ザ・ロックが8年ぶりのピープルズ・エルボーでコーディ・ローデスに激勝!レッスルマニアの大トリは“なんでもアリ”の王座戦へ!

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 日本時間7日、ABEMA PPVにて『WrestleMania 40』が生中継。ザ・ロックがコーディ・ローデスをピープルズ・エルボーで沈めた。

 現在のWWEは、ザ・ロックの復帰によって大きく揺れている。
 ロイヤルランブルを制したコーディ・ローデスは、ロックにローマン・レインズの持つユニバーサル王座への挑戦権を譲渡。この展開に対して世界中のファンがブチ切れると、絶大な支持を得たコーディは譲渡を撤回して改めてレインズへの挑戦を主張。これをトリプルHも認めたため、この“ロック騒動”は収束したかに思われた。
 しかし、世界中のファンを敵に回したロックは“悪のオーナー”を感じさせる大ヒールへ転身。“血の絆”を以てレインズ率いる【ザ・ブラッドライン】に加入し、WWEをアノアイ一族で占領しようとしている。

 その後のWWEでは、ザ・ロック&ローマン・レインズとコーディ・ローデス&セス・ロリンズの抗争劇が激化。
 レッスルマニア1日目にはこの4人でのタッグマッチが行われ、この試合でコーディ&ロリンズが勝った場合はレッスルマニア2日目の王座戦にブラッドラインが一切介入しないことを約束。逆に、ロック&レインズが勝った場合は王座戦がなんでもアリの“ブラッドラインルール”で行われることになった。

 ロックが約8年ぶりに選手としてリングに降臨したこともあり、会場は大熱狂。
 レインズとロリンズが互いのコンディションを探り合うかのような攻防を展開した後、ロックとロリンズの対面に。おちょくるかのようなファイトを見せるロリンズに対し、ロックは強烈なクローズラインでお仕置き。コーディとの対面を要求する。
 ついにロックとコーディが対峙すると、コーディはナックル連打からロリンズと2人がかりで圧倒。キレたロックが観客席にまでなだれ込んでいく場外戦へと持ち込み、ロック&レインズがロリンズの古傷である左ヒザへの攻撃で動きを封じる。
 ロックのシャープシューターが決まって試合終了かと思われたが、コーディが張り手からのチンクラッシャーを見舞ってカット。ロリンズがストンプで追撃し、両者タッチ。
 コーディはレインズへディザスター・キックからコーディ・カッターと連撃。さらにディザスター・キックを放ったところでレインズが地対空スーパーマン・パンチでカウンター。
 コーディ・カッターの影響で顔面から出血したレインズは怒りの形相で必殺のスピアーを発射。これをかわしたコーディがトップロープからのコーディ・カッター。さらにロリンズがフロッグ・スプラッシュで追撃するもカウントは2。コーディ&ロリンズがレインズにダブルのスーパーキックを叩き込み、ロリンズのストンプからコーディがクロスローズ。3カウントが叩かれようとしたその瞬間、ロックがレフェリーを場外に引きずり出してカウントを妨害。コーディがロックに向けて猛抗議している隙に、レインズがローブローからスピアー。

 ロックは凶器のベルトを取り出し、最前席で見守っていたコーディ・ママを挑発。ロックは宣言通りにベルトをコーディの血で染め上げんと振りかざすが、コーディは父親譲りのバイオニック・エルボーで反撃。
 コーディはロープに飛ぶが、ロックはスパインバスターで迎撃。観衆がこの日一番の大歓声に包まれる中、ロックがピープルズ・エルボーを狙ってロープに飛ぶ。しかし、コーディが途中で起き上がってコーディ・カッター。さらにクロスローズを狙うが、レインズがスーパーマン・パンチでカット。


 レインズがスピアーを発射も、ロリンズがすんでのところでコーディを救出。スピアーはロックに突き刺さる。コーディ&ロリンズが2人同時のペディグリー競演を見せ、コーディが掟破りのロックボトムでロックをテーブルに叩きつける。
 コーディがレインズにロコモーション式クロスローズを見舞って決めに行くが、ロックがベルトで強烈な一撃を見舞ってカット。
 ロックはコーディにロックボトムからピープルズ・エルボーを決めて3カウントを奪った。

 この結果を受け、翌日のレインズvsコーディの王座戦はブラッドラインルールとなることが決定。
 前日よりもさらに不利な状況となるこの試合をコーディはモノにすることが出来るか。

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