【試合結果】11・11 YOUNG OH! OH!アイスリボン道場大会 夏&山下vs矢子&フェアリー 長浜vs門倉

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『YOUNG OH! OH!35』
日程:11月11日(金)
会場:埼玉・アイスリボン道場
開始:19:30
観衆:69人

▼YOUNG Bloom OH! OH! 10分1本勝負
○飯田美花
8分46秒 逆エビ固め
●桃野美桜(Marvelous)

▼Vamos Mexico OH! OH! 15分1本勝負
○小林香萌/弓李(アイスリボン)
9分32秒 120%スクールボーイ
雪妃真矢(アイスリボン)/●長崎まる子(アイスリボン)

▼YOUNG Marvelous GO! GO! 10分1本勝負
○長浜浩江
6分45秒 カサドーラ
●門倉凛(Marvelous)

▼Fantastic WAR! WAR! 15分1本勝負
○夏すみれ/山下りな(OSAKA女子)
8分56秒 ミサキスペシャル(β版)
フェアリー日本橋(OSAKA女子)/●藤ヶ崎矢子(JWP)

夏と矢子の美をめぐる仁義なき戦いはさらにヒートアップ!最終興行の対戦カードも発表!

入場式

20161111wave_op いつものように選手入場式が行われたが、遺恨を残す夏すみれと藤ヶ崎矢子が一触即発。乱闘騒ぎとなったが、最後に入場した飯田美花が「入場式はじめまーす」とほんわかとしたマイク。そして「あと2回となりました最後まで私たちヤングが頑張りますので応援よろしくお願いします」と大会をスタートさせた。退場する際も夏と矢子は殺伐とした空気となったが、周りに止められながら退場した。

第1試合

20161111wave_1st 「YOUNG OH! OH!」の月イチ開催も今大会を含め残り2回。残りの大会にすべて参戦することが決まっている飯田美花がオープニングマッチに登場し、Marvelous期待の新人・桃野美桜との初シングルマッチを行った。

 序盤はグラウンドの攻防。飯田が腕を取りに行くが、これはニアロープ。すぐに飯田はヘアホイップを放ったが、桃野も同じくヘアホイップでお返し。そして飯田の顔面にドロップキックを叩き込む。

 飯田もエルボーでやり返すと逆エビ固めへ。なんとか耐えきった桃野はカサドーラからクロスボディーを連発する。そしてアンクルホールドへ。さらに串刺しドロップキックで追撃した桃野はボディースラムでカウント2。続いてエルボーのラリーとなり、飯田が河津掛け。

 桃野も丸め込み技を駆使して応戦していくが、すべてキックアウトした飯田がコブラツイストで絞り上げる。エスケープされると低空ドロップキック、フィッシャーマン・スープレックスと畳みかけ、最後は逆エビ固めで勝利を収めた。

第2試合

20161111wave_2nd メキシコへ行くため年内でWAVEを退団する小林香萌。当初の予定では小林はテキーラ沙弥と組む予定だったが、体調不良のため急きょ弓李が代打出場。小林とタッグを組んだ。

 まずは弓李vs雪妃、小林vs長崎で手合わせ。小林は串刺しドロップキック、張り付けドロップキックを決めると、弓李の619を挟み、セントーンでカウント2。続く弓李が弓矢固めで捕獲する。

 掴まりかけた長崎だったが、なんとか雪妃と交代に成功。逆に弓李が掴まる展開。だが、ネックブリーカードロップでやり返すと、グラウンドに持ち込む。そして払い腰でカウント2。
 小林がドロップキックで飛び込んで行ったがこれは不発。すぐに延髄斬りを放っていく。雪妃もPKなどで攻勢に転じると、ランニング・ニーアタック、ボディースラムを放つ。

 続く長崎が小林にドロップキックを連発。そしてトレイン攻撃からドロップキックで攻め込んでいく。小林もドロップキックでやり返すと、フィッシャーマンSHへ。これをキックアウトした長崎が攻勢に転じるが、ロープに走ったところを小林に掴まりそのまま120%スクールボーイで3カウント!

第3試合

20161111wave_3rd 第3試合は、長浜浩江vs門倉凛のシングルマッチ。ロックアップでは押し負けてしまった門倉だったが、ガットショット、エルボーでやり返しボディーシザースへ。そしてダイヤル固めでカウント2。

 長浜もキャメルクラッチで絞り上げたあと、張り付けドロップキックを放って行く。串刺しドロップキックで追撃した長浜は焼豚を狙うが、これはかわされ自滅。

 逆に攻勢に転じた門倉がボディースラムでカウント2。だが、長浜もカウンターのエルボーでやり返し、サクラ落としを狙う。これを門倉が首固め、スクールボーイで切り返す。もう一度サクラ落としを狙った長浜。キックアウトされるとカサドーラで先輩の意地をみせた。

第4試合

20161111wave_4th JWPで勃発した夏すみれと藤ヶ崎矢子の因縁対決。JWP11・3後楽園大会では、矢子に軍配が上がったが……果たして夏は山下とのタッグで一矢報いることができるのか!?

 試合は夏の入場を矢子が襲ってゴング。早速、夏をロープに張り付けた矢子は夏の顔面に水を吹きかけていく。山下が夏の助けに入り、矢子にショルダータックル、後頭部へのニーアタック、スタナーでお仕置き。
 矢子も山下のラリアットをブリッジでかわすと、ヒップアタックを放ってフェアリーと交代する。フェアリーが「本日は仁義なき戦い2016にご来場いただき……」と話したところで、背後から山下がガットショット。ファンのブーイングを振りきり、串刺しラリアットを叩き込む。
 ならばとフェアリー&矢子は魔法のステッキを持ち出し、山下をホイップ。そして矢子が変形リバースゴリーで絞り上げる。山下も夏に救われ窮地を脱すると、続く夏がブロンコバスター、ダイビング・クロスボディーで巻き返す。

 続いて夏vs矢子のエルボー合戦となり、矢子が「厚化粧!」と叫んで放つと、夏は「無駄化粧!」と口撃。この切り返しにガックリと肩を落とす矢子。優勢に出た夏が「ブス!ブス!ブス!」と小刻みエルボーで追い打ちをかけるが、矢子も「クソババア!」とヒップアタックでやり返し、ミサイル発射。そしてダブルリストアームサルトでカウント2。

 気を持ち直した矢子は旋回式ダイビング・ボディープレスから夏の化粧を落としにかかるが、これを山下がカット。ならばと矢子が山下を羽交い締め。フェアリーは「しっかり持ってろよ!」とステッキで山下を強打。すぐに矢子は夏も羽交い締めにするも、フェアリーのステッキは矢子に誤爆。このチャンスに山下が矢子にラリアット! すかさず夏がフロントキック→ミサキスペシャル(β版)を決めてリベンジに成功した。

エンディング

20161111wave_end飯田が「最後2回のヤング、ラスト2回なのにメイン、これでよかったのかなって…。じゃあ言いたいことがある人」と言うと、夏がマイクを握る。

夏「ねぇ矢子ちゃん。聞いたらさ、矢子ちゃん、ウチのキレイな桜花さんを狙ってるんだって!? 言っとくけどな。ウチの桜花さんは顔も声も全部キレイなんだよ! お前まだこれで終わりと思うなよ。まだ17日残ってるからな。弾(たま)はまだ残っとるがよう」

すかさず例のテーマが流れ、乱闘へ。

二上社長「もういいんですか? 仁義なき戦い。桜花さん大丈夫ですか、狙われているみたいですよ」

桜花が客席後方から「大丈夫だよ」と叫ぶ。すると……。

夏「桜花さんが言ってんだろ、キレイな声でよ。キレイな声で、キレイなこと言ってるだろ!」

この発言に今度は桜花がリングに駆け上がり夏に襲いかかる。

夏「桜花さんはおキレイです。私が桜花さんの顔も声も守ります。おい矢子、桜花さんのキレイな声、聞こえただろ。そういうことだよ。弾はまだ残ってるんだよ!」

再びあのテーマ曲が流れ乱闘へ。軌道修正に入った飯田が「桜花さん、このリング、ヤングじゃないと上がれないんで」とマイク。桜花の怒りに火を注いだが、ヤング達に止められリングを降りた。

二上社長「帰り際に睨みきかせた桜花さん、岩下志麻みたいでしたよ。いいんですか? ラスト2回のエンディング、これでよかったんですかね? まあいいですね、やってしまったものは。じゃあ気を取り直して、12月15日決まったカードを発表します」

▼タッグマッチ
飯田美花/弓李(アイスリボン)
vs
チェリー(DDT)/松屋うの(アイスリボン)

飯田「チェリーさんは終身名誉顧問なのでやっぱり最後はっていうのと、チェリーさんと松屋さんが、チェリーさんのプロレスサークルの生徒さんってことで、師弟対決みたいな感じです」

二上社長「(弓李は)お弟子さんやの?」

飯田「そういうことにしておきます。そういう感じでやらせてもらっています」

二上社長「そうですね。弟子入りは1日前でも。今日からアナタたち師弟関係です。あともう一つは元ヤングvs今のヤングです」

▼タッグマッチ
Sareee(ディアナ)/ラビット美兎(JWP)/つくし(アイスリボン)
vs
門倉凛(Marvelous)/長崎まる子(アイスリボン)/長浜浩江

飯田「キャピキャピしたOGと、ヤングで。ほとんど20歳なんですよね。長浜と美兎とSareeeさんと……」

二上社長「門倉さんに失礼やろ!」

飯田「おいくつなんですか?」

門倉「……23です」

飯田「まあそんな感じです。まる子は?」

長崎「21です」

二上社長「じゃあざっくりその辺の」

飯田「キャピキャピした感じで」

二上社長「じゃあ、テーマはキャピキャピした感じでお願いします。浩江ちゃんわかりましたね」

長浜「はい(と敬礼ポーズ)」

二上社長「じゃあ、メイン行きます。夏&山下vs彩羽と誰か。これは同期なんで、最後なんで香萌ちゃんいきましょう」

▼タッグマッチ
夏すみれ/山下りな(OSAKA女子)
vs
彩羽匠(Marvelous)/小林香萌

二上社長「平成何年組になるんですか?」

小林「2013年デビューです」

二上社長「2013年って平成何年? 平成25年組? あっそ。一応、発表できるのはこの3試合で、あとフェアリーさんバトルいきましょう。ファンタスティック・ギャラクシー・ウォーです。これはいろんな選手を出したいと思うので絶賛交渉中です。では締めてください」

 最後を任された矢子は「今日、負けましたけど、17日は私の師匠である志田さんがいるのでこんな厚化粧には絶対、負けねーんだよ、ブスこら!」とまたまた夏と乱闘。

 仕切り直しとなり、状況の読めない桃野が「きょうはご来場ありがとうございました。せーの、ヤング・オー!オー!」とほっこり締めて、お開きとなった。「YOUNG OH! OH!」の月イチ開催も残り1回。最後の興行は、12・15新宿FACEにて開催される。

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