UNIVERSAL王者クリス・ブルックスが“親友”ドリュー・パーカーからの誕生日プレゼントを破壊!9・7後楽園での王座戦はノーDQマッチ

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 9月7日、後楽園でDDT UNIVERSAL王座を懸けて対戦する、クリス・ブルックス(王者)とドリュー・パーカー(挑戦者=大日本プロレス)に思わぬ遺恨がぼっ発した。

 両者はともに英国出身で、私生活では友人関係に当たる。タイトル戦に向け、クリスはドリューが得意とする反則裁定なしのノーDQルールを要求し、その形式で行なわれることが決まった経緯がある。

 24日の調印式で、ドリューは「クリスがノーDQルールを要求してきたときは少し驚いた。ボクは彼に1度しか勝ったことがないけど、それがノーDQルールだったからだ。ボクは16歳の頃、彼は22歳の頃から、お互いを知ってるけど、その頃は英国の小さなプロモーションで一緒に試合をしていた。今ボクが22歳になって、後楽園ホールで試合できるのは運命的なものを感じてるし、きっと勝てると確信してる」とコメント。

 クリスは「今日はボクの29歳の誕生日なんだけど、ハッピーでポジティブな気持ちで過ごしたいので、あまり感情的にならないようにしたい。ドリューの言う通り、ボクらにとって重要な試合になる。6、7年ほど友達で、今では一番の親友だけど、幾度となく試合をして、ただ一つの試合を除いては、すべてボクが勝っている。その試合はデスマッチだった。今回ノーDQマッチ、ハードコアマッチで試合をするのは、ボクの親友だからこそ、少しは勝てる望みをもたせてやろうかなと。後楽園ホールでボクの対角に立ってるのは、親友ではなく、DDTのベルトを狙いに来る大日本からの刺客と見ることになる」と話した。

 ここで、ドリューが親友として、誕生日プレゼントを渡し、クリスが開けてみるとマグカップだったが、クリスは「友達だというのは本当だけど、この試合に私情ははさまない。友情は別なものとして、この試合に関係ないはずだ」と言うや、テーブルにたたきつけて割ってしまった。

 思わぬクリスの行動に、ドリューは「どうやら彼はDDTでスーパースターになって、おカネを稼いで、変わってしまったようだ。こういう物なんて、いつでも手に入ると。あまり気に入ってもらえなかったようだ」とぶ然とした表情に。

 クリスは「さっきも言った通り、友情、私情をはさまない試合であり、大事なDDTのタイトルマッチなので、そこに集中していたんで、ドリューの返事は聞いてませんでした。彼の日本での活躍はしっかり見ていたし、どういう試合をして、どういう成長を遂げてきたかを見てきた。日本に来て大きく飛躍しているけど、オレを飛び越えるほどの飛躍は見せられないだろう」と余裕を見せていた。

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