【試合詳細】1・21 アイスリボン道場マッチ 星いぶき&YuuRI vs谷もも&松下楓歩 トトロさつき&石川奈青vs柳川澄樺&神姫楽ミサ 咲蘭vs海乃月 朝陽&大空ちえvs鈴木ユラ&HisokA

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『アイスリボン1255』
日程:2023年1月11日(土)
開始:14:00
会場:アイスリボン道場
観衆:46人

▼タッグマッチ15分1本勝負
○朝陽/大空ちえ(PURE-J)
11分38秒 ゆりかもめ
鈴木ユラ(AlmaLibre)/●HisokA(JTO)

▼シングルマッチ10分1本勝負
●咲蘭
8分51秒 フィッシャーマン・スープレックスホールド
○海乃月

▼タッグマッチ15分1本勝負
[特急サンダーバード]トトロさつき/●石川奈青
9分37秒 ミサロール→エビ固め
[1111]柳川澄樺(JTO)/○神姫楽ミサ(JTO)

▼タッグマッチ20分1本勝負
○星いぶき/YuuRI(ガンバレ☆プロレス)
11分8秒 グッド・いぶニング→エビ固め
●谷もも(PURE-J) /松下楓歩

いぶきが久々のタッグ参戦で谷ももと初対決も勝利!海野が再デビュー後シングル初勝利!欠場中のしのせが18歳の誕生日を迎え「ベルトほしいです!」と夢を語る!

第1試合


 前回の道場マッチでアイスリボンへの継続参戦を希望したHisokAが第1試合に登場。ユラとの現役JKタッグで朝陽、大空の『晴れのちハレルヤ』タッグと対戦。

 試合は大空vsHisokAでスタート。いきなりドロップキックをヒットさせた大空はすぐに朝陽に交代。朝陽はHisokAをコーナーに投げ踏みつけると、大空に交代。大空がロープ渡りを仕掛けると、朝陽もユラを捕まえての初ロープ渡りを披露。開始早々に攻め込まれたHisokAだが、アームブリーカーから大空をグランドに持ち込み変形のアームシザーズへ。大空がロープの逃れるも、代わったユラが串刺しニーからサッカーボールキック、ショートレンジのドロップキックを決めると、HisokA同様に大空の腕を取り、アームロックで絞め上げる。ロープの逃れた大空はドロップキックで反撃すると、朝陽を呼び込んでのダブルドロップキックを決め、ロープに乗ってのスピンキック、ダイビングショルダーアタックとつなぎ、朝陽に交代。

 朝陽は髪を掴んでのフェイスバスター、ショートレンジのドロップキックで追撃も、ユラもカウンターの右ミドルキックをヒットさせるとHisokAに交代。HisokAは串刺しエルボーから「面!胴!突き!」と剣道のグリップでの変形ハンマーからエルボー。朝陽もボディスラムから起き上がったHisokAの顔面に蹴りを叩き込む。HisokAがアームホイップで投げてのアームロック、アームシザーズを決めれば、ロープに逃れた朝陽は619で反撃。エルボー合戦からHisokAがスクールボーイ、逆さ抑え込みからアームブリーカーへ。朝陽がロープに逃れるもユラが高速ブレーンバスターのアシストからHisokAがヘッドシザース・ホイップ、ダイビングボディアタックと勝負に出るも、これをしのいだ朝陽はハンマー連打から大空のDDTのアシストを受けてのゆりかもめでHisokAからギブアップを奪った。

 試合後、朝陽は2度目の参戦となったHisokAに「私は中学生のときにデビューしました。あのときは自分のできることをやって、何も考えずに試合することで必死だったの。HisokAちゃんは試合中、一生懸命に向かってきてくれるけど、何か考えてプロレスをやろうとしているのかなって感じて、もっと自分がやりたい技だったり、こういうスタイルで試合したいとか、もがいていい時期だと思う。私は6年目に入っても今でもずっともがきながら試合やっている。アイスリボンに参戦する中で、そういう自分のやりたいこととか、キャラクターだったり、いろいろ見つけていってほしいなって、今日、試合をしていて思いました。」とメッセージを送った。

第2試合


 咲蘭と海乃のシングル初対決が実現。再デビュー後、これがシングル2戦目の海乃はシングル初勝利を狙って序盤から咲蘭をコーナーに詰めると、耳を引っ張ったり、鼻をつまんだりと咲蘭に揺さぶりをかける。さらに首投げからのボディシザーズでも咲蘭の耳を引っ張った海乃はボディスラムからカバーに入るもカウント2。

 再びコーナーに咲蘭を詰めて顔面を踏みつける海乃。しかしやられながらも咲蘭はコーナーに置いてあった海乃が持ち込んだピンクのベルトを手にすると、レフェリーに促されてブレイクした海乃にベルトを振り回して反撃に出る。さらに指先へのフットスタンプ、ロープ際に海乃の手をからめて指を狙ったはりつけドロップキック、そして場外エプロンに海乃の腕を引っ張り出してのエプロンヒップドロップと一気に畳みかけエルボー合戦を仕掛ける。

 カウンターのクロスボディを狙った咲蘭だが、これを受け止めた海乃がボディスラム。さらにもう一発ボディスラムを狙うが、咲蘭はバックに回り込んでのおんぶスリーパーへ。ロープに逃れた海乃に飛び込みニーを狙った咲蘭。これをかわした海乃が飛び込みニーを狙うもカニばさみで切り返した咲蘭がはりつけドロップキック。カバーに入るもカウント2。咲蘭はそのまま馬乗りエルボーに出るも海乃も反転して馬乗りエルボー。再び反転した咲蘭が馬乗りエルボーからフットスタンプでカバーもカウント2。コーナーに上がった咲蘭だが、追いついた海乃がデッドリードライブからSTF。

 ロープに逃れた咲蘭は海乃の飛び込みの蹴りをかわすとはりつけドロップキック、ダイビングボディアタックでフォールもカウント2。海乃がボディスラムからコーナーに上がるも、咲蘭は転がりながら距離を取ったため、海乃がコーナーを降りる。そこに咲蘭が蹴りを見舞い、スクールボーイ連発もカウント2。コーナーに振られた咲蘭だが、飛び込みの高角度回転エビ固めで切り返しフォールもカウント2。海乃がみちのくドライバーⅡからフォールもカウント2。ダメージの残る咲蘭をフィッシャーマンズ・スープレックスで海乃がホールドしカウント3を奪い、再デビュー後、シングル初勝利を飾った。

第3試合


 柳川と神姫楽のJTOの同期タッグ『1111』がトトロ&石川の『特急サンダーバード』と対戦。試合前、石川が差し出す握手の手を普段は一切、試合前の握手をしない神姫楽が、一瞬、ためらいながらも笑顔で応じる。

 試合は石川vs神姫楽でスタートも、いきなり柳川が入り、石川にクローズライン、さらにダブルのハイアングルキックを決めると、今度はトトロが入り、『1111』をそれぞれコーナーに振り同時串刺し攻撃。さらにトトロが神姫楽を柳川のコーナーに振ろうとするが、ここで石川と神姫楽がリング中央でぶつかる形に。石川と神姫楽は一瞬、その場で腕を組んでスキップしかけるも、足を止めて2人でエルボーの打ち合いへ。さらにタックル合戦で神姫楽が打ち勝つ。

 柳川がスイングする形で石川に串刺しラリアットを放った神姫楽は柳川に交代。柳川のダブルニープレスと石川の側転プレスのすかし合いから、石川がカウンターのクロスボディを決め、トトロに交代。代わったトトロが串刺しラリアットからボディプレス。さらにファイヤーマンズキャリーも、これを逃れた柳川が後ろ回し蹴りを3度目のトライでヒットさせると神姫楽に交代。神姫楽はセントーン5連発からボディシザーズを狙うも、トトロのボディに足が回り切らず。

 エルボー連打に出る神姫楽だが、これを仁王立ちで受けて立ったトトロはボディスラムを決め、柳川を神姫楽に重ねてボディスラム。石川を呼び込んでのおんぶプレス。代わった石川が神姫楽に串刺しラリアット、ロープに振ってのタックルからエルボードロップを決めるもセントーンをかわされ、逆に神姫楽がエルボードロップ、セントーンを決める。涙目で雄たけびを上げながら石川にエルボーを叩き込んでいく神姫楽。石川もエルボーで応戦するも、気迫の攻撃をみせる神姫楽が石川をコーナーに追い込んでの串刺しラリアットからリバースパロスペシャル、逆エビ固めにつなぐ。ここで柳川を呼び込み、柳川の変形鎌固めとの合体攻撃を決める。トトロのアシストで難を逃れた石川がダブルアーム・スープレックス、バックドロップで反撃も神姫楽がミサボム、さらに柳川とのダブルブレーンバスターを決め、最後は柳川を飛び台にしての馬飛びヒップドロップからのミサロールでカウント3を奪った。

 試合後、神姫楽に駆け寄った石川を神姫楽が抱きしめ、2人で抱擁する姿が印象に残った。

第4試合


 シングル連戦が続くいぶきが久々にタッグマッチに参戦し、YuuRIとの2度目のタッグで、1月18日Princess's Partyを含めて5大会連続メインの楓歩、そして今回が初対決となる谷と対戦した。

 奇襲攻撃を仕掛けたのは1月18日プリスパ大会での初タッグで勝利し勢いに乗る谷と楓歩。いぶきを場外に落としYuuRIを捉えるとコーナーに振っての串刺し攻撃からYuuRIをエプロン際に寝かせると2人で上に乗ってのももざんまいを決めようとするも、いぶきがカットに入り不発に終わる。YuuRIが谷をボディスラムに決め、いぶきの交代。いぶきは飛び込みのハイアングルキックからコーナーに詰めての踏みつけ。谷がフェイスクラッシャーで反撃し楓歩につなぐ。楓歩は飛び込みのドロップキックからコーナーに詰めての踏みつけ、さらに谷が加わって2人でポーズを決める。

 谷を呼び込んだ楓歩はダブルのハイアングルキックからPK、さらに谷がダブルニーを決め、リング中央で2人揃ってのももざんまいを決める。しかしいぶきもカウンターのタックルで反撃し、YuuRIに交代。YuuRIがミサイルキック、串刺しエルボー、ネックブリーカードロップでカバーもカウント2。楓歩がドロップキック、はりつけドロップキックからカバーもカウント2。

 楓歩が仕掛ける形でのサッカーキック合戦からYuuRIがPKを狙うも、かわした楓歩が丸め込みでカバーもカウント2。YuuRIがショートレンジのドロップキック、延髄ハイキックを決めれば、楓歩はファルコンアローで反撃し、谷に交代。谷はジャンピングニー、コーナーからのダイビングニーから卍固めを決めると、カットに入ったはずのいぶきが谷をカバーしようとする楓歩に卍固めを決める。

 自力でロープに逃れたYuuRIに谷がはりつけニー、その場飛びのダブルニー、首取りニーと徹底した膝攻撃を仕掛けるも、ロープ際に追い込んでのニーをかわしたYuuRIが619、ブレーンバスターを決め、いぶきに交代。いぶきがネックブリーカードロップ、ドロップキックを決めれば、谷は飛び込み式のコードブレイカー、串刺しそうまとう、コーナーからのダイビングそうまとうでカバーもカウント2。

 谷がエルボーを打ち込むと、いぶきが逆水平チョップ。悲鳴を上げて倒れた谷だが、起き上がると再びエルボー。いぶきも2発目のチョップを放つ。谷はエルボーの連打をヒットさせるも、いぶきはかち上げ式のニーからドロップキック、ロープ際に追い込んでの飛び込みニーでカバーもカウント2。いぶきがライトニングスパイラルを狙うも谷がこらえる。いぶきがカウンターのトラースキック。さらにYuuRIとのサンドイッチのトラースキックからカバーもカウント2。

 いぶきのファイヤーマンズキャリーを逃れた谷がバッククラッカー。楓歩がアシストに入り、谷がそうまとうでカバーもカウント2。コーナーを使っての旋回式そうまとうでカバーもカウント2。コーナー最上段からのダイビングそうまとうをかわしたいぶきは、着地した谷が振り向くところにトラースキックを決め、棒立ちになった谷をグッドいぶニングで丸め込み、いぶきがカウント3を奪った。


 試合後、マイクを手にしたいぶきは「谷もも、やべー!やべー、谷もも!今日、初対戦だったんですけど、危なかった…危なかった!スゲー面白い選手見つけたんで、シングルやりたいなーって思っちゃったりしてまーす。(楓歩に「負けろ~」とヤジられ)うるせえ!タッグも楽しいですね。自分、今年入って2回目だったんですよ、タッグマッチ。やっぱりタッグマッチはいいですね。仲間と協力しあって、いいねえ。でも自分はシングルマッチに命懸かっているんで、3月までシングルマッチ、いっぱい組め、社長!わかったか!わかった?よっしゃーっ!」と語ると、選手をリングに上げ、さらにハッピーバースデーを歌いながら、現在、欠場中のしのせ愛梨紗を呼び込んだ。この日が18歳のリアルバースデーのしのせをバースデーケーキで祝福。しのせが「18歳の抱負は復帰することと、やりたいことを積極的にやります!」と語ると周囲が「例えば?」と突っ込み。困惑の表情を浮かべたしのせだが、周囲の声に押され「ベルトほしいです!」ときっぱり。最後はしのせが「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で初めて大会の締めを務めた。

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