【試合結果】2・18 アイスリボン道場マッチ 世羅りさ&長崎まる子vsつくし&山下りな 星ハム子&宮城もちvs弓李&尾崎妹加 藤本つかさvs松屋うの 松本都vsテキーラ沙弥

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『アイスリボン786』
日時:2017年2月18日(土)
会場:アイスリボン道場
開始:18:00
観衆 108人(満員)

▼第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
○松本都
7分10秒 みやここクラッチ
●テキーラ沙弥

▼第2試合 シングルマッチ10分1本勝負
○藤本つかさ
7分38秒 極楽固め→ギブアップ
●松屋うの

▼第3試合 タッグマッチ15分1本勝負
星ハム子/○宮城もち
13分23秒 棚からぼたもち→片エビ固め
弓李/●尾崎妹加(フリー)

▼第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
世羅りさ/●長崎まる子
13分15秒 ラリアット→片エビ固め
つくし/○山下りな(フリー)

世羅と山下のICE×∞前哨戦は山下に軍配!後楽園ホール大会のメインイベントはリボンタッグかICE×∞選手権かWEBアンケートを開始

第1試合


 もうすぐデビュー1周年を迎える沙弥が都と初シングル。入場時にロープにつまずく都を見て「よし!今日は勝てる!」と気合を入る沙弥に対して、都はグランドに持ち込んでのアームロックや卍固め、更には珍しく決まったジャイアント・スイングで揺さぶるが、どこか自信ありげな沙弥は、都の攻めをしのぎ食らいついていく。都のリバースタイガードライバー狙いを回転エビ固めで切り返し、グランマエストロ・デ・テキーラを仕掛けるが、都が巧みに切り返し、みやここクラッチでフィニッシュ。逆転勝ちを飾った。
 試合後、沙弥「今日、残念ながら大金星を挙げる事は出来なかったです。(藤本が即「大金星じゃないから」と否定)次、当たったら勝ちます。勝てる予感はすごくするので」と再戦に必勝を期した。都は「後輩に胸を貸しました。私との試合はすごい経験値が積めると思っていて、今日は光栄に思って、今日の経験を活かして下さい」と上から沙弥に言葉を贈った。

第2試合


 昨年8月13日アイスリボン741でのICE×∞選手権以来、2度目のシングル対決。前回の道場マッチで1年先輩のまる子から初勝利を飾り、気合いの入るうのは、開始と同時に藤本を肩口に抱え上げ回転を加えるが、逃れた藤本はサッカーキックを叩き込み、うのの勢いを止めにいく。しかし、藤本の攻撃をもがくように逃げるうのの変則的な動きに、藤本も「やりずらい」と苦笑い。この一戦でサイバーチョップでカウント2を取る事を一つの目標としていたうのは、スピアからサイバーチョップを3連発決めるが、藤本にいずれもカウント1で返されてしまう。ならばとスクールボーイの連続攻撃に出たが、これもギリギリしのいだ藤本はミサイルキックから極楽固めで粘るうのから一本勝ちを奪った。

うの「去年の8月にICE×∞のベルトに挑戦したのが初めてで、それから月日が経ち、こうやってシングルする事が出来ました。私もあの時から比べたら、ちょっとは出来る技だったりとか、成長しているかなと思ったんですけど、藤本さんも日々、進化していました。自分が目標とする人として、近づけるように頑張りたいと思いました」

第3試合


 先輩越えを目指して組まれた弓李&妹加の下剋上タッグ。前回はつくし&くるみのTHIS IS ICERIBBONと対戦し、次期タッグ王座挑戦者チームを大いに苦しめた2人が指名したのはハム子&もちのらぶりーぶっちゃーず。ゴングと同時に奇襲攻撃を仕掛けていった下剋上タッグはハム子狙いに出るが、もちがハム子をアシスト。逆に妹加が捕まるなど、試合はあっという間にらぶっちゃペースとなってしまった。途中、タッチワークや連係もみせた下剋上タッグだが、タッグチームとしてアイスリボン最長のキャリアを持つらぶっちゃの牙城は簡単には崩せない。最後も下剋上タッグを分断したらぶっちゃがハム子のダイビングプレス、そしてもちの棚からぼたもちの連続攻撃を妹加に決めてカウント3を奪った。
 試合後「今日も負けてしまいました。下剋上はできないのでしょうか」と弓李が肩を落とすと、弓李からマイクを取った妹加は「前回、くるみさんがおっしゃられていた通り、タッグは仲が良いだけじゃダメ。お互いがライバルとして切磋琢磨して行かないといけないんだと思います。なので、私と弓李さんは対戦する必要があると思います」と下剋上タッグをより強くする為に弓李との対戦を希望。これを藤本が了承し、次回道場マッチでの対戦が決定した。らぶりーぶっちゃーずの2人は「あんたら、組むって決めたんでしょ?もっと2人のタッグに自信持ってやっていきなよ。タッグは1人で戦っているんじゃないんだよ。2人で戦うの。2人が想って想って、そして想われて、何が必要なんだろうって考えて、相思相愛でいくの。うちらを見習って」(もち)
 「あんたたち、意思疎通が遅い。私たちはこれが決まったら、次の技行くっていうのが、言わなくても分かるの。わざわざダブル!とか呼ばなくても、私たちはパッパッパッパ行けるの。お互い認め合って、タッグを組んで上を目指していって欲しいなって思いました」(ハム子)と厳しい口調ながら若いタッグに愛あるアドバイスを贈った。

第4試合


 3月26日後楽園ホールでICE×∞王座を賭けて対戦する世羅と山下の前哨戦。久々の道場マッチ参戦に山下はやる気満々の表情でリングイン。つくしとの初タッグで世羅に相対する。つくしvsまる子でスタートしたものの、まる子が世羅にタッチすると、つくしからタッチを受け、早くも世羅との顔合わせを実現させた。にらみ合いからじわじわと距離を縮め、手四つの力比べで始まった2人の前哨戦は、13分15秒の試合の中で2度、直接対決が行われたが、その攻防はほぼ互角。世羅は得意のダブルニーをコーナーへの串刺し式で1度決め、山下もラリアットを1発、世羅に叩き込んでいるが、いずれも決め手とはならなかった。またこの日の前説で「自分が山下さんからフォールを取ってベルトの挑戦権をもらう」と語っていたまる子が世羅をアシストする好ファイトを展開。山下に猪突猛進を仕掛けるなど、積極的に勝負に出たが、最後は山下のラリアットに撃沈。世羅との前哨戦はもちろん、つくしの指示でおてんばダッシュを決めたり、コーナー上でつくしを抱え上げて、まる子に放り投げる豪快な合体ボディプレスを決めるなど久々のアイスリボン道場マッチを満喫した山下がメインを締めた。
 試合後、まる子は「(鼻の頭を赤くしながら)顔面がめちゃくちゃ痛い!まる子にとっては前哨戦とか関係なくて、試合与えられたら、その試合で勝ちたいと思ってぶつかるんですけど、今日はちょっと…(とボロボロ泣きながら)まる子にとっては1試合1試合、勝たなきゃ意味ないので、もっともっと強くなって、勝てる選手になりたいと思います」と語り、つくしは「山下さんとの初タッグもすごく楽しかったんですけど、やっぱりくるみが良いなって思いました。他団体にアイスリボンのタッグベルトがあるのは悔しいので、ベストフレンズから獲ったベルト、必ず大畠&水波から獲り返したいと思います」とベルト奪回宣言。
 そして世羅は「前哨戦組んで下さいと言っておいて、負けてしまったのは私の責任。ただ、今日組んでまる子にはすごい助けられたなって思いました。だからこそ、悔しいというか。まる子に助けてもらっているようじゃ、まだまだ自分のチャンピオンとして引っ張っていく事が出来ないんじゃないかって思うので、もう1回、いや3月26日まで、まだあるので何回でも前哨戦やりたいです。(山下に)だから、お前来週出ろ!」と山下に連続参戦を要求。山下「私忙しいんだよ!25日でしょ?空いてるよ!出るよ!3月26日まで、お前が私と当たりたいって言う日に出てやるよ」と世羅の要求に応えた。また25日は仙台に行く為に道場マッチをお休みする藤本から、25日の道場マッチを任された世羅は「さっき下剋上タッグが対戦したいって言っていたので、ここの前哨戦に入れて、妹加ちゃんが自分と組んで、弓李、山下と対戦でもいいかな?」と次回道場マッチの組み合わせを提案。弓李と肩を組んで山下が「うちら同期だよ」とアピールすると世羅も妹加を引き寄せ「うちらも同期だよ!専門学校のな」と対抗。同期タッグ対決が次回25日の道場マッチで決定した。
 改めて山下がマイクを持ち「大好きなアイスリボン道場マッチで(タイトルマッチまで)どんどん想いを募らせていきますのでよろしくお願いします」と気合のコメント。
 しかし、ここでつくしがマイクを持つと「疑問に思ったことがあるんですけど、3月26日の後楽園ホール大会のメインってリボンタッグとICE×∞選手権、どっちなんですかね?タッグがメイン取ってもおかしくないですよね?」と藤本に問いかけた。
 「リボンタッグがメインの後楽園もありましたね」という藤本に「メインで試合したいです」とつくしがリボンタッグをメインにすることを要求。これに対して「シングルでしょ!」と反発する世羅と山下だが、その様子を見た藤本は「分かりました。アンケート取りましょう。どっちがメインか。会場アンケートやツイッター等いろいろな方法でアンケートを取って、お客様にどちらがメインに相応しいか決めてもらいましょう」と3.26後楽園ホール大会のメインをタッグにするかシングルにするかのファン投票を行うことを決めた。

アイスリボン3月26日後楽園ホール大会「アイスリボンマーチ2017」
メインイベントに相応しいのはどっち?
WEBアンケート
https://customform.jp/form/input/13060/

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