【会見】W-1王者・芦野は挑戦者・ペガソに「就活生みたいなスーツの着こなしが問題」と余裕のダメ出し!タッグ王座挑戦を直訴の“のび太”征矢に“ジャイアン”近藤が「のび太が活躍するのは映画の時だけ」とバッサリ!

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 10月13日(土)、都内・島忠ホームズ葛西店にて、WRESTLE-1が公開記者会見を実施。10.24後楽園大会でW-1チャンピオンシップを闘う、王者である芦野祥太郎と挑戦者となったペガソ・イルミナルが出席し、それぞれ意気込みを述べた。

 現在開催中の『WRESTLE-1 TAG LEAGUE 2018』の開幕戦となった9.18新木場大会で芦野からフォール勝ちをしたペガソ。9.29大阪大会でリマッチを行なった征矢学が芦野に敗れると、自ら姿を現して挑戦表明を行なった。
 この実績と行動によって挑戦権を獲得したペガソだが、W-1のリングに上って3カ月という短期間での挑戦にも「ちょっと時間がかかった」と自信満々。新木場では丸め込みによる勝利だったが、「しっかり3つ取って何も言えないようにする」と完璧な勝利でのベルト奪取を誓った。
 一方の芦野は、「彼の良さを引き出した上で防衛する」と余裕綽々。「自分から挑戦したいと胸を張って言える人間が出てくることは素晴らしい」とペガソの姿勢を称えるなど、王者として貫禄たっぷりに語っていた。

芦野祥太郎
「10月24日の後楽園ホールでペガソと防衛戦が組まれましたので、そこはきっちり防衛するのはもちろんなんですが、彼もまだまだプロレスをどれだけやっているのか知りませんが、俺が彼の良さを引き出して、その上で防衛をしようと思っております。なので、皆さん、後楽園ホールに彼の勇姿を見に来てください」

ペガソ・イルミナル
「俺がこのリングに来た理由は、このベルト(W-1チャンピオンシップ)を取りに来ました。その中で、新木場でのタッグリーグ公式戦、俺は芦野祥太郎から3つ取りました。丸め込みがああだこうだって言っていますけど、僕が次の後楽園でしっかり3つ取って何も言えないようにします。そしてこのベルトを巻きます。以上です」

──ペガソ選手に質問ですけど、W-1に上がって3カ月という短期間でタイトルマッチに漕ぎ着けましたが、それについてはどう思われていますか?
ペガソ「ちょっと時間がかかったかなと思いますね。でも、全然許容範囲です」

──自分の現在の実力ならば、このタイトルマッチに勝ってベルトを手に入れることも想定しているということでしょうか?
ペガソ「そうです、はい」

──芦野選手、今のペガソ選手の言葉を聞いてどう思われますか?
芦野「この生意気な姿勢が素晴らしいなと思いますね。あとは言葉だけじゃなくて、リング上での動きであり、スーツの着こなしかな? これもしっかりしたほうがいいんじゃないかと思いますね。就活生みたいな格好をしているので」

──芦野選手は一度フォールを取られていますけど、挑戦してくるのに相応しい選手だと思われますか?
芦野「いいと思いますよ。挑戦表明してくる人が少ないので、W-1では。自分から挑戦したいと胸を張って言える人間が出てくることは素晴らしいことだと思っております」


 また、10.24後楽園大会で現在開催中の『WRESTLE-1 TAG LEAGUE 2018』の決勝戦を闘うAブロック代表の征矢学&稲葉大樹と、Bブロック代表で現W-1タッグチャンピオンシップのベルト保持者である近藤修司&土肥孝司が出席し、それぞれ意気込みを述べた。
 会見中、征矢は相手の近藤&土肥が現タッグ王者チームであることから、「ベルトを懸けろ!」と要求。稲葉も「お得感がある」と同調したものの、近藤からも土肥からも「懸けません」と口を揃えて拒否されてしまった。
 また、征矢が相手チームを「ジャイアン気質がある。ということは俺らはのび太の気質。のび太ががんばってトーナメントを優勝する」と、いまいちわかりづらい例えで意気込みを述べたものの、近藤によって「ドラえもんがいないだろう。のび太が活躍するのは映画の時だけ。今回は通常」と、バッサリと否定されてしまう始末。舌戦ではチャンピオンチームに軍配が上がってしまったようだった。

征矢学
「リーグ戦、1敗もせず、全勝で決勝戦まで上がってきました。相手が現タッグチャンピオンであるということで相手にとって不足なしです」

稲葉大樹
「リーグ戦、全勝で勝ち上がっています。今年のタッグリーグは現タッグチャンピオンも出ていますし、これで勝てば今のW-1での一番強いタッグチームになれるので、必ず勝って、W-1で一番強いタッグチームになりたいと思います」

土肥孝司
「Bブロック一度も負けることなく、決勝に進みました。相手は気持ちいい試合ができる相手だと思いますので、気持ちいい試合をして優勝したいと思います」

近藤修司
「まあこういうお客さんが集まってくれた公開の記者会見で僕と土肥はちゃんとスーツを着てきている中、(稲葉に向かって)おい、なんでジャージなんだよ。(征矢に向かって)お前、なんかあれだな。昔のラッシャー木村の私服みたいだな。わかんねえか? 昔のアンドレ・ザ・ジャイアントみたいな私服というか、この時点で気持ちが僕らが勝っているんじゃないかと思います」

──それぞれのチームの印象を教えていただきたいんですけど。
征矢「一つだけ言わせてもらいますけど、おそらくこの2人はドラえもんに出てくるジャイアンの気質を持っていますね。我々、もしかしたらのび太の気質かもしれません。ということは、のび太ががんばってトーナメント優勝して、ベルトに挑戦するということじゃないですか? 俺ら2回闘わなきゃいけないんですよ、ベルトを取るために。だったら、次の後楽園、ベルトを懸けたらいいじゃないですか? その2回もやるの面倒くさいんで、1回で決着つけましょうよ」
土肥「まず、記者の人の質問に答えないと。あと、2回勝たなきゃいけないから今懸けろっていうのは……懸けません、それは」
征矢「なんでだよ!」
土肥「プロレス界のあるあるで、リーグ戦やトーナメント優勝したらチャンピオンに挑戦するんだろうが。なに楽しようとしてんだよ」
征矢「いや、2回やるんであれば、1回でやったほうがお得感も出るだろうって話だろう。タイトルマッチとリーグ戦の優勝決定戦だよ。ダブルのお得だよ、これは! なあ、稲葉?」
稲葉「お得です。お得なほうが皆さんもいいですよね? お得なほうでお願いします」
土肥「俺は受けないから。こっち(近藤)を説得してください」
征矢「では、副社長、あなたはどう思うんですか? 意見を聞かせてください」
近藤「まあ、その話はさておきね、ドラえもんの話に戻すけどさ、のび太はドラえもんがいるからだよ。ドラえもんいないんだろ? だいたいのび太が活躍するのは映画の時だけだから。映画じゃないだろう。通常だから」
征矢「どういうことだ、それは!」
近藤「まあまあ脱線しているけど、タイトルは懸けません。やるんだったら、ちゃんとこの決勝で俺たちに勝て。勝ってから物を言ってくれ」

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