元指定暴力団構成員の韓国人をジェロム・レ・バンナがKO!

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 26日、『BreakingDown9』がアリーナ立川立飛で開催。第32試合目となるメインイベントでは【K-1の番長】ジェロム・レ・バンナvs【人間凶器】キム・ジェフンが行われた。

 前回は秋山成勲率いる韓国軍との対抗戦が行われたが、今回はピーター・アーツ&アーネスト・ホースト率いるヨーロッパ軍との対抗戦が9試合組まれることに。
 9試合目のメインイベントには、K-1黄金期を支えた【K-1の番長】ジェロム・レ・バンナが参戦。日韓対抗戦で【無敵のラガーマン】ノッコン寺田に勝利した元指定暴力団構成員の【人間凶器】キム・ジェフンが今回はブレイキングダウン側で迎撃することに。
 オーディションでは2018年5月のROAD FCにバンナとジェフンが出場予定だったが、バンナが欠場したことをジェフンは「逃げただろ?」と挑発し乱闘となっていた。

 前日会見を欠席したバンナに対して、憮然とした態度で席に座ったジェフンは「今とってもむかついてるので韓国語で話します。ジェロム・レ・バンナさんは本当に尊敬する人です。だが朝から待つのが嫌だということで記者会見に来てもいないですね。これから尊敬しないって決めました。これからリング上にあがったらどこか折れる覚悟できてほしい。二度と試合に出れないようにしてあげます」とコメント。
 さらに自身には記者から何も聞かれず「質問もないのか!」と床にマイクを叩きつけて会見場を後にしていた。
 当日の大会開始前に公開計量が行われたが、なんとバンナはこれも欠席。ルール上無差別級ではあるため試合は行われるが、これにジェフンは「ナメてるよ。こ●してやります」と憤慨してリングを後に。


 試合が始まるとバンナが前に出てジャブで牽制。さらにローとジャブを混ぜて牽制すると、ミドルを打ち込むがジェフンが突進してジャブ。これがクリンチになり一度ブレイク。
 バンナが前に出るとジェフンが細かいジャブを顔面にコツコツ叩いて牽制。
 バンナはミドルも、ジェフンが大ぶりフックを振り回すとバンナが少しフラつく。バンナは首相撲から膝。ガードを上げたジェフンだったが、ガードの間からバンナが顔面にワンツーを叩き込み、これでジェフンは前のめりに倒れKO。

 勝利したバンナは「コンバンワ。私のチームの皆さん全員にお礼を伝えたいです。私が50歳でいま現役でやっていられるのは私のチームのおかげです。アーネスト(ホースト)、(ピーター)アーツにもお礼を言いたい。私の友人にもお礼を伝えたい。コラリー愛してるよ」と笑顔でリングを去った。

 最終的に日韓連合が5勝4敗で勝利となったが、ジェロム・レ・バンナは50歳とは思えない圧倒的な強さを見せつけた。

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