【インタビュー】新車市場や100円レンタカーの現役社長はプロレスラー!?全日本プロレスなどで活躍するカーベル伊藤の謎に包まれた正体に迫る!

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 12月16日の頑固プロレス新木場1stRING大会『カーベル大感謝祭』に参戦するカーベル伊藤とは一体何者なのか?その正体に迫るべく突撃取材を敢行した。

 カーベル伊藤とは、『新車市場』『100円レンタカー』『ペットの旅立ち』を全国に展開する株式会社カーベルの社長・伊藤一正その人であり、オリジナルのマスクを被って全日本プロレスなどのリングに上がってレスラーとして戦っている社長兼プロレスラーだ。
 2016年11月に突如日本マット界に現れ、AKBグループのプロレスドラマ『豆腐プロレス』ともコラボするなどみるみる露出を増やしていった。しかもプロレスラーとしてはメキシコでデビューしたという経歴も持つ謎の存在。活動の場は全日本プロレスだけにとどまらず、インディープロレス団体・頑固プロレスにも参戦が決まっている。


――プロレス界に関わり始めたきっかけを教えて頂けますか
「元々プロレスファンだったんですけど、そこから会社として一番最初にお手伝いを始めたのが、川崎を中心にやってた池田大輔さんのバチバチで、あそこの試合のお手伝いをしまして、次に田村和宏さんのHEAT-UPのお手伝いをしたりと、ちょこちょこそういうことをしていましたら全日本プロレスさんからご依頼があって、『じゃあ全日本プロレスさんのスポンサーを』ということになりました。バチバチさんとHEAT-UPさんはワンスポットというか大会一つのスポンサーという感じだったんですけど、全日本プロレスさんは年間通じての企業スポンサーのお声がけだったので、『じゃあやりましょうか!』というところから、一番最初大きなパイプが出来たんですね」

――そこからなぜ選手としてリングに立とうと思われたのでしょうか
「最初はスポンサーとしての挨拶だとか、トロフィーを渡す役だったりとかの役割がありまして、そういうことを含めて試合会場に足を運ぶことが一気に増えました。そこでずーっとプロレスを見ていましたら……『やりたいなぁ』と(笑)」

――選手としてはメキシコでデビューをしているというのは本当でしょうか?
「そうなんですよ。プロレスラーとしてデビューするとなると、その時もう46歳ですから、46歳で180cm以下で国内でデビューするというのはとても難しいことなんだと思ったんです。でも、『僕はプロレスラーです』という既成事実を作って帰ってきたらいいのかなと(笑)海外では僕より身長で言うと小さい選手とかも多かったので、その手を使おうと、そういう感じですね。元々、今900店舗あるカーベル加盟店さんの中で優秀なお店と一緒に毎年色々な国の自動車販売店の視察ツアーをやっているんです。お客様をそこにお連れして、自動車業界の視察と自分のデビューとで、お客様に『実は伊藤がプロレスラーとしてデビューします』というサプライズのおもてなしも併せてのことだったんです。それが去年の11月のカーベル10周年大会ですね。国内でずーっと練習をして、デビュー戦をメキシコでやろうという企画でした。お客さんも『どひゃ~!』と喜んでくれましてね(笑)」

――46歳でのプロレスデビューはかなり珍しい例だと思います
「日本人で46歳でプロレスデビューっていうと中々一番古い方に入るんじゃないかなぁと。スタートがメキシコでのデビューだったので、メキシコでも練習をしたわけなんですけど、やっぱり飛んだり跳ねたりなんでね、メキシコは。『こうやって飛ぶんだ』ってメキシコの言葉で言われるんですけど、さっぱり理解が出来ない!(笑)全部モーションだけだったり、飛ぶ練習が出来る場所も日本もメキシコもそんなに無いので、『こうやって走っていってポーンと飛ぶんや』みたいなことをメキシコの言葉で言われるだけでね(笑)だから、未だにフランケンとかノータッチ・トペ・コンヒーロとかも全部練習しないでぶっつけでやってます。元々はバスケットマンなので飛ぶとか、飛んだときの自分の体勢のキープとか、そういうベースが優れているのかなと。練習するときには受けてくれる人がいないと飛べないじゃないですか。中々そういう場がないので、全部ぶっつけ本番ですね」

――今回、頑固プロレスへの参戦が決まっていますが、機会があればメジャー、インディーを問わず活動の場を広げていきたいという思いはありますか?
「オファーがあれば本業に差し支えない程度にどの団体さんにも上がろうと思っていますので、仮に新日さんからオファーが来れば喜んで上がらせていただきます!(笑)カーベル伊藤が他のレスラーより優れているところは、集客力なので(笑)技とかそういうのじゃないんですよね。カーベル伊藤が出ることによってその地域の加盟店さんとかお取引さんとかにたくさん見に来ていただけるというのがね。レスラー100%の選手がプロレスをやっているというのは、それが仕事なので当たり前なんですけど、そうじゃない人がプロレスをやってるっていうことで話題になって、当社も含めてプロレスというものが世の中にもっと浸透するというか、まだまだ斜めでプロレスを見ている方もたくさんいらっしゃるので、『昔とは違うんですよ』っていうのを業界全体のイメージアップにも繋がればいいなと思っています。強さを求めてリングに上がるというよりも、プロレスのメジャー化とか、『こんな人がプロレスにチャレンジしてる』という話題性とかで活性化とか、そっちをメインにファンの方に伝えることができればいいなぁと」

――プロレスラーとは違う視点でプロレス界全体のことを考えていらっしゃるのですね
「どれだけ認知されているかは分からないですけど、プロレス会場で握手をしている人数と、サインを書いている件数は全日本プロレスだと僕が断トツの一位だと思いますね。選手控室にいないのがカーベル伊藤なんですよ。試合会場では常に一人ひとりのお客様に挨拶したり、自ら『一緒に写真撮りませんか?』とお声がけしたりということをしています。最近はその姿を見て、ゼウスさんとかも『俺も社長みたいにやろう』と言っていたり、影響力が出ているのも事実なので。選手としてのお客様との接し方というか、ファンへの対応の見本にもなればなと。敢えてお客さんと距離を取って良い緊張感を保つっていう作戦でやっている選手なのか、ファンサービスという意識がただ足りていない選手なのか、そこの見極めは僕にはまだ難しいですけど、僕は一選手としてもたくさんのお客さんと直接会話をしたり握手をしたりして、プロレスラーというものがお客さんに好印象を持ってもらえるようなね、それでプロレス業界が盛り上がればいいかなぁと。『控室にいてもファンは一人も増えないですよ』ということです。僕の動きを見て、他の選手をが感じて学んでくれればいいなと思います」

――選手が積極的にファンと交流をすべきだということですね
「そうですね。違う団体さんは本当に選手一人一人が手配りでチケットを売ってるところもあるじゃないですか。そういったチケットを勝ってもらう努力を一レスラーがやって、プロレス会社として経営もしっかり成り立っている。全日本さんを始めとして多くの団体さんは、経営が悪くなっても自分でチケットを一枚一枚、一軒一軒売ることもなく、一人でもいいから自分のファンを増やして帰ろうという意識も薄いと思います。プロレス選手に対するお見本役みたいなことも私の姿で見せていきたいですね」

――そういう意味では、よりお客さんと距離の近いインディーの団体である頑固プロレスに参戦するということには何か特別な意図があるのでしょうか?
「頑固さんと一緒に開催するという流れになった一番の理由は、僕が練習に行ってる先が頑固の大久保さんがやってる道場なんですよ。大森駅のゴールドジムの中にあるんですけど。そこでプロレス教室があって、月に数回練習をしているんです。そこで教えてもらったお礼も兼ねてね。すべてのインディーからすると、全日本さんのリングに上りたいし、メジャー団体の人と肌を合わせたいし……でも、実際ほぼパイプもないし、上げさせてもらうことも出来ない。そして対抗戦みたいなことを企画する人脈や金銭的なものも残念ながら無いんですよね。でも、インディーにも良い選手はいるんですよ。だから、私は大久保さんの道場で教えてもらった御礼と、普段インディーの人が交わることが出来ないようなきっかけを作ってあげることが目的です。会社として妙なカラーが有るわけではないので、どの団体にも平等に出来るという、団体の垣根を超えたプロレスのイベントを民間企業だから出来るのかなと……民間企業って言い方はおかしいか(笑)まあ、そういった垣根がない会社がやるからこそ、夢のようなカード、超レアカードが出来るというのはあると思いますね」

――16日には、大森隆男選手と組んで、丸山敦&阿部史典組と対戦するわけですが、対戦相手の丸山&阿部組に対してはどういう印象をお持ちですか
「丸山&阿部組は、ガチガチの強さというか、そういう闘いをやれと言えば出来るし、今回は子供や女性が多いので、それに支持されるような闘い方も出来るし。特に丸山さんは一人何役も出来るのでね(笑)だからああいう個性的な部分をたくさんの人に宣伝してあげたい。『こんな面白いレスラーもいるんですよ』ってね。丸山さん、阿部さんの頑張りを、カーベルとして沢山の人に知らせてあげたい」

――インディーの選手にもどんどん活躍の場を与えていきたいということでしょうか
「全日本プロレスの選手は伝える手段を持っていますけど、彼らはフリーでやっているのでね、フリーの選手にも沢山の人に知ってもらえるような刺激の場に出してあげたいなと。丸山さんは過去に何度も戦ってるんですけどね(笑)だから動き的にもやりやすいというのもあります。そういう選手から『今度カーベルの感謝祭やるんです』って言ったときに『是非出させて下さい!』っていうのがあると、応えてあげたいなって。既に全日本に上がってる僕が全日本の方と戦うよりも、逆に違う人と戦って『全日本vs頑固』っていうカードを作ってあげたほうが頑固ファンも喜ぶんだろうなって。今回は現アジアタッグチャンピオンも出てきますんで、全日本として顔であることは間違いないし、頑固さんとしても対戦相手には全く不足がないと思うので、思い切り団体対抗戦っぽくぶつかっていただければいいのかなと。そういうのも含めて、お客さんにプロレスの楽しさが伝わればなと思います」

――では、そのための興行・イベントなども今後はプロモートしていくのでしょうか
「カーベルがやるプロレスはスポーツイベントという位置づけを濃くしたものであり、プロレスと、今回はリングの上でステージマジックとか、ダウンタウンの松本のお兄ちゃんが来たりとか、そういうイベントを兼ねた、なおかつ観戦しに来た人がリングの上に上がって綱引きをやったりけん玉をやったりとか、プロレスのイベントとしての新しいプロレス興行の形を今回提供できればという気持ちがあります」

――では、最後にファンに対して一言お願いします!
「みんな本当に『カーベル伊藤はプロレスできるのか?』と思っているはずなので、『案外出来る』というのをお見せしたいと思います!(笑)『プロレスは楽しいんだよ』と。『プロレスは楽しいスポーツなんだよ』というのを、自分の戦いを通してファンに伝えることが出来れば、目的は果たせるのかなと思います」

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