“筋肉アイドル”才木玲佳がアゴの骨折によりベルト返上へ
19日、アクトレスガールズは第2代AWGシングル王者の才木玲佳がベルトを返上したことを発表した。
才木玲佳は慶應義塾大学卒業後にBLEA女子高等部で国語と日本史の講師をしながら、武藤敬司が設立したプロレス総合学院の一期生として2016年にプロレスラーデビューしたという文武両道の高学歴の持ち主。
今年2月にWRESTLE-1へ入団すると、堀田祐美子、井上京子、井上貴子、ジャガー横田などと対戦。8月14日に堀田祐美子の弟子である安納サオリが王者として君臨していたAWGシングル王座へ挑戦すると、武藤敬司直伝のシャイニング・ウィザードからのジャックハマーで3カウントを奪い新王者となった。
しかし、8月29日に行われた『才木玲佳&中森華子vs堀田祐美子&有田ひめか』戦にて、有田ひめかが繰り出した秋山準直伝のジャンピングニーで敗北。この試合で『右側下顎角部骨折』と診断され長期欠場となってしまった。
今回の返上に関して才木は「8月14日に獲ったアクトレスガールズのベルトですが、顎の骨折により長期欠場となるため、返上させて頂きます。ベルトを獲って2週間という短い期間しかチャンピオンでいられず非常に残念であるのと同時に、これからアクトレスガールズの色んな選手と防衛戦を重ねていく覚悟だったので、それを実現できず悔しい気持ちでいっぱいです。いつも応援して下さってる皆さんにも申し訳ない結果になってしまいました、ごめんなさい。ただ、起きてしまったことをいくら悔やんでも現実は変わらないので、今はしっかりと前を向いて怪我の治療に臨みたいと思います。“尺蠖の屈するは伸びんがため”という言葉があるように、これも私が大きく前進するために必要な期間だと考えて、またリングに戻ることができたときには今まで以上の才木玲佳をお見せできればと思います」とコメント。
才木は顎の手術は成功し病院からは退院済み。プロレス以外にもTVドラマ『焼肉プロレス』やTVアニメ『ダンベル何キロ持てる?』で注目を浴びており、様々な業界から復帰が待たれる。