【試合詳細】11・3 DDT両国国技館大会 ケニー・オメガ&里歩vsアントーニオ本多&山下実優 【KO-D無差別&EXTREME級】竹下幸之介vsHARASHIMA 【ユニオンMAX】関根龍一vs高梨将弘

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『Ultimate Party 2019~DDTグループ大集合!~』
日程:2019年11月3日(日)
開始:15:00
会場:東京・両国国技館
観衆:5869人・超満員札止め

▼第一アンダーマッチ 20分1本勝負
松永智充/渡瀬瑞基/●中村圭吾
6分58秒 爆発的なアックスボンバー→片エビ固め
○風戸大智(BASARA)/神野聖人(BASARA)/鷲田周平(ガンプロ)

▼第二アンダーマッチ 東京女子プロレス提供8人タッグマッチ 20分1本勝負
○乃蒼ヒカリ/YUMI/桐生真弥/鈴芽
8分22秒 裏投げ→片エビ固め
らく/●原宿ぽむ/猫はるな/舞海魅星

▼アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
【王者】●翔太(ガンプロ)
14時30分 体固め
○イス
※イスが第1433代王者となる

▼アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
【王者】●イス
14時31分 体固め
○イス
※イスが第1434代王者となる

▼第三アンダーマッチ アイアンマンヘビーメタル級選手権時間差入場バトルロイヤル 時間無制限勝負
<一人目>
○翔太(ガンプロ)/○平田一喜
4分57秒 オーバー・ザ・トップロープ
●ポコたん

<二人目>
○翔太(ガンプロ)
4分41秒 オーバー・ザ・トップロープ
●ヨシヒコ

<三人目>
【王者】●イス
5分51秒 グラビア式体固め
○上福ゆき(東京女子)
※上福が第1435代王者となる

<四人目>
【王者】●上福ゆき(東京女子)
8分55秒 逆さ押さえ込み
○SAGAT(BASARA)
※SAGATが第1436代王者となる

<五人目>
【王者】●SAGAT(BASARA)
13分29秒 体固め
○ゴージャス松野
※松野が第1437代王者となる

<六人目>
○大鷲透(フリー)
13分56秒 オーバー・ザ・トップロープ
●白川未奈(BBJ)

<七人目>
○翔太(ガンプロ)
13分57秒 オーバー・ザ・トップロープ
●HARUKAZE(ガンバレ女子)

<八&九人目>
【王者】○ゴージャス松野/○平田一喜
14分21秒 同時オーバー・ザ・トップロープ
●大鷲透(フリー)/●翔太(ガンプロ)

<十人目>
【王者】●ゴージャス松野
15分20秒 ゴージャススターエルボー自爆から押さえ込む→片エビ固め
○平田一喜
※平田が第1438代王者となる

▼オープニングマッチ プラケース100個マッチ 30分1本勝負
●高木三四郎
5分49秒 勇脚・斬→片エビ固め
○木髙イサミ(BASARA)

▼第2代KO-D10人タッグ王座決定戦 60分1本勝負
男色ディーノ/朱崇花(フリー)/○飯野雄貴/瑞希(フリー)/トランザム★ヒロシ(BASARA)
13分43秒 スピアー→体固め
●スーパー・ササダンゴ・マシン/まなせゆうな(ぽっちゃり女子)/黒潮“イケメン”二郎(フリー)/大和ヒロシ(フリー)/大石真翔
※ディーノ組が第2代KO-D10人タッグ王者組へ

▼ガントレットタッグマッチ 各30分1本勝負
<一組目>
○坂口征夫/中津良太(BASARA)
3分55秒 神の右膝→エビ固め
勝村周一朗(ガンプロ)/●岩崎孝樹(ガンプロ)

<二組目>
●坂口征夫/中津良太(BASARA)
1分52秒 オーバー・ザ・トップロープ
[爆れつシスターズ]天満のどか(東京女子)/○愛野ユキ(東京女子)

<三組目>
[爆れつシスターズ]天満のどか(東京女子)/●愛野ユキ(東京女子)
2分56秒 フライング・ビッグヘッド→片エビ固め
[NEO伊藤リスペクト軍]○伊藤麻希(東京女子)/クリス・ブルックス(フリー)

<四組目>
[NEO伊藤リスペクト軍]●伊藤麻希(東京女子)/クリス・ブルックス(フリー)
2分35秒 十字架固め
[NAUTILUS]○上野勇希/吉村直巳

<五組目>
[NAUTILUS]上野勇希/○吉村直巳
4分29秒 ラリアット→片エビ固め
[TWIN TOWERS]●納谷幸男/コーディ・ホール(フリー)

▼インディペンデントワールド世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【王者】○石井慧介(ガンプロ)
7分26秒 桃色ニールキック→片エビ固め
【挑戦者】●阿部史典(BASARA)
※第29代王者が初防衛に成功

▼UWA世界6人タッグ選手権試合~3WAYマッチ 30分1本勝負
【王者組】○塚本拓海(BASARA)/ヤス・ウラノ(フリー)/中野貴人(BASARA)
9分9秒 ドラゴンキッカー→片エビ固め
【挑戦者組/DAMNATION】遠藤哲哉/マッド・ポーリー/●島谷常寛
※もう一組は【挑戦者組】大家健(ガンプロ)/今成夢人(ガンプロ)/ミス・モンゴル(世界プロレス協会)
※第64代王者組が初防衛に成功

▼プリンセスタッグ選手権試合 30分1本勝負
【王者組/NEO美威獅鬼軍】沙希様(フリー)/●操(東京女子)
13分46秒 ミサイルヒップ→片エビ固め
【挑戦者組/白昼夢】○辰巳リカ(東京女子)/渡辺未詩(東京女子)
※NEO美威獅鬼軍組が4度目の防衛に失敗。白昼夢が第6代王者組へ

▼KO-Dタッグ選手権試合~4WAYハードコアマッチ 60分1本勝負
【王者組/DAMNATION】○佐々木大輔/高尾蒼馬
13分24秒 クロス・フェースロック
【挑戦者組】藤田ミノル(フリー)/●下村大樹(BASARA)
※残りの二組は【挑戦者組/ALL OUT】彰人/勝俣瞬馬、【挑戦者組/IRON PRIEST】FUMA(BASARA)/久保佑允(BASARA)
※第66代王者組が8度目の防衛に成功

▼ユニオンMAX選手権試合 30分1本勝負
【王者】●関根龍一(BASARA)
9分59秒 タカタニック→エビ固め
【挑戦者】○高梨将弘
※第12代王者が3度目の防衛に失敗。高梨が第13代王者へ

▼プリンセス・オブ・プリンセス選手権試合 30分1本勝負
【王者】●中島翔子(東京女子)
14分12秒 マジカル魔法少女スプラッシュ→片エビ固め
【挑戦者】○坂崎ユカ(東京女子)
※第6代王者が4度目の防衛に失敗。坂崎が第7代王者へ

▼総研ホールディングス presents ドラマティック・ドリームマッチ 30分1本勝負
○ケニー・オメガ(AEW)/里歩(AEW)
21分22秒 片翼の天使→片エビ固め
●アントーニオ本多(フリー)/山下実優(東京女子)

▼BLACK OUT presents KO-D無差別級&DDT EXTREME級両選手権試合 60分1本勝負
【KO-D王者】●竹下幸之介
25分38秒 蒼魔刀→体固め
【EXTREME王者】○HARASHIMA
※第72代KO-D無差別級王者が3度目の防衛に失敗。第47代DDT EXTREME級王者が初防衛に成功。HARASHIMAが第73代KO-D無差別級王者へ

ケニー・オメガが里歩とのタッグでDDTプロレスに帰還!HARASHIMAがKO-D無差別級&EXTREME級ニ冠王者へ!ユニオン王座を奪取した高梨にイサミが挑戦表明!

第一アンダーマッチ

 先発は渡瀬と鷲田。ロックアップをスカした渡瀬とバックの取り合いになるが、鷲田が投げ捨てグラウンドへ。鷲田が潰してフォールも1で渡瀬が返し松永にタッチ。鷲田も風戸にタッチ。

 ロックアップから松永がロープに飛んでショルダータックルで倒す。再度走り込みアームホイップで倒すと、ヘッドロックから巻き投げていくが風戸はヘッドシザースで抜けて距離を取る。両者タッチ。

 中野と神野となり、中野がラリアットを避けてガットショットからロープに飛ぶが、神野はショルダータックルで迎撃。さらにストンピングから頭を蹴りつけていくが、中野は立ち上がりエルボーの打ち合い。中野がエルボー連打も神野がチョップで倒し、ボディスラムから風戸にタッチ。

 風戸はボディスラムから鷲田にタッチ。

 鷲田はストンピングからブレーンバスターで叩きつけてフォールも松永がカット。鷲田は神野にタッチ。

 神野は背中にエルボードロップから逆エビ固め。中野はロープに這ってブレイク。
 中野はドロップキックを打ち込むが、神野はチョップからコーナーに振って串刺し攻撃。中野は足を伸ばしてカットすると、エプロンに降りてスワンダイブドロップキック。中野は渡瀬にタッチ。

 渡瀬は神野の背中を踏み台にエプロンの風戸と鷲田を落とすが、神野はコーナーに振ろうとするも渡瀬が逆に振って顔面ウォッシュ。渡瀬はFromコーナーtoコーナーからフォールも2。渡瀬は松永にタッチ。

 松永はロープに振ってラリアットで倒す。松永はアピールする中野にタッチ。

 中野はロープに振ろうとするが、神野はロープを掴んで耐える。中野はエルボー連打からカニばさみでロープにもたれさせると、振り子式ドロップキックを顔面に叩き込みアラビアンプレス。これを神野が剣山で迎撃し風戸にタッチ。

 神野がダブルチョップから鷲田がバックドロップ。風戸がジャックナイフでフォールも松永がカット。
 風戸はかち上げエルボーからアックスボンバーも、中野は避けてハイキックからスクールボーイも2。中野はロープに飛ぶが、風戸がアックスボンバーで迎撃しフォールも2。
 風戸は爆発的なアックスボンバーを叩き込んで3カウント。

第ニアンダーマッチ

 先発は魅星と鈴芽。リストの取り合いから鈴芽がバックを取ってグラウンドに持ち込むが、魅星がフロントネックで捕らえる。鈴芽が回転して逃れるが魅星はヘッドロックで捕らえ、そのままぽむにタッチ。

 ぽむを股抜きした鈴芽がエルボー。再度股抜きしようとするが、ぽむが座り込んで潰すと、お尻に太鼓の乱れ打ち。ぽむはフロントネックで捕らえはるなにタッチ。

 はるなは猫ひっかきからロープに振ってバックエルボーで倒しフォールも2。
 鈴芽はエルボー、さらにはるなのエルボーを避けてドロップキックで倒すとYUMIにタッチ。

 YUMIはガットショットからコーナーに叩きつけてガットショット連発。さらに顔面を踏みつけていき、レフェリーに注意されると一度離してから再度踏み潰す。YUMIはロープに飛んでビッグブーツからフロントネックで捕らえ桐生にタッチ。

 桐生はコーナーに叩きつけてガットショット連発から逆コーナーに振ると串刺しバックエルボー。さらにスリーパーで捕らえるがはるなはボディブローでこれを逃れるとエルボー。桐生はロープに振ってショルダータックルで倒しフォールも2。
 桐生はコーナーに振ってボディスラムを狙うが、はるなは着地しロープに飛ぶとネックブリーカードロップ。はるなはらくにタッチ。

 らくは四方からランニング空手チョップを叩き込みおやすみエクスプレスも2。
 桐生はロープに振ってラリアットも、らくは避けて河津落としを狙うが、桐生は耐えてボディスラム。桐生はヒカリにタッチ。

 ヒカリはドロップキック連発でコーナーに押し込み、コーナーに登りがらくは空手チョップからデッドリードライブで落とすとコーナーに登る。だがヒカリはナックルを狙うも、キャッチしたらくがダイビングアームホイップからフェイスバスター。らくは魅星にタッチ。

 魅星はショルダータックルからボディスラム。ロープに飛んでラリアットも、ヒカリがコブラツイストを狙うが、魅星は耐えてロープに振るとラリアットでなぎ倒しフォール。これは鈴芽がカット。魅星はぽむにタッチ。

 コーナーに振ってトレイン攻撃からぽむがランニングスネ蹴り。フォールも2。
 ヒカリがコブラツイスト。これを離したヒカリがショートレンジラリアットからフォールもはるながカット。

 バックの取り合いからぽむが足を刈って倒し、駆け上がり式ギロチンドロップも、避けたヒカリが低空ドロップキックを顔面に叩き込み投げようとするがぽむが丸め込むが2。
 ぽむはガットショットからロープに飛んでラリアットも、ヒカリが裏投げで迎撃し3カウント。

第三アンダーマッチ

 試合前に廊下でイスに翔太が潰されており、アイアンマン王座がイスに移動した状態で試合へ。

 イスと平田で試合が開始されると、会場は大イスコール。平田は走りこんでストンピング連打。中央に引きずりブレーンバスターを狙うが、耐えたイスが逆にブレーンバスターで投げ捨てると、リストを捻ってからクリスト。平田はデスバレーのように投げ捨て逃れると、第3入場者としてヨシヒコが登場。

 平田はヨシヒコとイスに挟まれた状態となり苦悩するが、まずはヨシヒコをハイキックで牽制しロックアップ。さらにボディブロー連発からパワーボムを狙うが、ヨシヒコは輪廻転生を狙うも、耐えた平田がコーナーへのパワーボム。

 ここで第4入場者としてぽこたん入場。平田は唖然とするが、ファイティングポーズを取るぽこたんに、平田はコーナーに登って攻撃しようとするがぽこたんは落とそうとする。平田はリングに降りてぽこたんをタコ殴りにしていくが、ここで翔太が入場。

 安心した様子の平田が翔太とハイタッチし握手。翔太と平田がぽこたんをロープに振るが、ぽこたんは二人まとめてフライングクロスボディで迎撃する。
 翔太がぽこたんを羽交い締めにし、平田がヨシヒコをとぽこたんに振るとヨシヒコがぽこたんにコルバタ。その勢いでロープにもたれかかったぽこたんを、翔太と平田が場外に投げ捨てOTRでぽこたんを失格させる。三人で手を挙げるが、翔太と平田がヨシヒコを場外に投げ捨てヨシヒコもOTRで失格。

 イスがリング中央に出てくると、平田と翔太がお互いカニバサミでイスの膝に顔面を叩き込んで行き、二人はダウン。

 上福が入場しイスにまたがってフォールし、イスは抵抗できず3カウント。上福が新王者へ。

 翔太が上福にスクールボーイも2。上福は平田にサミングから翔太にもサミングを狙うが、避けた翔太がダブル攻撃を狙うも、上福は翔太と平田を同士討ちさせてドロップキックで迎撃。
 だが翔太と平田は交互に上福にナックルを叩き込んでいき、そこへ白川が登場すると翔太と平田の背中にチョップを叩き込んで上福を救出。上福は喜ぶが白川は上福にスクールボーイも2。

 上福は白川にハイキック、避けた白川がカニばさみで倒しロメロスペシャル。平田がそこをフォールするが翔太がカット。

 HARUKAZEが入場するが、翔太がナックルからロープに振るも、HARUKAZEはコルバタで迎撃し、さらにフェイスバスター。HARUKAZEは翔太を場外に投げようとするが、ここでSAGATが入場。

 SAGATは翔太にショルダータックル。平田がSAGATにガットショットも、SAGATはロープに振ってスパインバスター。さらに白川を殴ろうとするが、胸に翻弄されてSAGATの動きが止まる。上福にナックルを狙うがこれも動きが止まる。白川がSAGATを羽交い締めにするが、上福のビッグブーツは白川に誤爆し、SAGATが上福を逆さ押さえ込みで3カウント。SAGATが新王者へ。

 SAGATはHARUKAZEをコーナーに振り、白川もコーナーに振るとまとめてエクソシスト。白川とHARUKAZEは怖がり場外を逃げ回る。
 混沌としてきたリングに大鷲が入場。

 翔太と平田がガットショットからロープに振るが、大鷲は二人まとめてショルダータックルで蹴散らし、二人をコーナーに振って串刺し攻撃。避けた平田がバックを取り、翔太が走り込むも大鷲は二人まとめてヘッドシザースホイップ。
 リングにHARUKAZEと白川が戻ってきて、SAGATがおっぱいを揉もうとするが二人が避けると大鷲の胸に誤爆。SAGATはかまわず揉みしだく。大鷲はSAGATをヘッドロックで捕らえ、翔太も平田をヘッドロックで捕らえ正面に振ろうとするが、これは同士討ちし全員の足がロックされる。
 ここで最終入場者の松野が入場。

 松野はマイクを持つと「それではお聞きくださいおまえのバラード」とリング中央で歌い始める。だが他の選手からタコ殴りにあい、コーナーに振られるも歌うのをやめず、SAGATを避けると、SAGATへ全員がトレイン攻撃。倒れたSAGATを全員でフォールしSAGAT失格。松野が一番下だったため新王者へ。

 松野を狙った白川とHARUKAZEのラリアットが同士討ちし、大鷲が白川、翔太がHARUKAZEをOTRさせる。
 大鷲と翔太が松野を担ぐが、松野はまとめてヘッドシザースホイップで投げ捨て、平田が松野を場外に投げようとするが、耐えた松野へ大鷲と翔太が走り込み、松野はロープを掴んでたるませると、そのまま大鷲と翔太は場外へ落下しOTR。
 平田は松野に手刀連打。動じない松野に走り込むも、松野はチョークスラムで迎撃し、ゴージャススーパースターエルボーを放つが、平田が避けて逆にフォールし3カウント。平田が新王者となり試合が終了した。

 総研グループの中野さんがベルトを渡した後、油断した平田にスクールボーイ。だが平田は2で返しストンピング連打。中野さんが倒れたまま、平田はリングを後にした。

中野さん「毎回毎回、どうなってるんですか!うちの会社スポンサーですよ!僕も個人的にポケットマネーで今林さんにお願いされたからポケットマネーで勝利者賞出してるんですよ!なんで毎回毎回ボコボコにされなきゃいけないんですか!?おかしいでしょ!もうこうなったら今林さん、僕だってもう我慢の限界です。次回の後楽園大会で、アイアンマンに僕入れてください。僕に、試合させてくださいよ!」
今林AP「馬鹿野郎!なめてんじゃねーぞコラ!うちのリングはな、そんな素人が簡単に上がれるようなそんな安いリングじゃねーんだよ。どうしても試合がしたいんだったら、俺を倒してからにしろ」
中野さん「(殴りつけて)うるせー!うるせー!やるっつったらやるんじゃ!次回の後楽園大会で、絶対試合に出て、アイアンマン取るぞー!」

第1試合

 リングにプラケースが敷き詰められた状態で試合開始。
 お互いリングを回るが、プラケースが邪魔で相手に辿り着けない。プラケースを踏み抜きながら中央に歩きロックアップから、三四郎がヘッドロックで捕らえグラウンドへ。この時点で背中にプラケースが刺さりイサミは痛がる。
 三四郎はボディスラムから首投げで倒しチンロックからサーフボードストレッチ。さらにブレーンバスターを狙うが、耐えたイサミが逆にブレーンバスター。
 
 イサミはコーナーにもたれかかった三四郎に串刺しビッグブーツからコーナーに登るとダイビングクロスボディアタック。
 イサミはバズソーキックも、三四郎はプラケースでガードしイサミの脳天にプラケースを叩き込み、さらにスピコリドライバーでプラケースに叩きつけフォールも2。

 三四郎はひまわりボムを狙うが、イサミはフランケンで迎撃し、コーナーに上るも三四郎はプラケースを脳天に叩き込む。エプロンに座り込んだイサミに、三四郎はぶっこ抜き雪崩式ブレーンバスター。イサミはすぐに立ち上がり垂直落下式ブレーンバスターでお返ししフォールも2。

 イサミはプラケースを三四郎の腹に乗せてコーナーに上るとダイビングダブルニードロップ。フォールも2。

 イサミはかかと落としから走り込むも、ガードした三四郎がシットダウンひまわりボム。フォールも2。

 三四郎はプラケースを持ってコーナーに上るとダイビングボディプレス。イサミは避けて三四郎を自爆させると、勇脚・斬。だがガードした三四郎に八咫烏から絶槍。さらに勇脚・斬を叩き込んで3カウントを奪った。

<試合後コメント>
高木三四郎&木髙イサミ
イサミ「いてえっす。いてえっす地味に(笑)これやっべーっす(笑)見てこの地味な!(傷跡を見せながら)」
高木「地味やばいよこれ(笑)」
イサミ「プラスチックが割れる音で客席の声が全く聞こえなかったです。この試合はお客さん喜んでくれたんですかね?」
高木「どうだったの?盛り上がったの?もう、バリバリバリってさあ」
イサミ「バリバリバリ!バキバキバキ!って音しか聞こえなかったですよ」
高木「オープニングで良かったのかこれは」
イサミ「今清掃してると思うんで、可愛そうだったかなって」
高木「俺は先輩から教わったから。『オープニングの試合はプロレスの興行ではメインイベントより大事だから』って」
イサミ「メインイベントの次にですよね」
高木「次、次な!だから俺はお前とオープニングでやったんだ。いやあすごいなこれは」
イサミ「やりすぎましたね」
高木「ノリだけで言ってさあ、どうなるか考えてないだろ全然」
イサミ「いや、社長ですよ社長(笑)」
高木「これさあ、メチャクチャすべるよ!」
イサミ「すべりますね(笑)」
高木「なんだこれは」
イサミ「切れる、割れる、だけじゃなくて、すべる」
高木「でも、まだね、12月28日はDDTグループで、今日は1つの締めとしてイサミと試合できて楽しかったです」
イサミ「自分もファンの頃から三四郎集会とか出てましたし、DDTにいるってことは自分の中でもホント誇りに思ってましたし、前にHARASHIMAさんと全面対決でやったときに、『俺のお館様は高木さんだから一生付いてくよ』ってコメントも出したんですけど、なんか、その自分で自分を守りに行く姿勢っていうのは、逆に高木三四郎らしさを、僕が失ってるんじゃないかって気がしました。あと僕のBASARAの仲間たちの心強さっていうのがあって、彼らがいるならば僕も家をもう一回建てられるんじゃないかと高木さんにご相談させていただきました。快く受け入れてくださってありがたい限りなんですけど、今日あった大人気なさとか、そういうの今日伝わったんで、ひしひしと。だって第1試合これなんですよ?これから試合する人たち可愛そうですよ(笑)あの惨状のあとに(笑)そういう大人気なさをね」
高木「社長がね、やりたいことやらなくちゃ」
イサミ「そうですね、はい」
高木「俺からお前に言ってやれるのはそういうことだよ。インディーって合ったと思うんですけど、今風の言い方すると、僕らはベンチャーなんですよ。ベンチャープロレス。だからイサミのスタートアップを応援してやりたいし、イサミがスタートアップして……」
イサミ「ベンチャーってなんですか?」
高木「調べろ!」
イサミ「ベンチャーってなんですか?」
高木「大手と、対立したね、ものなんだよ!」
イサミ「ああ!」
高木「だからお前も新しく団体をスタートアップさせて、大きくなって戻ってきてくれれば、それは俺にとって嬉しいことだから。ケニー・オメガもそうだったしな。忖度なく、俺たちを潰すつもりで大きくなれ!俺たちもお前たちに潰される気なんて毛頭ないから!一緒に頑張ろうよ!」
イサミ「はい!切磋琢磨して!ありがとうございます!」

――イサミ選手の考えとして、今後はBASARAがDDTに対抗できる団体になってから出たいという気持ちはありますか
イサミ「んー、それはありますね。わかんないです。今日の僕らのBASARAの試合を見る人たち多いかも知れないですけど、DDTに対抗できてると判断できるならそれは構わないと思いますし、団体の規模みたいなのは無いと思うんで。結局は実力社会なんで。そこを優先させたいですね。そのためには試合数多かったりしなきゃいけないと思うんで、どうしても100の練習より1の実戦みたいな言葉あるじゃないですか。やっぱりどんどん試合していかないと行けないと思うんで、もうちょっと興行数増やしてもっと盛り上げていこうと思ってますね」

第2試合

 ササダンゴが入場し煽りパワポ。
ササダンゴ「今日のテーマは『私がどうしてもKO-D10人タッグ王座を奪取したい理由』。皆さんこの第2試合、第2代KO-D10人タッグ王座決定戦60分1本勝負と銘打たれた10人タッグマッチ、当然この会場にお集まりの皆さんが思ってることだと思いますが、この試合絶対に消化試合ではない。断じて消化試合ではないと断言しておきましょう。なぜならば、この10人全員には、ちゃんと勝ちたい理由がそれぞれあるんです。そういった各選手のモチベーション、私事前に一人ひとりにヒアリングして資料としてきました。それを見てください。
 まず1人目、イケメン選手。イケメン選手渡米前最後の両国大会なんだそうです。日本にいる彼が最後の両国国技館でのプロレスです。普通に勝ちたいとおっしゃっておりました。ちなみにイケメン選手の入場は4分3秒ございます。最後の黒潮“イケメン”二郎の入場最後まで楽しんでいってください。ちなみに12月24日に送別会会興行をイケメン選手自ら開催するそうです。
 そして朱崇花選手。イケメンに買って代わりに米国に行きたいと先程おっしゃってました。ちなみに朱崇花選手補足情報でございますが、酒豪でございます。
 続きまして大和選手。とにかく物販で自らがプロデュースする海苔をたくさん売りたいとおっしゃっておりました。1パック500円だそうです。
 続きまして瑞希選手、彼女実はグッズ売上額DDTグループでぐんを抜いて一番なんだそうです。当然こんなところで負けていられないと。最後ベルトを持って2ショットの会場に向かいたいと。2ショット1枚千円。毎回100枚ぐらい。やばいですよね。
 続きましてまなせゆうな選手、食事に集中するため回答なし。昨日の夕飯はお寿司パスタかぼちゃのプリンヨーグルトなど。帰りの電車でウーバーイーツで注文して同じぐらいに帰るのがコツだそうです。一秒でも待ちたくないと。
 トランザム★ヒロシ選手もヨガに集中するため回答なし。一年で2000本の植樹活動をおこなったそうです。
 大石選手は12月に生まれる赤ちゃんのために勝ちたいと。補足情報はございません。
 飯野選手は会場にいる両親のために勝ちたいと。ちなみに飯野選手のお父さんは飯野選手がプロレスをやるのにまだ反対だそうです。
 ディーノ選手は大石さんに勝って12月に生まれる大石さんの子供を養子にもらうと。男色ディーノ新作Tシャツ販売中です。
 そして私がどうしても勝ちたい理由、まじで聞いてもらっていいですか?今日ここにお集まりのみなさん聞いてください。アメリカがパワポ使うレスラー作っちゃった。いや別に、別にいいんですけど、この人が、このレスラーがですよ、パワポ、出すときに、こう言って出すんですよ。マイオリジナル!パワーポイントプレゼンと。私、今日は王者になって、もう少し有名になりたい。そして!あいつらが、日本公演に来た暁には、どっちがプレゼンすげーか勝負してやりますよ。ご視聴ありがとうございました!」

 ササダンゴ軍が奇襲し試合開始。リング上では大石が瑞希の顔面を蹴りつけナックル。更にヘッドロックから髪を掴んで振り回す。瑞希がエルボーからロープに飛ぼうとするが、大石は髪を掴んで引き倒しフォール。ブリッジして抜けた瑞希がロープに飛んでコルバタからドロップキックを叩き込みストンピング。瑞希は朱崇花にタッチ。

 朱崇花はミサイルキック。吹っ飛んだ大石にイケメンがタッチしミサイルキックも、朱崇花は避けて自爆させる。
 朱崇花はスピンキックからコーナーに振ってロンダート。イケメンがコーナーに振るが、朱崇花はムーンサルトで飛び越えると強烈なビンタからバックを取るが、イケメンはバックエルボーで逃れナックル。朱崇花がロープに振るが、イケメンはロープを飛び越え花道に飛び込むと、スワンダイブしてリングに飛び込むが、朱崇花がキャッチしジャーマンスープレックスホールドも2。
 朱崇花はムーンサルトも、イケメンが避けてイケメンサルト。朱崇花が避けて自爆させ両者タッチ。

 ササダンゴとヒロシになり、ヒロシがラリアットを座禅を組んで避ける。ササダンゴは蹴りつけるが、ヒロシは起き上がりこぼしのように起き上がり、座禅のまま飛び跳ねる。ササダンゴはお布施をヒロシの膝に置くと、ヒロシはそれを胸にしまい土下座をしながら感謝をアピール。両者タッチ。

 まなせと飯野がロックアップ。一度離れて再度ロックアップから飯野がヘッドロックで捕らえショルダータックル。受けきったまなせがショルダータックルも、お互い受けきり同時にショルダータックル。これは飯野が打ち勝ち走り込むが、まなせはハイキックで迎撃し、飯野はディーノにタッチ。

 ディーノはナックルから髪を掴んで振り回すと、大和がまなせの背中にタッチ。

 ディーノと大和はナックルの応酬からディーノが股間を撫で、さらにリップロックを狙うが大和はガットショットからロープに飛んでフライングクロスチョップ。避けたディーノがナックルからコーナーに振って走り込むが、エルボーで迎撃した大和がラリアットも避けてスピアー。さらにスライディングXからフォールもディーノが下から引き込んでリップロック。体勢を変えるとナイトメア。大石がカットしようとナックルも、その衝撃でディーノが腰を落としフォールも2。
 場外乱闘となり、瑞希がコーナーからのプランチャ。さらにイケメンがノータッチトペコンヒーロ。さらにさらに朱崇花がケブラーダ。
 リングにディーノと大和が戻りディーノがフォールも2。
 ディーノはファイトいっぱつから男色ドライバーを狙うが、大和は耐えてXチョップから大石にタッチ。

 大石はダイビングクロスボディアタックも、ディーノが避けてファイト一発。そのまま男色ドライバーを狙うが、大石は耐えると裏拳連発からロープに飛ぶが、ヒロシがエプロンから蹴りつけディーノが男色ドライバー。フォールも大和がカット。ディーノは飯野にタッチ。

 飯野はハカを踊りきってからエルボードロップ。フォールも、ここでエトピリカが流れスクリーンには大石の思いが映し出されスローモーションへ。大石は「実は生まれてくる子供の名前に悩んでいて試合に集中できていない。名前の候補は3つ、1つ目は彩笑(さえ)、2つ目は窓楓(まどか)、そして3つ目は蒼空(すかい)。あぁ一体どの名前にすれば良いんだー」とフォールを返す。
 飯野のラリアットを大石が避けてガットショットからスタナー。大石はササダンゴにタッチ。

 イケメンはナックルを叩き込み、まなせも続けてラリアット。ヒロシがクロスチョップ、ササダンゴが垂直落下式リーマンショック。フォールも、スクリーンには飯野の父の思いが「お父さんは雄貴がプロレスラーになることを反対していましたが、プロレスラーとして負けることはもっと反対しています。雄貴の名前の由来はYOU KILL HIM。全てぶっ潰すんだ」と流され、飯野はこれを聞いてフォールを返す。
 ササダンゴが飯野に走り込むが、飯野はスピアーで迎撃し3カウント。

<試合後コメント>

スーパー・ササダンゴ・マシン&まなせゆうな&黒潮“イケメン”二郎&大和ヒロシ&大石真翔
ササダンゴ「ごめんなさいイケメンさん、アメリカ行く直前だと言うのに……」
イケメン「くっそー!」
ササダンゴ「できればこのベルトを持って、イマイチこの後の進路をはぐらかしているあたりに、なにか大きなチャンスを掴みかけているような気配を我々はカンジているのだけど、出来ればKO-D10人タッグのベルトを持っていってほしかったんです」
大石「悔しいなあ。ほんとによお」
イケメン「ハッ!ハァーッ!ハッハァ!悔しい!」
大石「まあでも……だめだ、もうチャンスねえんだ(笑)もう一回と思ったけど。また帰ってきたらね」
ササダンゴ「負けた僕が言うのもあアレですけど、思った以上にまとまりのあるいいチームでした!」
まなせ「(笑)」
ササダンゴ「ホントもったいないです。悔しいですけど、プロレスを続けていればまたご一緒できますんで」
大石「またこの5人でもっかいやりたいね!このササダンゴ軍がもう一回やりますんで、もう一回集合して」
まなせ「トランザム★ヒロシをぶっ潰す!」

男色ディーノ&朱崇花&飯野雄貴&瑞希&トランザム★ヒロシ
(ディーノがピンク色のベルトを持っていったことに朱崇花と瑞希が不満を言いながら登場)
ディーノ「一回落ち着こ?ベルトを獲ったらノーサイド!一回置こう?じゃあ、コメント……あっ!血だらけ!」
瑞希「えっ?」
(ディーノがブラフをかけ皆が明後日の方向を向いた隙にディーノがピンク色のベルトを持ち逃げしようとするが、朱崇花と瑞希がすぐに気づいて引き止める)
ディーノ「いいじゃん!色なんかなんでもいいじゃん!」
朱崇花「ピンクがいい!」
瑞希「とりあえず置いてください」
ディーノ「大丈夫。気持ちはわかる。我々のパーフェクトなチームワークでベルトを獲ることができました。ナマステ」
トランザム「ナマステ」
ディーノ「今日はね、イイちゃんが」
飯野「今日はお父さん来てるんで、ここは獲らないといけないs、プロレス反対してたので、今日改めてプロレス面白いと思って応援してくれたらと思います」
ディーノ「今日の試合で応援してくれるかな」
飯野「きっと応援してくれると思います。勝ったんで。プロレス反対してましたけど勝ったんでまあいいのかなと」
ディーノ「大石さんも父親になるということで、飯野のお父さんなんて何年父親やってると思ってんだって話ですよ」
飯野「そうですよ。にじゅう……?ごねんやってますよ」
ディーノ「そこは年齢でいいんだよ!(笑)」
飯野「25年やってるわけですよ」
ディーノ「大石さんは父親としてはまだぺーぺーだと言うことですよ。今日は父の愛が」
飯野「まだ練習生にもなってませんからね」
ディーノ「んん……?」
飯野「子供まだ出てないんで。僕のお父さんは芸歴25年ですよ」
一同「芸歴……?」
トランザム「私のプロレス人生、色々ありましたけど、今日が一番嬉しいです。私のプロレス人生の中にも一度くらい幸せなときがあってもいいんじゃないかと思っています。これから防衛していこう!」
飯野「そうっすね」
トランザム「がんばりましょう!」
ディーノ「なにか」(朱崇花と瑞希に話を振る)
瑞希「ピンクのベルトが欲しい」
朱崇花「とにかく欲しい。いま欲しい。今すぐ欲しい」
ディーノ「いやいやいや。色とかそういうんじゃないから。心だから」
瑞希「心とかじゃないんで、色がいいです」
朱崇花「色!」
ディーノ「心で自分の色に染め上げていくっていう、そういうベルトじゃないですか」
朱崇花「なに言ってんですか」
ディーノ「めっちゃいいこと言ったのに!まあまあまあ、色に関してはね」
飯野「(朱崇花のコスチュームが)赤だから赤で良くないですか?」
朱崇花「なにが?」
ディーノ「赤だから赤がいいとかそういうの良くないですよ」
瑞希「えっ」
ディーノ「以上です」

第3試合


 まずは坂口と勝村が蹴り合い、坂口が座り込んでサッカーボールキックを受けるとアンクルホールド。勝村が切り替えして腕ひしぎも坂口はロープへ。
 両者タッチ。

 岩崎と中津がミドルキックの打ち合い。ハイキックの相打ちから中津がミドルからのハイキック。だが岩崎がバックドロップからソバットも、岩崎がジャーマンで投げ捨てる。すぐに岩崎がサッカーボールキックを叩き込み両者タッチ。

 坂口が引き込み腕ひしぎからマウントナックル連打。勝村が羽折り固めで切り返し、ガットショットからコーナーに押し込んでエルボー。坂口が逆コーナーに振るが、勝村は足を伸ばしてカットし、ラリアットを巻き込んで引き込み腕ひしぎ。坂口はロープに足を伸ばしブレイク。勝村は岩崎にタッチ。

 坂口は勝村にボディブロー、岩崎が坂口にキャプチュードからサンドイッチサッカーボールキック。フォールも2。
 岩崎は投げようとするが、坂口が膝蹴りからフロントネック。岩崎はそのまま担いでブレーンバスターからフォールも2。
 岩崎はハイキックも、避けた坂口がジャンピングニーを叩き込みフォールし3カウント。

 二組目として爆裂シスターズが入場。
 坂口と中津が入場を真似て挑発するが、爆裂シスターズは急襲し、岩崎にダブルショルダータックルからダブルセントーンを投下しフォールも2。
 のどかがコーナーに登るが中津が髪を掴んで引き落としサッカーボールキック。再度お祭りPK。坂口がカットに来たユキの強烈なボディブロー。中津はまなせをコーナーに乗せて、坂口が神の右膝。のどかは場外に転がり降りて逃れると、坂口のハイキックをキャッチしエプロンに引きずり落とす。のどかは中津と同士討ちさせようとするが、中津は停まってのどかにドロップキック。のどかは突き飛ばして坂口が落下しそうになるが、これを中津が引っ張り上げて、爆裂シスターズの入場を真似て挑発。これを爆裂シスターズが中津にショルダータックルを叩き込んで、中津が坂口に衝突し坂口がOTRで敗北に。

 NEO伊藤リスペクト軍団が入場し、クリスと一緒にセツナイロをダンス。
 しかし途中でクリスはユキにビッグブーツ。文句を言う伊藤をクリスは突き飛ばすと、のどかのエルボーを無視。さらに向かい合うが、クリスは身長が低すぎて見えなかったと挑発。
 ユキがのどかを肩車すると、クリスが伊藤にタッチし、伊藤を肩車。

 伊藤は中指を立てるが、のどかとユキは着地してクリスのボディブロー。伊藤は着地してのどかをコーナーに振るが、のどかはショルダータックルで伊藤を迎撃するとユキにタッチ。

 ユキは伊藤にブルドッキングヘッドロックからのどかがダイビングボディプレスを投下。フォールも、そこへクリスがダイビングフットスタンプを投下しカット。一番下の伊藤が一番ダメージを受けるが、伊藤はなんとかクリスにタッチ。

 のどかはエルボー連打から俵投げ、ユキがセントーンを投下しフォールも2。
 ユキがクリスを肩車し、のどかがコーナーに登るが伊藤が羽交い締めに。クリスは着地し、ユキに膝蹴りからのどかにハイキック。クリスは伊藤にタッチ。

 クリスはリバースタイガードライバーをユキに叩き込み、伊藤がフライング・ビッグヘッドを投下し3カウント。

 上野&吉村のNAUTILUSが登場。
 吉村がクリスをショルダータックルでふっとばし、伊藤のショルダータックルも受け切っていく。伊藤は泣き崩れ、吉野が動揺すると、伊藤は足を踏みつけロープに飛ぶが、ショルダータックルを吉村が棒立ちで受けきり伊藤は自爆。吉村は上野にタッチ。

 上野はコーナーに伊藤を叩き込み、吉村が世界一かわいいナックルを奪おうとするが、クリスが水を噴射しカット。クリスと伊藤が上野をロープに振ってダブルチョップから、クリスがキャメルクラッチで捕らえ、伊藤とともにつばを上野の両耳に入れる。
 クリスはチョップからコーナーに振って世界一可愛いナックルを打ち込もうとするが、伊藤がエルボーでカットしてクリスにタッチを要求。

 伊藤が改めて上野に世界一かわいいナックルを叩き込んでいくが、上野は担いでパワーボムを狙うも、伊藤はDDTで切り返し、クリスがスワンダイブスタナーから伊藤がランニングヘッドバッド。フォールも上野が切り替えしてフォールし3カウント。

 納谷とコーディーのツインタワーズが入場し、コーディーが上野と向かい合う。
 ロックアップからコーディーがふっ飛ばし、上野がバックを取りヘッドロックもコーディーは片手で持ち上げチョークスラムでコーナーに吹っ飛ばす。コーディーは串刺し攻撃を狙うが、上野は足を伸ばしてカット。コーディーは強烈なチョップから担ぐと、そのままアルゼンチンも上野は着地。コーディーはロープに飛ぶが、上野はドロップキックで迎撃し吉村にタッチ。

 吉村はショルダータックルもコーディーは受け切る。吉村のチョップも受けきっていくと、コーディーはガットショットから張り手。さらにロープに振ってネックハンギングボムからフォールも2。
 コーディーは納谷にタッチ。

 納谷は首投げから背中にサッカーボールキック連発。さらに正面からサッカーボールキックを叩き込んでフォールも2。
 ツインタワーズはコーナーに振り、納谷が串刺しボディスプラッシュからコーディーが串刺しバックエルボー。さらにダブルのブレーンバスターから納谷がフォールも上野がカット。
 吉村はツインタワーズにエルボーとチョップを交互に打ち込んでいくが、ツインタワーズはダブルの膝蹴りからダブルチョークスラムを狙う。そこを上野がミサイルキックでカット。
 納谷が吉村にミドルキック連打も、吉村はダブルチョップ。だが納谷は膝蹴りから走り込むが、吉村がラリアットで迎撃しフォールも2。
 吉村はパイルドライバーで突き刺し、上野がダイビングボディプレス。吉村がラリアットでなぎ倒し3カウント。

<試合後コメント>
上野勇希&吉村直巳
上野「やりました!優勝というのか、言葉はわからないですけども、我々が両国でのDDTブランド全部、みんなごちゃごちゃのなかで、2019年、ガントレットマッチの王者なのでそれを胸に頑張っていきたいと思います」
吉村「そうだ」
上野「そうだそうだ」
吉村「そうだそうだ。まあ上野さん勝ったし、俺も勝ったし、タッグとしての実力だけじゃなくて個人としての実力も上がってるんじゃないかな」
上野「D王もあるからね」
吉村「D王もあるからね」
上野「まあ耳にツバのついた指入れられたところでギブアップするところだったんですけど、両国じゃなかったらまずギブアップしてました」
吉村「そうなんや。そこはもっと根性出して」
上野「それでもノーチラス、これから絶対ベルト取れるように頑張っていこうね」
吉村「そうね。大きなことを。勝ったから言うと、決勝で会えるようにがんばります。今ここで言うことかわからないけど、今日俺たち勝ったし。今日、メインイベント、HARASHIMAさんには絶対勝ってもらいましょう。ノーチラスも勝ちました。ディザスターボックスとしてタイトルマッチあるのはHARASHIMAさんだけかな?」
上野「あと、アイアンマン、平田さんが獲りましたね」
吉村「アイアンマンあったか」
上野「最後は我々の使命を浸透させるためにガツンと締めてくれますんで」
吉村「今カメラさんも全員で声揃えて言ってくださいね」
吉村「イエス・オア!」
2人「ノーチラス!」

第4試合

 両者突っ込み石井のビッグブーツを阿部がドラゴンスクリューで迎撃。場外に出た石井にスライディングキックから鉄柱に押し込みナックル。だが石井が避けて自爆させると、花道へ阿部の顔面を叩きつける。
 リングに戻り、石井がビッグブーツからフォールも2。 

 石井はフィッシャーマンを狙うが、耐えた阿部にレーザービームチョップ。だが阿部は延髄斬りで動きを止めると、ロープに振ってドロップキックからフォールも2。

 阿部はロープに振ろうとするが、耐えた石井にソバット。石井はラリアットを巻きこんでニーアッパーからダブルニードロップ。阿部はコーナーに振って串刺し大旋回ソバットから首投げで倒しPK。キャッチした石井が膝へのエルボーからビッグブーツも、阿部はドラゴンスクリューで迎撃。
 阿部は串刺し攻撃を狙うが、石井が飛び越え投げ捨てジャーマン。石井は走り込むが、阿部はフランケンで投げ捨てるとラリアット。石井は巻き込んでニーアッパーからオーバヘッドキック。阿部はキャッチしアンクルホールド。石井はロープを掴みブレイクしようとするが、すかさず阿部は投げ捨てジャーマン。
 阿部は二段式ハイキックから伊良部パンチ。さらにお卍固めで捕らえるが、石井はロープを掴みブレイク。

 阿部はバックを取るが、バックエルボーで逃れた石井が走り込んできた阿部をカニバサミで倒し、ボディを蹴りあげるとうつ伏せの阿部にオーバーヘッドニードロップ。さらにタイガースープレックスホールドも2。
 石井はダブルアームスープレックスを狙うが、阿部は切り返してお卍固め。石井が切り返すと阿部はバズソーキック。阿部はロープに飛ぶが、石井がウラカンラナも2。

 石井はビッグブーツ。さらに延髄斬りからコーナーへのタイガースープレックス。石井はリストクラッチ式みちのくドライバーで叩きつけてフォールも2。
 石井は低空ドロップキックからフォールも1。
 石井は桃色ニールキックを叩き込んで3カウント。

<試合後コメント>

石井慧介
「まず、4度目の防衛じゃない。初防衛に成功です。今までやっぱDDTでシングルのチャンスなかったけど、ガンプロに行った結果、ベルトもここにあるし、シングルマッチ戦って、そしてここにまたベルトがある。この自信のまま次はD王GPだなあ、DDTでは。そしてまあ、阿部史典選手、いや、勝って言うのもアレだけど、1回じゃ終わらないから。またどっかでやる機会あれば。今日は、なんでしょうね、ガンプロ引っ張ってきた自信の勝利かな」

――ガンプロとして両国の舞台に上がったことについては
「いや、やっぱDDTの選手として参戦するより気持ち違いますね。なんでしょう。別に、なんでしょうね。ふるさとなんだけど、外のリング。あとはガンバレプロレスのアピールのために敢えて入場で鷲田をつけさせたのもあるし。ガンプロをアピールするのが今日の目的、そして防衛するのが今日の目的。まあ、防衛できたんでよかったです」

阿部史典
「負けましたねえ!負けた!細かいところ、上手さだったりとか、場所取りだったりとか、さすが、他のインディーの選手とはホント信じられないくらい戦わせてもらってますけど、石井さんがなんか違うところの上手さがある。それがメジャーのエッセンスなのか、全日本で学んだことなのかは分からないんですけど、インディーの選手とは違うようなところを、試合の中で、ホント伝わらないかも知れないですけど、自分自身ではものすごく感じました。でも、それを感じられる私?(笑)そういうのを感じられる私、なんていうんですかね、今日も経験だし、今日は今日!これで悔やんでたらきりがないですから。今日は今日!明日は大日本!明日は明日!今日は今日!そういう気持ちでやってきてますから。ただ今日は両国という場所でシングルマッチができて、ただ、第4試合!これが今の自分の位置であり、両国でシングルマッチができたっていうのはホントに大きいですけど、これ第4試合。これが自分の位置であり、ガンプロの位置であり、自分にとってのBASARAの位置であると思うんで。まだまだ上り詰めてないと言うか、まだまだやり足りないこと、やってないことががまだまだいっぱいあると思ったので、ちょっとね、もっともっと頑張っちゃおうなんて思いました。昨日の佐野さんとのアイアンマンマッチが響いてるなんてこれっぽっちも無いですからね。あるのかもしれないけど。精神的な意味で。それも自分は大丈夫だと思うんで。試合をすればするほどコンディションが上がる」

――次は全日本プロレスの世界ジュニアトーナメントが待っています
「インディージュニアと世界ジュニア!インディーワールドジュニアと世界ジュニアを巻いたらどっちが世界なんだ、ってちょっとふざけたことをやりたかったんですけど、インディージュニア巻くことができなかったんで。ただなんか、世界ジュニア、これはこれ。これはこれなんですよ。今日は今日。勝負事なんで。今日負けた人間が、その試合で勝てないって、そういうことないんで。勝負事なんで。そのときになんないとわかんない。ただガンプロが、インディージュニアに挑戦したことによって最終章みたいな感じありますけど、自分は大家さんとか今成さんとか岩崎さんとも戦いたいから。どうかこれを最終章にしないでほしいですね。まだやってない人いっぱいいるんで。インディージュニアが自分の始まり、ガンプロとBASARAじゃなくて、ガンプロと自分の始まり!またカラオケを歌わせてください。ガンプロってカラオケ団体でしょ?まだ歌いたい曲いっぱいあんのよ。長渕だけじゃいのよ。尾崎紀世彦とか歌いたいのよ」

――千年メダルをずっとやるんですか
(阿部がコメントブースから引き上げつつ、振り返りながら大きな声で叫ぶ)
「いいこと言うねぇ!(笑)わかんない人多いかも知れないですけど、不死身のエレキマン、これ桜井マッハ速人ですから!大晦日に使って、千年メダルはたまにつかって負けちゃったのよ!それで俺負けちゃったの!これ桜井マッハ速人のせいかもしれない!会ったことないからあんま書かないでくださいねぇ~!」

第5試合

 乱闘から試合開始。リングでは今成が集中砲火を受ける。今成が場外に落とされると、遠藤がヤスにマンハッタンドロップからロープに振ろうとするが、ヤスがロープに振ると遠藤はハンドスプリングエルボー。さらにその場飛びリバースシューティングスターセントーンからフォールも、これは中野がカット。

 中野がフランケンを狙うが、遠藤がキャッチし、島谷が顔面にサッカーボールキック。遠藤はパワーボムで叩きつけ、ポーリーがエルボードロップからフォールも2。

 ポーリーはコーナーに叩き込み、串刺し攻撃も中野は避けてスワンダイブクロスボディ。ポーリーはキャッチしボディスラムから四つん這いになり、遠藤がポーリーを踏み台にしてムーンサルト。さらに島谷がポーリーを踏み台にしたフロッグスプラッシュから、ポーリーがボディプレスを投下しフォールもヤスがカット。

 ヤスと塚本がポーリーをロープに振るも、ポーリーはダブルラリアットで蹴散らし、モンゴルと向かい合うとモンゴルはビンタ。ポーリーがポーリーバスターで迎撃し、今成にもポーリーバスター。今成はアイルビーバックで走り込むが、ポーリーはルー・テーズプレスで迎撃。だが大家が炎のスピアーでポーリーを蹴散らし、遠藤に串刺しバックエルボーからカミカゼ。さらに炎のスピアーを狙うが、島谷が場外から足を引っ張り倒し、塚本が遠藤にボディスラムから、ヤスがコーナーに登るが、大家がヤスとコーナー上でエルボーの打ち合い。大家が打ち勝つが、島谷が正面に登り、遠藤も正面に登ると、ポーリーがまとめてリングに投げ捨て合体雪崩式ブレーンバスター。大家をポーリーがフォールもモンゴルがカット。

 ヤスがモンゴルにスクールボーイも2。
 ヤスはエルボーからナックル。コーナーに振っていくが、モンゴルがラリアットで迎撃し、ロープに飛んでクロスボディアタック。フォールも中野がカット。

 中野と島谷がエルボー合戦。中野が延髄斬りからロープに飛んでカサドーラフェイスバスター。さらに走り込むが、島谷はカウンターのオクラホマスタンピードからスライディングラリアット。フォールも塚本がカット。

 塚本が島谷をコーナーに叩きつけるが、島谷はエルボー。塚本はチョップからコーナーに振って串刺し攻撃も、島谷は避けてスクールボーイ。そこへ遠藤がスワンダイブフォアアームを叩き込み、島谷がバックドロップからフォールも今成がカット。

 遠藤は場外へカンクーントルネードを投下し、島谷が塚本を投げようとするが、耐えた塚本に左右のエルボー。ロープに飛ぶとラリアットでなぎ倒し、フィッシャーマンバスターからフォールも2。
 島谷は逆打ちを狙うが、塚本は耐えると延髄斬り。叫んだ島谷にトラースキックからドラゴンキッカーを叩き込んで3カウント。

<試合後コメント>

大家健&今成夢人&ミス・モンゴル
――悔しい結果に終わってしまいました
大家「悔しさあるよ!悔しさあるけど!なあ?!俺たちはオイ!挑戦をしてもオイ!勝っても負けてもいないじゃないですか!?ねえモンゴルさん?!ねえ今成?!いつの間にか終わってたとか!タイトルマッチであっていいと思ってんのかァ?!いや!ないでしょう!なあ?!今成ないよなあ?!」
今成「はい」
大家「だったらオイどうすんだお前!もう一回!分かんねえけど!受けてもらえんのか分かんねえけど!もう一回!別のベルトでもいいよ!この3人でなあ?!ガンバレプロレス!連合軍で!なあ?!6人タッグのベルトなんでもいいよ!なんでもいいから挑戦して!今度はなあ!必ず獲ってやるからなオイ!お前ら!みんな見とけよ!そうですねモンゴルさん?!ねえ?!今成?!」
今成「VTRもたくさん納品して、選手もやってってことだけど、そういうことには限界があるから、次やるときはガッチリ選手として、全部取り戻して、集中して取り戻す。それだけです」
大家「ありがとうございましたァ!」

遠藤哲哉&マッド・ポーリー&島谷常寛
遠藤「今回珍しく、ノブが自分の主張を出して、中野とやりあって、その結果タイトルマッチ決まったわけだから、俺とポーリーはそれに応えようとしてたんだけど、結果的に獲れなくて」
島谷「自分は、自分は、1試合1試合にかけてるってみんな言うけど、実際そのとおりで、今回みたいなチャンス、ほんとに逃したっていうのは、ホントに自分自身実力不足、実力不足です。結果がどうあろうが、ちょっと前から考えてたことが合って、ちょっと、あの、立場を変えて、環境も変えて、1からホントに自分1人で、一番つらい状況からもう一回這い上がるってことまでしないと、正直ちょっと今回の負けっていうのは自分の中でかなり大きいし、自分より下もDDTのトップ戦線でやってるって現状、正直面白くないし、僕はこのまま今日負けたから次がんばりますっていうんじゃ一生上にはもう行けないと思うし、その覚悟を持って、ちょっと、申し訳ないですけど、DAMNATIONの先輩方、一区切り打たせてください。すみません。お願いします」
ポーリー「ノブゥ~」

――それはDAMNATIONを脱退するということでしょうか
島谷「それはわからないですけど、今のDDTという場所から距離を置こうかなと。自分1人の力で、今後どうなるかわからないですけど……すみませんでした」
(島谷は1人で退席)
ポーリー「ノブゥ~……」
遠藤「まあ、今日見てもらって分かってもらったと思うけど、アイツはただのおもしろマネージャーじゃないんで。立派な、プロレスラーだ」

塚本拓海&ヤス・ウラノ&中野貴人
(中野が着席もうなだれた様子でコメント開始)
ヤス「なんか落ち込んでるみたいだよ?(笑)防衛したんだから!」
塚本「頑張ったんだぞ、おじさん」
中野「ありがとうございます!」
ヤス「いやぁ、勝ちましたね」
塚本「勝ちました。約束どおり防衛して、BASARAにこのベルトを持ち帰る。さっき島谷のコメント聞いてて、実力不足とか、自分に力がないとか言ってましたけど、僕はそんなに感じなかったですよ、そんなことは。あんなにいいラリアットもあるし、あんなにいいフィッシャーマンもあるし。なんか、若いからこそ、僕も若いときは色々悩んだりしてたんで。ちょっと分かるんですけど」
ヤス「やっぱ悩んだんだ。色々合ったんだ?」
塚本「ありましたっけ?あったような、なかったような……」
ヤス「団体抜け出したりしたりね色々あるでしょ(笑)」
塚本「ありましたね(笑)まあ卑下せずにね、明るくやっていけばいくらでもチャンスあるから」
(ヤスが尚もうなだれる中野を見やって)
ヤス「勝ったのにそんな……何なん?(笑)」
塚本「人のコメントを邪魔するような、遮るような(笑)お前が頑張れよ~」
ヤス「お前が勝ちたかっただけみたいのやめろよ~」
中野「ちが、ちが、そうじゃないです!」
塚本「美味しいとこもっていきやがって~」
中野「ちがいますちがいますちがいます(笑)」
ヤス「もうこのベルト防衛できなくなっちゃう。BASARAでね、このベルトを」
塚本「防衛したんだよ」
ヤス「我々がやるべきことはBASARAをかき回すことだったでしょ?それがね、勝てなかったから残念みたいな……いやいや、ホントその顔やめて」
中野「でもホント、今日、ホントに、大家さんにも会見で会って、シングルマッチやったりして、島谷さんにもシングルで負けて、今日この舞台で、正直自分でなんとかしなきゃって思ってたんですけど、僕も結構悩んでて、噛み付いてやられて、噛み付いてやられて、ベルト取って全然勝てないし。悩んでて、でも、今日、ここになんとか上がってこれて、塚本さんのおかげで、ホント……」
ヤス「いいんだよ。塚本くんのおかげとかじゃないんだよ。3人の力なんだよ」
塚本「そんな自分でなんとかしようって、じゃあ俺らはなんのためにいるんだ。俺とヤスさん。なんでも言ってこいよ。そんな泣くんだったら。まあ、嬉しいんでしょうね。自分の力で獲ったベルトを初防衛してBASARAにベルトを持ち帰ることができて。まあ、キャリア2年位?」
中野「2年半くらいです」
塚本「大したことですよ。でもなんでこんなに悲しくなってるの(笑)」
中野「いや、そんな」
塚本「そんなタイトルマッチじゃないですよこれは」
ヤス「勝ったんだから」
塚本「勝ったのは俺なんだから俺が泣きたいくらいだよ。3人の力で勝ったんだから。だってDAMNATION倒して、ガンプロ倒したんだから。自信になるでしょ。そのキャリアで」
ヤス「シングルなんてどうだっていいんだよ。それはキャリアで負けてるだけなんだから。キャリアで負けてるだけ。そんな大家なんてねえ」

第6試合


 先発は操と未詩。ヘッドロックの応酬から操がショルダータックルで倒し背中にストンピング。操はガットショットも未詩がロープに振ってショルダータックルで迎撃。未詩は投げようとするが、操が切り返すと未詩はリカにタッチ。

 お互いロープワークからグラウンドの攻防。操が腕をとっていくが、リカがロープに押し込みブレイクを狙う。操がロープに振ると、ジャンピングニーとリカのヒップアタックの相打ち。
 リカがロープに飛ぼうとするが、沙希様が蹴落としたのを見て止まる。だが操が背後から蹴りつけると、沙希様が花道に引きずり出して操がステッキ攻撃。操はリングに投げ入れ、ストンピングからフォールも2。
 操はコーナーに叩きつけ、ロープを使ったアームブリーカー連発から腕固め。沙希様も後頭部を踏みつけサポート。レフェリーに注意されると操は沙希様にタッチ。

 沙希様は顔面にバラ攻撃。リカはエルボーを打ち込んでいくが、沙希様はエルボーからボディに膝蹴り。さらに首投げから背中にサッカーボールキック。フォールも2。
 沙希様は操にタッチ。

 操はコーナーに叩きつけて膝蹴り。正面ロープにもたれさせると、エプロンから顔面に膝蹴り。フォールも2。
 操はチョーク攻撃でコーナーに押し込むが、リカが逆コーナーに振って走りこむ。だが操は足を伸ばしてカットしようとするが、リカは足をキャッチしドラゴンスクリュー。リカは未詩にタッチ。

 未詩はショルダータックルで倒し、コーナーに振って串刺しボディスプラッシュ。さらにロープに飛んでショルダータックル。沙希様にもショルダータックルから、二人まとめてボディスラム。未詩は操にジャイアントスイングから逆エビ固め。沙希様が二段蹴りでカット。
 操は串刺しジャンピングニーから沙希様にタッチ。

 沙希様はランニング式の二段蹴りからミドルキック連打でコーナーに押し込み、逆コーナーに振って串刺しビッグブーツ。さらにブレーンバスターからフォールも2。
 沙希様は走り込むが、未詩はキャッチ。沙希様はアームホイップからビッグブーツも、避けた未詩がチョップを狙うが沙希様はビッグブーツ。ロープに飛ぶが、未詩はショルダータックルで迎撃しリカにタッチ。

 リカはヒップアタックからエルボー連打。操が沙希様の背中にタッチし、気づかずリカは沙希様をロープに振るが、操が背後からスクールボーイ。操はロープに振ってジャンピングニーからフォールも2。

 操がスリーパーも、リカはブリッジしてフォールも2。リカは低空ドロップキックからコーナーに振って串刺しヒップアタックからコーナーに登りダイビングヒップアタック。操が避けると沙希様がビッグブーツ。リカは沙希様と操に交互にエルボーからロープに飛ぶが、沙希様が担ぐと操と合体フェイスバスター。
 操はヴァニタスからフォールも未詩がカット。

 未詩は操をカナディアンバックブリーカーで担いで、リカとともに合体フェイスバスター。フォールも沙希様がカット。

 沙希様は未詩に二段式顔面蹴りも、未詩が避けてカナディアンバスター。 
 リカと操はエルボー合戦。さらにビンタの相打ち連発から、操が避けてバックを取る。操がエルボーでふっ飛ばし、改めてヴァニタスを狙うが、リカが切り返すと顔面にドロップキック。
 リカはツイスト・オブ・フェイトからコーナーに登りダイビングヒップアタックを叩き込んで3カウント。

<試合後コメント>

沙希様&操
沙希様「なにかしら。言うことなんて無くってよ」

――今日の敗因は
沙希様「言うことは無くってよって言ってるわけ。(呆然とうつむく操を見て)……操さん?あなた、試合中に何を考えてたわけ?操さん?操さん?!操さん?!」
(返事をしない操をひっぱたく)
沙希様「私達はこんなところで終わっていてはダメなわけ。操さんの覚悟と決意をこれからも見せてちょうだい。しっかりしなさい。以上よ!」

辰巳リカ&渡辺未詩
リカ「これが、私達が2人で獲ったベルトです!いつもベルトに近くてもいつも離れていってしまって遠かったベルト、やっと手に入れることができました。でもこれは、未詩がいてくれたから、2人だから、白昼夢だから獲れたベルトだと思ってます。ちょっと腰に巻いてみていいですか?腰に巻いたことなかったからさあ。東京女子の初のベルトだからさあ。未詩、巻こうよ」
未詩「巻き方が分からないです」
(リカが未詩にベルトの巻き方を教えて2人で腰にベルトを巻く)
リカ「未詩、ありがとう、今日は」
未詩「ありがとうございました!」
リカ「ピンチを救ってくれなかったら、今日の勝利はなかったから。一個気がかりなのが、操が今の姿になってから、負け無しだったんですよ。無敗で。今日初めて私に負けて、今何を思っているのかってすごい気がかりで。でも、勝った私が言うのもなんですけど、操には意味のある、希望の負けだと思ってもらいたいので、これからハイパーミサヲに戻る手助けはいくらでもしたいと思います、私は」
未詩「ずっと、ずっと私が美しくないみたいなことを言ってたんですけど、でもやっぱり、負けるたびに悔しいし、くじけそうにもなったんですけど、でもやっぱり諦めないでよかったなって思いました」
リカ「ね!証明されたんだよ!」
未詩「証明したかったことがこれで証明できたと思うので、この証明をもっと大きいものに出来るようにこのベルトと、みなさんと一緒に頑張っていきたいとおもいます」
リカ「成長していこう!一緒に!」

――プロレスを知らずに入って苦労を重ねてベルトを獲ったことについて
未詩「やっぱりこの両国国技館の大会に出る中で、この本戦で一番歴が浅くて、こんなに大切な試合を組ませていただいている中では自分が一番下なんじゃないかと思っていて、でも、それでも、その歴に関係なく、精一杯頑張りたいと思ったので、それができてよかったなと思います」
リカ「気持ちが届いたんだよ」
未詩「もしアイドルで、今まで落ちたものもあるんですけど、もしそれで受かってたら、こんなに素敵な人生にはならなかったんだろうなって思ったら、こんなプロレスに出会える運命になれてよかったなって思っていて、ホント、アプガ(プロレス)になれて、東京女子プロレスになれてよかったので、この大好きになった東京女子のベルトを大切にしていきたいって思います」

第7試合

 
 乱闘から試合開始。リングでは下村の竹刀と高雄のタライのチャンバラ。相打つと、彰人にFUMAが一斗缶攻撃を狙うが、彰人はキャッチし床に置く。だがFUMAがこれに足を突っ込みミドルキック。彰人はキャッチするが、FUMAはコーナーに登るとダイビングニールキックで吹っ飛ばす。勝俣が入ってきて、FUMAが動きを止めると佐々木がイスを投げつけてFUMAの顔面に叩き込む。佐々木は場外に勝俣を落下させるが、久保が佐々木の後頭部にイス攻撃。さらに串刺し攻撃を狙うかに見せて、スネにイスを叩き込む。佐々木はバックを取った久保を切り替えして走りこむが、久保がロープをたるませ場外に落とすと、FUMAがイスを踏み台にしてトペを発射。下村と藤田もトペスイシーダを発射し、佐々木がチェーンを腕に巻き付けてコーナーに登り場外へのダイビングナックル。これはラダーで迎撃される。

 リングには彰人と高尾。エルボーの打ち合いから彰人がロープに飛ぶが高尾はドロップキックで迎撃。高尾はタライ攻撃も彰人はキャッチ。だが二枚重ねにしていた高尾が引き抜きタライ攻撃。高尾はイスを彰人の上に乗せると、コーナーに登りダイビングフットスタンプ。フォールも勝俣がカット。

 藤田と下村が勝俣にダブル攻撃を狙うが、勝俣は同士討ちさせると藤田にトラースキック。さらに画鋲バットを藤田にフルスイングし、下村に向き合うが下村はイスでバットを粉砕すると勝俣の脳天にイスを叩き込む。
 下村はチョップからレゴボードに勝俣を寝かせ、コーナーに登るが勝俣はヴィーナス。更に正面に登ると、雪崩式RKOでレゴボードに突っ込むが自分も大ダメージ。なんとかフォールもFUMAがカット。
 FUMAと久保はレゴボードに勝俣をフラップジャックで突っ込ませ、イスにボードを乗せるとそこへダブルチョークスラムで叩きつけフォール。これは高尾がカット。

 佐々木は久保に椅子を使ったコードブレイカーから、高尾がイスが乗った久保の背中にダイビングフットスタンプ。
 高尾はラダーを2台セットし、佐々木がその上に机を乗せる。藤田と下村も逆コーナーにラダーを2台立てて机をセット。藤田と佐々木はナックルの応酬から佐々木がペディグリーを狙うが藤田はリバース。藤田はラリアットを狙うが、佐々木はラ・ミスティカを狙うが、藤田は切り返すも佐々木はDDT。
 佐々木はコーナーに登るが、下村が竹刀攻撃。正面に登るが、佐々木が股の間に滑り降りてパワーボムを狙うも、久保が股間に竹刀攻撃。久保が下村の正面に登るが、彰人と勝俣がカットしようとする。そのまま背後に倒れ込み合体雪崩式ブレーンバスターへ。
 下村は久保にイスをセットしダイビングボディプレス。フォールも彰人が俵投げでカット。
 彰人と勝俣が机がセットされたラダーを一つのコーナーにまとめ、彰人が久保にハナマサ。勝俣がラダー上の机に登るが、佐々木がイスをなげつけていく。勝俣は3発目でリングに落下し、そこへFUMAがイスを使ったHeavy Metal Anthem。フォールも藤田がカット。

 彰人が藤田にラリアットも、避けた藤田ニーアッパー。だが藤田は丸め込むが2。藤田はSAYONARAで突き刺すが、彰人が藤田に毒霧。下村がラダー上の机に登るが、佐々木が横からギター攻撃。下村と佐々木がラダー上の攻防から佐々木が下村の頭頂部にギタークラッシュ。さらにペディグリーで突き刺し、クロスフェイスで捕らえるとギブアップを奪った。

<試合後コメント>

藤田ミノル&下村大樹
下村「くっそ!クソッ!」
藤田「申し訳ない」
下村「すみません!悔しい!後楽園のハードコアでやられたことをすべて全員にやり返してやろうと思ったんですけどね、クッソ!またやられちまった!クソッ!」
藤田「まあ俺はDDTグループへの恩返しも、総決算もできなかった。力をつけてまたシモムと帰ってくるよ」
下村「はい!覚えとけよ!」


佐々木大輔&高尾蒼馬
佐々木「どうせお前らよ、外国人選手にしか興味ねえんだろ?この試合、興味ねえんだろ?価値のねえベルトって言いてえんだろ?ゴミ箱に入れやがって!俺の、俺達の大事なベルトだよ。何月からだ?何月からだ?!(報道陣が沈黙)3月だろ!興味なさすぎだろお前ら!3月からオイ、防衛しまくってんだ。価値上がりまくってんだろ?今日のメインイベント、セミファイナル、その前とその前、俺は興味ねえよあんなん。俺たちのベルトが一番この団体で最高のベルトだオイ。なあ?!そう書いとけ!質問は!」

――もう防衛する相手はいないと思います
佐々木「いまいくつだ?防衛!いくつだ?!マタロー!」
高尾「なんでみんな覚えてねえんだよ!」
佐々木「10回防衛したらオイ、次のステージに向かうよ俺たちは。あと何回だ?2回?楽しみにしとけオイ。分かったか!」

――脚立の上の高いところでタップアウトを奪いましたが、あそこから見える景色はいかがでしたか
佐々木「高いところだから気持ちよかった。あそこから行くとよ、アリーナだけじゃない。二階席も見えんだよ。二階席のやっすい席。アイツらとよ、目線が近くなるんだ。元々よ、あっちの人間だからよ俺はよ。だから高いところにできるだけ登りたいんだ。分かるか?やっと伝わったよ」
高尾「そこは伝わったか。失礼な奴らだ」
佐々木「質問は!もう無いか!」

――写真集のみどころは
佐々木「個人的な見所は、写真のこっちがわのカメラマンの方の表情」
高尾「やめなさい、やめなさい(笑)」
佐々木「それが見所だ。見えないだろ、お前らには!そこが見所だ!」
高尾「俺は見えてる」

――島谷選手が敗れたことでDAMNATIONおよびDDTの脱退を示唆しました
佐々木「なんだと?!アイツが辞めるんだったら俺たちも辞める!」
高尾「俺も辞める」
佐々木「以上!」

ササダンゴマシーンによるDDTさいたまスーパーアリーナ大会の煽りパワポ

 ササダンゴによる2020年6月7日に行われるさいたまスーパーアリーナに関しての煽りパワポが開始。
 ササダンゴは、NHKの『いだてん』を見た結果実行委員長がDDTたまアリ大会にも必要と考え、サイバーエージェントの藤田社長を実行委員長に決定。
 藤田社長は麻雀の大会で優勝しており、総資産1170億円という運とお金の両方を持った人物。藤田社長の秘書から「お任せします」と言われ、「個人として全力を尽くす」というメッセージの許可をとった事から、藤田社長の総資産1170億円を使ったプロモーションを行っていく事が決定した。
 さらにフォロー&RTでチケット100枚プレゼントキャンペーンも行うというが、これが藤田社長のアカウントなのか三四郎大社長のアカウントで行うのかは順次発表するという。
 さらにさいたまスーパーアリーナ路上プロレスも行うことを発表し、内容については後日何かしらの方法で発表されるとのことだ。

第8試合

 グラウンドの攻防からリストの取り合い。高梨がロープを掴みブレイク。
 関根がロープに振ろうとするが、高梨はその腕を固めるとロープを使った腕固め。さらにショルダーアームブリーカーも、関根はスリーパーで絞め上げる。高梨はエプロンに座り込むも、関根はサッカーボールキックで蹴落とし、エプロンを走り込んでウルトラタイガーアタック。

 リングに戻り、関根がストンピングから串刺し顔面ニー。さらにボディスラムからフォール連発も全て2。
 関根はガットショットからコーナーに振って串刺しスピアーも、高梨は足を伸ばしてカット。

 高梨は関根のラリアットをガードし、腕を掴むとその腕へのカーフブランディング。
 高梨はロープに振るが、高梨がアームホイップから脇固め。そのまま回転させてフォールも、返されると変形サーフボードストレッチ。これは関根がロープに足を伸ばしてブレイク。

 高梨は腕をとっていくが、関根は逆の腕でエルボーを打ち込んでいく。高梨がラリアットも、関根が巻き込んで投げようとするが、高梨は脇固めで切り返そうとするがこれを耐えた関根がサッカーボールキック。
 関根はフルネルソンバスターからコーナーに振って串刺しスピアー。さらにコーナーに座らせると正面に登りヘッドバッド。さらに雪崩式ブレーンバスターで叩きつけてフォールも2。

 関根はコンバインを狙うが、高梨は丸め込むも2。

 高梨は延髄斬りも、関根はロープに飛んで36ハンマー。避けた高梨に再度36ハンマーを叩き込んで迎撃。
 関根はカミカゼも高梨は丸め込むが2。
 高梨はタカタニックを狙うが、関根はリバースしてハイキック。フォールも2。
 関根はサッカーボールキックからフォールも2。

 関根は昇龍からコンバインを狙うが、高梨は丸め込むが関根が切り替えしてフォールも、高梨が切り返すとタカタニックで3カウント。

 ベルトを手にした高梨に、木高イサミがリングに上がり向かい合った。

<試合後コメント>

関根龍一
「ちくしょう!あぁ、チクショウ!んだよ、んだよ……!チャンピオンでわがままばっかり言って負けたよチクショウ!負けた!悔しいし!大きいことばっかり言って俺はまだまだダメだよ。俺はBASARAのためにまだまだ戦うよ。戦ってもう一回上り詰めますよ。チクショウ!今までのキャリアなんて関係ねえよ!1からやり直すよ!もう一回やり直して、俺はもう一回ベルト獲る!しかも高梨将弘へのリベンジもしてやるよ!チクショウ!」

高梨将弘&クリス・ブルックス
高梨「おう、クリス!」
クリス「ハイッ!ハイッ!」
高梨「セコンド、センキュー!ありがとう!」
クリス「アリガトウ、オメデトウ」
高梨「コメントは、見れば分かるように、関根、強かったよ。負けてさ、俺に言われてすげえ悔しいかもしんないけどそれでもすげーよ。強かった。一個一個が全部重かった。カミカゼもらったときよ、『うわっ!ヤバい!終わりだ!』って思ったけど、『ここで動かなきゃ!』と思って逆に奮い立つきっかけになったよ。あそこでラッシュかけなかったらヤバかった。今日勝てたのは、クリスのセコンドだったり、みんなの応援のおかげだったとか調子いいこと言いてえけどよ、やっぱりDDTのリングだったってのがデカいと思うんだよ。次はよ、BASARAで関根とやるよ。でも次じゃねえぞ。防衛重ねてって、今すぐやっても、行かれちまうよこんなの。アイツに勝てると思ったとき、アイツの挑戦をBASARAで受けてやるよ。今日は地の利で勝ったようなもんだよ。でな、終わった後、1人残ってたよな?見ねえように、見ねえように考えてたけどよ、やっぱり出てきやがったな。そして俺が上がった目的?関根を見て忘れてたけど、思い出させてもらったよ。イサミ!今日ようやく名前出せたよ。BASARAの、戦闘民族の木髙イサミ!俺がチャンピオンで、お前が次期防衛戦の相手に指名させてもらうよ。おう、断ることはねーだろ?おう、ハッキリ言ってよ、長いプロレス人生でこれだけ追ってったヤツはいねーよ。酒呑童子で狙い続けたアイツがよ、なんだよ、自分のプロレスのライフワークになっちまったよ。それだけ追い続けた男が、アイツとタイトルマッチやらせてもらうぜ。嫌とは言わせねーからな!俺からは以上だ!クリス、ありがとう!ネクストはKO-Dタッグだよ!」
クリス「ネクスト、ナウ!ツー・ベルト!」
高梨「あなたのヘルプ、ニード!チャンピオン、DAMNATIONね。クリスがいたらDAMNATIONが上がってくる……ヌーン!アイツら上がってきたらまた言わせてもらうよ。今はとりあえずこのユニオンMAXのことだけ考えたいよ。ありがとうございました。クリスありがとう!」
クリス「ビア?ビア?」
高梨「ビアパーティー!」
クリス「ビアパーティー!」

第9試合


 バックの取り合いからグラウンドの攻防となり、坂崎がマウントをとっていく。これは中島が切り返してスタンドになるが、坂崎がヘッドシザースで捉えグラウンドへ戻す。中島はブリッジしてこれを抜けるとヘッドロックを狙うが、スカした坂崎がヘッドロック。そのまま腕ひしぎに移行するが中島はロープに足を伸ばしてブレイク。

 坂崎がエルボーからロープに飛ぶが、中島が腕を掴んで振り回しロープに振るとアームホイップ。だが坂崎は逆にアームホイップから足を刈ろうとするが、中島は抜けてロープに飛ぶが、坂崎はアームホイップで叩きつけヘッドロック。中島が回転してフォールも、坂崎は離さず切り返してスタンドへ。中島がヘッドロックで切り替えしてコーナーに叩きつけようとするが、坂崎は場外に投げ捨ててロープに飛び乗ると魔法少女プランチャ。

 リングに戻り、中島がエルボー連発から首投げで倒しヘッドハンター。フォールも2。
 中島は首4の字で捕らえ、リングに頭を叩きつけるとネックブリーカーからフォールも2。
 
 中島はエルボー連打でコーナーに押し込み、串刺し攻撃も坂崎が避けるが中島は足をキャッチしロープにかけるとエルボーからエプロンに降りてネックブリーカー。フォールも2。

 中島はタランチュラを狙うが、坂崎はこれを抜けるとガットショットからエルボー。坂崎はぶら下がり首4の字も、これを逃れた中島がトペスイシーダを狙うが、坂崎はエプロンに飛び込んでエルボーで迎撃。
 中島はロープに振るが、坂崎はジャンピングエルボーで迎撃しコーナーに上るとダイビングルーテーズプレス。さらにフランケンで投げ捨てるとスライディングラリアット。フォールも2。

 坂崎は変形コタロークラッシャーから腕固め。これは中島がロープに足を伸ばしてブレイク。

 坂崎はコーナーに登るが、中島が走り込んでエルボーも、坂崎はロープで側転してこれを逃れるが中島は丸め込むが2。中島が走り込むが坂崎はカウンターのブレーンバスターで叩きつけ、コーナーに登るが中島はエルボー。正面に登ると雪崩式フランケンで投げ捨てるが、坂崎は中島の上に落下。

 中島はバタフライロックで捕らえるが、坂崎はそのまま担ぐとキャプチュード。坂崎は魔法少女ダイブも、中島が下から蹴り上げ迎撃しウラカンラナも2。

 中島はライダーキックから619。中島は投げようとするが、坂崎がキャプチュードで迎撃。坂崎は延髄斬りから619。フォールも1。

 エルボーの打ち合いから中島がエルボー連打。さらにフェイスバスターからコーナーに上るが、坂崎がビンタから正面に登る。だが中島が突き落とすとダイビングセントーンを投下するが、坂崎はこれを避けてリストクラッチで担ぐが中島は丸め込もうとするも坂崎は切り返しフォールも2。
 坂崎はローリングエルボーを狙うが、中島はノーザンライトで切り返すが2。
 中島はDDTからノーザンライトを狙うが、坂崎が担ぐも着地した中島をマジカルメリーゴーランドで投げ捨てる。坂崎はマジカル魔法少女スプラッシュを投下し3カウント。

<試合後コメント>
中島翔子
(号泣しながらコメント)
「ユカっちが初めてAEWに上がったとき、『自分の夢を現実に出来てるんだな』って思って、くすぶってる自分が嫌で、でも今日、自分の夢は叶うところまで来てたんだと思って、負けて悔しいです。まだまだ負けたっていうことは次に生きるっていうし、メキシコにも行くし、また気持ちを切り替えるのでこれからも応援よろしくお願いします」

坂崎ユカ
「私は、最後に立ってました!あっという間だった!でも永遠に続くと思った!ベルト獲ったことも、嬉しいけど、中島翔子に初めて勝てた!今はハンバーグが食べたいです!帰っていいですか?!ハンバーグ食べたい!」

――今日は理想通りの最高の試合はできましたか
「なんか、わかりません!ハンバーグ食べたい!」

第10試合


 里歩は日本で使用しているスモールモンスターではなくAEWでの入場曲で登場。
 ケニーは当時の入場曲であるロックマン・ワイリーステージの入場曲で入場し会場から歓声と拍手が起きる。

 アントンは一度は握手をスカすが、改めてしっかりと握手。

 先発は山下と里歩。ロックアップからバックの取り合い。山下が潰してフロントネックからバックを取るが、里歩が切り返していくも山下がヘッドロック。里歩が切り替えしてヘッドシザースで抜けると、走り込んできた山下の足を刈ってフォール。山下が抜けて里歩をフォールも、里歩もブリッジして避けて低空ドロップキック。山下はコーナーに下がりアントンにタッチ。里歩もケニーにタッチ。

 ケニーは呼吸を整えリングへ。ロックアップからケニーがバックを取り、リストの取り合いからケニーがヘッドロックで捕らえショルダータックル。
 さらにロープに飛びアームホイップで倒すとフォールしようとするが、アントンが下から蹴り上げ走り込むが、ケニーが巻き投げてアームロック。そのまま下がり里歩にタッチ。

 里歩とケニーはアントンをロープに振ってダブルのガットショットからケニーがブレーンバスター。里歩がフットスタンプから逆片エビ固めで捕らえ、ケニーがアントンの顔面に低空ドロップキック。
 アントンはあまりの痛さにタイムを要求。里歩は動揺するが、アントンはタイムの手のまま地獄突き。ケニーにも地獄突きをしようとするがケニーはキャッチしガットショットからロープに飛ぶが、アントンはルーテーズプレスからナックル連打。さらに顔面にエルボードロップを投下する。アントンは里歩に首投げから顔面を踏みつけ、髪を掴んで動きを止めると山下にタッチ。

 アントンは髪を捻っていき、山下はガットショット連発でコーナーに押し込むと首投げからサッカーボールキック。フォールも2。
 山下はチンロックも里歩はロープに足を伸ばしブレイク。山下はアントンにタッチ。

 アントンはバックブリーカーから顔面にニードロップ。フォールもケニーがカット。
 アントンは里歩をコーナーに振り、ケニーの背中をひっかくと乳首をつまみ、さらに腹をひっかき、里歩のいるコーナーに振る。アントンは串刺し攻撃を狙うが、ケニーは足を伸ばしてカットすると、里歩を走らせフェイスバスター。さらにケニーはコタロークラッシャーを叩き込み、里歩はタッチしようとするが山下がカット。
 山下とアントンがロープに振るが、里歩は山下にドロップキック。だがアントンが里歩をロープに振るも、里歩はラリアットを避けてコルバタで投げ捨てケニーにタッチ。

 ケニーはハンマーブロー連発も、アントンは3発目を避けるとナックルからバイオニックエルボーを狙うも、ケニーはSTOP!エンズイギリからカミカゼ。続けてライオンサルトを投下しフォールも2。
 ケニーがバックを取るが、山下がミドルキックでカット。さらにミドルキックを連発し、アントンが羽交い締めにすると山下がハイキック。だがケニーが避けて誤爆し、アントンが場外に落下。ケニーは山下も場外に投げ捨てるとノータッチ・トペコンヒーロ。
 リングに戻り、ケニーがアントンに蒼い衝動式牛殺し。さらにVトリガーも、アントンは避けてガットショットからDDT。両者タッチ。

 山下がローキックからミドルキックを叩き込み水面蹴り。さらに空手チョップも、里歩がロープに振ってラリアット。避けた山下がバックを取るが、山下はロープに押し込み膝蹴り。里歩も追走ジャンピングニーからノーザンライトスープレックスホールド。これはアントンがカット。
 アントンは里歩とケニーを場外に投げ捨てると、山下がロープを開けてアントンに飛ぶように指示。アントンは走り込むが、リング中央でコケてしまう。

 アントンはマイクを持つと「試合中すいません、アイムソーリー、飛ぼうなんて10年早かった。ちょっと膝が、いうならザーヒーがどっちでもいいんだけど、膝打っちゃって、俺もう試合できねーから、ギブアップする。あーちょっとまって!徹夜で昔話を考えてきたんだけど、昔話、リアリティアフターストーリーテイクユーストーリーベリースーン。OK?創作昔話ごんぎつね!ファファファ―。『いやー、秋も深まりいい季節ですね食べ物が美味しい食欲の秋。私の好きなスイーツモンブランを買いに行こうかな。モンブランコンコンコン、きつねだけにコンコンコン、すいませんモンブラン売ってますか?』『ガラガラガラ、ラッシャイ、良いのが入荷しております。いきますポロリンチョ。プラーンプラーンペリペリぺりプランぺりーペリぺり』『うわー、モンブランというか、チンブラン!』イエストゥースイーツカモーン。トゥースイーツモンブランチンブラントゥースイーツ」

 それぞれそのままウルフパックでキスをするが、アントンと山下がごんぎつね攻撃。さらにバイオニックエルボーを山下とともに叩きこもうとするが、里歩とケニーはガットショットで迎撃し、掟破りのバイオニックエルボー。避けたアントンと山下がバイオニックエルボーを叩き込む。

 山下が里歩に串刺しハイキックから担ぐも着地した里歩にガットショットからロープに飛ぶが、里歩がカサドーラフットスタンプ。里歩はケニーにタッチ。

 ケニーはナックルを狙うが、立ち上がらない山下を見るやブレーンバスターを狙うも、着地した山下がミドルキック連打。ケニーはコーナーに振るが、山下は飛び越えると串刺し攻撃。避けやケニーにそのまま三角蹴りから投げようとするが、ケニーは背中にハンマーブローからロープに振ろうとする。だが山下は膝蹴りで迎撃しロープに振ろうとするが、ケニーは蹴りつける。だが山下も回し蹴りを叩き込みアントンにタッチ。

 アントンと山下はコーナーに振り、里歩もコーナーに振るが、ケニーは里歩をエプロンに落とす。山下とアントンの串刺し攻撃を避けたケニーがアントンを山下にパワーボムで叩きつけ、さらにアントンにドラゴンスープレックスホールド。山下にも高速ドラゴンを叩き込み、アントンのバックを取るがアントンは逃れてロープに飛ぶ。ケニーはチョップで迎撃し里歩にタッチ。
 里歩はコーナーから飛びつき式フランケンから、逆打ちの体勢になりケニーのVトリガーと合体攻撃からフォールも山下がカット。

 ケニーはコーナーに上るが、山下が動きを止めるとアントンと正面に登る。だが里歩がアントンの髪を掴んで引きずり落とし、ケニーが山下を担ぐと、里歩が山下の上に登ってアントンにダイビングフットスタンプ。
 さらにケニーがアントンにVトリガーから里歩が後頭部に蒼魔刀。ケニーが片翼の天使を狙うが、アントンは着地しナックル。ナックルの応酬からアントンが左右のナックル連打。ロープに飛ぶが、ケニーは追走式Vトリガーから片翼の天使。これで3カウント。

ケニー「試合が、もっと良い長くなったので短くするね。アントンさん、相変わらずに強かった。山下さんも、強くなったね。今日はほんとに楽しかったです。戻れない状態で、AEWに入って、帰りましたね。おまたせ。これから、どうなるんだろう、よくわかんないんですけど、もちろん機会があれば、また出たいですねDDTに。今週、大会をいっぱいありますよね?今日も、他の大会もありますよね?でも、ここにいるのファンが、DDT見に来てくれて、ほんとに嬉しかった。我儘言っちゃってすいません、でももちろん全部応援してください。改めて、皆さん、ありがとうございます。里歩さん、ありがとうございます。じゃあまた、AbemaTVで他のDDTの会場で、またいつかバイバイ。いや違う。セリフあります。グッバイ、アンド、グッナイ、バーン」

<試合後コメント>
ケニー・オメガ&里歩
(ケニーも日本語でコメント)
ケニー「やっぱりな、これはDDTスタイル。他の団体にはできないスタイルですよね。すごく楽しくて、もしDDTという団体がなかったら、里歩さんという友達、味方がいなかった。今日の試合はすごい感謝したい、嬉しい、しあわせですよね。あんまり言葉でない。でも質問あれば、できるだけ答えますね」

――里歩選手はいかがでしたか
里歩「ケニーさんが久しぶりに帰ってきたDDTということで、言ってこなかったですけど、タッグを組むということにスゴイプレッシャーを感じていて」
ケニー「えー!そーなの?!」
里歩「そうなんですよ(笑)私でいいのかなとかそういう気持ちがスゴイあったんですけど、でも、ケニーさんが誘ってくださったAEWでこうやってベルト持てたりとか、ちょっとずつケニーさんと一緒に進んで自信をつけてきたので、今日もこのDDT、久しぶりに帰ってきたケニーさんと組むことが自信につながったらいいなと思ったと言うか、自信になりました!ありがとうございます!」

――ケニー選手、5年ぶりにDDTに上がった感触というか、懐かしい部分、新しく変わっていた部分はありましたか
ケニー「そうですね、なんか、久しぶりになったときに、やはり、いつものマットではないですよね。気付いて。でも本多さんと一番最初のロックアップしてて、なんか、懐かしいなって気がしました。で、どんどん試合をしたら、全部懐かしい感じがした。お客さんの反応は、それはDDTファンですよね。と感じました。うん。だから、色々変わった部分とかあります。ファンでも変わったかもしれないですけど、ファンはDDTっぽくて、優しかった。そしてビックリしたけど、ファンのほとんど?半分かな?私のこと、覚えてた!」
里歩「全員ですよ、全員!(笑)」

――ごんぎつねはどうでしたか?
ケニー「正直ね、最近色々動画を見てたけど、やっぱり来るかなって思って。でもそれもトゥー・スイートですよね。私もBULLET CLUB入ってしまって、これ(ウルフパックポーズ)は懐かしい、DDTも懐かしい、それでBULLET CLUBのトゥー・スイートも懐かしいだから、やろうかな~って思ってた。いやあ、騙された!(笑)ごめんなさい、里歩さん」
里歩「私も騙されました!(笑)」

――山下選手に攻撃をためらうシーンが有りましたが、当たってみていかがでしたか
ケニー「私がよく、AEWの女子選手と見てみてますね。いつもスカウトしてみたいとしてるんで、正直山下さんも興味があります。だから、試合を見てもいいんですけど、もし直接にやれたらもっと分かるんですよね。だから今日の試合ができてよかった。やっぱりいい選手ですよね。特にAEWの女子は、今こういう選手がいないから、なんか、入ってもいい気がするかも知れないですね。わからないですけど。どう思いますか?チャンピオンは」
里歩「いえいえいえ、私にそんな権限無いです!」
ケニー「そうですか?チャンピオンなのに?」
里歩「チャンピオンなのに権限無いんですよ(笑)」
ケニー「そうですかー。じゃあ自分で考えます(笑)」

――もしかしたら今後里歩選手のベルトに山下選手が挑戦することもあるかも知れません
ケニー「そうですねー、それはありますねー」
里歩「そうですねー。でも日本人がこうして活躍できるのは嬉しいなと思います。もっと増えたらいいなって言う気がしますし、ライバルが増えちゃうからヤダなって気もしますし(笑)」
ケニー「実はもちろん、里歩さんの次のライバルを探してるんですけど、ワガママなこと言ってもいいですか?もっとミクスドマッチしたい。本当に。里歩さんもミクスドマッチしたいなら、先にそれを探したいです。その探しながら、ミクスドマッチやりながらいろんな選手を試して、そのままAEWに増やすことができます」

――そういう意味では、今後もDDTに参戦してミクスドマッチをやっていきたいという想いは
ケニー「そうですね。DDTだけじゃなくて、台湾とかもいってたり、他の国もミクスドマッチが興味ありそうなので、もし時間があれば。機会があれば。私と里歩さんがまた世界の団体に出れるかも知れないですね」
里歩「がんばります!」

――今後DDTや日本のリングでケニー選手の試合を見られるでしょうか
ケニー「メインが終わってから決めます。メインは、すごい興味があるので。その後決めますね」

――一部のファンから波動拳などの昔の技も出るのではないかと話題になっていました
ケニー「実はね、昔の技をやってしまったからね、フラッシュマンズ・タイムストッパー、STOPエンズイね。で、やるときには、感情でやりました。昔の本多さんとの試合を思い出して、出ちゃった。その技が。いつかは、そういう昔の技も出すかも知れない。波動拳とか。そうかもしれない」

第11試合


 ロックアップからグラウンドへ。HARASHIMAが潰して脇固め。グラウンドの攻防から HARASHIMAが一度距離を取る。

 竹下がロープに押し込み、竹下がブレイクするがすぐに突進。ロープ際での切り替えしあいから、竹下がガットショットを叩き込みヘッドロックで捕らえるショルダータックルで倒す。すぐに立ち上がったHARASHIMAがビッグブーツを叩き込み倒すが、竹下もすぐに立ち上がりエルボー合戦。HARASHIMAがビッグブーツからロープに飛ぶが、竹下はゼロ戦キックで迎撃し、場外に出たHARASHIMAにプランチャ。そのまま場外乱闘へ。

 リングに戻り、竹下がHARASHIMAの背中にストンピングから、コーナーに叩きつけるとバックエルボー連発から逆コーナーに叩きつける。
 竹下がバックブリーカーからフォールも2。

 竹下は背中にエルボーから、ロープに振って再度背中にエルボー。再度背中にエルボーを放つかに見せて、ボディブローからブレーンバスター。フォールも2。

 竹下は背中にエルボードロップから、背中にナックルを落としコーナーに上がるとフロッグスプラッシュ。フォールも2。

 竹下は逆エビ固めを狙うがHARASHIMAは延髄斬りで迎撃し、コーナーでペンデュラムから逆コーナーに振って串刺しビッグブーツ。更に雪崩式ブレーンバスターからファルコンアローで叩きつけフォールも2。

 HARASHIMAは担ごうとするが、着地した竹下が投げ捨ててフォールも2。

 エルボーの打ち合いをHARASHIMAが制し、竹下は立ち上がると左右のエルボー。HARASHIMAはミドルキック連発も竹下が顎へのエルボーからロープに飛ぶが、HARASHIMAはジャンピングキックで迎撃しようとするが竹下が避けて投げ捨てジャーマンからロープに飛んでラリアット。フォールも2。

 竹下がバックを取るが、 耐えたHARASHIMAに強引にバックブリーカー。竹下はウォール・オブ・タケシタで捕らえるが、竹下が一度離しセコンドに帰れと要求。
 HARASHIMAが立ち上がりロープを挟んでエルボー合戦。HARASHIMAの水面蹴りをジャンプして避けた竹下がストンピングから、ロープを挟んでウォール・オブ・タケシタ。レフェリーが注意すると、エプロンにHARASHIMAを引き込むが、HARASHIMAはソバットからブレーンバスターを狙う。耐えた竹下にトラースキックからエプロンを走り込んでの蒼魔刀を叩き込み、両者場外へ落下。

 カウント19で竹下はリングへ。
 HARASHIMAはパントキックからミドルキック。HARASHIMAは執拗にミドルキックを叩きこみ、ふらつく竹下にハイキックからリバースフランケン。だが竹下はこれをキャッチし動きを止めると、ジャーマンを狙うがHARASHIMAは丸め込むが2。HARASHIMAは後頭部に蒼魔刀から正調蒼魔刀。これを後転して力を逃した竹下はそのままウォール・オブ・タケシタ。HARASHIMAはロープに這うが、竹下はそのまま担ぎ上げてパワーボム。フォールも2で返されるとウォール・オブ・タケシタ。HARASHIMAはロープを掴みブレイク。

 竹下はHARASHIMAをコーナー上に座らせると、正面に登るがHARASHIMAがヘッドバッドから雪崩式リバースフランケン。HARASHIMAはエプロンに降りると、スワンダイブ蒼魔刀を叩き込んでフォールも2。

 HARASHIMAは投げようとするが竹下がリバースして人でなしドライバー。フォールも2。

 竹下はぶっこ抜きジャーマンを狙うが、耐えたHARASHIMAがゼロ距離蒼魔刀。竹下が掟破りの蒼魔刀で返し、ロープに飛ぶがHARASHIMAは延髄斬りで迎撃。さらにユルゲンラリアットを避けてジャンピング蒼魔刀から蒼魔刀を叩き込んで3カウントを奪った。

HARASHIMA「勝ちましたーーー!!ほんとに前哨戦からきつい戦いで、ユニットのみんなの応援、同じ時を過ごした大家くん、KUDOくん、イサミ、ウラノくん、みんなの応援、そしてなによりも、会場のみなさんの応援のおかげで勝つことができました!ほんとうにありがとうございます!僕はこの、両国のメインのリングで、勝ったら、やりたかったことがあります。今日、出た選手、みんな、リングに集まろうぜー!東京女子、BASARA、ガンバレプロレス、みんな、集まりましょう!おい聞こえなかったのかな?みんなリング集まろうぜって。ケニー?(ケニーが登場)竹下?オールアウトのみんなも竹下も。(竹下が肩を借りてリングへ)竹下、今日は、すっげぇ強烈な攻撃、ありがとう。君は、僕は前から思ってたけど、君は、すごいプロレスラーだよ。ほんとにすごい。今日は、たまたま、僕が勝てただけかもしれない。いや、今日は、たまたま、僕が、勝てただけだと思う。でも、次、やっても、僕が、勝つかもしれないから、また、何度でも試合して、DDTをもっともっと、盛り上げていこう。そのためには、君の強いプロレスが必要です。どんどんそのスタイルを崩さず、これからもよろしくお願いします。今日はありがとう!(竹下と握手し抱き合う)今、今、みんなは、どんな顔してますか?国技館、みんなの笑顔しか見えません!よく見えます!DDT、グループ、今日は、勢揃いでした。これからも、みんなで盛り上げて、こういう素敵な空間を作って行きたいと思います。今日は本当にありがとうございました!これからも、みんなで、力を合わせて、素敵な空間作っていってやるさー!(なんでー!?)6月さいたまスーパーアリーナも大成功させてやるさー!(なんでー!?)DDT、これからももっともっと、もっともっともっともっともりあげていってやるさー!(なんでー!?)なんでかって、それは鍛えているからだー!」

 全選手が順次リングから去る中、リングにDJニラが登場しHARASHIMAの健闘を称えるが、ベルトを奪おうとして追い出されていった。
 最後にケニーとHARASHIMAがリングに残ると、ガッチリと手を握り合いケニーはリングを後に。HARASHIMAは一人リングに残ると、四方に一礼しリングを後にした。

<試合後コメント>
HARASHIMA&大鷲透&上野勇希&吉村直巳
大鷲「HARASHIMAさん、おめでとー!(全員で拍手)あれだけ腰攻められて、この1ヶ月ホントぼろぼろになってどうなるか分からなかったけど、僕たちはあなたを信じていました!同じ同世代としてホント光栄です。これからも下から突き上げあると思うけど、突き上げるのは、お前ら(ノーチラス)だよ!」
上野「はい!」
大鷲「お前らが突き上げてけよ!どんどん!それまでHARASHIMAさんはまだまだこの座を譲らないから!」
HARASHIMA「ホントにね、リングでも言ったけど、前哨戦から厳しくて今日の試合も勝ったとき、ユニットのみんなの応援と、それだけじゃなく、同じ時代を過ごした同世代の仲間、大家くんだったり、KUDOくんだったり、イサミだったり、ウラノくんだったり、そういう人たちの声が聞こえたし、そしてなによりもお客さんの応援で僕は勝つことができました。本当に竹下は若くてすごくて強い選手です。リングでも言ったけど、ほんとに今日はたまたま僕が勝てただけかも知れないです。みんなの応援が力になったのは確かです。今日僕が勝てたのはそこが大きかったと思います。世代交代とか色々言われてきてるかも知れないけど、そんなのDDTに関係ないんじゃないかなって思ってます。みんなが一生懸命戦ってステキな空間が作れればいいんじゃないかって。竹下ともまた試合やりたいし、同世代の人もそうだし、もっと下の子ともまたどんどんベルトかけてやりたいし、やりたいことはいっぱいあります!DDTの未来、僕にはたくさん見えます!今日は本当にありがとうございました!みんなのおかげで勝てました!はい!以上です!」

――前哨戦では腰を攻められて、「寝れば治る」と言っていましたが、今日はどれくらいの調子でしたか
HARASHIMA「今日、試合が始まるまでは、正直腰の回復具合は100%ではなかったです。120%まで回復してきました!ただやっぱり、試合で場外で予想外のアレで腰を痛めてしまったので、流石に一気に腰のダメージは増えましたけど、ハイ!今も良くはないですけど、ハイ!みんなの応援で頑張れたし、寝れば治ります!ハイ!とりあえずエクストリームのベルトをDJニラが狙ってきたのは気になっています。一緒にこのベルトを争ったこともあるし、彼がやる気があるなら対戦相手としては僕は何の文句のつけようもありません。やってやりますよ。彼にやる気と覚悟があるのなら!同じようにこのKO-Dのベルトもやる気がある人、覚悟がある人、誰とでもやりたいと思います。若い子とかもやってみたいと思います。誰でも!」

――2つのベルトはそれぞれ使い分けていく?
HARASHIMA「せっかくなんで、それぞれのベルトの特性を生かしたタイトルマッチをしたいかなって思います、ハイ!」

――竹下選手とはリング上だけではなく言葉でも言い合う部分がありましたが、認め合う部分はある?
HARASHIMA「見てのとおりですよ。試合が終われば、ノーサイド!流行ってますよね、今。でもアレ、みんなの笑顔が見られたんで、ハイ、そういうことです!」

――最後、ケニー選手と2人で対面するシーンがありましたが、対戦したいという思いは
HARASHIMA「ぼくはもう、やりたいですね。彼も最後残ったってことは、やっぱり僕はリングで戦い続けていればそういう出会いもあると思うし、僕はそこは、タイミングを見て。嬉しかったです」

――2冠王としてD王GPを迎えますが、プレッシャーは
HARASHIMA「プレッシャーとか僕はあまり感じないんで、やるべき試合をガッチリ、目の前の試合をやっていくだけです」

――KO-D無差別級のベルトは愛着あるベルトだと思いますが、持っていなかった2年間は長く感じましたか
HARASHIMA「うーん、まあタッグのベルトを巻いたりとか、挑戦したこともあったんで、考えれば長いけれども、っほんとに過ぎたことは僕は忘れちゃうんで、今戻ってきた現実があるので、先を見ます!ハイ!ありがとうございました!」


竹下幸之介
「悔しい気持ちが9割…残り1割はチャンピオンからちょっとだけ解放された気持ち。チャンピオンじゃなくなってもDDTのレベルを世界に持っていく準備はあります。HARASHIMAさんが強くなったら僕も強くなる。2年前より2人とも強かったんじゃないですか」

――D王グランプリが開幕するが?
「2連覇すればエースはHARASHIMAかもしれない、アイコンは男色ディーノかもしれない、カリスマは佐々木大輔かもしれない。でも俺はキングなので、明日からD王に向けて頑張ります」

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