【ゴマシオ親父のつぶやき】ソ連のレスラーを使って東京ドームで初めて興業をやった時は猪木でさえ目ん玉ギラギラだった
- 2021-11-4
- ゴマシオ親父のつぶやき
長かったコロナ禍がやっと一段落した今、日本の格闘技界、特にプロレス界もアノ手コノ手で「しのぎ」を切ったが、ここにきて大きな転機を迎える時が来たといえるだろう。
まだ全面的に興業が元に戻るまでにはいかないが、ここら辺りで全く新しい企画を立てたいところじゃないかな。俺もユーチューブを休んでいたが、再開の声が聞こえてくるし、そろそろ始動していいかな、とは思っている。友人でもあるA・猪木も病気を克服して再生に走っているそうだしね。一時は猪木も終わったか---と思ったが、なかなか「運」が強い男だねー。
今、俺が思うんだが、スケールの大小はともかく、まだ手掛けていないのが「プロレス都市対抗戦の全国大会」だよ。レジェンドから現役のレスラーの出身地を完全リサーチして、いろんな運営方法を考えてみてはいかがかな。地方自治体との提携が可能になれば、スケールも大きくなるし、プロレス人気そのものにも好影響を与えると確信するよ。まず最初に手掛けるのは、実行委員会の設置である。東京スポーツ、ベースボールマガジン社、日刊スポーツなどのマスコミが中心となり基盤を作り、各プロレス団体から代表を送り出すことからスタートすることになる。団体の大小は関係なく地方のインディーも当然参加するのだ。
そして各団体からレスラーの出身地を全て出し、県あるいは市などに分類していく。多数の県などは地区予選を行ってもいいのではないかな。「色分け」が終われば、各地方自治体とのコラボをとりながら、その宣伝効果を研究していけば、より密なものになるだろう。いま流行の「ふるさと納税」も十分参考になるはずだ。
プロレス・オールスター戦などと口にはするが、問題も多くクリアにしなければならない事項があり、なかなか実現しないが、この「都市対抗プロレス」は選手個々のメリットも多いと言えるし、地方巡業が多いプロレス界だけに地方自治体との「合体」は無から有を生み出すことにもなるはず。
俺がマスコミを入れることにこだわるのは、現在、新聞、雑誌など紙媒体が不調な時だけに、彼らもまた自らのメリットを求めることが可能なはず。それだけに力の入れ方も変わってくると思う。さらに大会自体のスケールが大きくなってくるだろう。
当然会場の問題もあるが、コロナ禍で縮小されていたのが、大幅に拡大されてきたのも幸いで東京ドームの使用だって考えられるだろう。それこそファンの興味も、より増してくるのは必要で、レスラーにとってもドームのリングに上がれることは魅力だしね。
少し話はそれるが、俺がソ連のレスラーを使って東京ドームで初めて興業をやった時(平成元年)、もちろんプロレス界では初めてのことだったが、新日プロの選手も最大限にコーフンしていたね。あの日。猪木でさえ目ん玉ギラギラだったのを思い出すね。今では新日プロが毎年1月にドームでやっているから、それほどの驚きはないが、俺自身も、あの時はトリハダが立つほど興奮したものだよ。東京ドームでの試合は、それだけ価値のあるもの、と言えるんだ。特に5万人という大観衆を入れた時の快感は忘れられないよね。
話を元に戻すが、時期は来年の4月に実施する方向はどうだろうか。とにかく焦らずに煮詰めていくことだ。当然、人数的にも新日プロが中心となって動くことになるだろうが、一つのポイントは「OBレジェンド」の参加を認めなければ意味はないよ。猪木などはブラジルと思われているが、実は神奈川の鶴見出身だし藤波は大分だしね。それこそファンにはたまらないイベントになるんじゃないかな。来年こそプロレスの時代が到来することを切に望んでいるし、俺も再始動をするよ。
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