ザ・ロック(ドウェイン・ジョンソン)が4年ぶりにWWEリングに!ジョン・シナと再会のハグ!
WWE SmackDownが現地時間9月15日にコロラド州デンバーで行われ、ザ・ロックが4年ぶりにWWEのマットに立った。
パット・マカフィーがオープニングを飾っていたところ、オースティン・セオリーが「Smackdown、ここまでだ。オースティン・セオリー・ライブの時間だ」と方言を小馬鹿にしつつ割り込む。パットは「無礼さはお前の大きな問題の一つだよ」と大人の対応も、両者はリング上で一触即発に。
そこに突然『The Rock theme』が響き渡り、ザ・ロック(ドウェイン・ジョンソン)が登場。会場は大歓声に包まれる。
オースティンは「誰のリングに入ってきたかわかってんのか?ずいぶんとご無沙汰だな、ずいぶんと・・・」と挑発も、気にも留めない態度で「黙りやがれ」と一言。動揺するオースティンに「これからどうなるか全くわかってないようだな」と言い放つと上着を脱ぎ捨て臨戦態勢に。「ついにロック様がデンバーに帰ってきたぞ!」と宣言すると客席も合わせて大合唱に。オースティンも「ついに・・・」と続こうとするも会場は大ブーイング。
「ロック様が”何を言うか”も大事ってことだろ、でも何より客席の人々がどんな声を上げてくれるかが大事だ」と指摘する。
最大のライバルであったスティーブ・オースチンに触れ、もしここに俺のライバルとして彼が居たら、と前置いて「きっとこう言うだろうな、『おいお前ら、このジョバーを負かすところが見てえなら叫べ!』と!」と煽ってみせると、会場からは大絶叫が起こった。「天井を突き破りそうだったろ、これがライブだからだ。これが"ロック様"だ。これでこそスマックダウンだ。これが"ロック・ショー"だ」と貫禄を見せる。
ヒートアップしてきたザ・ロックは「お前はクソッタレだな」と断言。会場を2つに分け「You are!」「Asshole!」コールを扇動。間に煽り合いを挟みながらも1分間以上もコールは繰り返され、ついに堪忍袋の緒が切れたオースティンがザ・ロックに殴りかかった。
そのままリングで乱闘も、スパインバスターでザ・ロックが一撃。大興奮の会場をロープへ走りピープルズ・エルボーで完全にオースティンを下した。
試合後バックステージでパットに「ありがとう、素晴らしいモーメントだった」と称賛の言葉を送り、固い握手を交わしたザ・ロック。そこにジョン・シナが現れ「ウェルカム・ホーム」と握手を求める。ザ・ロックも応じ、二人はハグ。「ここに居られて嬉しい」と思わず本音をこぼすザ・ロックであった。