中邑真輔がコーディとのストリートファイト戦で完全敗北も「Not yet」と不気味なサイン?!
9日、ABEMAにて『WWE RAW』が放送。中邑真輔がコーディとのシングルマッチで敗北を喫した。
中邑はコーディを次なるターゲットに定め、昨年11月には顔面に毒霧を噴射することで宣戦布告。12月11日のRAWでシングルマッチが実現した際には、コーディの勝利寸前に中邑が毒霧を噴射して後頭部へキンシャサを叩き込んでKO。試合は中邑の反則負けに終わり、両者の因縁は不完全燃焼のまま燻り続けていた。
そんな中、今大会では中邑とコーディの一騎打ちが再び実現。ストリートファイト戦で行われることになったこの試合では両者の完全決着が成されるのではないかと世界中から注目が集まっていた。
試合開始直後から殺気立って殴りかかるコーディに対し、中邑はニヤニヤしながらのらりくらり。ブチ切れたコーディは中邑を場外へと叩き出し、感情むき出しの罵倒とともに幾度もバリケードや鉄階段に叩きつけながらナックル連打。
たまらずリングの下に逃げ込んだ中邑だったが、竹刀を片手に再登場しコーディを滅多打ちに。中邑のニードロップを自爆させて竹刀を奪ったコーディだったが、その展開も中邑は織り込み済み。大ぶりの一撃をかわして腹部へダブルニーストライクを叩き込み、嗜虐的な笑みとともにコーディを見下ろす。
コーディはその笑みを崩すチンクラッシャーで逆転の狼煙を上げ、キンシャサを狙う中邑にカウンターのジャンピング・フォアアーム。さらにディザスター・キックで中邑をダウンさせ、リングの下からテーブルを取り出す。
ムクリと起き上がった中邑はヌンチャクでコーディを殴打していき、紅い毒霧を噴射。これを放送スタッフに誤爆させて逃れたコーディだったが、中邑へ追撃に行かずに医療スタッフを呼んでいる隙を突かれて中邑のイス攻撃の餌食になる。
コーディはそれでも折れずにバイオニックエルボーを叩き込むが、中邑はコーディをテーブルの上に寝かせた上でダイビング・ダブルニードロップ。中邑は2台目のテーブルをセットしてキンシャサを狙うも、コーディがカウンターのスーパーキック。さらにペディグリーからコーディ・カッター。中邑のキンシャサをテーブルに自爆させた上でクロスローズを決めて完全勝利を収めた。
これにて完全決着かと思われたが、中邑は自身のSNSにて「Not yet……(まだだ)」と投稿。今後も中邑とコーディの因縁は続いていくのかもしれない。