「次は引退賭けてYA-MANと」”キング・オブ・アウトサイダー”吉永啓之輔が世代交代を退け朝倉未来CEOに公開要求！

　23日、さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナにて『BreakingDown10』が開催。第13試合では【生野の回天】ダイスケvs【キング・オブ・アウトサイダー】吉永啓之輔が行われた。

　喧嘩自慢100人を集めた企画から抜擢された猛者たちが、合宿を経てブレイキングダウンに参戦。THE OUTSIDERレジェンドたちは引退をかけて戦うことに。
　
　瓜田純士率いる大阪喧嘩自慢代表で100人企画ベスト16のダイスケが「その立場にしがみついているだけ。引きずり降ろしたる」と啓之輔を挑発。オーディション時には啓之輔にビンタを叩き込み、啓之輔は「ジョリーの時も試合前にビンタされて我慢して、ここでも我慢して」と試合を放棄して引退しようとするが、瓜田との口論の末試合は行うことに。

　前日会見でダイスケは「こいつと戦いたい奴いっぱいおって、そん中で自分が戦うことになって、いろんな声ある中で戦うことになったんでそいつらの気持ち背負って戦うつもりなんで、しっかりぶっ飛ばして引退させたいと思ってます」と真面目になり勢いを失ったコメント。
　啓之輔は「ビンタの借りを明日きっちり返します。負けて引退なんてしないから、しっかり勝って卒業しますよ」と最後の試合になることを強調していた。

　試合は1分3Rに。1R、ダイスケがミドルで牽制していき、啓之輔は右フックもガードするがダイスケのストレートが顔面に浅く当たる。
　ダイスケがローも、バランスを崩したところに啓之輔が突っ込んで膝。ダイスケはすぐに距離を取りお互いローで牽制。啓之輔は前蹴りも、ダイスケはキャッチしてロー。啓之輔は距離を詰めようとするがダイスケはジャブを合わせ、ハイもガードして距離を詰めるとロー。ここで1R終了。

　2R、ダイスケがローを打ち込み、ミドルも啓之輔が距離を詰めるとダイスケの左フックが顔面を捕らえる。
　啓之輔は距離を開けて様子を見ながら左ハイから距離を詰めるも、ダイスケのフックが顔面を捕らえていきなかなか啓之輔が攻められない。
　啓之輔は飛び膝からもつれてグラウンドになるがブレイク。
　啓之輔はミドルをキャッチするがブレイク。
　啓之輔はミドルから膝を打ち込んでケージに押し込むが2R終了。

　3R、ダイスケがジャブで牽制するが啓之輔はミドル。ワンツーにダイスケがカウンターのストレートを合わせ、ミドルもキャッチすると啓之輔がバランスを崩したところに追撃。
　啓之輔はワンツーから膝も、ダイスケはキャッチして顔面にフック。
　啓之輔は右フックを打ち込み、ダイスケがたたらを踏むとミドルも、ダイスケがミドルをキャッチするが啓之輔は膝を連打。ここで試合終了。
　判定５－０で啓之輔の勝利となった。

　啓之輔は「皆さん応援ありがとうございました。KOできなくて、ダイスケくんの成長が見えましたね。今回この扱いは誰にぶつければいいんだろう？朝倉CEOはいますか？いないか。次誰と引退賭けてやればいいんですかね？YA-MANとかいいかな？YA-MANとか。皆さん最後まで楽しんでいってください。アウトサイダー最高！」とマイク。

　THE OUTSIDERレジェンドは啓之輔、【濱の勇二】高垣勇二、【寡黙のダークホース】関谷勇次郎は勝利したが、【濱の狂犬】黒石高大は敗北して引退が決定。世代交代の壁はまだまだ高そうだ。