9・10 HEAT-UP横浜大会 田村&藤田&川村vs岩本&石田&阿部 【インターナショナルマーシャルアーツ選手権】兼平vs渡辺

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『カウントダウンとどろきアリーナⅠ〜照らせ希望の光in横浜にぎわい座〜』
日程:2016年9月10日(土)
開場18:30/開始19:00
会場:神奈川・横浜にぎわい座B2Fのげシャーレ(小ホール)
観衆:92名

▼試練!プロレス年の差なんて!シングルマッチ15分1本勝負
○戸井克成(バトルエイド)
8分29秒 逆片エビ固め
●飯塚優

▼我闘雲舞提供試合〜女帝カウントダウン〜シングルマッチ30分1本勝負
○さくらえみ(我闘雲舞)
9分14秒 卍固め
●アーサ米夏(我闘雲舞)

▼公式近藤!俺がド根性ファイター!タッグマッチ30分1本勝負
PSYCHO/○CHANGO
13分10秒 画竜点睛→片エビ固め
新井健一郎(DRAGON GATE)/●近藤”ド根性”洋史

▼インターナショナルマーシャルアーツ選手権試合 5分3R
【王者】○兼平大介
3R 3分7秒 ツイスター(寝技式アバラ折り)
【挑戦者】●渡辺宏志
※王者兼平が初防衛に成功

▼特別試合〜とどろきカウントダウン〜6人タッグマッチ60分1本勝負
田村和宏/藤田峰雄/○ロッキー川村(パンクラスism)
20分14秒 バルボアブロー→体固め
岩本煌史(スポルティーバ)/石田慎也(スポルティーバ)/●阿部史典(スポルティーバ)

HEAT-UPがとどろきアリーナ大会に向けたカウントダウンシリーズ開始!「正規軍」ロッキー川村が田村に魂のアピール、兼平大介は渡辺宏志を破る大金星で自身の保持するベルト死守!

▼第1試合

2016-09-10heat-up_1st バトルエイドの戸井克成がHEAT-UPマットに初登場、かつてデビュー直後の田村和宏が世話になった大恩人。戸井51歳、飯塚19歳とまさしく親子ほどの年の差対決。

 ベテランらしく戸井は飯塚をスタンド、グラウンドで翻弄。しかし何とか食らいついていく飯塚、アームロックを切り返した腕十字にはさすがの戸井も必死にロープに足を伸ばす。キャメルクラッチにはスリーパー、逆水平には左ミドルとやり返していく飯塚、スリーパーから腕十字に繋いだ瞬間にはまさかの空気が流れる。しかし戸井は身体を起こし、顔面を踏みつけて脱出。

 飛びつき膝十字からコーナーに詰めてミドルをブチ込む飯塚、キャッチした戸井は後方に放り投げる。そこからパイル、逆片エビ、ダイビング・ダブルフットスタンプから再び逆片エビを極めて磐石の勝利。終了後安堵の表情を浮かべた戸井は飯塚の健闘を称えた。

▼第2試合

2016-09-10heat-up_2nd 開始前からやたらアーサを意識しているように見えるさくら、「お願いします!」と差し出された手をパチンと払いのける。ゴングが鳴ると会場内からアーサコールの合唱、これには「参ったなあ」といった表情のさくら。

 序盤、スクールボーイからボーアンドアローを繰り出そうとしたアーサだったが体格差のおかげで持ち上げられず。モンゴリアンチョップからヘアホイップとラフでペースを作ったさくら、アーサの右脚にエルボーを落とすが腰を痛めているせいか若干キツそうな表情。
 レッグロックの攻防からさくらは逆エビの体勢、脚力で跳ね除けたアーサはその場でプッシュアップ。それならばとさくらロメロスペシャル、これも脚力で跳ね返すアーサ。コーナーに叩きつけられても同じようにやり返すアーサ、新人とは思えない脚力と気の強さを大いにアピール。
 米アタックに耐えたさくら、逆水平でアーサをぶっ倒す。バックドロップ狙いを耐えたアーサ、同じく大きなモーションから逆水平。さくらを倒したアーサはドロップキック連射から再びボーアンドアロー、今度はしっかり決めてみせた。腰へのダメージが心配されたさくらだが、串刺し攻撃を狙ったアーサにカウンターのドロップキックで反撃。さくらえみ70キロへ。
 Wアーム式バックブリーカーをリバースしたアーサは米アタックを連発、串刺し式を含めて遂にさくらを倒して米プレス、カウント2。もう一発を狙ったアーサ、さくら身体ごとキャッチしてジャイアントバックブリーカーを仕掛ける。耐えるアーサ、さくらはコンプリートショットから逆エビ固めに。ロープに逃げたアーサだがダメージは大きい。

 さくらリバーススプラッシュからムーンサルト、かわしたアーサは再び米アタック。串刺し式をトラースキックで止めたさくら、Wアーム式バックブリーカーからダイビング・ボディプレス。フォールをカウント2で返されると、アーサを引きずり起こし卍固め。10.31とどろきアリーナ大会で同じリングに立つジャガー横田に対してアピールするかのような勝利だった。

▼第3試合

2016-09-10heat-up_3rd 7.21新宿FACE大会の因縁が続くアラケンとサイチャンゴ。コール時から敵陣営に詰め寄って威嚇するアラケン。初めてタッグを組む近藤が諌めるが、アラケンがCHANGOに掴みかかって試合開始のゴング。邪魔だと近藤を排除しダブルのエルボーで先制するサイチャンゴ、しかしアラケンはすぐに立ち上がりCHANGOに掴みかかる。タッチ権のあるPSYCHOに捕まりそうになるアラケン、カウンターのバックエルボーを叩き込んで近藤にタッチ。

 近藤がPSYCHOを攻める中、コーナーに登ったアラケンに対し「どうした新井先輩、そんなもんか!」と場外で挑発するCHANGO。近藤の強引なボディスラムからアラケンに交代、しかし執拗にCHANGOを意識するアラケンを二人がかりで攻め込んでいくサイチャンゴ。串刺し攻撃を仕掛けたアラケンだが、CHANGOにかわされ鉄柱に自らの右肩を激突させてしまう。
 こうなってくると弱り目に祟り目、グラウンド、機動力、連携とあらゆる手段を用いてアラケンの右腕を攻め込んでいくサイチャンゴ。実に5分近く集中攻撃を受けたアラケン。PSYCHOのサブミッションに苦しむアラケンの表情を見て高笑いするCHANGO。必死にアラケンを呼び続ける近藤、その声が届いたのかPSYCHOのコーナー突進をパトリオットボムで叩きつけてようやく交代。

 近藤はPSYCHOにド根性ホームランからボディプレス、串刺しエルボーからジャンピング・ブレーンバスターと波状攻撃。しかしド根性デスロックを下からのアイアンクローで防いだPSYCHO、担ぎ上げてバックフリップ。10分経過、CHANGOは串刺し攻撃を狙った近藤の脳天にカカトを叩き込みロープに走る。アラケンがCHANGOの背中を蹴飛ばし、ツープラトンのショルダータックルに繋ぐ。
 CHANGOの脳天に拳を連発するアラケン、PSYCHOを分断した近藤に気づくと何やら合図を送る。対角線にCHANGOを振るアラケン、そこに炸裂したのは近藤のジャンピング・ヒップアタック。10.31とどろきアリーナ大会でタッグを結成する越中詩郎に対する大デモンストレーション。返す刀でPSYCHOにも臀部を叩き込んだ近藤は雄叫びを上げる。

 遂にCHANGOを捕らえた近藤はド根性デスロック、ギブアップ寸前まで追い込むがPSYCHOがカット。それでもブレーンバスターで叩きつけようとする近藤だが、CHANGOのシザースキックを食らいトーンダウン。ロープに走ったCHANGOにアラケンがマンハッタンドロップ、パイル狙いはPSYCHOがスワン式ミサイルキックでカット。近藤を腕極めDDTで叩きつける。
 勝利を確信したCHANGOは天を指差す。邪魔なアラケンをPSYCHOがハイフライバムで排除、続いて近藤にステップ延髄斬りからCHANGOのブロンコバスターに繋ぐ。とどめはフィニッシュ率9割を超える画竜点睛、近藤のド根性を断ち切って完璧な3カウント。

2016-09-10heat-up_3rd2ウィナーコールを受けるサイチャンゴ、てっしーにマイクを要求するCHANGO。
CHANGO「(観客に)お前らよお、今の試合見てどう思った?俺はこう思ったよ、『完勝したよ』ってハハハ!オイ!新井…健一郎…さんいや、新井センパイさあ、この間も新宿FACEで俺たちの抗争って言うか、そういうのは終わったんだよ!俺が新井健一郎とシングルをやった。そこで終わってるんすよ!それでもまだ来るんすか?って言うか、次王子だっけ?シングル組まれてますよね。なあ、へへへへ…おお~、苦しそうな顔してますね~、へへへ。なあ、こっちもさあ、グダグダやるつもりはねえよ。次の王子大会、俺とアナタのシングルマッチ。そこできっちり、お客さんもスッキリするような試合して、俺が勝ちますから。ね。シングルマッチ、正々堂々とやりましょう。(館内拍手)あとよ!とどろきアリーナ、決まりました!俺とPSYCHOさんで越中詩郎さん相手にします。メッチャ楽しいです!アンタ達も、お客さんも楽しみにしててください!!(館内拍手)オイ!越中詩郎選手のパートナー…俺まだ思い出せねえんだよな」

▼第4試合

2016-09-10heat-up_4th 「宏志塾長とタイトルマッチを行ってベルトの価値を高めたい」兼平大介の言葉から実現したHEAT-UPのリングで初めて行われる他団体のベルトを懸けたタイトルマッチ。試合前のリング上にはタイトル管理者である長瀬館長の姿が。ベルト返還の際、長瀬館長を含めて記念撮影。
 渡辺は8.31新百合ヶ丘大会で負傷した肋骨部分にテーピングを貼っている。加えて昼には夢闘派プロレスリングで20分以上にわたる激戦を繰り広げている渡辺、勢いに乗る兼平から地元・横浜でタイトル戴冠というチャンスに並々ならぬ決意を感じさせられる。

1ラウンド、いつものようにリング中央に飛び出て主導権を握ろうとする渡辺。リストを取った渡辺だが兼平が片足を払ってテークダウン。グラウンドに誘うが渡辺は自身の積み重ねたテクニックで対抗。途中渡辺がフライングメイヤーで投げるが、兼平は主導権を握らせない。せめぎあいの中両者が離れて動きを止めると館内から拍手が。
 ロックアップからスタンドでヘッドロックのかけ合い。兼平が仕掛けるとリストを取って脱出する渡辺、いつの間にかフェースロック。腕を極めて投げを打つ兼平、渡辺いつの間にかスタンドに戻しロープに詰めていく。ここで3分が経過。
 渡辺のパンチと兼平のエルボーが交錯する。大振りの一発を見切った渡辺、自分より上背のある兼平をスタンドでコントロールしながら倒していく。そしてリストを取って小手投げのような形で再び倒し、脚で兼平の腕を極めながら脇腹にチョップを落とし、続けて袈裟固め。しかし脱出した兼平は渡辺の両肩を極めるように回転し、腕十字へ。これも渡辺が脱出。
 かち上げ式エルボーを叩き込んだ渡辺、ヒップトスで投げようとするが堪えて腕を極めた兼平。そのまま飛びつき腕十字、グラウンドで取り返す渡辺、兼平、渡辺の順で取り返して最後は兼平がロープに逃げる。ここで1ラウンド終了のゴング。

2ラウンド、ロックアップから兼平の左腕を取りにかかる渡辺。うつ伏せにした兼平の左腕にニーを落とし、アームロックで絞り上げる。苦悶の表情で耐える兼平、前方回転して逃れようとするが渡辺腕十字。ロープに足を伸ばして兼平エスケープ。
 またもや兼平の腕を狙う渡辺、回転して逃れる兼平にピローアームロック。身体を起こしてフェースロックから腕十字で反撃する兼平、渡辺はチキンウイングフェースロックで館内に驚きの声を上げさせる。
スタンドで渡辺がアームブリーカーを連発、両腕を極めて地獄卍固めのような体勢に。脱出した兼平、渡辺の左脚にローキック。渡辺も胸板へのパンチで応戦、兼平をロープに飛ばしてショルダースルー。ワンハンドバックブリーカーからフォールに行くが、この試合は3カウントフォールのない試合。てっしーが両者を分ける。
 ならばと渡辺はボディスラム、一気にトップロープからのダイビング・ニーを降下させる。得意のバックドロップからダブルリストロック、首も極めた渡辺最大の勝機だったが惜しくも2ラウンド終了、兼平はゴングに救われる。

3ラウンド、兼平の左脚を刈ってテークダウンさせた渡辺、フェースロックやアームロック等を次々に極めていく。ロープに押し込んで胸板にパンチの連打、逆水平、ブレーンチョップ。2ラウンドの勢いそのままに攻め込んでいく渡辺。兼平もエルボーで対抗、ぐらついた渡辺をバックドロップで投げようとするが耐えられる。
 隙を見つけた渡辺はコブラツイストに。上背のある兼平は切り返してバックドロップを2発、両者ダウン。立ち上がった両者、兼平は渡辺の顔面に張り手。渡辺もパンチで応戦しようとするが、これをダッキングでかわした兼平はコブラツイストのお返し。しかし腕を極めて脱出しようとする渡辺、兼平は強引にグラウンドに引きずり込み、ブラジリアン柔術で言うところのツイスター(寝技式アバラ折り)へ。肋骨を痛めている渡辺にとっては致命傷となるこの技、耐えたが遂にギブアップ。兼平はキャリア20年以上の渡辺からギブアップを奪うという大金星を挙げ、インターナショナルマーシャルアーツのベルト初防衛に成功した。
2016-09-10heat-up_4th2
 勝った兼平だが、サードロープにもたれかかり疲労困憊。ベルトを受け取った兼平、破れた渡辺がその腰にベルトを巻き栄誉を称える。渡辺の手を握り深々と頭を下げる兼平、観客席にも礼をしてリングを去っていった。

▼第5試合

2016-09-10heat-up_5th とどろきアリーナ大会のカードが発表され、意気上がるHEAT-UP。横浜大会のメインでは田村とせいき軍がトリオを結成し、スポルティーバ三羽烏と対戦。8.31新百合で激戦を繰り広げた田村と岩本、せいき軍入りを熱望している阿部、そして何よりHEAT-UPのマットで久しぶりに同じコーナーに立つ岩本煌史と石田慎也、何気にポイントの多い6人タッグとなった。
 入場時、峰雄がコーナーに登ると股間を突き出して謎のアピール。ベルトを掲げた田村は岩本に対してアピール。村杉レフェリーによるボディチェックの際、距離を置く岩本と石田の間に入って「ギスギスしない!」と仲を取り持とうとする阿部。

 そんな阿部が先発した名古屋三羽烏、赤コーナーサイドはロッキー。阿部は先制のローキック、顔をしかめたロッキーを見て「こいつキックに弱いぞ!」と意気上がる三羽烏。阿部は胴タックルからテークダウン、バックを取って…が普通なのだが、何故かロッキーの尻に顔をうずめていく阿部。組み易しと悟った阿部は打ってこいと顔を突き出すが、ロッキーは思い切りボディーブロー。うずくまる阿部、心なしか満更でもない表情をしているように見える。

 両軍交代、田村と岩本が出てくる。田村のヘッドシザースで振り回された岩本、コーナーに戻ると石田がその背中を叩いて強引にタッチ。リビドーを抑えきれなくなっている峰雄がリングイン、峰雄と石田がリングで相対するのは初となる。抑えきれないはずの峰雄だが、石田としっかり握手を交わす。
 欲望の塊となっている峰雄、意味のない動きで石田を惑わせる。これには石田も赤コーナーに行き「何とかしてくれよ」といった表情。しかし石田もこれに付き合い、ヘッドスプリングで綺麗に着地する。再びしっかりと握手する峰雄と石田、館内からは拍手と感嘆が漏れる。
 ロックアップから本格的に開戦、峰雄の攻撃は全てお見通しとばかりに全ての急所クローを回避した石田がドロップキックで先制。阿部に交代、ヘッドシザース…何故か自分の股間をグリグリと峰雄の顔面に押し付けていく阿部。岩本も峰雄を攻め、再び阿部に…と思ったらすかさず石田が交代、試合が開始されてから岩本と石田が正式にタッチを交わしていないのだ。峰雄は阿部へのマンハッタンドロップでようやく交代。

 田村は阿部に対して厳しい攻撃、阿部も打撃でやり返すがロープ際やエプロンを使って攻め込む田村。岩本・石田は村杉レフェリーに揃って抗議。ロッキーのボディーブローで前のめりになる阿部、上から「カモン!」とロッキーが挑発。続けてボクシンググローブを使ったフィストドロップ。せいき軍連携のダブルボディーブロー。と、ここで峰雄は…
峰雄「(ロッキーと阿部を見て)同じ髪型してる!ロッキーと…この人。(岩本を見て)田村さんと、同じ髪型!あと、この人(=石田)と(自分)同じ髪型!」
弥武「今の指摘は一体何だったんでありましょうか…」
館内を摩訶不思議な空気に誘う『峰雄空間』。今後峰雄の新しい戦術として加えられたら恐ろしくなる。業を煮やした阿部が突進、峰雄がレッグシザースでロープに乗せると場外でロッキーがパンチングボールラッシュ。リングに戻ると田村がニーの嵐、阿部にしてみればたまったもんじゃない。それでも心が折れなかった阿部はカウンターのドロップキックで田村を吹っ飛ばして岩本にタッチ。

 今までの鬱憤を晴らすかのように、次々とボディスラム。ブレーンバスターを阻止した赤コーナーサイド、トリプルの串刺し攻撃を狙うが全て岩本がカットしせいき軍を排除、田村をブレーンバスターでぶっこ抜く岩本。スリーパーから逃れた田村がロープに走るが、変則ロープワークから岩本がコブラツイスト。切り返そうと腕を狙う田村をエルボーでカット、しかしカウンターのウルトラタイガードロップを食らってしまう岩本。

 ここで峰雄と交代、コーナーに磔にしてちんちんウォッシュの体勢…村杉レフェリーのチェックで未遂に。脱出した岩本がトーキック、キャッチした峰雄はドラゴンスクリュー。そこから岩本の右脚狙いに変える峰雄。再び磔にして右膝へのドロップキック、フォールを返されてもすぐに膝十字固め。と、この日峰雄のリビドーを発散させる攻撃が出ていないのにお気づきだろうか?
岩本が自身のピンチを脱したのは峰雄へのニー。コーナーで待ち構える石田、ようやく岩本と石田の間で正式にタッチが行われる。
 石田のボディアタックを避ける峰雄、執拗に石田の股間を付け狙うが全てスルーされる。しかし石田がコーナーから跳んだ次の瞬間、カウンターのマンハッタンドロップが炸裂。そこから峰雄のステップ延髄斬り→田村のスリングブレイドに繋ぐ連携。久々のタッグトーナメント覇者チームによる連携攻撃。
 場内を煽る田村、コーナーに登って…峰雄のテンションも上がり、トップロープを掴んでブルブルと揺らしまくる。コーナーに立った田村は哀れ落下、トップロープに股間を痛打してしまう。そこを狙った名古屋三羽烏、岩本のハリケーンドライバーから阿部のPK、石田のBOOM!BOOM!エルボーと繋ぐ。首を掻っ切った石田は△(デルタ)ドライブへ、田村かわして右ハイ、かわした石田飛びつきRKO、避けた田村スリングブレイド、避けた石田ブレーンバスターも回避、ソバットを食らうがカウンターのトラースキック。それも耐えた田村はロープに跳んでアックスボンバー。場内が湧きに湧く。

 両軍交代、リング内はロッキーと阿部。打撃で優位に立った阿部はボディスラムから「エイドリアーン!」と叫んでサッカーボールキック。フォールを返されてもすぐにワキ固め、慌ててカットに入る田村と峰雄。息を吹き返したロッキーはボディーブローを連発、しかし大振りの一撃をスクールボーイで丸め込まれてしまう。起き上がろうとしても阿部の後頭部キックで再びフォールの体勢、田村が渾身のカット。
 と、ここで阿部に異変が起きる。田村に対して正面からの急所攻撃、峰雄の股間を鷲掴みにしようともする。これをカットした峰雄は阿部の後頭部にエルボーを落とし、返す刀で岩本・石田の股間にドロップキック。三羽烏の分断に成功したせいき軍、峰雄のステップ延髄斬りから田村のミサイルキック、とどめは助走をつけたロッキーのボディーブロー、バルボアブローを痛烈に叩き込みフォール勝ち。勝利の瞬間にぎわい座に流れるロッキーのテーマで館内のボルテージは最高潮に達した。

▼エンディング

2016-09-10heat-up_ed 「エイドリアーン!」と叫びながら勝利を噛み締めるロッキー、ウィナーコールの後思わず抱き合う峰雄とロッキー。これで結成後負け無しのせいき軍、おもむろにマイクを掴むロッキー。
川村「田村さん!10月とどろきで、鈴木みのるさんと闘(や)るんですよね!生きて帰って来てください(館内笑い)。その気持ち!痛いほどわかります。だから!生きて帰って来て(マウスピースを投げ捨てる)、その時には、俺と!シングルマッチ!闘ろう!!(館内拍手)闘ろう!!」
峰雄「え、ヤろう??(過敏に反応する)」
田村「川村さん、僕は必ず鈴木みのるに『勝って』、川崎に希望の光を見せます。必ず生きて帰って来ます。その時は!僕とシングルマッチ、闘ろう!(館内拍手)」
峰雄「え、ヤろう?(また反応する)」

 拳を突き合わせて対戦の意思表示をする田村と川村(※敢えてロッキーではなく川村と表記)。「エイドリアーン!」と叫んでリングを去っていくロッキー。するとそこでもう一人主張する男が。
田村「さあ…」
阿部「入れてくれよ!そっちの紫の奴(=峰雄)もそっち(=せいき軍)に入れてくれよ!いつになったら入れてくれるんすか?入れてください。(田村に尻を突き出して)入れてくださいよ(館内笑い)」
峰雄「ちょっと待て!勘違いするな。『せいき軍』はHEAT-UPの秩序を守るため、正々堂々クリーンに闘う軍団なんだ!お前、僧侶のくせして…」
阿部「ダメダメ、それはダメです(照れ)」
峰雄「どうせ『せいき軍』入って、相手のちんちん触って、自分の性欲を満たすために、満足するために『せいき軍』入りたいんだろ?」
阿部「違うよ!何してるんだよ!」
峰雄「お前のやってることは、ただ自分の性欲を抑えられない、やってる事は高畑裕太と一緒だ!!(館内爆笑)」
阿部「(歯ブラシを取り出して)…そうなのかもしれない…」
峰雄「わかった、そういうのいいから(館内笑い)。こっちは正々堂々ヤリたいんだよ。次、9月25日王子であなたと組むカードになってるから、『せいき軍』入りじゃなくてそこでお前の心意気、『せいき軍』に入りたいヤる気を見せてみろ。そこで最終判断をするから。今日はもう帰れ。」
峰雄の声に阿部は…
阿部「この度は~!大変ご迷惑をおかけして~!申し訳ありませんでした~!!!(と叫び深々と頭を下げる)」
岩本「(歯止めのきかない阿部をペチンと叩き)今日はこの辺で失礼させていただきます(とリングを去っていく三羽烏)」

田村「(一連のやりとりを見て)…HEAT-UP…社会貢献を掲げてるんですけど…(館内笑い)これはまずいですねえ…気を取り直して!10月31日のとどろきアリーナまで、どんどん熱く、ヒートアップして、盛り上げていきますので次の王子、溝の口、そしてとどろきアリーナ、応援に来てください!よろしくお願いします!!(館内拍手)」

 最後はベルトを防衛した兼平が大会を…途中噛んでしまってリング上の全員から突っ込まれる場面もあったが、とにかく大会を締めて終了した横浜大会。とどろきアリーナまで2ヶ月弱、この勢いを加速させていくしかない。

(記事・写真提供 HEAT-UP)

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