K-1フェザー級王座決定トーナメントで村越優汰が傷だらけの初優勝!「武尊選手とやりたい。9月でもやります!」

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 6月17日、さいたまスーパーアリーナコミュニティアリーナで「K-1WORLDGP 2108 JAPAN~第2代フェザー級王座決定トーナメント」が開催された。

 武尊が返上したフェザー級王座を狙って8選手がエントリーしたトーナメント。優勝候補大本命の小澤海斗が1RKO負けで1回戦で姿を消す波乱が起こる中、優勝したのは村越優汰。RISEバンタム級王者の実績を引っさげて、昨年12月にK-1に電撃参戦。かねてからテクニシャンとして定評のある村越だけに「武尊を脅かす存在に」との期待も高かったが、K-1では苦戦続き。昨年12月の芦澤竜誠戦は判定勝ちを収めたものの、今年3月の西京春馬とのKrushタイトルマッチでは判定負け。三日月蹴りなど得意の蹴り技をマークされて、持ち味が発揮できていなかった。

 だが、今回の村越は違った。「小さい頃から憧れていたK-1王座のベルトを巻きたい」と気持ちを前面に出し、対戦相手に喰らいついたのだ。
 1回戦からエリアス・マムーディの長いリーチに苦戦。1Rに右ストレートでダウンを奪われる苦しい展開も、2Rに右フックでダウンを奪い返して延長に持ち込むと、ここでもダウンの奪い合いとなったが2-1の判定勝ち。準決勝でもジョージ・バレラのパンチ連打に苦戦。1Rにワンツーを浴びてダウンを喫しながら、3Rに三日月蹴りを効かせてダウンを奪い返して追いつくと、延長でもボディ攻めで3-0の勝利。
 2戦で2度のダウンを喫し、計8Rを戦うという「1日3試合のトーナメントではKO勝ちが必須」と言われるK-1では異例の展開。だが村越は「全身ボロボロでしたけど、決勝戦も延長までやってもいいと思ってた。最後は気持ちの勝負」と覚悟を決めていた。決勝戦の相手は西京春馬。こちらは2戦とも本戦で判定勝ちし、ダメージの差で村越不利は否めなかったが、1R、西京は蹴りを出した際に足を攣り、しばらく試合を続けたものの、両足とも攣って続行不能。ドクターストップにより、村越が第2代フェザー級王座を手にした。

 リング上で村越は涙を流し「大変な1日でした。体中、痛いところだらけですけど最後は気持ち。ベルトを巻けたことが夢みたい」と語った。苦戦続きだったトーナメントについては「チャンピオンらしい戦いじゃなかったですね(苦笑)。危なっかしくて、もっと完璧な戦い方が出来るようにして、やらせて貰えるなら武尊選手とやりたい」と「K-1のカリスマ」武尊に挑戦を表明した。
 所属する湘南格闘クラブの岡林代表によると、村越は試合前から右膝を痛めており、万全とは程遠い状態での出場だった。1回戦でさらに足を痛め、引きずって歩いていたが「最後まで戦いたい」と準決勝以降の出場を希望し、岡林代表も「本人がやりたいなら」とこれを了承。まさに傷だらけで掴んだ勝利だった。

 武尊も、トーナメント中に負傷しながらも気持ちの強さで王座を掴んできた選手。二人の対戦が実現すれば、気持ちと気持ちのぶつかり合う壮絶な戦いになりそうだ。
 なお、次回の「K-1WORLDGP 2018 JAPAN」は9月24日(月・祝)、さいたまスーパーアリーナコミュニティアリーナで開催。同大会にはスーパーフェザー級王者武尊と、スーパーバンタム級王者武居由樹が出場することが揃ってスーパーファイトで参戦することが発表された。

(スポーツライター茂田浩司)

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