REINA11.20新木場大会 REINA世界タッグ争奪1DAYトーナメント開催

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REINA女子プロレス新木場大会
日時:2014年11月20日(木)
開場:18:30 開始:19:00
会場:東京・新木場1stRING
観衆:220人(超満員)

▼第0試合 エキジビジョンマッチ
ダンプ松本/上杉香緒里
4分31秒 無効試合
朱里/堀田祐美子

▼第1試合 REINA世界タッグ争奪トーナメント1回戦 時間無制限1本勝負
華名/○中島安里紗
11分52秒 原爆固め
●加藤悠/瑛凛
※華名&中島が決勝戦に進出。

▼第2試合 REINA世界タッグ争奪トーナメント1回戦 時間無制限1本勝負
○朱里/リン・バイロン
13分57秒 バズソーキック→片エビ固め
●真琴/成宮真希
※朱里&リンが決勝戦進出。

▼第3試合 タッグマッチ 30分1本勝負
○ダンプ松本/堀田祐美子
5分34秒 ジャーマンを押し潰されて→体固め
●旧姓・広田さくら/松本都

▼第4試合 スクールウォーズリターンズ タッグマッチ 30分1本勝負
○ジ・ウインガー/アレックスリー
16分14秒 ブレーンバスター→片エビ固め
木藤裕次/●日向小陽

▼第5試合 シングルマッチ 45分1本勝負
○木村響子
8分33秒 キムラロックⅢ
●ケリー・スケーター

▼第6試合 REINA世界タッグ王座争奪トーナメント決勝戦 時間無制限1本勝負
○華名/中島安里紗
16分39秒 ハイキック→片エビ固め
●朱里/リン・バイロン
※華名&中島が第16代王者組となる。

リンのダブルクロスにより、朱里完敗!華名&中島がREINA世界タッグ王者に
裏切られ、怒り心頭の朱里はREINA王座をかけて12.26後楽園で華名と一騎打ち!

第0試合

2014-11-20REINA新木場_第0試合演歌歌手である上杉香緒里が第0試合として、2004年からスタートしているチャレンジ企画の10回目記念として女子プロレスに挑戦。ダンプ松本とタッグを組み、堀田祐美子&朱里とのエキシビションマッチに臨んだ。取材は芸能マスコミ20社が訪れるほどの注目ぶり。
上杉は「昨年は自衛隊に入隊した。それを超えるのは何かと考えたらこうなった」と極悪同盟Tシャツと、髪をトサカ調に先立ちにし、金色の竹刀を手に入場した。
アイスリボン道場で3日間に渡り練習したというだけあって、堂々としたたたずまい。まずはいきなりの場外戦を経験。そしてリング上、上杉がに対して堀田に対して、スクールボーイからアームドラッグ、さらに首固めと次々披露していく。朱里は上杉を捕まえると、堀田もダンプにダブルの逆エビへ。朱里は膝蹴りで上杉を追い込んでいくが、ここはボディアタックでやり返す。
ここでダンプにタッチすると、「よくやった」と上杉をコーナーで待機させ、朱里、堀田、レフェリーへと竹刀攻撃。リング上は大混乱となり、ノーコンテストの裁定が下された。

ダンプはマイクを握り「(上杉は)どうですか? 頑張りましたよ。今日はうちのお父さんとお母さんも見に来てくれて」と、観客席に来ていたダンプの両親を紹介。朱里は「今日は対戦相手としてやることができてうれしいです。これからもプロレスやってみませんか?」と問えば、堀田も「一生懸命練習してくれて、ダンプさんも仕事が忙しいのに駆け付けてくれて、本当によく頑張ったと思います。もう一回、第二弾やってもいいよね」と
勧誘。上杉は「前回のチャレンジが自衛隊の入隊をやってしまったので、これ以上はなかなかないと思った時に、周りをみたら堀田さんやダンプさんがいたので、相談して、二つ返事でやることができました。小さい時、プロレスラーやりたいとおもったときもありました。今日はチャレンジできて最高でした」と正直な思いを述べた。
エキシビションマッチのあとには新曲「居酒屋ほたる」をリング上で熱唱。上杉は「この10年間、流鏑馬(やぶさめ)やパラグライダーなど、体を張るものをいろいろやってきたけど、女子プロレスラーを超えるようなものはまだ見つからないですね」と今回の挑戦にご満悦の様子だった。

入場式

REINA世界タッグ争奪トーナメントREINAのエスコートガールであるギミックドールズが先陣を切ってベルトを手に入場。続けて、REINA世界タッグトーナメント開催を前に、参加4チームが入場。目玉である朱里&リンバイロンの入場では朱里のみが登場。リンがいない?という事態に朱里もあわてふためいたが、リンがしばらくするとリング外から登場し4チームが出そろった。

第1試合

2014-11-20REINA新木場_第1試合華名と中島はそろって入場したものの会話はなし。そして先発をめぐってギクシャクしている間に加藤と瑛凛が先制攻撃。早くも連携で不安が露呈した華名と中島。今度は瑛凛がドロップキックを連打するが、中島はびくともせず。ここで加藤が中島にドロップキックを決めてからフォールへ。
中島は華名に張り手でタッチしようとすると、またも小競り合いに。
今度は華名と加藤、“60秒1本勝負”以来の対決。加藤がナックルで攻めるも、華名はナックルでやり返す。スクールボーイでフォールを狙った加藤だがカウント1。華名は身をひるがえし、逆エビへ。さらに背後へのキックを2連発。から腕ひしぎで加藤の腕を絞ろうとする。そしてまた中島へタッチをするときにビンタ合戦へと発展。完全にチームプレーはなし。どうも心の通っていない両者だが実力的にはやはり抜きんでている。それぞれがシングルのような形で戦い合い、最後は中島がジャーマンで加藤を仕留め、決勝戦へ進出。意気揚々とする華名を尻目に、中島はぶぜんとした表情で引き下がった。

第2試合

2014-11-20REINA新木場_第2試合真琴はCMLL遠征でもつけていたパンダの耳当てをしての入場。メキシコで人気を博した“まこみや”が帰ってきた。続いて、まずは朱里がテーマ曲に乗って入場、途中で曲がリンに切り替わると、リンが走りながらのリングイン。香港娘が久々の来日だ。観客には歓声で迎え入れられる。日本&香港最強タッグ・朱里&リン組の期待感が高まる。
まずはリンと真琴でスタート。リンがアームホイップを3連発。おなじみのポーズを決めると、真琴も一本足ポーズで対抗。今度は真琴と成宮による連携も披露。ダブルのカウンターキックから、ダブルのギロチン&フットスタンプに決め、最後は腕を絞るという新連携プレーが出た。
そして成宮が朱里とリンにスピア―を決めるも、朱里がコードブレーカーで反撃。今度はリンがドロップキックから619、さらにコルバタを決める。
しかし成宮もドロップキックからブレンバスターへ。続けて、真琴もダブルチョップからフェイスバスターに決める。これに対してリンもアッパー掌底で反撃。続けて朱里が膝蹴りからハーフハッチ。ボマイエも炸裂させる。
真琴もカウント2で返すと、人間風車固めからパターダ・アルディエンテ、さらに成宮のスピア―を経て真琴もスピア―へ。そして朱里がハイキック。最後はバズソーを決め、ついに真琴は3カウントを聞いた。
朱里&リンが決勝に進出し、決勝のカードは朱里&リンvs.華名&中島というカードになった。

第3試合

2014-11-20REINA新木場_第3試合広田は入場テーマに乗り、客席に手を振りながら登場するも、途中で都のテーマに切り替わる。思わず音響室にクレームを入れる広田。必ず、広田の入場時には何かがある…。
ダンプは早くも竹刀で広田をビビらせる。
広田は「すいません、お怒りなのはわかるんですが、さっき(第0試合)すごく楽しそうにやってたじゃないですかー! (都と並び)この二人ですよ、勝てるわけないですよ。
せっかくだから楽しく試合しましょうよー」と懇願。ダンプの前で早業でTシャツをたたむ。客席の拍手とは裏腹に竹刀をマットに叩くダンプ。「こうなったら堀田さんとの楽しい試合を見て、ダンプさんに楽しく試合してもらおう」と、まずは堀田に対し、フラフラした手四つを仕掛けるも、全く堀田は微動だにせず。「話が違うぞ、お前がその気なら私もやってやる!」と無人のコーナーへキックやパンチの雨嵐。しかしダンプが来るとぴたりと動きを止める広田。そして上から目線で都に「オマエ、行って来い!」と指示。「いやだ!」と露骨に拒否する都。ダンプが強引に都を引きずり出すと、ラリアットからのボディプレス。カウント2ギリギリで辛うじて1ミリ肩を上げる都。今度は堀田が登場。堀田と対峙した都、いきなりY字ポーズ。そして堀田のバックを取ると堀田にも「ヤー!」をやらせる。そして堀田を逆さ抑え込みに取ろうとするが、堀田は動かない。すると広田がときめきメモリアルでアシスト。すると、堀田が轟沈し逆さ押さえこみが成功するもカウント2。
今度はダンプと広田へ。ダンプが竹刀を持つと、広田もカンチョーで対抗。そしてカンチョーをヒットさせるがダンプには通用せず。ならばと犬神家を狙うも、股間へ竹刀でぶっ叩く。今度はまさかのジャーマン狙いに行くが、当然投げられるわけもなく押しつぶされ、そのまま下敷きとなり、フォール負けを喫した。
ダンプは「いいか、このままで済むと思うなよ、覚えとけよ」と広田&都へまさかの挑発。ダンプはマジだぜ!

第4試合

2014-11-20REINA新木場_第4試合まずはウインガーが木藤と相対すると「日向出てこい」と挑発。「REINAの客は男子同士の戦いを求めてない」と言えば、観客から拍手が。日向が出てくるとバックを取り、「何しようかなー」と妄想を働かせる。今度は木藤とケリー、木藤がケリーのバックに回ると、観客がブーイング。
続いてウインガーと木藤の攻防に。両者のチョップ合戦で木藤が叩きつかれる。木藤が日向を抱えてのボディスラムに行くと、乗っかられたウインガーが日向を抱きしめる。
今度はコーナーへ日向を宙づりにすると、ウインガーは対角線上から匍匐前進。顔面まであと数センチまで迫ったところで木藤がカット。木藤は日向をジャイアントスイングに捕えると、その体をウインガーにぶつけるという仰天合体プレーを披露。これには面食らったウインガー。日向はフライングボディアタックで続けたが体を入れ替え、風車吊りからブレンバスターへと移り、日向からフォールを奪った。
試合後、ウインガーが「悔しくないのか?」と日向に詰め寄ると、「悔しいです!」と言い返す。木藤は「オマエにはまだ足りないものがある。楽という字を100回書いてみろ、100回書いたら後楽園だぞ! 後楽園でオマエを勝たせてやる」と必勝宣言した。
最後に日向をうさぎ跳びさせて帰らせた木藤。熱血教師は日向を後楽園での勝利に導くのか??

第5試合

2014-11-20REINA新木場_第5試合REINA旗揚げ戦では、SHIMMERからの刺客として参戦したケリースケーターが久々のREINA登場。まずはアームホイップの連発でケリーが木村を場外に落とすと、木村は客席にまぎれる場面も。木村がレフェリーにクレームを入れる。今度は木村がパンチを殴打するとランニングエルボーへ。さらに顔面ウォッシュへとつなぐ。そしてフォールへ行くがレフェリーはゆっくりめのカウント。今度はケリーがエルボーからフォールへ行くも、これには早めのカウントとなり、木村が抗議。今度はチョップ合戦へと移行。ケリーはブーメランエルボーを見せる。さらに日本語で「キムラ、オキロー」と叫んでのトラースキック3連発。
木村もケリーを抱え上げると、カナディアンの体制からバスターへ。そして逆エビ固めで絞り上げる。これにはケリーも「ちょっと待って」と動きを止めてからの首固めへ。今度はケリーがコーナーに追い込まれると、木村がランニングしてのビッグブーツを連打。
怒ったケリーは玉川レフェリーを捕まえて木村をホイップするが、木村が玉川と体を入れ替え玉川がケリーに突進してしまい、ラリアットが命中。そのまま木村はキムラロックⅢに捕え、ケリーを仕留めた。

第6試合

2014-11-20REINA新木場_第6試合1先発は中島と華名、まずはどちらが出るかの状況。何も言わずにコーナーに下がる華名に不服そうな中島の表情。スタートは朱里と中島。グラウンドの展開でレスリングを見せる両者、決勝戦らしい緊張感あふれる戦いでスタートする。華名は強引に中島の体を触りタッチ。引き続き、華名とリンへ。こちらも腕の取り合いバックの取り合いと一進一退の攻防へ。
今度はリンが朱里とともに中島へ蹴りを見せる。さらに朱里がローを連打、中島も足を取り返しトーホールドへ。中島はグーパンチで華名にタッチ。ここで久々の華名と朱里へ。ますは背後へのサッカーボールキック合戦。早くも両者の気持ちがヒートアップする。何度目かを華名がキャッチすると、ヒールホールドへ。
今度は華名のナックルと、リンの水平打ち合戦へ。そしてリンと中島に移行。リンはドロップキックから側転エルボーへ。中島もミサイルキックからDDTでやり返す。
リンはアッパー掌底から619へ。そして朱里も蹴りを連打するが、中島はキューティースペシャルで切り返す。今度は朱里がフェースバスターからドロップキックに。ここで朱里とリンが、それぞれのコーナーへのぼり、ダブルのミサイル弾を決めようとするも、これはカットされる。華名がリンに雪崩式ブレンバスターを狙うと、中島が華名の背中をたたき、ダブルの雪崩式へ。ようやく初めて二人の連携プレーが見られる。
2014-11-20REINA新木場_第6試合2すかさず中島がフットスタンプここで朱里へスイッチ。朱里と中島のナックル合戦に。さらに華名が出てくると、ミサイルキック、張り手からのバックブロー3連発、スピンキックと打撃技を連続させる。それでも朱里も投げっぱなしジャーマンにいくと華名もジャーマンで返す。朱里はヒザ蹴りを華名にヒットさせると両者がダウン。立ち上がった朱里と華名はナックル合戦も両者相打ちに。華名はグラウンドスリーパーをねらうリンがカット。
朱里はミドルからハイキック、そして必殺のバズソーを決め、ついに勝機が見えたその時、3カウント目を叩こうとした玉川レフェリーの足をリンが引っ張る。「してやったり」と言う表情のリン。まさかのダブルクロスだ。茫然とする朱里にリンがキックを叩き込むと、中島のジャーマンから華名がキックの連打であっさりと勝利した。

エンディング

2014-11-20REINA新木場_エンディング不敵な笑みを浮かべてリンと握手を交わした華名は「どんな勝ち方でもチャンピオンになったものは仕方がない。朱里ちゃん…信頼してる仲間から裏切られるっていうのはどんな気持ちなのやろなぁ〜? オマエ友達おらんてゆうたやろ? リンちゃんから手紙もらったんやろ? エライ達筆やったなぁ? あれ私が書きました。(リンに向かって)お金のほうはあとで渡すから。お金で動くねん、こういうのは。悪いなぁ。朱里ちゃん、タッグのベルト獲りましたよ、言うた通りにね。次はアンタのシングルのベルトもらいに行くから」と12.26後楽園で朱里の持つシングル王座を懸けての一騎打ちを要求した。不快感を露わにする中島の腰にベルトを巻いた華名は、嫌がる中島と無理やり記念撮影。花道を引き上げる華名に襲いかかった朱里は、壁に叩きつけられ返り討ちに合う。リングに戻ると、介抱していた真琴、加藤、日向らが待ち構える。真琴が寄り添うが朱里は突き放す。マイクを持つと「仲間? もうそんなのどうだっていい! 信用しない! 華名…絶対ぶっ倒してやる!」と叫んだ。

華名は控室で、「リンちゃんからの手紙でそんな達筆なわけないでしょ? ホントにもうアホすぎてね、こうやって簡単に(ベルトを)獲れたわけなんですけど。なんで私がベルトを2個持ってるかっていったら中島がね、置いていったんですよ。ええ加減にせぇよ。(中島はかなり不満のようだが?)まぁ仕方ないですね、それは。もうマジメすぎるから。そこがアカンねんな、あの子。獲ってもうたもんは仕方ないからね。あの子はプライドも高いし責任感もあるヤツなんで、返上なんて言うことはないと思います。(朱里へのシングル戦要求について)これは計画通りというか順調に、その通りになってますね。12月26日、朱里ちゃん…あなたのベルトもらいに行きます♪」とコメント。この結果、12.26後楽園での朱里vs.華名のREINA世界シングル選手権が決定した。

【記事提供/REINA】

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