーカーを狙っていくが、Kenが必死の抵抗からショルダータックルを発射。妹加も真っ向から迎撃してショルダータックルの正面衝突が続く。Kenがサミングからロープに飛ぶが、妹加がショルダータックルでぶっ飛ばす。
 妹加がアルゼンチン・バックブリーカー。さらに串刺しラリアットを狙うが、けんがかわしたところで政岡&ガイアが救出 雅央間おブレーンバスターから ガイアのセントーンアトミコ 3人でのトリプルトラースキック。バナナ会長が必死のカット。
 Kenが「THE END!」と叫んで投げようとするが、山下のトラースキックからバナナ会長がレインメーカーを見舞い、妹加がセントーン。さらに妹加がセカンドからのダイビング・セントーンで圧殺。完璧に決めてみせるも、政岡がひよこレフェリーの足引っ張ってカウントを妨害。
 リング上が無法地帯となる中、ガイアが妹加を羽交い締め。政岡が清掃中ボードを振りかぶると、復活してきたひよこレフェリーが必死に奪い取る謎の戦闘能力を見せる。ガイアがひよこレフェリーを蹴飛ばし、ロスインモ総出でリンチ。
 たまらずひよこレフェリーがノーコンテストを宣言。本部席から「ノーコンテストではなくロスインモの反則では?」とガチダメ出しが飛ぶ中、ひよこレフェリーが政岡にぶん殴られてKOされてしまった。

第3試合


 ピンク軍の入場中にDialect Partyが奇襲して試合開始。
 雪妃がバディ、寧々、K666を重ねて座らせ、雪妃が貫通ランニングニー。これをかわしたK666には裕向が豹馬殺し、寧々には小仲が座禅トーン。ピンク軍がたまらず場外へと避難していく。雪妃がムチを振りかざすと、バディが本気で嫌がって逃げていくも捕まってしまう。
 Dialect Partyは「ボンタン狩りじゃ~!」とバディの網タイツを剥いでいき、裕向がバディに恥ずかし固め。ご開帳されて毛がはみ出るバディの史典に雪妃がドン引き。その間にピンク軍がカット。K666&寧々が裕向にダブルのスライディングキックを見舞い、K666が小仲にライダーキック、寧々が雪妃にダイビング・クロスボディ。

 K666が小仲に卍固め、バディが裕向にお卍固め、寧々が雪妃にコブラツイスト(?)を決める。Dialect Partyが大ピンチに陥ってしまうが、雪妃が「尾崎ぃ~っ!」と助けを求める。

 すると、Dialect Partyの助っ人として尾崎魔弓が登場。

 尾崎がチェーンナックルでピンク軍をぶん殴って蹴散らしていき、K666に鎖付き首輪を付けて絞首刑に。止めようとするバディを小仲が、寧々を雪妃が止める中、ピンク軍は「尾崎ぃ~っ!」と助けを求める。

 すると、ピンク軍の助っ人して小澤魔弓が登場。

 小澤はプラスチック製のチェーンで尾崎に殴りかかり、尾崎が金属製チェーンで応戦して殴り合いに。
 小澤がもたもたしながらプラチェーンを巻き付けようとするも、焦れた尾崎が先に金属製チェーンを小澤の首にセット。小澤が絞首刑に処されてしまうも、ピンク軍が必死のカット。

 試合が急遽8人タッグに変更される中、バディがコーナーに上って生尻を露出。雪妃から奪ったムチと尾崎から奪った鎖でジョッキーごっこに興じる。
 全員入り乱れた大混戦となる中、敵味方関係無くバディの寂聴に顔面が突っ込まれていく。ギリギリで回避した尾崎が小澤にバックブローを叩き込み、小澤の顔面もバディの諦道に突っ込む。意識朦朧となった小澤へ、尾崎がオザキックをブチ込んで3カウントを奪った。

 勝利した尾崎だったが、怒りが収まらず放送席のMEN'Sテイオーの首もチェーンで絞め上げてから退場していった。

第4試合


 石川にご執心の夏は、石川のために背中がバックリ開いたセクシーな新コスチュームを披露。「ねぇ石川ぁ♡見てぇ♡」とくねくねしながらアピールしていくが、石川は塩対応。試合前に石川と握手を交わした夏はその手をクンクンと嗅ぎ始め、石川はドン引き。
 
 夏と石川の対面でゴング。夏が手4つを求め、指と指が触れ合った瞬間に「ぁっ…だめっ♡」と一歩引いて恥じらう乙女のような姿を見せる。
 ロックアップから石川がバックを取るも、夏はビクンビクンと痙攣して絶頂しかける。石川は真顔でバックドロップで投げようとするが、夏が抵抗したためお姫様抱っこのような形に。夏が「あんっ…♡」と恥じらうと、石川は鬱陶しげにバックドロップ。

 ガバリと起き上がった夏は「今日は、石川のホントの気持ちを聞きに来ました…♡ねぇ、石川ぁ……あたしのこと、好き?」と問いかけるも、石川は「ごめんなさい」と即答。夏がビンタを見舞う。
 夏は「今日は、石川のホントの気持ちを聞きに来ました…♡ねぇ、石川ぁ……あたしのこと、好き?」と問いかけるも、石川は「好きじゃありません」と即答。夏がビンタを見舞う。
 夏は「今日は、石川のホントの気持ちを聞きに来ました…♡ねぇ、石川ぁ……あたしのこと、好き?」と問いかけるも、石川は「好きじゃありません」と即答。夏がビンタを見舞う。
 夏は「ねぇ、石川ぁ……あたしのこと、好き?」と問いかけるも、石川は「好きじゃない」と即答。夏がビンタを見舞う。
 夏は「ねぇ、石川ぁ……あたしのこと、好き?」と問いかけるも、石川は「好きじゃない」と即答。夏がビンタを見舞う。
 夏は「ねぇ、石川ぁ……あたしのこと、好き?」と問いかけるも、石川は「好きじゃない」と即答。夏がビンタを放つも、石川がガードして夏へ強烈なビンタ。
 場内が大ブーイングに包まれる中、ブチ切れた夏が顔面にビッグブート。両者タッチ。

 アブ小は相手が夏でなくなったことにガッカリしつつもショルダータックルでなぎ倒し、「この!バカチンガーッ!」とバカチンガーエルボーを発射も、YANAGAWAが回避して低空ドロップキック。夏にタッチ。

 夏はバラムチでアブ小の背中を殴打していくも、アブ小は「アアァァアアッ!!気持ちイイィィッ!!!」と乳首を突き出しておねだり。夏が欲しがり乳首にご褒美をあげると、アブ小が「ンアアアアッ!!♡」と野太い雄叫び。

 夏&YANAGAWAが2人がかりでアブ小をロープに振ろうとするが、アブ小が地獄突き連打から2人にまとめてバカチンガーエルボー。石川にタッチ。

 石川はYANAGAWAにエルボー&ソバットからフライングフォアアーム、ミサイルキックと連撃。さらにロープに飛ぶが、エプロンから夏が抱きとめて「ホントにあたしのこと逃していいと思ってんの?」とすがりつくクソめんどくさい女と化す。
 YANAGAWAが引き剥がそうとするも、夏は逆ギレしてYANAGAWAを突き飛ばし、石川にブロンコバスターを発射。これをかわされて夏は股間に大ダメージ。

 YANAGAWAが石川に延髄切りを叩き込み、石川を道連れにコーナーにセット。
 夏はコロンを全身、特に股間にたっぷり振りかけてスメルケア。再びブロンコバスターを狙うが、脱出した石川が顔面にビッグブートを叩き込み、抱え上げてYANAGAWAにブロンコバスターの形でぶつけてしまう。

 そんな中、アブ小がリングにブルロープを持ち込んで大暴れ。激怒したひよこレフェリーが片端を持って取り上げようとすると、もう片端をYANAGAWAが持って綱引きを開始。アブ小のビッグジャパンが猛烈にシゴかれていく。
 これを見た夏は「試合中にふざけたことやってんじゃねーよ!真剣にやれ!端持って」とブチ切れつつ石川にロープをまたがせ、アブ小&石川が綱引き。股間をゴシゴシされる石川をうっとりしながら見つめていた夏は、「石川はぁ、どんな状態?♡」と股間を凝視しながらねっとり問いかける。
 石川は「どうもなってねーよ!」とブチ切れて夏にビンタ。アブ小にもビンタを叩き込むと、アブ小がバカチンガーエルボーの形で夏にのしかかり、夏がKO。
 石川はYANAGAWAの顔面にドロップキックを突き刺し、旋回式ブルーサンダーボムで叩きつけて3カウントを奪った。

石川「夏さん、今までちょっと曖昧な態度を取っててすみませんでした。正直ここ数ヶ月、夏さんと触れ合ってきて……全くドキドキしませんでした」

(※大ブーイングが起きる中、失意の夏がエアタバコを吹かし始める)

アブ小「石川!お前微妙な空気にしやがって!こんな空気になっても、俺はプロレスキャリア29年。魔法の言葉があります。皆さん一緒に言ってみてください。666では初めてかな?新宿にお越しの皆さぁあああん!愛してまあああす!!」

夏「……えっ♡愛してます?嬉しい♡そんな、ストレートな言葉、初めて……♡」

(※場内に『男と女のラブゲーム』が流れ始め、アブ小が「えっ?!歌うの?!」と戸惑いながらもデュエット開始。新たなカップル誕生かと思われたが、放送席から須山浩継氏が立ち上がってマイクを取り、男性パートを熱唱しながらリングに上ってくる。夏は「須山♡」とアブ小を隅に追いやって須山氏とデュエット。その後は夏がお持ち帰りして一緒に行きずりの夜を過ごした)

第5試合


※この試合は主催者側の「いい感じにやっといてください」という要望により、最低限の文章・写真のみの掲載となります。ご覧になりたい方はぜひ会場までお越しください。

眠らない欲望の街、歌舞伎町。
無秩序こそがこの街の秩序。うら若き少女たちが春の訪れを待つ中、次々と“売買契約”が結ばれていく。
“捕食者”たちの嗤う声だけが木霊するトー横で帰る場所無き少年少女たちが搾取社会に反逆。正義の狂猿が現れて闇を暴いていく。
しかし、正義は1つに非ず。東と西の捕食者同士の喰い合いで街は荒廃し、ばら撒かれた“サプリメント”も少年少女たちの心身を蝕んでいく。
苦しみ喘ぎながら救いを求める子どもたちの下へ、支配者すらも支配する2人の女帝が舞い降りた。
全てを奪われしおぢが翳す神殺しの凶刃が燦めき、正義の名のもとに放たれた弾丸が生命の炎を掻き消す。
新宿で一番デカい生き物が放射熱線で夜の幻影を灼き尽くす中、新宿東口のビジョンにいるデカい猫が金の雨を降らせてすべてを終わらせる。
歌舞伎町の夜は、未だに明けない。

第6試合


 三つ巴の手4つとなるかと思いきや、木下が1人場外に降りてリング上を低見の見物。
 日高と山田が激しいロープワークの応酬から山田がトリッキーな丸め込みで速攻勝利を狙う。なんとか逃れた日高。山田が場外に放り出そうとするも、日高はアイル・ビー・バックからトラースキック、ミスティフリップ。完璧に決まるも木下がカット。

 木下は日高の顔面にドロップキックを叩き込み、さらに嗜虐的な笑みを浮かべながら顔面を踏みつけていく。これを山田がカットし、木下と山田の対面。
 山田が木下をバックエルボーで倒してカバーも、ブリッジでするりと抜けた木下がネックブリーカー。さらにチョーク攻撃でいたぶっていき、カットに来た日高を悠々と排除。木下が山田の側頭部へのゼロ戦キックも、耐えた山田が延髄切り。2人が争う中で日高がリングに飛び込んできて山田にドラゴンスクリュー、木下の足をロープにくくってのドラゴンスクリューと漁夫の利。

 日高は「ショーンキャプチャー!」と叫んで2人へ同時のショーンキャプチャーを決めて見せるも、山田&木下が力ずくでロープブレイク。

 日高は山田へスワンダイブ式の攻撃を狙うが、木下が場外から足払い。山田がリング上からダブルラリアット・スイシーダと呼べる形の場外飛びからツームストーン・パイルドライバー。さらにコーナートップからダイビング・ダブルニードロップを突き刺すも、これを木下がカット。木下が日高をロープに振って旋回式ブロックバスター・ホールドを決めるもカウントは2。
 木下は必殺のジャーマン・スープレックス・ホールドを狙うが、日高が暴れて着地。木下は回転エビ固めを狙うが、山田がカット。日高が山田へ野良犬ハイキックを叩き込んでカバーも、山田は雄たけびを上げながらカウント1で返す意地を見せる。

 日高が高速バックドロップから野良犬ハイキック。間髪入れずに石見銀山を突き刺して3カウントを奪った。

日高「本日は最後まで666記念日、ご感染ありがとうございました!こんな記念日ですが、無秩序無差別級チャンピオンとしてこの俺がRebel&Enemyの日高郁人が締めさせていただきます。宜しいでしょか!じゃあRebel&Enemyで並んで締めますか!皆さんご一緒に!行くぞ~ッ!プロレスで不謹慎!666~ッ!ありがとうございました!」

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