WWEネットワークの散歩道 第27回

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プロレス業界の年間最大イベントであるレッスルマニアが近づいてきました。今年はロイヤルランブルで中邑選手、アスカ選手が優勝し、それぞれが王座挑戦するところから日本でもこれまでにないほどの大きな注目が集まっているのではないでしょうか。
中邑選手の優勝は『ワイドナショー』でも取り上げられ、学者の古市さんの発言が物議をかもしました。個人的には世間の認識はその程度のものだし、どれだけすごいことかを説明したところで、「へ~」で終わってしまう人の方が圧倒的に多いと思います。
ちなみに他のスポーツで今回の偉業を例えるなら、自分は1年目の活躍が認められてニューヨーク・ヤンキースの開幕戦で先発と四番バッターがどちらも日本人・・・くらいが適当かなと考えています。1回で1アウトも取れずに降板したり、4三振だったりという可能性も含めて。まずはレッスルマニアでの活躍と、その後のますますの躍進に期待しましょう。

レッスルマニアといえば今や市全体が招聘のための売り込みをするほどの全米規模の大イベントです。世界中からファンが集まることで大変な経済効果を生むことから、レッスルマニア・ウィークという言葉も定着しました。また数多くのインディー団体が裏レッスルマニアとしてビッグマッチを行い、WWEもファン・アクセスや殿堂入りの表彰を巨大なイベントとして開催しています。

今回は今年の殿堂入りが発表された選手の映像を紹介しましょう。WWEネットワークでも選定選手の紹介映像を用意してあるので、それも合わせてお届けします。

まずはいち昨年、突然復帰したゴールドバーグから。WCWが生え抜きで生み出した数少ないスター選手のひとりで、アスカ選手に抜かれるまではデビュー以来173連勝の記録を打ち立て、無敗のまま世界王者になった通称”超人類”です。
キャリア不足を補うために短時間決着で押し切ったと言われますが、当時は新鮮だったMMAの技術を盛り込んだり、ひとつひとつの技に工夫を重ねていたりと、ただの作られたスターとは違う存在感を示していました。
ライバル団体だったWWEもゴールドバーグの存在は意識せざるを得なかったようで、最弱の男としてギルバーグをデビューさせたり、それまでは特に名前のなかったタックルをスピアーと共通の技の名前として定着させたりしていました。
ゴールドバーグの試合でもっとも取り上げられるのはハルク・ホーガンからWCW世界王座を奪取した試合か、ステーィーブン・リーガルにきりきり舞いさせられた試合のいずれかと思いますが、今回は初のタイトル奪取となったレイヴンとのUS王座戦を。この試合でもゴールドバーグのプロレスセンスが十分感じ取れるはずです。
もうひとつ、WWEのRAWだけで行われたショーン・マイケルズとの試合も。もっと長いタームで行われていい夢の対決だと思うのですが。

ゴールドバーグ
http://network.wwe.com/video/v1873381983

ゴールドバーグ対レイヴン
http://network.wwe.com/video/v767469383

ゴールドバーグ対ショーン・マイケルズ
http://network.wwe.com/video/v581975683

ネットフリックスで視聴できる海外ドラマに、80年代のアメリカの女子プロレス団体を舞台とした『GLOW』があります。ゴージャス・レディース・オブ・レスリングという名称で、実在していた団体なのですが・・・ウィキペディアによると2001年に復活し、現在でも細々と活動しているようです。
そのGLOWで活躍し、90年代のWWEでディーバという呼称がない時代の女子プロレスラーであるアイボリーの殿堂入りが発表されました。ステファニー・マクマホンとの試合があればよかったのですが、残念ながら見つからなかったので日本ではテリー・パワーとして活躍したトリ(日本語の悟りからだとか)との女子初のハードコアマッチの試合を。今のハードコアマッチのイメージからは想像しにくい、肌の露出の多い試合です。このようなかたちでも女子プロレスの枠を維持してきたことで、今のウーマンズ・レヴォリューションがあるとも言えるのです。

アイボリー
http://network.wwe.com/video/v1874988083

アイボリー対トリ(テリー・パワー)
http://network.wwe.com/video/v312424383

とにかくタッグ王座という王座は取りまくった印象のあるダッドリー・ボーイズ。日本でも王座は取らなかったものの世界最強タッグ優勝、IWGPタッグは2度の戴冠。ハッスルでもタッグ王座を獲得しました。もともとはECWで本当は血のつながっていないレスリング・ブラザーというギミックのパロディーとして、異母兄弟のダッドリー・ファミリーの5男のババ・レイと8男のディーボンが突出した活躍を見せてくれました。ちなみに末弟という設定のスパイク・ダッドリーは今回の殿堂入りに入っておりません。
ダッドリー・ボーイズの試合を振り返ると、意外とビッグマッチでの負けっぷりの良さが目立つのですが、それでもフィニッシュ技である3D(ダッドリー・デス・ドロップ)を繰り出す時は必ず勝利するという、自身の必殺技の価値を大切にしていたことが有象無象のタイトルも含めて20回以上の戴冠の理由ではないでしょうか。

ダッドリー・ボーイズ
http://network.wwe.com/video/v1874991383

ダッドリー・ボーイズ対ハーディー・ボーイズ対エッジ&クリスチャン
http://network.wwe.com/video/v31599441

ダッドリー・ボーイズ対トミー・ドリーマー、ザ・サンドマン
http://network.wwe.com/video/v31370753

現時点では今年の殿堂入りの最新のメンバーである、”ダブルJ”ジェフ・ジャレット。初来日は1991年のSWSで、日本での活躍はそれ以降では東京ドームの記者会見場でハルク・ホーガンにギターで一撃を食らわせたり、西武球場でバレット・クラブの一員として棚橋選手にギターで一撃を食らわせたりといったシーンの方が個人的には印象的です。
ただ今回の殿堂入りはWWEのPPV大会翌日にWCW移籍した経緯から、アメリカでは驚きを持ってこの発表をファンは聞いたのだそうです。ただビンス・マクマホンはかつてステロイド裁判でのスーパースター・ビリー・グラハムの偽証についてを、後日グラハム本人から謝罪を受けたことで、「最後につじつまが合っていればそれでいい。人を死ぬまで恨み続ける人生なんてゴメンだ」とも言っているので、今回の決定も同じ心境なのかも。
日本のファンとしてはクリス・ベノア選手の恩赦にも期待したいところですが、それはかなわぬ夢でしょうか・・・。

ジェフ・ジャレット
http://network.wwe.com/video/v1875255983

ジェフ・ジャレット対ショーン・マイケルズ
http://network.wwe.com/video/v1875277683

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