【試合詳細】11・26 HERO新木場大会 【WBCタッグ】加藤茂郎&千葉智紹vsガッツ石島&瀧澤晃頼 長井満也vs藤田峰雄 真琴&朱崇花vs本間多恵&網倉理奈 友龍&後藤恵介vsワイルド・ベアー&大野“ワイルド”翔士 大谷譲二&橋之介vs海和択弥&八須拳太郎

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バリアフリープロレスHERO「HERO33」
日程:2022年11月26日(土)
開始:18:45
会場:東京都・新木場大会1stRING(18:45)
観衆:未発表

▼タッグマッチ 20分1本勝負
○大谷譲二/橋之介
13分4秒 スライディングD→片エビ固め
●海和択弥/八須拳太郎

▼タッグマッチ 20分1本勝負
○友龍/後藤恵介
11分15秒 反則
ワイルド・ベアー/●大野“ワイルド”翔士

▼タッグマッチ 20分1本勝負
真琴/○朱崇花
13分15秒 ムーンサルト・プレス→片エビ固め
本間多恵/●網倉理奈

▼シングルマッチ 30分1本勝負
○長井満也
7分23秒 キャプチュード→エビ固め
●藤田峰雄

▼WBCタッグ選手権 60分1本勝負
【王者組】○加藤茂郎/千葉智紹
14分35秒 ナックルパンチ→片エビ固め
【挑戦者組】ガッツ石島/●瀧澤晃頼
※王者組が4度目の防衛に成功

加藤&千葉のダークソウルがTTT軍を破りWBCタッグ王座V4!来年2・25新木場でHERO正規軍の友龍&後藤が挑戦へ

オープニング


 先に逝去したアントニオ猪木さんのファンだったGPS豊島修二会長が赤いマフラーを身にまとって登場。豊島会長は猪木さんのみならず、近年身近で亡くなったヤミキさん、ワイルド・セブンさん、ワイルド・シューターさん、飯泉薫さん(超戦闘プロレスFMWコミッショナー)、応援してくれていた支援者らの名を挙げた。HERO創設者のヤミキさんは聴覚障害がありながら、猪木さんが新日本プロレスへの入門を許可された。ヤミキさんは残念ながら、新日本ではデビューできなかったが、それが起源となりHEROが派生した。つまり、猪木さんの存在なくして、HEROの旗揚げはなかったのだ。豊島会長は涙で「1、2、3、ダーッ!」と叫んだ。

第1試合


 一連の戦いを経て共鳴した海和と八須が初タッグを結成し、大谷&橋之介と対戦。海和と大谷はチョップ合戦を展開。海和が橋之介にミサイルキック、八須が大谷にスピアを敢行したが、海和と八須が誤爆。橋之介のムーンサルトから、大谷がシャイニング・ウイザード、スライディングDを海和に叩き込んで3カウントを奪取。海和&八須は初陣を飾れなかった。

第2試合


 友龍&後藤の正規軍が、久々に純粋タッグ結成のワイルド軍のベアー&大野と激突。後藤がチョップ、セントーンで攻め込めば、ベアーは河津落とし、変型ネックブリーカーで友龍を攻撃。友龍と大野がもみ合うなか、大野が制止するレフェリーを投げ飛ばしてしまい反則負け。

第3試合


 ラスエゴの真琴&朱崇花がHEROマットにタッグとして初参戦し、COLOR'Sの本間&網倉と対戦。ラスエゴは抜群の連係を見せ、網倉を圧倒。網倉も朱崇花にカナディアン・バックブリーカーを決めるなど必死に粘った。しかし、網倉を捕らえた朱崇花はスピンキックからムーンサルトプレスを決めて貫録勝ち。

第4試合


 長きにわたってチ〇コを巡る攻防を続けながらも、前大会ではタッグを組んだ長井と峰雄が、今大会ではまたまた一騎打ち。試合前、峰雄が握手を求めるも長井は拒否。序盤は珍しくグラウンドでのレスリングの攻防となったが、峰雄が長井のア〇ルを徹底攻撃。峰雄はレフェリーの死角を突いて、竹刀を取り出して、長井に渡すと、凶器攻撃を主張。峰雄がトップロープに上ると、長井がロープを揺さぶり、峰雄は急所を打って悶絶。長井はスープレックスからキャプチュードでピンフォールを奪った。
 長井は「(藤田)国王、プロレス30年やってるけど、ア〇ルが反則じゃないって初めて聞いた。オマエがチ〇コを攻めなかった心意気を認めてやる。タッグを組んで業界一のチームを目指そう」とマイク。両者は握手を交わしたが、峰雄が急所打ちを浴びせて大混乱で幕。

第5試合


 バリアフリープロレスHERO(NPO法人バリアフリー・エンターテイメント・サポート主催)が11月26日、東京・新木場大会1stRINGで「HERO33」を開催。加藤茂郎&千葉智紹のダークソウルがガッツ石島&瀧澤晃頼のTTT軍を破り、WBCタッグ王座を4度目の防衛に成功。次期挑戦者にはHERO正規軍の友龍(聾レスラー)と後藤恵介が名乗りを挙げ、来年2月25日の新木場大会で挑むことが決まった。

 ラフファイトが売りのダークソウルだが、この日は一転、TTT軍とクリーンなレスリングの攻防を展開。TTT軍は千葉が傷めている左肩を徹底攻撃し優位に進めた。10分過ぎ、加藤と瀧澤がチョップ、ビッグブーツの応酬。トップロープに上った加藤を瀧澤がデッドリードライブで投げ捨てると、石島が串刺しラリアット、パワースラム、ニールキックと怒涛の攻め。さらにゴーストバスターで決めにいくも、これは千葉がカット。千葉と石島がもみ合っていると、加藤がレフェリーの死角を突き、メリケンサックを着けての反則ナックルパンチを瀧澤に見舞い、電撃の3カウントを奪った。

 納得いかない石島はGPS・豊島修二会長に暴行をはたらいて退場。加藤は「いつも言ってるように、タイトルマッチは最後にベルトを持ってリングを降りるのが勝者。どんなに優勢でもベルト持っていかなきゃ王者じゃないんだ」と勝ち誇った。そして、「HEROでベルト巻いて、もう1年以上。今まで挑戦してきたのはヨソ者ばかり。HEROにも正規軍があるんだろ? ここの正規軍は挑戦も何もしないな。アピールも見たことない。随分おとなしい正規軍ですね。悔しくないのか?」と言い放つと、怒った友龍がリングインして挑戦をアピール。加藤は「挑戦したからといって、受けるとは限らない」と吐き捨ててリングを後にした。

ここで、実力者の後藤がリングに上がり、「友龍さんと組んで、挑戦させてもらえないですか?」と名乗り。すると、豊島会長は「後藤君がサポートしてくれるならいいでしょう。来年2・25新木場で、挑戦するというより正規軍にベルト奪回してくれ」と友龍&後藤の挑戦を受諾し、ベルト奪回を指令。

 V4に成功した千葉は「肩の手術明けでしんどかった。強かった」とホンネもチラリ。加藤は「(正規軍が)それなりに覚悟をもって来るならいいんじゃない。言われてから来るチャレンジャーに獲れるかって話。これを退けたらヨソに持って行って防衛戦やってもいい。次がラストチャンス」と最後通告。

 不本意な形で王座奪取ならなかった石島は「凶器使われたらどうにもならない。俺らは肉体を凶器でやってるんだから。ベルト獲れなかったからまた呼ばれなくなるのか? 豊島、俺たち負けたかもしれないけど、使い捨てにするなよ。しばらくタイトルに関してはおとなしくしてやるから、また呼べよ!」と継続参戦を要求していた。

 挑戦が決まった友龍は手話通訳を介し、「ベルトが1年間、ダークソウルにいってるので、次は自分と後藤で奪い取る。来年はHERO正規軍の年にします」と王座奪取を期した。

 また、12月10日、神奈川・ポスト・ディ・アミスタッドで行なわれる「GPS HOUSE SHOW vol.5」(GPS主催)でのワイルド・ベアーVS大野“ワイルド”翔士のワイルド軍同門対決、熊吉&後藤VS海和択弥&大谷譲二(八須拳太郎から変更)が決定した。

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