【試合詳細】9・15 日本プロレス史70周年記念大会 ジェイク・リー&大森北斗vs諏訪魔&田村男 HARASHIMA&吉村直巳vs納谷幸男&岡谷英樹 YAMATO&ドラゴン・キッド&Ben-KvsKAI&SB KENTo&ディアマンテ

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日本プロレス史70周年記念大会『LEGACY』
日程:2021年9月15日(水)
開始:19:00
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:583人

▼ZERO1提供試合 タッグマッチ 30分1本勝負
ハートリー・ジャクソン/●北村彰基
10分29秒 スライディングD→体固め
○田中将斗/菅原拓也

▼DRAGON GATE提供試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
○YAMATO/ドラゴン・キッド/Ben-K
9分45秒 全知全能のフランケンシュタイナー
●KAI(フリー)/SB KENTo/ディアマンテ

▼DDT提供試合 タッグマッチ 30分1本勝負
○HARASHIMA/吉村直巳
11分25秒 蒼魔刀→体固め
納谷幸男/●岡谷英樹

▼全日本プロレス提供試合 タッグマッチ 30分1本勝負
○ジェイク・リー/大森北斗
13分33秒 D4C→片エビ固め
諏訪魔/●田村男児

▼日本プロレス殿堂会提供試合 8人タッグマッチ 30分1本勝負
藤波辰爾(DRADITION)/越中詩郎(フリー)/新崎人生(みちのく)/●阿部史典(BASARA)
12分44秒 パイルドライバー→片エビ固め
藤原喜明(藤原組)/AKIRA(MAKAI)/○佐藤耕平(フリー)/入江茂弘(フリー)

▼バトルロイヤル 30分1本勝負
○菊タロー(フリー)
21分8秒 エビ固め
●佐藤光留(パンクラスMISSION)
※菊タローが優勝

<退場順>
空牙(道頓堀)→火野裕士(ONLY WE)→高岩竜一(フリー)→井土徹也(HEAT-UP)→リッキー・フジ(2AW)→芦野祥太郎(フリー)→竹田誠志(フリー)→神谷英慶(大日本)→LEONA(DRADITION)→矢野啓太(ワラビー)→のはしたろう(みちのく)→ビッグ・THE・良寛(新潟プロレス)→拳剛(フリー)→葛西純(FREEDOMS)→佐藤光留(パンクラスMISSION)

▼殿堂入りセレモニー

日本プロレス史70周年大会でジャイアント馬場、ジャンボ鶴田、長州力が殿堂入り!2022年10月9&10日に第2回大会も決定!「リングから降りた選手に殿堂会が少しでも役に立てたら」

第1試合


 先発は田中とジャクソン。ロックアップからジャクソンがロープに押し込みクリーンブレイク。
 バックの取り合いからリストの取り合いとなり、ジャクソンがヘッドロックからグラウンドに持ち込むが、田中がヘッドシザースで切り返しジャクソンがこれを抜けて距離を取る。
 田中がヘッドロックからショルダータックル。受けきったジャクソンへ田中が二度三度とショルダータックルも、受けきったジャクソンがヘッドロックからショルダータックルで倒す。客席にアピールしたジャクソンの背後から田中がスクールボーイも2。両者タッチ。

 菅原が足を刈って倒し、ロープに飛ぶが北村がアームホイップからドロップキック。エルボーからコーナーに振って串刺しエルボーも、避けた菅原が延髄斬り。首投げから田中にタッチ。

 田中はストンピングから腕をとって倒し腕へのギロチンドロップから腕を捻っていく。北村はロープに足を伸ばしブレイク。
 田中は腕へのエルボー連発からコーナーに振って串刺しエルボー。さらにエルボードロップからフォールも2。田中は菅原にタッチ。

 菅原はリストを捻って脇固め。回転して逃れようとした北村をV1アームロックで捕らえると、肩を踏みつけ痛めつけてから田中にタッチ。

 田中と菅原は北村をロープに振ってダブルのショルダータックルからダブルのブレーンバスター。フォールも2。
 北村はエルボーを打ち込んでいきロープに飛ぶが、田中はバックエルボーで迎撃しフォールも2。
 田中はコーナーに振って串刺し攻撃も、足を伸ばしてカットした北村がゼロ戦キックを叩き込みジャクソンにタッチ。

 ジャクソンはチョップからコーナーに振って串刺しボディスプラッシュ。さらに逆コーナーに振り串刺しボディスプラッシュ。中央に引きずりショートレンジラリアットでなぎ倒しフォールも2。
 エルボーの打ち合いからジャクソンがエルボー連打しエルボースマッシュ。さらにクロスボディアタックからセントーンを投下しフォールも2。
 ジャクソンは担ぐが、着地した田中がガットショットからDDT。両者タッチ。

 エルボー合戦から菅原がガットショット。北村がコーナーに振って串刺しジャンピングエルボーからフェイスクラッシャー。
 コーナーに登りミサイルキックからフォールも2。
 北村はフィッシャーマンスープレックスホールドも2。
 北村はバックを取るが、耐えた菅原にラリアットも、避けた菅原がビンタからトラースキック。菅原は田中にタッチ。

 田中はコーナーに振って串刺しラリアット。北村がコーナーに振るが田中はラリアットで迎撃し垂直落下式ブレーンバスター。フォールもジャクソンがカット。
 田中はスライディングDも、避けた北村がスピアー。さらに菅原もジャーマンで投げ捨てると、ジャクソンが田中にデスバレーボムから北村がジャーマンスープレックスホールドも2。
 北村はコーナーに登るが菅原が足を掴んで動きを止め、田中が正面に登ると雪崩式ブレーンバスター。フォールもジャクソンがカット。
 田中はコーナーに登りスーパフライを投下しフォールも2。
 田中はスライディングDからフォールし3カウント。

第2試合


 R.E.Dが急襲し試合開始。リングではキッドをKENToがコーナーに押し込みフロントネックも、キッドが受けてソバットからロープに飛ぶが、KENToは帽子を投げつけてからショルダータックルで倒す。
 KENToはストンピングからロープに振ってジャンピングニーも、避けたキッドがコルバタで投げ捨てBen-Kにタッチ。KENToもディアマンテにタッチ。

 ディアマンテがニーリフトからロープに振るが、Ben-Kはキャッチし投げようとするも、着地したディアマンテがバックを取るが、逃れたBen-Kがロープに飛ぶもディアマンテはドロップキック。再度走り込んできたBen-Kをディアマンテはレイネーラフェイスバスター。ディアマンテはKAIにタッチ。

 Ben-Kに変わって出てきたYAMATOがヘッドロックもKAIが髪を掴んで切り返しヘッドロックからショルダータックル。ショルダータックルのぶつかり合いをYAMATOが制し、髪を掴んで引き起こすとエルボー合戦に。
 YAMATOがロープに飛ぶが、KAIがビッグブーツからラリアットで場外に落とす。

 走りこんできたキッドをKENToがマンハッタンドロップからディアマンテがジョン・ウー。
 ディアマンテがキッドの腕を捻り、腕へのコードブレイカーから腕固め。これを離すとKENToにタッチ。

 KENToはコーナーで踏みつけ、これを離すと串刺し低空ドロップキック。フォールも2。
 KENToはKAIにタッチ。

 キッドはチョップを打ち込んでいくが、KAIはガットショットからDDTで突き刺しフォールもBen-Kがカット。
 ディアマンテとKAIがキッドをロープに振るが、キッドはダブル攻撃を避けてディアマンテにエルボーからKAIにソバット。ロープに飛ぶが、KAIとディアマンテはロープの反動を使ったダブルのアームホイップ。KAIがエルボードロップからKENToがジャンピングボディプレス。ディアマンテがランニングボディプレスからディアマンテの背中にKENToが飛び乗り二人分の体重でボディプレス。フォールも2。
 KAIはブレーンバスターを狙うが、着地したキッドがロープに振られるも、追走してきたKAIのボディに619を叩き込みBen-Kにタッチ。

 Ben-KはKAIを投げようとするが、ディアマンテがカットしBen-Kをロープに振るが、Ben-Kはダブル攻撃を交わして二人まとめてスピアー。KENToがBen-Kを蹴りつけコーナーに振り串刺し攻撃も、Ben-Kが避けるとYAMATOがKENToの顔面へ串刺しドロップキック。
 YAMATOはチョップからロープに振ろうとするが、逆に振ろうとしたKENToをフロントスープレックスからフォールも1。
 エルボーの打ち合いからYAMATOがローリングエルボーも、KENToが避けてジャーマンスープレックスホールドもBen-Kがカット。

 Ben-KがKAIをコーナーに振り串刺し攻撃も、KAIはハイキックで迎撃しラリアット。受けきったBen-Kにショートレンジラリアットも、Ben-Kはヘッドバッドからスピア―。KAIはキャッチし投げようとするが、逆にBen-Kがブレーンバスター。フォールも2。
 Ben-Kはロープに飛ぶがKAIがラリアットで迎撃し、ディアマンテとKENToがコーナーに振ってトレイン攻撃。
 さらにディアマンテがケブラドーラ・トドアルトからKENToがミサイルキックを叩き込み合体フェイスバスター。
 ディアマンテはみちのくドライバーIIからフォールもキッドがカット。
 KENToはコーナーに登るがYAMATOが動きを止め、キッドが組み付き雑技団式雪崩式フランケン。
 さらにKENToへトレイン攻撃からキッドが619。さらにBen-Kがスピアーを叩き込みフォールもディアマンテがカット。

 Ben-Kはディアマンテに左右のエルボーでコーナーに押し込み串刺し攻撃を狙うが、Ben-Kはショルダースルーでエプロンに落とすもディアマンテはショルダーアタック。さらにスワンダイブミサイルキックから串刺し攻撃を狙うが、Ben-Kが足を伸ばしてカットするとキッドがスワンダイブコルバタからKAIにカサドーラを狙うが、KAIは力任せに投げ捨てジャーマンから、走り込んできたYAMATOに延髄斬り。ロープに飛ぶがYAMATOはビッグブーツで迎撃しロープに飛ぶが、KAIはトラースキックで迎撃しロープに飛ぶも、YAMATOは全知全能のフランケンシュタイナーで丸め込み3カウント。

第3試合


 先発はHARASHIMAと岡谷。HARASHIMAがタックルをいなしていき、HARASHIMAが逆にタックルも岡谷が切ってバックを取るが、グラウンドの攻防からHARASHIMAがヘッドロックで捕らえ絞り上げる。岡谷は回転してフォールし逃れようとするが、HARASHIMAがこれを離さないと見るや岡谷はヘッドシザース。HARASHIMAはこれを抜けて距離をとる。両者タッチ。

 ロックアップから納谷はコーナーに押し込みエルボー。エルボーの打ち合いから吉村がガットショット。ヘッドロックで捕らえロープに飛ぶが、納谷はキチンシンクで迎撃しヘッドロック。納谷はそのまま下がり岡谷にタッチ。

 岡谷はエルボー連打からロープに飛ぶが、吉村はカウンターのボディスラムからコーナーに叩きつけてHARASHIMAにタッチ。

 HARASHIMAはバックエルボーからコーナーのセカンドロープに寝かせて断崖式フットスタンプ。
 HARASHIMAは首投げから背中にサッカーボールキック。フォールも2。
 HARASHIMAはエルボードロップからフォールも2。
 岡谷がエルボー連打も、HARASHIMAは受けきりボディブローからミドルキック連発で倒しニードロップ。HARASHIMAは吉村にタッチ。

 吉村はボディにエルボーからガットショット。担ぐとHARASHIMAが走り込み合体フェイスバスター。
 吉村はブレーンバスターからフォールも2。
 吉村はロープに飛んでいくが、岡谷はエルボーで迎撃しエルボー連打。吉村は逆水平チョップでなぎ倒し、串刺し攻撃を狙うも岡谷は足を伸ばしてカットしミサイルキック。岡谷は納谷にタッチ。

 納谷はミドルキック連打でコーナーに押し込み、逆コーナーに振って串刺しボディスプラッシュ。さらにDDTからフォールも2。
 納谷はコブラツイスト。逃れた吉村にチョークスラムを狙うが、耐えた吉村が逆水平チョップ連発。納谷はミドルキックで返すが、キャッチした吉村がチョップからココナッツクラッシュ。ロープに飛ぶが、納谷は追走ニーからロープに飛んでいくが、吉村はカウンターの払い腰で叩きつけてHARASHIMAにタッチ。納谷も岡谷にタッチ。

 HARASHIMAはビッグブーツからミドルキック連打。キャッチした岡谷が足へのエルボーからエルボーを叩き込み、コーナーに振って串刺しジャンピングエルボーからブルドッキングヘッドロック。フォールも2。
 岡谷は投げようとするが、耐えたHARASHIMAがロープに飛ぶが、岡谷はフラップジャックで迎撃しランニングエルボー。フォールも2。岡谷は納谷にタッチ。

 納谷はロープに振ってヒップトスからエルボードロップ。フォールも2。
 納谷はチョークスラムを狙うが、耐えたHARASHIMAとバックの取り合い。HARASHIMAがコーナーに下がって潰すと、吉村が走り込んで串刺しラリアットからダブルのガットショット。HARASHIMAがトラースキックから吉村がボディスラムで叩きつけ、HARASHIMAのスワンダイブボディプレスと吉村のギロチンドロップの同時投下。フォールも岡谷がカット。
 HARASHIMAは山折りから蒼魔刀を狙うが、岡谷が走り込んでジャンピングラリアットで迎撃すると、納谷がランニングニーからフォールも吉村がカット。
 吉村はエルボー連打も、岡谷が吉村にミサイルキック。納谷はHARASHIMAにチョークスラムから左右の膝蹴り連発。さらにバックドロップで叩きつけ走り込むが、HARASHIMAはその場飛び蒼魔刀から蒼魔刀を叩き込みフォール。これで3カウント。

第4試合


 先発はジェイクと諏訪魔。ロックアップから諏訪魔がヘッドロックもジェイクがヘッドシザース。諏訪魔が抜けるとジェイクがヘッドロックも諏訪魔がヘッドシザースで捕らえジェイクが抜けると両者距離を取る。
 バックの取り合いからリストの取り合い。
 ジェイクがヘッドロックで捕らえるが諏訪魔の背中に男児がタッチ。ジェイクも北斗にタッチ。

 お互いタックルをスカしていき、足の取り合いからロープ際となりブレイク。
 ロックアップから北斗がヘッドロック。ロープに飛んでラリアットも、避けた男児がショルダータックルで倒す。
 エルボーの打ち合いを男児が制してロープに飛ぶが、男児が避けるとエプロンからジェイクが蹴りつけ、北斗はチンクラッシャー。
 北斗は首投げからフェイスロックで捕らえ、男児はロープに足を伸ばそうとするが北斗がキャメルクラッチで取り直す。ジェイクが男児の胸にサッカーボールキックを叩き込み、北斗はヒザでフォールも2。北斗はジェイクにタッチ。

 男児がエルボーを打ち込んでいくが、ジェイクはボディブローからボディスラム。ジェイクは北斗にタッチ。

 北斗はエルボーから顔面を踏みつけ、コーナーに振って串刺しジャンピングエルボー。再度串刺し攻撃を狙うが、男児が追走し串刺しボディスプラッシュ。エルボー合戦から男児がヘッドバッド。ロープに飛んでラリアットも、避けた北斗が左右のエルボーからジャンピングエルボー。ローリングエルボーを狙うが男児がラリアットでなぎ倒す。両者タッチ。

 ジェイクがガットショットからロープに振ってビッグブーツも、避けた諏訪魔がジャンピングショルダータックル。さらに串刺しラリアットからフロントスープレックス。フォールも2。
 諏訪魔はバックドロップを狙うが、耐えたジェイクがヘッドロック。
 諏訪魔は背中にハンマーブローも、ジェイクがボディへ膝蹴りからアームロック。さらに指を攻めていくが男児がカット。
 ジェイクは串刺しバックエルボーから腕へのエルボー。さらに腕へのジャンピングニーから首投げで倒し腕固め。諏訪魔は立ち上がると逆の腕でエルボーを打ち込んでいき、ジェイクはこれを離すとエルボーの打ち合いへ。
 諏訪魔はダブルチョップからロープに飛ぶが、ジェイクはジャンピングニーで迎撃。ロープに振ろうとするが諏訪魔がショートレンジラリアットでなぎ倒す。諏訪魔は男児にタッチ。

 男児はロープに飛んでショルダータックル連発。さらに投げようとするが、耐えたジェイクがロープに振ってラリアット。避けた男児がスクールボーイからスライディングショルダータックル。
 コーナーに振って男児が串刺しボディスプラッシュ。諏訪魔がフロントスープレックスから男児がコーナーに登るが、北斗が足を掴んで動きをとめ、ジェイクが諏訪魔を場外に投げ捨てると男児にボディブローからデッドリードライブ。ジェイクは串刺しビッグブーツからフォールも諏訪魔がカット。
 諏訪魔は北斗とジェイクに交互にダブルチョップ連発からショートレンジラリアットでなぎ倒していき、北斗にバックドロップ。
 男児がコーナーに登りジェイクはダイビングショルダーアタックからフォールも2。
 男児はラリアットも、耐えたジェイクに二発三発とラリアットを狙うが、ジェイクがビッグブーツで迎撃し、ロープに振っていくが男児はラリアット。男児はロープに飛ぶがジェイクはジャンピングニーで迎撃し、バックドロップからフォールも2で髪を掴んで引き起こす。
 ジェイクはD4Cで叩きつけ3カウント。

 試合後、三冠戦を控えたジェイクと諏訪魔はベルトを挟んで睨み合った。

第5試合

 

 先発は藤原と藤波。ロックアップから藤原がコーナーに押し込むが、藤波が体勢を切り返しクリーンブレイク。
 手4つから藤原がコーナーに押し込むが、藤波が体勢を切り返しチョップ。
 ロックアップから藤原がコーナーに押し込みボディブローからビンタも、藤波が体勢を切り返しエルボー連発から顔面を踏み潰す。藤原はロープを掴んで逃れようとするが、藤波はエプロンに蹴り出すと藤原は立ち上がる。藤波は鉄柱に藤原の頭を叩き込むが、これが効かずにリングに戻る。藤波は越中にタッチ。

 藤原はヘッドバッド連発から入江にタッチ。

 ロックアップから越中がヘッドロックも、入江がヘッドシザースで捕らえ越中はこれを抜けて睨みつける。
 入江がガットショットからロープに飛ぶが、越中がヒップアタックも避けた入江が担ぐとリングに叩きつけキャリースプラッシュ。
 佐藤が出てきて入江とともに越中をコーナーに振り、佐藤が走り込むが越中はヒップアタックで迎撃。さらに入江もロープに振ってヒップアタック。
 さらにヒップトスから首投げで倒しフェイスロックから人生にタッチ。

 人生は顔面にソバット。
 ロックアップからバックの取り合い。入江の背中にAKIRAがタッチ。

 ロックアップから人生がヘッドロック。AKIRAがボディブローからロープに飛ぶが、人生はショルダータックルからロープに飛ぶと側転からトラースキック。ガードしたAKIRAが延髄斬り。人生もガードしラリアットもキャッチすると拝み渡りを狙うがAKIRAはこれを逃れる。
 AKIRAは足を刈って倒しオールドボーイ。人生はロープを掴みブレイク。
 人生がソバットから地獄突き。人生はAKIRAの顔面を阿部の足に叩き込み阿部にタッチ。

 阿部はビンタから首投げで倒しサッカーボールキック。フォールも1。
 阿部はエルボーからロープに振ってエルボーも、避けたAKIRAがローリングネックブリーカードロップ。AKIRAは佐藤にタッチ。

 阿部は次々ヘッドバッドも、藤原の頭が固く自爆。
 佐藤はボディスラム。佐藤は藤原にタッチ。

 阿部はバックを取っていくが、藤原はトーホールドも阿部はスリーパーで捕らえていくが、藤原がグラウンドで切り返し腹固め。阿部はロープに足を伸ばしブレイク。
 ビンタの打ち合いから藤原が脇固め。阿部はロープに足を伸ばしブレイク。
 藤原は一本足頭突きからビンタ。藤原は佐藤にタッチ。

 エルボーの打ち合いから佐藤がナックル。ロープに飛ぶが阿部がドロップキックで迎撃し回転浄土宗から伊良部パンチ。さらにお卍固め。カットに来た入江に藤波がドラゴンスクリューから越中がヒップアタックで迎撃。藤原には人生がダイビング脳天唐竹割りから拝み渡り。だが藤原の頭が固く自爆し、藤原はヘッドバッドで人生を落とすと阿部にもヘッドバッドを叩き込みカット。
 阿部が佐藤に一本足頭突きからお卍固め。佐藤が切り返すと、伊良部パンチを巻き込んで裏投げ。
 藤原が阿部にヘッドバッド連発から、佐藤もヘッドバッドから入江がキャノンボール。さらにボディスラムでセットし、AKIRAがムササビプレスを投下し佐藤がパイルドライバーで突き刺し3カウントを奪った。

第6試合


 まずは芦野と竹田で試合開始。ロックアップからバックの取り合いを経てリストの取り合い。
 竹田がグラウンドに持ち込むが、ここで空牙が入場。すぐに拳剛、菊タロー、のはし、神谷、リッキー、高岩、良寛、井土、葛西、矢野、火野、LEONA、光留と次々入場し、一気に全員揃った密な状態で乱戦に。

 火野が空牙をラリアットでなぎ倒し、全員でフォールし3カウント。空牙失格。

 火野が次々チョップでなぎ倒していき、菊タローが後ろ手に組んで挑発。一発受けるとTシャツを着て帰ろうとするが、火野は逃さないとばかりに引き込んでファッキンボムを狙うが、全員でリバースさせると抑え込んでフォールし3カウント。火野は失格。

 井土が高岩にエルボー連打からロープに飛ぶと、ラリアットを避けてバックを取りドロップキック。だが高岩はショートレンジラリアットでなぎ倒し、垂直落下式ブレーンバスター。そこを全員でフォールし高岩と井土が失格。

 リッキーがのはしにカミカゼ。矢野がリッキーの背中に殴りかかるが、リッキーが矢野をロープに振ると矢野が前方回転エビ固めを狙う。リッキーは半ケツになりながら耐えると、拳剛がビッグブーツ。矢野がそのままスクールボーイで丸め込み3カウント。リッキー失格。

 葛西と竹田がエルボー合戦から葛西が延髄斬り。だが竹田が急所蹴りからハサミを取り出し葛西に突き刺そうとするが、芦野が突き飛ばしてカットするとエルボー合戦。竹田がソバットから膝蹴り。ロープに飛ぶが芦野がエルボースマッシュで迎撃しバックをとるが、耐えた竹田がカニバサミから膝十字。そのままアンクルホールドで捕らえるが、芦野がアンクルロックで取り返すとそこを菊タローを中心に潰してフォールし3カウント。芦野失格。
 ひっくり返した竹田もフォールし3カウント。竹田失格。

 LEONAに全員で太鼓の乱れ打ちから、コーナーに振ってトレイン攻撃。
 神谷がショルダータックルからボディスラムで叩きつけコーナーに登るが、そこを菊タローと光留がボディブローからデッドリードライブ。そこをフォールし3カウント。神谷失格。

 矢野がのはしにエルボースマッシュから、次々アームホイップを狙うがLEONAがコブラツイストの応酬。矢野はローリングクレイドルも2で周りの気配を察して離す。
 矢野はLEONAをコーナーに振って串刺し攻撃も、LEONAが避けるとLEONAは次々ドラゴンスクリュー。
 LEONAは矢野に足4の字も、そこを全員でフォールし3カウント。矢野とLEONAは失格。

 のはしは拳剛に首投げから首4の字。そこから数珠繋ぎになり、菊タローが逆エビ固めでひっくり返すと、一番先の光留がロープを掴みブレイク。
 のはしと菊タローがチョップの打ち合いから、のはしがボディへヘッドバッド。良寛とのはしが交互にヘッドバッドから菊タローをロープに振ってダブルのボディへのヘッドバッド。
 良寛とのはしがコーナーに登り、ダイビングヘッドバッドも、菊タローを拳剛と光留と葛西が引きずり、ヘッドバッドを自爆させてのはしと良寛をフォールし3カウント。のはしと良寛は失格。

 拳剛に光留と菊タローが殴りかかり、ロープに振っていくが拳剛は菊タローを光留に突き飛ばして誤爆させると菊タローにドロップキック。さらに光留に延髄斬りから葛西と睨み合い、エルボーの打ち合いから拳剛がソバット。さらにラリアットも葛西は巻き込んでDDT。
 葛西はラリアットを狙うが拳剛がカニばさみで倒し後頭部に低空ドロップキックで場外に叩き出し、トペを狙うが菊タローが低空ドロップキックから光留がサッカーボールキック。ダブルでフォールし3カウント。拳剛失格。

 菊タローと光留は葛西にガットショットからコーナーに振ってトレイン攻撃も、菊タローが光留をスクールボーイも2。

 菊タローがボディブローから葛西とともに光留をコーナーに振り、葛西が串刺しラリアットも、追走した菊タローが丸め込もうとするが葛西が振り向き、そっぽを向く菊タローにビンタからラリアット。フォールも2。

 葛西はリバースタイガードライバーを狙うが、光留が延髄斬りでカットし、光留はガットショットから再度延髄斬り。
 光留は水車落としからフォールも2で返されると腕十字。葛西が潰してフォールも2で光留がクラッチを切る。そこを菊タローがまとめてフォールも2。

 光留が菊タローに詰め寄るが、葛西は光留の背後から殴りかかりエルボー合戦。
 光留はミドルキック連発も、葛西がヘッドバッドからエルボー。さらにジャンピングヘッドバッドからロープに飛んでラリアット。フォールも2。
 葛西はリバースタイガードライバーからフォールも2。

 葛西はボディスラムからコーナーに登るとパールハーバースプラッシュ。フォールするが、菊タローが上から潰してフォール。3カウントが叩かれるとひっくり返して葛西もフォールし3カウント。

 菊タローが漁夫の利勝利となった。

殿堂入りセレモニー


 リング上でセレモニーの準備が進む中、スクリーンには前日に殿堂入りした際のアントニオ猪木のビデオメッセージが流される。 
 続いて将軍KYワカマツ、木村健悟、ザ・グレート・カブキ、川田利明、武藤敬司、ドリー・ファンク・ジュニア、ミル・マスカラス、から日本プロレス史70周年を祝うメッセージビデオが放映。

 続いて『LEGACY II』が10月9日・10日に開催されることが発表された。

 殿堂入りしたジャイアント馬場さん&ジャンボ鶴田へのインダクターとして和田京平レフェリー、馬場さんの親族である緒方公俊氏、ジャンボ鶴田さんの代理人として木原文人リングアナがリングへ。

 まずはじめにジャイアント馬場さんへのインダクターとして和田京平からスピーチ。
京平「えー、今日この後楽園ホールに呼ばれて、感激です。私が、馬場さんといったら何故か和田京平になっちゃう。ながーい付き合いさせていただきました。もう亡くなって20年になりますけど、こうして、殿堂入りという名誉ある私が渡すプレゼンターと言うか、もうほんと、ありがとうございます。私が、馬場さんに渡せるってなんか、一緒に居た時のこと思い出しました。馬場さん後楽園ホールで通路で必ず見てました。今日も見てると思います。本当に今日はありがとうございます」

 ジャイアント馬場さんの親族である緒方公俊氏に京平レフェリーから殿堂入りトロフィーが贈られた。

 続けて緒方氏より挨拶。
緒方氏「本日は、日本プロレス史70周年記念大会LEGACYにお越しいただきましてありがとうございます。私は株式会社H.J.T Productionの緒方公俊と申します。2018年に馬場さんの妻、馬場元子よりジャイアント馬場の権利を引き継ぎ活動しております。馬場さんは今年23回忌、没22年の年にあたりますが、日本プロレス殿堂入りというこのような名誉のある賞をいただき大変嬉しく思います。馬場さんは常々、ファンがスポンサーと言っておりました。沢山のファンの皆様に支えていただいてこの賞があるかと思います。きっと馬場さんも、微笑んで今日見ていると思います。私の使命としましては、昔のファンの方々に馬場さんと触れ合える場を作ること。また私の同世代でしたりだとか若い世代の方々に、プロレスラージャイアント馬場、人間馬場正平を知っていただく場をつくることだと思います。その使命を頂いたことを感謝し、明るく楽しく激しく、そして愚直に進んでいこうと思います。本日はありがとうございました」

 続いてジャンボ鶴田さんが殿堂入り。
 改めて京平レフェリーより挨拶へ。

京平「また私ですいません。もうほんとに、馬場さん知ってる人、ジャンボ知ってる人ってほんと少なくなってしまって。でもジャンボの事話してくださいって言われたときに、何を話したら良いんだろう?でも僕が全日本プロレスでメインイベントのレフェリーができるようになったのは、ジャンボなんですよ。あと天龍選手ですね。この武道館で、天龍源一郎対ジャンボ鶴田。そこで僕がニュートラルコーナー、白のコーナー立ってた時に、あの武道館で、あぁ緊張してるってこういうことかって、僕も緊張してたんですけど、メインイベントってすごいなとジャンボも緊張。あのジャンボが緊張してたんですね。天龍さんも緊張してた。あーこれがメインイベントなんだなぁ、武道館っていう、もうジャンボのことあんまり知らないんですよ僕は。でも、やっぱりジャンボ鶴田なんですよ。天龍さんともよく控室で話したのは、ジャンボをどうしたら怒らせられるか。ほんとにあの、手を抜くレスラーナンバーワンですよ。ジャンボはほんとに、なんていうのかな?怒った姿見てないんですね。だから僕がココで、ジャンボに渡すっていうのが信じられない。でもすごく嬉しいです。きっと、コーナーに立って、オーオーってやってると思いますよ今頃。そういうジャンボを皆さんも、今日こういう時でないと思い出さないから、こういう殿堂入りって素晴らしいなって思います。今日はありがとうございます」

 京平レフェリーからジャンボ鶴田さんの代理人である木原氏へ記念品が渡された。
 木原氏より挨拶へ。

木原「こんばんは。本日はご来場いただきまことにありがとうございます。アメリカに住んでおりますジャンボ鶴田さんの奥様である保子さんに指名を受けて、僭越ながら本日こちらに上がらさせていただいております。どうもありがとうございます。来年は、ジャンボ鶴田さんの実は23回忌にあたります。僕も色々お世話になったので何か恩返しができないかと考えておりますので、みなさんも応援よろしくお願いします。本日はどうもありがとうございました」

 長州力へのインダクターとして天龍源一郎が入場。
天龍「えー天龍源一郎でございます。インダクターとして、長州選手の、ちょっと、思い出を話したいと思います。長州という男を語るには、長州選手は嫌がるかもしれませんが、私は長州選手の人となりを見て、不器用でも一生懸命やっていれば日の目を見る、こんなに一生懸命やっているプロレスラーがいるもんだなというのが僕の彼に対する思いです。藤波選手との名勝負はファンの皆さんもご承知の通りファンを熱くさせ、私自身もいわされたこともあります。一番プロレスやってて楽しかったのは長州選手との毎日の闘いが日々楽しくて、ほんとに試合が待ち遠しいぐらいでした。今までの長州選手との数々闘いは私の誇りとなっています。長州力は常に長州力として輝きを失うことなく、己を信じ貫いてきた人だと思っています。同じ時代を生き抜いた選手の殿堂入りを、インダクターとして務めさせていただくことを心から嬉しく思います。長州選手おめでとうございます。それでは、長州力の入場です」

 長州が入場し、天龍より記念品が渡される。
 改めて長州さんより挨拶。

長州「どうも!皆さんお久しぶりです。今日はご来場ありがとうございます。今ほんとにコロナ禍の中で大変な、大変な思いをしながら、今日も下の方で、ビデオで若い選手たちの活躍を見ていました。この殿堂会、藤波辰爾、天龍源一郎、3人で、そして娘、息子、彼らの気持ちを汲み、我々のあとに続く、このリングから降りた時に我々の後を継ぐ、選手たちに少しでも、なにかできるんじゃないかということを、背中を、せめて背中を押して、何か、少しでも負担を取り除いて、ココまで一生懸命頑張った選手ををそのままで、見捨てること無く、この殿堂会で少しでも選手たちの役に立つということで、できた殿堂会です。これからも今大変な時期ですけど、まだ、今日の若い選手たちはまだまだ先は長いです。どうか、皆様がたのご声援で彼らを、このリングの中で熱い戦いができるようにどうか熱いご声援をこれからもよろしくお願いします。今日は本当にありがとうございます」

 最後に天龍から挨拶。
天龍「えーみなさん、先程長州選手が話した通り、コロナの中沢山お集まりいただきありがとうございます。是非とも、お帰りはお気をつけて、そして、今日お集まりいただきましたこの熱を、次の世代、次の世代のプロレスラーに分けてあげてください。これからもプロレスをよろしくお願いします。本来でしたら、ここで猪木さんが居て、1,2,3,ダーなんですけど、私が勝手に作ったえいえいおーを3発いきたいと思いますのでご唱和よろしくお願いします。いくぞー!えいえいおー!えいえいおー!えいえいおー!ありがとうございました!」

<大会後コメント>

長州力&天龍源一郎
――「後輩たちに何かを遺したい」というスピーチをされていましたが、この殿堂会の意義について開催してみてどのように感じましたか
長州「ああ、正直言って、まだまだこれからじゃないかなあと思いますよね。それと、最初言った『なにかを遺して』っていうのは、遺したものがそのときにもあったかなっていう部分がありますね。だからこの殿堂会が発足されてからは、ウン。なにか自分ができることがあれば、さっきリングの上で言ったように、ウン、今日やってる現役の選手たちはまだ若いし、でも、いつかはリングを降りるときが、ウン、来るわけだから。来たときにはやっぱりなにか相談でも、なにか背中を押してあげることがその頃に出来れば、その頃に少なからず一緒に殿堂会も創ってそういうふうに背中を押せるように、選手たちの。ウン。なにかそういうことが出来ればっていう。まだ殿堂会が出来てまだ2年位ですか?まだまだこれからだと思いますよね。まあでもこうやって今日、このコロナ禍、制限はしてるんでしょうけど、それ以上に入っていたような気もするし、嬉しいなと思いますよ。そういうことですね」

――長州さんの中で、後輩のレスラーたちに遺してもらいたいものはありますか
長州「あの、そういうことはもう僕からは口を出すものは無いです。少なからず自分では、まあこれは誰が認める・認めないではなく、これだけフアンの方がまだ来ていただけるわけですから。自分は自分なりに最後はもうやり遺したことはなかったから。それなりのものが……まあ、認められたっていうか、ウン、まあこうして、ウン、いただけることが出来たのは大変に光栄に思って嬉しいですよね。そういうものですかね、やっぱりみんなが1人1人がやっぱりとにかく打ち込んで、止まるも良し、前に進めるも良し、それはもう個々の、1人1人の選手の課題でもありますよね、リングに上ってるうちは。そういうことですね、ウン」

――VTRでは懐かしい面々からメッセージもありました
長州「ああ、それは見てない」

――ミル・マスカラスさんや……
長州「あっ!だから声で最初分かんなかったです。テリー?どっちが喋ったか分かんないけど、最初まったく分かんなかったです。ウン。最後、なんかスパニッシュで喋ったか、『これ誰?』って聞いたらマスカラスだと。僕は現役時代マスカラスと話したことが1度も無いんで」
天龍「無いですねえ」
長州「だから声で分かんなかった。今現在の声だろうと思うんだけど、大変若々しい声だった」

――もしこのコロナ禍の状況でなければ来日出来た選手もいたかもしれません。次回以降はOBの方にとっても懐かしい人に会える場になるのではないかとも思います
長州「まあ、それ以上にフアンの方が喜ぶでしょうね、ウン。是非そうなるように、願ってます」

――次回の開催も発表されましたが、来年に向けての展望はありますか
天龍「俺は一言。面白ければいいと思ってます。だって今日なんかも、40人だっけ?この1つの大会に集まるのって、各団体が色んな選手を出してくれて、ホントにこの業界にとっては奇異なことだと思うくらい協力的だったことを嬉しく思いますね。あとは、僕たちが殿堂会を上手く転がしていければいいと思ってます」

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