被災地キャラバンを行ってきたアイスリボンが仙台大会を超満員に!豊田真奈美引退興行に藤本つかさとつくしの参戦が決定!

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 15日、仙台・宮城野区文化センターにてアイスリボン『仙台リボン2017』が開催された。

 アイスリボンは現在代表を務める藤本つかさが宮城県出身ということもあり、東日本大震災以降被災地キャラバンを企画し実現。今回も開催前に仙台リボンの会場である宮城野区文化センター付近の中嶋病院 介護老人保健施設けやきなどに藤本つかさと宮城もちが慰問に訪れ、地元のロータリークラブなどとも連携を取り始めている。

 超満員札止めになったこの日のメインイベントでは、宮城県出身の宮城もちが世羅りさが持つシングル王座に挑戦。地元の声援もあり、もちがメタボリックサンド、棚からぼた餅、もっちりバディシザースと得意技で攻め立てるがスリーカウントは奪えず。すべてを受けきった王者・世羅がダイビングダブルニードロップ2連発を叩き込み防衛に成功した。

 凱旋勝利とはいかなかったもちは「悔しいです!でも世羅と地元で戦えてよかった。ありがとう。そして、今日私にメインイベントを託してくれた藤本さんにも感謝したいです。本当にありがとうございます」と感謝を述べる。
 藤本は「正直、アイスリボンは仙台に受け入れられてないと思った。宮城県には地元密着の仙台ガールズがあるので、いくら宮城県出身だからといって受け入れられないと思った。でも、ふたを開けてみたらチケット完売で、たくさんの方が応援してくれました。上っ面じゃない頑張れを言ってくれた。また仙台リボンを開催して、その時は勝ちをみせたいと思います。宮城県出身でよかったです」と地元への感謝を伝え、もちは観戦に来場した両親への手紙をリング上から読みあげた。

 セミファイナルには11月に引退が決まった豊田真奈美が参戦。豊田に継承されたジャパニーズ・オーシャン・サイクロン・スープレックスを決めると意気込む藤本だったが、ビーナスシュートをクリーンヒットさせ豊田を持ち上げることに成功するも豊田は首4の字で切り返す。豊田はクインビーボムからサイクロンを藤本に叩き込み、本家の技の重みを伝え勝利した。
 藤本は「こんなに強いのにどうして引退するんですか!豊田さんが引退するまで、あなたから継承されたサイクロンを決めて、必ずあなたに勝ってみせますから!」と吠え、豊田も「その時まで楽しみにしてるよ。助けなしで私を持ち上げることができるように鍛えてて。あと、私の引退興行、2人(藤本とつくし)には重要なポジションをお願いするから」と、弟子たちを引退興行へ公開オファー。
 11月3日に開催される豊田真奈美引退興行に、サイクロンを継承した藤本つかさとオーシャン・スープレックスを継承したつくしの参戦が決定した。


『仙台リボン2017』
日程:2017年4月15日(土)
会場:宮城野区文化センター
開始:12:00
観衆:224人(満員札止め)

▼シングルマッチ10分1本勝負
○星ハム子
7分33秒 ダイビングボディプレス→片エビ固め
●トトロさつき

▼6人タッグマッチ20分1本勝負
○柊くるみ/長崎まる子/松屋うの
9分36秒 ナッツクラッカー→体固め
藤田あかね/●弓李/テキーラ沙弥

▼トライアングルリボン15分1本勝負
○松本都
5分59秒 菊地が愛澤に火の玉ボムを狙った所後ろから横入り式十字固め
●菊地毅(フリー)
※もう1人は愛澤No.1(フリー)

▼シングルマッチ20分1本勝負
○大畠美咲(WAVE)
10分51秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド
●雪妃真矢

▼タッグマッチ30分1本勝負
●藤本つかさ/つくし
16分55秒 ジャパニーズ・オーシャン・サイクロン・スープレックス・ホールド
○豊田真奈美/DASH・チサコ(仙女)

▼ICEx∞選手権試合30分1本勝負
【王者】○世羅りさ
13分53秒 ダイビングダブルニードロップ→片エビ固め
【挑戦者】●宮城もち
※第24代王者2度目の防衛戦に成功

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