【試合結果】11・6 Beginning新木場大会 安納サオリvs関口翔 堀田祐美子&有田ひめかvs高瀬みゆき&長浜浩江

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『Beginning 新木場大会』
日程:2018年11月6日
開始:18:45
会場:新木場1stRing
観衆:180人

▼タッグマッチ 20分1本勝負
堀田祐美子/●有田ひめか
11分46秒 セカンドロープからのギロチンドロップ→片エビ固め
○高瀬みゆき/長浜浩江(WAVE)

▼シングルマッチ ​20分1本勝負
○青野未来
4分48秒 ダブルアームスープレックス→片エビ固め
●谷もも

▼タッグマッチ 20分1本勝負
茉莉/○清水ひかり
17分14秒 レッグラリアット→片エビ固め
●未依/入江彩乃

▼タッグマッチ30分1本勝負
○沙紀/さくらんボニータ
16分40秒 カワイルドバスター→体固め
●万喜なつみ/本間多恵

▼初代アクトレスガールズ シングルチャンピオン決定トーナメント準決勝 30分1本勝負
○安納サオリ
15分39秒 ウラカンラナ
●関口翔

安納サオリが関口翔との初代王者トーナメント準決勝を制し後楽園ホールのメインへ!未依と彩乃が「強くなりたい」と“沙紀側”へ合流!

第1試合


 長浜とみゆきが急襲し試合開始。ひめかをコーナーに振ってトレイン攻撃からみゆきのギロチンと長浜のボディプレスの同時投下。さらにみゆきがボディスラムからフォールも2。みゆきは長浜にタッチ。

 長浜はヘアーホイップからコーナーで顔面を踏み潰していく。これを離すとロープにくくりつけ背中にドロップキック。フォールも2。
 長浜はキャメルクラッチでとらえると、みゆきが長浜の首を引っ張り合体キャメルクラッチで長浜ごと締め上げる。長浜はみゆきにタッチ。

 みゆきは強烈なチョップを叩き込むとマシンガンチョップ。そのまま転がしフォールも2。
 みゆきはボディシザースからダイヤル固めを狙うが回らない。長浜がダブルチョップでサポートしてみゆきがダイヤル固めでフォールも2。
 みゆきは長浜にタッチ。

 長浜はロープに振ってドロップキック。フォールも2。
 長浜はボディスラムを狙うが、耐えたひめかがボディスラム。長浜はエルボー連打から再度ボディスラムを狙うが、ひめかが担ぎ上げるも長浜は着地してドロップキック。更に串刺しドロップキックからブレーンバスターで叩きつけてフォールも2。
 エルボーの打ち合いからひめかがエルボー連打。長浜は受けきってエルボー連打からロープに飛ぶが、ひめかはショルダータックルで迎撃するとコーナーに振って串刺しボディスプラッシュ。さらにランニングニーからフォールも2。
 ひめかはなんとか堀田にタッチ。

 堀田はサッカーボールキックからハンマーブロー。コーナーに振るが長浜は焼豚で迎撃しフォールも1。
 みゆきも出てきてダブルのブレーンバスターを狙うが、堀田は二人まとめてブレーンバスター。だが長浜とみゆきはダブルのドロップキックから長浜がスピアーを突き刺しフォールも1。長浜はみゆきにタッチ。

 みゆきはエルボー連打から串刺しラリアット。さらにラリアットも堀田は受けきると二度三度とラリアット。それでも耐えた堀田にヘッドバッドからラリアットを叩き込みなんとか倒してフォールも2。
 みゆきは担ごうとするが、耐えた堀田にヘッドバッド。更にラリアットから長浜がドロップキックを叩き込み、みゆきがガットショットからカミカゼ。フォールも2。
 みゆきはダイビングギロチンドロップも、避けた堀田がサッカーボールキック。みゆきをロープに振るとラリアットでなぎ倒しひめかにタッチ。

 ひめかはショルダータックルで連続して倒すとフォールも2。
 ひめかは逆エビ固めで捕らえるが長浜がカット。
 ひめかはアルゼンチンも着地したみゆきにひめかはエルボーからロープに飛ぶ。だがみゆきはパワースラムで迎撃し、長浜がノーザンライトスープレックスからみゆきがギロチンドロップ。フォールも2。
 みゆきはコーナーに上るとミサイルキック。さらに串刺しラリアットからフォールも2。
 みゆきはラリアットからフォールもひめかがスクールボーイで切り替えしてフォールも2。
 みゆきが顔面に膝蹴りからロープに飛ぶが、エプロンから堀田が蹴りつけ髪を掴むと、ひめかがボディスプラッシュから堀田がサッカーボールキック。さらにひめかがランニングニーを叩き込んでフォールも長浜がカット。
 ひめかと堀田はダブルのブレーンバスターからフォールも2。
 ひめかはロープに飛んでジャンピングニーからフォールも長浜がカット。
 ひめかはロープに飛ぶがみゆきがラリアットで迎撃しフォールも2。
 長浜が担ぎみゆきがジャンピングラリアットでなぎ倒すとフォールも堀田がカット。
 みゆきはダイビングギロチンドロップを投下し3カウントを奪った。

第2試合


 ロックアップから未来がロープに押し込みクリーンブレイク。
 ロックアップからももが蹴り上げるが未来がリストをとって切り返しヘッドロック。ロープに走りラリアットをかわしてドロップキックで倒すと、ボディスラムから逆エビ固め。ももはなんとかロープへ。
 未来はももの背中にドロップキックからフォールも2。

 未来は投げようとするがももは丸めこむも2。
 ももはドロップキック2連発からフォールも1。ももは腕固めも未来はロープへ足を伸ばしブレイク。ももは変形腕固めも未来はロープを掴む。
 ももは腕へのストンピング連発からボディスラムを狙うが、耐えた未来がボディスラム2連発からフォールも2.
 未来はラリアットも避けたももがショルダータックルからロープに飛んでドロップキック連発。受けきった未来がドロップキックでお返しし、コーナ―に振ろうとするが逆に振ったももが串刺しダブルニーからボディスラム。更にロープに飛んで蒼魔刀からフォールも2。
 ももはスクールボーイも2。未来のハイキックを避けて胴締めフロントネックロックも、未来は力づくで切り替えしてボディスラムからラリアット。さらにダブルアームスープレックスホールドで3カウント。

第3試合


 先発は茉莉と未依。ロックアップから未依がロープに押し込みエルボー連打。だが茉莉が切り替えして強烈なエルボー。
 仕切り直し、バックの取り合いから茉莉が足をとって倒すとアキレス腱固め。だが未依が下から蹴りあげ切り返すとアキレス腱固め。茉莉は軽々切り替えしてインディアンデスロックからSTF。ヘッドロックで絞り上げて立ち上がると、未依が切り替えしてヘッドロックで捕らえるが、茉莉は足を踏みつけて逃れると首投げからフォールも1。すぐに未依がフォールも茉莉がすぐに抜けて睨み合う。両者タッチ。

 ロックアップからリストの取り合い。ひかりがローから腕固めも、彩乃は切り替えしてヘッドロック。これをひかりが切り替えしてヘッドシザースも、彩乃は身体の柔らかさをいかしてこれを後転して抜けると逆エビ固め。これは茉莉がサッカーボールキックでカット。
 茉莉は彩乃を正面ロープにくくると、ひかりとともに顔面を踏み潰しポーズ。
 これを離すとひかりが背中にドロップキックからフォールも2。
 ひかりは茉莉にタッチ。

 茉莉はヘアーホイップ連発からキャメルクラッチ。そこへひかりが走り込み、直前で止まると彩乃にサミング。茉莉は首投げからサッカーボールキック。続けてPKも彩乃は避けてスクールボーイも2。
 彩乃はドロップキックから未依にタッチ。

 未依はドロップキックからクロスボディアタックでフォールも2。
 ひかりと茉莉はロープに振るが、未依は避けて茉莉を突き飛ばしてひかりに当てると、茉莉にクロスボディからコーナーで踏み潰していく。
 これを離すと首投げからニードロップも、避けた茉莉がPK。フォールも2。
 茉莉はフェイスバスターからカンパーナ。これは彩乃がカット。
 茉莉はボディスラムを狙うも未依は首固めも2。
 未依はシーソーホイップから彩乃にタッチ。

 彩乃は投げようとするが、耐えた茉莉にエルボーからドロップキック連発。更に走り込むも茉莉は受けきって投げ飛ばすとフォールも2。
 茉莉は担ぐが彩乃は逆打ちの体勢。耐えた茉莉を未依が突き飛ばして逆打ちをさせてフォールも2。
 彩乃はドロップキックから未依にタッチしようとする。だが茉莉は彩乃の足を引きずって中央に戻すと、サイドバスターからフォールも2。
 茉莉はボディスラムからフォールも2。
 茉莉は投げようとするが、耐えた彩乃が胴締めフロントネックロック。茉莉はそのままコーナーに叩きつけてひかりにタッチ。

 ひかりは串刺し駆け上がりミドルからサッカーボールキックを叩き込んでフォールも2。
 ひかりはサソリ固めも未依がカット。
 茉莉が未依を、ひかりが彩乃をコーナーに叩きつけて、中央に振って同士討ちさせるとサンドイッチ攻撃。避けた未依と彩乃が逆に同士討ちさせるとコーナーに振ってそれぞれ串刺しドロップキック。彩乃はひかりにドロップキック。だがひかりは髪を掴んで彩乃を振り回し相手コーナーに投げ捨てるとタッチを要求し、未依が彩乃にタッチ。

 未依はクロスボディアタック連発からフォールも2。
 未依はドロップキックからフォールも2。再度フォールも2。再々度フォールも2。
 再々々度フォールも2。
 未依はロープに振るがひかりはランニングトラースキック。さらにサッカーボールキック連発からロープに飛ぶが、彩乃がエプロンから蹴りつけると、未依がスクールボーイも2。
 未依は首固めも2。未依は逆さ押さえ込みも2。
 未依はロープに飛ぶが、茉莉がエプロンから蹴りつけるとエルボーを叩き込みロープに振るが、未依はタイミングをずらしてクロスボディ。ひかりと茉莉はこれをキャッチし正面に投げ捨てると、茉莉のハイキックとひかりの水面蹴りのサンドイッチ。ひかりはフォールも2。
 ひかりはボディスラムを狙うが、耐えた未依を強引にボディスラムで叩きつけるとコーナーに登る。だが彩乃がエプロンから動きをとめ、ひかりがエルボーで迎撃するが未依が強烈なビンタから雪崩式の首投げ。未依はクロスボディからフォールも2。
 ひかりはハイキックから水面蹴りで倒しPK。フォールも彩乃がカット。
 ひかりはレッグラリアートからフォールし3カウント。

第4試合


 先発はボニータと多恵。ボニータがヘアーホイップ連発からボディスラムで叩きつけてボディへフットスタンプ連発。さらに踏みつけフォール。沙紀が出てきて一緒にロープに振ってダブルのビッグブーツ。続けてダブルチョップを狙うが多恵が避けてなつみとそれぞれドロップキックで蹴散らし、なつみがロープに振ってカニバサミから多恵がドロップキック。続けてサンドイッチドロップキックからポーズをきめると、多恵がストンピング連打。多恵はなつみにタッチ。

 なつみは走り込むが、ボニータは髪を掴んで引き倒すとフロントネックで捕らえ、コーナーに叩きつけると沙紀にタッチ。

 沙紀はサーフボードストレッチからダイヤル固め。沙紀は正面ロープにくくると背中にランニングエルボーからフォールも2。
 沙紀はカンパーナを狙うが多恵がカット。沙紀はボディスラムからフォールも2。
 なつみはなんとか多恵にタッチ。

 多恵はミサイルキックからドロップキック。弾いた沙紀に多恵はエルボー連打。
 さらにドロップキックからコーナーに登るが、沙紀は担ぐも多恵はスリーパー。沙紀はコーナーに叩きつけて逃れると串刺し攻撃を狙うが、多恵はぶら下がり首4の字で迎撃。多恵は走り込むが沙紀はカニバサミでコーナーに画面を叩きつけると後頭部にランニングニー。
 沙紀はフォールしようとするが多恵は切り替えしてアキレス腱固め。逃れようとする沙紀にヒールホールドも沙紀はロープへ。
 多恵が走り込むが沙紀はカウンターのボディスラムからボニータにタッチ。

 ボニータはヘッドハンターからフォールも2。
 ビニータはマウントエルボー連打からビンタ連発。さらに後頭部をリングに連続で叩きつけると髪をむしり、ロープに振ろうとするが耐えた多恵にバックキックの顔面蹴りからドロップキック。コーナーに押し込みエルボー連打も、多恵は切り替えしてエルボー連打。お互い切り替えしてのエルボー合戦から多恵が髪を使ってのチョーク攻撃で絞め上げる。だがボニータも切り返すとサミングからコーナーに振って串刺し攻撃。避けた多恵が串刺しバックエルボーからロープに飛んでドロップキック。フォールも2。
 グラウンドでの攻防からボニータが腕ひしぎを狙うが、切り返そうとした多恵に三角絞め。多恵はそのまま潰してフォールも2。
 多恵はマフラーホールドから脇固めもボニータはロープを掴みブレイク。

 多恵は腕をロープにかけて踏みつけると、その腕へのドロップキックからフォールも2。
 多恵はSTFを狙うが沙紀がカット。沙紀は多恵にボディスラムからカットに来たなつみをボニータとともに多恵へブレーンバスターで叩きつける。ボニータはフォールも2。

 ボニータは顔面を蹴りつけてロープに飛ぶが、多恵は引き込み腕ひしぎから羽交い締めにする。そこへなつみがトラースキックから多恵がどどんで叩きつけてフォールも沙紀がカット。多恵はなつみにタッチ。

 なつみはドロップキック連発からロープを貫いてのドロップキック。さらにコーナーに上るとダイビングクロスボディアタックも、ボニータが避けてストンピングからサソリ固め。カットに来た多恵を沙紀がコブラツイストで捕らえるが、なつみはなんとかロープへ。
 ボニータと沙紀はそれぞれ中央に振るが、お互い避けた多恵となつみが串刺し攻撃からなつみがコーナーに登りダイビングクロスボディアタック。フォールも2。
 なつみはライトニングスパイラルからフォールも2。
 ボニータはボディブローからダブルの裏拳も、ガードしたなつみをサイドバスターで叩きつけてフォールも2。
 ボニータはノーザンライトスープレックスホールドも2。
 ボニータは沙紀にタッチ。

 沙紀はビッグブーツからフォールも2。
 沙紀は担ごうとするが着地したなつみがバックラッシュからフォールも2。
 なつみが投げようとするがボイータがカットし、二人でロープに振るが、なつみが避けて多恵が二人まとめてミサイルキック。なつみが改めて沙紀にバックラッシュからフォールも2。
 沙紀がハイキックも避けたなつみにショルダータックル。更にシーソーホイップでロープに叩きつけるとボニータがダブルの裏拳から沙紀がブレーンバスターで叩きつけてフォールも2。
 沙紀は担ごうとするがなつみは丸め込むが2。なつみはくるくるリボンも2。
 なつみは走り込むが沙紀はビッグブーツからパワースラムで叩きつけてフォールも2。
 沙紀はカワイルドバスターで叩きつけて3カウント。

 多恵「今外出てる人たちは私のマイクを聞かなくていいってことですよね?なつみ、ごめん。沙紀さん、沙紀さんは…すごいです。アクトレスで自分の思ってることとか、感じてる言葉とか。そういうものをリングの上で発言するということをアクトレスに持ってきたのは私は沙紀さんだなと思ってます。ただ、私は、沙紀さん側にはいきません。側って言うならなんなのかもよくわかってないし、よくサオリから沙紀側って言葉をちらほら聞くけど、側ってなんですかね?私からしたらまじくだらないですそんなもの。めっちゃくだらない。くだらないけど、面白いと思います。私は、沙紀さんにはなりません。あなたのようにはなりません。あなた側につくつもりも、気持ちも、思いも、全くありません。これは、あなたがアクトレスに来て、自分の思いを正直にリングの上で発言するということを教えてもらった私が、今の素直な気持ちを今ここで言わせていただきました」
沙紀「うーんとまず私が一番最初に話したのはサオリ側とかいう発言は私は言っていません。一期生とそれ以外で個性が光ってねぇって言って、トーナメントの試合でみんなの個性が出てきたと感じてますし、8月にひかりが強くなりたいと一緒にやっていきたいと言って、私から見てこの3ヶ月でひかりはとても変わったと思うんですが、それをどう感じるか感じないかは見に来てくださっている皆さんなので、いかがでしょうか?(拍手がおきる)これは私がひかりを変えたんじゃなくてひかりの努力のたまものだし、どっち側につくつかないじゃなくて、人が成長するにはそれなりの環境が必要なんじゃないでしょうか?私のおかげとかおこがましい事は言いませんけど、一緒にいた環境がひかりを輝かせてると思うし、だから、どっち側というそういうのじゃ無くて、私と一緒にやりたいとか強くなりたいと言ってくれてる子は、来るもの拒まずで一緒にやって行きたいと思うので、いつでも待ってます」
未依&彩乃「はい!」
未依「強くなりたいです!よろしくお願いします!(沙紀が抱きしめ、一緒にリングを後にする)」

<試合後コメント>

沙紀&茉莉&清水ひかり&さくらんボニータ&未依&入江彩乃
沙紀「仲間ができました♪」

――後楽園ホール大会を前にして仲間が増えました
沙紀「多恵ちゃんが『どっち側』言ったけど、私はどっち側も推奨しているわけではなくて、ちょっとスタートから言ってる“個々が光るアクトレスガールズ”を私は目指している。それで私はひかりが入ってくれてすごく変わったと思うし、でもそれは私の力じゃなくて、それは環境を変えたひかりの力なので、新しく来た2人も私は全力で応援したいと思います」

――清水選手は環境を変えて今に至ったご感想は
清水「『環境を変えた』と言ってくださってるんですけど、自分としてはアクトレスに新しい環境を持ってきたのは(沙紀と茉莉の)お二人で、そこで自分が輝けると思ったと言うより、自分はそこでもっと強くなれるんじゃないかなと思って、今までにない可能性が見えたので自分はそこに行きたいと思って三ヶ月経って、自分でも変わったっていうのもおかしいですけど、自分でも1,2,3が楽しくなりました」
沙紀「勝ち負けも大事なんですけど、すごく表情がいきいきしている気がします。見てて」
清水「一緒に隣りにいて、もちろんプロレスなので見てもらいたいっていう気持ちが今まで独りよがりだったなって思って。今まで独りよがりだったものが、お客さんに見てもらいたいって思って、隣りにいてタッグを組んでいる方と一緒に楽しみたいって思って……うぉ~!って。ハイ(笑)」

――茉莉選手も沙紀選手、清水選手と行動をともにしていることが多いと思います
茉莉「仲良くなるまで不安そうな感じで試合をしてるイメージだったんですよ。でも普段プライベートで一緒にいて、明るくて楽しいんだけど、その楽しさが試合でいい形で入ってきたなってすごく感じます」

――さくらんボニータ選手はどう思われますか
ボニータ「ボニータは気まぐれな女なので、魅力的な方に一緒にいるっていうだけです」

――未依選手、入江選手は今日意思表示をして今日ここに加わりました
未依「今日の試合を経て、自分がいかに未熟かっていうことを実感して、今までずっとリングで変わりたい変わりたいっていい続けてきたんですけど、ここで大きく決断しなきゃなって思って。自分を追い込んで、ここでこのチャンスを掴んで強くならなきゃいけないなって。もっと変わりたいなって、ひかりさんを見てても思いますし、どっち側とかじゃなくて、もちろん初期メンとかアクトレスのみんなも大好きなんですけど、もっと自分自身を追い込んで、自分でも心底変わりたいなって思って」
入江「練習生として、アクトレスのこのよくわからない状況を見てきて、練習生のときは全然何も分からなかったんですけど、ただ私は強くなりたい、もっとリングで輝きたいって。ずっと練習生の頃からリングで輝きたいと思っていたので、ずっとセコンドとしてひかりさんを見ていて、すごくキラキラしているなって印象が私の中であって、私ももっと輝きや意志、強くなりたい。今日の試合もすごく悔しかったので、それを経て環境を変えてチャレンジしてみたいなって思って決意表明しました」

第5試合


 握手せずにサオリが殴りかかるが、翔がコーナーに振りエルボー。お互い切り替えしてエルボー連打から、サオリがコーナーに振って走り込むも、翔がショルダースルーもサオリはエプロンからエルボーを打ち込みリングに戻ると走り込むが、翔がアームホイップで投げ捨て両者睨み合う。

 ロックアップから翔がロープに押し込みクリーンブレイク。
 サオリが手4つを要求するが、翔が掴もうとするとサオリがバックを取りバックの取り合い。リストの取り合いからサオリがヘッドロックで絞り上げる。翔が突き飛ばしてドロップキックも、避けたサオリがストンピングからフォールも2。
 サオリが足へのストンピング連打から足4の字。翔はロープを掴みブレイク。

 サオリはストンピング連打からロープに飛ぶが、翔は腰投げで迎撃しスリーパー。サオリはロープへ足を伸ばしブレイク。
 翔はストンピングから顔面を踏みつけ、これを離すとロープに飛ぶが、サオリがビッグブーツも避けた翔が飛びつきフロントネック。サオリは力任せに投げ飛ばすが、翔はすぐさま飛びつきスリーパー。サオリはロープへ足を伸ばしブレイク。

 翔はストンピングからロープを貫いてのドロップキックを打ち込み、エプロンに出ると後頭部にストンピング。さらにミサイルキックから再度コーナーに上るが、サオリは正面に登りエルボーを打ち込んでいく。さらにビンタ連発も、翔もエルボーやビンタで返し落とすとミサイルキック。フォールも2。

 サオリは延髄斬りからフィッシャーマンスープレックスホールドも2。
 サオリはコーナーに登るが翔がエルボー連打からデッドリードライブ。翔がコーナーに登るもサオリはビンタから雪崩式フィッシャーマン。そのままロコモーションフィッシャーマンスープレックスホールドも2。
 サオリは髪を掴んで引きおこそうとするが翔が飛びつき胴締めフロントネックからDDTで突き刺しそのまま絞り上げる。サオリはロープへ足を伸ばしブレイク。

 翔は強烈なビンタを叩きこむが、サオリも立ち上がると強烈なビンタ。ビンタの打ち合いからエルボーの打ち合い。翔がエルボー連打からロープに飛ぶが、サオリはバックを取り投げ捨てジャーマン。両者ダウン。

 サオリは背中にエルボーから投げようとするが、耐えた翔が逆さ押さえ込みからラ・マヒストラルも2。
 サオリはラリアットも避けた翔が逆さ押さえ込みからスリーパー。サオリはロープを掴みブレイク。

 サオリはラリアットも翔が巻き込んでスリーパーを狙うが、耐えたサオリが背中にエルボー連発からロープに飛ぶも翔が飛びつきDDTから胴締めフロントネック。翔が絞り疲れてこれを離すと、ぐったりしたサオリの髪を掴んで引き起こしSTO。フォールも2。

 サオリは延髄斬りからジャーマンスープレックスホールドも2。
 サオリは投げようとするが耐えた翔がロープに飛んでSTOからフォールも2。
 翔はロープに飛ぶが避けたサオリがウラカンラナで丸め込み3カウント。

エンディング


サオリ「よっしゃー勝ったぞー!翔、翔…正直ヤバかった。でも、私のほうが優勝したいって気持ちで勝ってたってことだからな」
翔「めっちゃ悔しいです。サオリさん、絶対に、優勝して、そのベルトをかけて、自分ともう一度勝負してください!(翔はリングからおりる)」
サオリ「おい沙紀、勝ったぞ。後楽園ホールのメインイベントで、闘うのは私だ。次は絶対勝つから!」
沙紀「私はこの後楽園ホール、ゴールでもなく中間地点でもなく、私がベルトを巻いてアクトレスガールズの新しい始まりにするんで」
(堀田がリングへ)
堀田「この続きは後楽園ホール。最高の二人の試合期待してるから。お客さん、アクトレスガールズ初後楽園、そして決勝で、メインでこの二人、最高の試合を期待しててください。お前ら、アクトレスガールズがこれからの女子プロレス界、そして新しいジャンルのアクトレスという、道に進む第一歩、お前らにかかってっからな。気合い入れて頑張れよオイ!オイ、アクトレスみんな上がれ!気合気合、気合い入れて後楽園ホール!気合い入れてやろういつもの!上がって上がって!練習性もみんな。お前らもデビューすんだから気合い入れろ気合!」
多恵「いよいよ!もうすぐです11月15日、私達がずっとずっとずっと立ち続けたいと願っていた場所に、後楽園ホールという場所に、こんな人数が増えて、みんなでリングに立つことになります。もちろんトーナメントの決勝戦、期待して、いますでも!それだけじゃありません。それだけじゃないカード、それだけじゃないストーリー、それだけじゃない未来が11月15日にスタートするんです。今日ここに集まってくれた人々、人々?方々はもちろん、今日来れなかった方々も、すべての人が11月15日にアクトレスガールズを見に後楽園ホールに来てくれると信じて、いつもの締めを万喜なつみにお願いしたいと思います」
なつみ「おまたせしましたー、みなさ~ん準備はいいですか?いくぞー!いくよ、強く!優しく、あなたに一生懸命!アクトレス~~~~ガールズ!」

<試合後コメント>

安納サオリ
「いやぁ……余裕なかったっすわ、全然。関口翔いいっすね、勢いありますね、めっちゃ。二年ぶりにやったんですけど、全然違いました。でも、今日勝ったのは私なんで、私が後楽園ホールのメインイベントで沙紀と決勝当たります。それで優勝するのは私です!」

――前回、堀田祐美子選手とのシングルを経て変わったことは
「変わったこと……なんでしょう。リングを楽しみましたね。楽しみました。あとは勝ちたいっていう気持ちが一心にあったんで。前回準決勝とは関係なく堀田さんとのシングルだったので、久しぶりにやって……また後楽園への気持ちが高まりましたね」

――関口選手に追い込まれる場面も有りましたが、成長は感じましたか
「めちゃめちゃ感じましたね。気合いが、勢いがあるっていうのは知ってましたし。あの子の真っ直ぐな瞳だったり、真っ直ぐな気持ちだったりとか。それが全面に出てた。でも、あのビンタがね!ヤバかったですね。耳に入って。でもそこにこもってましたね。『お前になんか負けない!安納サオリなんてぶっ潰してやる!』っていうのが伝わってきて。なんか嬉しかったですね、そこは。昔だったらこんなに来なかったですよ。泣いてたんじゃないですか?今も泣き虫ですけど、あの子は(笑)泣き虫ですけど今日は食らいついてきましたね。そこは私自身、『よしよし』ではないですけど、嬉しかったなっていう気持ちになりましたね。最後マイクで『優勝してくれ。お前が巻いたら次は私が挑戦する』って言ってくれたのにも応えたいと思いますね。約束守ります」

――ここ数大会ずっとヒール的なエッセンスのある試合をしてきましたが、今日はそういったものがありませんでした。この間の堀田選手とのシングルでなにか変わったものがあるのでしょうか、それとも今日限定のことでしょうか
「逆に皆さんは今日の私を見てそう思いました?じゃあ今日の私はそういう気分だったのかも知れないです。もしかしたら次はわからない。今日も私は入場で、暑かったから上着脱いだだけであって、別に意味はないです。今日はそういう気分だった。それだけです。でもリングは楽しめたっていうのは前回、前々回とは違いますね。楽しさが今日はありました」

――決勝で当たる沙紀選手には7月のシングルで敗北していますが、再戦に向けての想いは
「うーん、どうでしょう。なんか、仲間ができたんですか?いやぁ、知らないところでね。沙紀さん……沙紀が入ってきて色んなことが変わってきてるなって思いますし。でも、いい意味でも悪い意味でも後輩にばかり目を向けているのかなって思うので、その足元すくわれんなよとも思いますし。まあ、あれ以来リングでも会ってないですし。今日久々に対面しましたけど、ちょっとだけ。楽しみたいですね。私も楽しみです。来たものを私は返します。でも私からもやるかも知れないです。そこは分かんないです」

――沙紀選手は『新しいアクトレスをスタートさせる』と言っています。つまり今までのアクトレスガールズを終わらせるという意味だと思うのですが、それは一期生としてなにか思うところは
「逆に私は今までのアクトレスガールズはなんだったんだって。これを信じてやってきたところがありますし。次は新しいものを……ってなったときに、そこに私達はそぐわないのかな?違うのかな?って思いますし、全部アクトレスじゃないんですかってふうにも思うから、何をどう考えてこれから行動していくのかは……どうするんですかね?私は今まで信じてきた三年間を、作り上げてきた三年間のものを後楽園で出して、もちろんそこは沙紀と同じです。ゴールではなくスタートだと思ってるんで、いいスタートを切れる11月15日にしたいと思っております」

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