藤波辰爾も絶賛!スーパージュニア3連覇の高橋ヒロムが「根底にある闘魂は何一つ変わってねーんだよ!」

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 3日、日本武道館にて新日本プロレス『BEST OF THE SUPER Jr.29 優勝決定戦』が行われた。

 今年のベストオブスーパージュニア(以下BOSJ)は20選手が参加し、2ブロックに分かれてのリーグ戦に。AEW、IMPACT、GLEATなど他団体の王者が多数出場し激戦が繰り広げられたが、この日行われた決勝戦にはAブロック1位で通過した高橋ヒロムとBブロック1位で通過したエル・デスペラードが進出。
 ヒロムは3連覇をかけて、デスペラードは初優勝をかけてこの試合に挑んだ。

 試合はロックアップからリストの取り合いとオーソドックスな展開から始まり、デスペラードが足への一点攻めでヒロムの機動力を削いでいく。これでヒロムはサンセットフリップパワーボムを放てなくなり場外で転がる場面も見せるが、絞め技のDでデスペラードを捕らえて体力を奪うとテュードバスターをカナディアンデストロイヤーで切り返す。デスペラードも意地で立ち続けるが、ヒロムはロコモーション式スタナーからTIME BOMBで叩きつけ、最後は新技のTIME BOMB 2.5で3カウントを奪った。

 特別立会人の藤波辰爾は「羨ましいね。なんかリング上がってファイトしたくなってムズムズしました。ほんとにみんな素晴らしい動きをしてる。40数年になるのかな?ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで初めてジュニアのベルトを取って、新日本に持ち帰って。それを受け継いでくれてすごく光栄です」とコメントしており、優勝トロフィーを受け取ったヒロムは藤波に対戦を要求。藤波はこれに頷き、新旧ジュニア王者対決を約束した。


 3連覇という偉業を成し遂げたヒロムは「藤波辰爾さん、ジュニアヘビー級を広めて頂き本当にありがとうございます。そのおかげで、世界からこんなにすごすぎるジュニアヘビー級選手たちが揃って、こんな素晴らしい大会ができました。昔のプロレスはすごかったなぁ、昔のプロレスはよかったなぁ、昔プロレス見てました、よく言われます。確かに、30年前、40年前、そして50年前とは、試合、コスチューム、体の大きさ、いろんなことが変わってきたと思います。でもな、俺たちレスラーの根底にある闘魂は何一つ変わってねーんだよ!50周年なんてな、ただの始まりだ!この先の明るい、明るすぎる未来を、もっと!もっと!もっと!もっと!みんなでー!楽しもうぜー!」と新旧のプロレスファンへアピール。

 50周年イヤーとなる新日本プロレスで、高橋ヒロムは過去現在未来を繋ぐプロレスを見せた。

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