『G1 CLIMAX 30』決勝戦は飯伏幸太vsSANADA!「G1の歴史にSANADAの名を残してプロレス界の希望になってやるよ」

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 17日、東京都・両国国技館にて新日本プロレス『レック Presents G1 CLIMAX 30』が行われ、SANADAが『G1 CLIMAX 30』優勝決定戦進出を決めた。

『G1 CLIMAX』は新日本プロレスの夏の風物詩として行われているヘビー級選手によるシングルリーグ戦であり、優勝者が1月の東京ドーム大会でIWGPヘビー級王座などの王座に挑戦することが慣例となっているため、下半期のヘビー級戦線の行方を占う最大のイベントとして知られている。
しかし、今年は新日本プロレスも新型コロナウイルス流行拡大の観点から上半期は大会開催を大きく制限され、6月~7月に無観客試合にて春の風物詩だった『NEW JAPAN CUP』を国内で活動する32選手のみで実施。G1も開催自体が危ぶまれた時期もあったが、世界情勢の変化もあり海外選手の参戦も実現する形で開催。史上初の“秋のG1”が9月19日から開幕していた。

 この日はBブロック最終戦が行われ、大会開始時点でブロック制覇の可能性を残していたのは12点獲得の内藤哲也、EVIL、次いで10点獲得で追うSANADAの3名。
 前日には飯伏幸太がAブロック制覇を決めており、この翌日に迫った決勝戦の組み合わせがどのようなものとなるのか注目が集まっていた。

 セミファイナルでは、内藤哲也vsKENTAの公式戦が実施。
 内藤はこの試合を勝利または引き分けで終え、EVILが敗北すれば優勝決定戦進出という戦況。
 試合序盤こそ互いに挑発し合う心理戦を展開していたものの、KENTAがアメリカ版NJCで優勝して得たUS王座への挑戦権利証の入ったブリーフケースで内藤の頭を殴打して試合の流れを掴むと徹底した首攻めを敢行。内藤も意地で同じ首攻めでやり返し、KENTAのgo 2 sleepを切り返してのリバースフランケンシュタイナーやバレンティアを決め、変形デスティーノから正調デスティーノを狙ったところでKENTAが首固めで切り返して電光石火の3カウント。
 この時点で内藤の優勝決定戦進出の可能性は消え、メインイベントの勝者が翌日のメインを飾ることとなった。

 メインイベントでは、SANADAvsEVILという元パートナー対決が実施。
 EVILが勝てば単独トップでブロック制覇、SANADAが勝てば内藤にも勝利しているSANADAが大会規定によりブロック制覇となる戦況でゴングが鳴る。
 EVILは試合序盤からセコンドのディック東郷のアシストを受けてイスの山へのブレーンバスターや金具むき出しのコーナーを使ったラフファイトを見せつつ、堅実な技術を以て腰およびヒザへの集中攻撃を展開。
防戦一方となるSANADAはEVILの必殺技を切り返す形で多彩なドラゴンスリーパーの入り方を見せて戦況をイーブンに戻すとラウンディングボディプレス2連発で試合を決めにかかる。
 しかし、東郷がレフリーを昏倒させてSANADAの首をスポイラーズチョーカーで絞め上げるサポートに出ると、放送席で解説を務めていた高橋ヒロムがリングに飛び込んできて東郷をトラースキックで排除。動乱の中でラリアットを放ったEVILをSANADAが起死回生のオコーナーブリッジで丸め込んで3カウントを奪取。

 3連敗からの6連勝と怒涛の追い上げでブロック制覇を決め、初の優勝決定戦進出を果たしたSANADAは、ヒロムとグータッチを交わし、照明が落とされた会場で観衆が夜空に瞬く星のようにスマホ等のライトを照らす光景を作り出す。
 SANADAは「この光景は俺からのギフトだよ。明日、G1の歴史にSANADAの名を残してやるよ。おい両国!シーユートゥモロー!」と爽やかに去っていき、バックステージでは「明日、決勝戦でSANADAがプロレス界の希望になってやるよ」と言葉少なに語り、早くも翌日の決戦に向け静かに闘志をみなぎらせた。

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