欠場中の高橋ヒロムが試合に乱入し内藤哲也を救出!「石森!11日の大阪大会から、また遊ぼうぜぇ~?」

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 9日、東京都・後楽園ホールにて新日本プロレス『SUMMER STRUGGLE 2020』が開催され、欠場していた高橋ヒロムが試合に乱入し内藤哲也のピンチを救った。

 現IWGPジュニアヘビー級王者のヒロムは7月25日の名古屋大会でEVILの持つIWGP二冠に挑戦したものの敗北。その際に石森がヒロムを襲撃してブラディークロスでさらに肩へのダメージを与え、その後の試合でも執拗にヒロムの方にダメージを与えて弱らせた上で挑戦を表明。ヒロムは勝利のために手段を選ばぬ石森に「情けねぇ男になったなぁ」と失望を顕にしながらもこの挑戦表明を受諾。
 しかし、今月27日の後楽園ホール大会で行われた前哨戦でヒロムは石森のYes Lockで左肩を破壊され、先月29日以降の大会を欠場に追い込まれる。8月29日の明治神宮球場大会までには復帰を予定していたものの、ヒロムの容態には心配の声が集まっていた。

 この日のセミファイナルでは、内藤哲也&BUSHIvsEVIL&石森太二のタッグマッチが実施。
 29日の明治神宮球場大会でIWGP二冠戦が決定している内藤とEVILのマッチアップに注目が集まるが、BULLET CLUBのセコンドに付いたディック東郷が暗躍し、L.I.Jの2人はペースを崩されて中々試合の流れをつかめず。
 終盤にBUSHIとの連携攻撃を立て続けに成功させた内藤はEVILへデスティーノを狙うが、EVILが内藤をレフリーにぶつけたことでレフリーが昏倒。リング上は無法地帯となってしまう。
 ここで東郷がスポイラーズ・チョーカーで内藤の首を絞めあげると、突如リングにヒロムが乱入し内藤を救出。ヒロムは石森へショットガンドロップキックを見舞ってマウントナックルを連打。ここで目を覚ましたレフリーがヒロムの介入をL.I.Jの反則とみなし、試合終了のゴングを鳴らさせた。

 ヒロムは「おいおいおいおいおいおい!俺が反則負けかよ!あ?BULLET CLUBはこんだけ反則しても反則負けにならねえのに、俺には随分厳しいじゃね―かレフリー!おうおうおう、俺が来ないほうがいいみたいになっちゃったじゃね―かぁ!……ごめ~ん!」と嘆きながら内藤とBUSHIに謝罪。
 そして石森に向き直ると「石森、お待たせいたしましたぁ!分かるよ、分かるよ。『おいおいヒロムちゃん、ホントに肩は治ったのかい?』って心配そうな顔してくれてる石森くん、だぁ~いじょうぶ!全然ビクともねーから!ガンガン攻めてこいよ!おい、石森!明後日の大阪大会から、また遊ぼうぜぇ~?」と全快をアピールするとともに11日の大阪大会からの復帰を宣言した。

 バックステージに戻ったヒロムは、7日の試合後に石森が「YouTubeでさ、ヘラヘラインタビューに答えてるぐらいだったらさ、復帰してくればいいのに」とコメントしていたことに触れ、「石森きゅん、俺のYouTubeを見てくれてるそうで、ありがとう!石森きゅんのツイッターの『相手を知る』シリーズに、もしかしたら出していただけるんじゃないか? もしかしたらそのために、俺のことを調査するためにYouTubeを見てくれてるんじゃないかと、俺はそう受け取りました。あまりにも神宮が楽しみ過ぎて、石森のことをこの手で……(※髪の毛をかきむしり目を見開いて)アアアー!これより先は言ってはいけないんでしたー!これより先を言ってしまうと大変なことになってしまうんで、言いません! ヒロムちゃん、完全にテンションが舞い上がっております!さて、ここで問題です。高橋ヒロムは石森きゅんを、果たして何分で仕留めることができるでしょうか? 正解者1名に、石森きゅんのあの、いっぱいある腹筋の1ブロックをプレゼントします。コメント欄にぜひ!」と常軌も普段のヒロムからも逸した異常なテンションでヒロム節を炸裂させた。

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