永島勝司 ゴマシオ親父のつぶやきR[第3回]

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今日は、角度をガラッと変えて大相撲の世界の3つの点をちょっと厳しくいくよ!

まず、関脇、照ノ富士が初優勝したことで来場所の大関昇進が決まった。だが、ちょっと待て。はっきり言って、これはひと場所早い。本割で、日馬富士に負けた白鵬が優勝決定戦まで行ってない段階で確かに照ノ富士は優勝の権利を取った。しかし、自分が一番倒さなければいけない白鵬との優勝決定戦を待つまでもなく、兄弟子の横綱日馬富士の健闘で初優勝が転がり込んできた。問題は照ノ富士が大関になる為の絶対条件は12勝の初優勝ではなく、白鵬を破っての12勝(初優勝)であったはず。
俺は思う。過去、琴奨菊とか、豪栄道、既に引退した琴欧州に見られるように実力のない大関を協会は一杯作ってきたじゃないか。現実的に、琴奨菊は大きく負け越し、来場所カド番だ。照ノ富士が決定戦でもし白鵬に勝って初優勝なら文句な無く、俺も物言わない。協会が唸るような結果にならなければいいのになあ。ズバリ、ひと場所決定するのが早い。

もうひとつ、頑張ったのが俺が大好きな遠藤。決死の覚悟で本場所に臨んで6勝取ったのはあいつの根性だ。負けたらどうにもならないところにいわゆる、十両転落、それを強行出場して乗り切ったあの馬力には俺はもう感動。これが、勝負師のイチカバチカの勝負だろう。おそらく、今年中に三役になるだろう。今の遠藤のそころ力があるなら日本人待望の横綱への道を達成してくれると思う。

もうひとつ、気になって仕方がなかったのは、大横綱白鵬の、何か解らない、変なところだよね。土俵際でコロコロ転がされる彼を見るのは忍びない。おそらく、彼の心の中に、相撲界に対するとんでもない疑惑が生じているかもしれない。あれだけ、マスコミを大事にした男が何日間も無言を貫くということは、よほどのことが白鵬の心の中に巣食っているんだろうな。俺もプロレスの世界で猪木や、坂口といろんな話しをするけど、王位に近づいた時人間は苦しいもんだ。それが今の白鵬だと思う。突然の引退宣言だけは勘弁してくれよ。

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