彩羽匠&野崎渚がエース同士の最強タッグを結成しタッグトーナメント優勝宣言!「赤い血で繋がりました」
- 2021-10-2
- ニュース
- プロレスリングWAVE, マーベラス
1日、東京都・後楽園ホールにてMarvelous×プロレスリングWAVE Presents『TOMMY40th anniversary=Fusion=』が開催され、彩羽匠と野崎渚がタッグ結成を発表した。
本来この日は彩羽匠と橋本千紘がAAAWシングル選手権試合を行う予定であったが、Marvelousとセンダイガールズプロレスリングの話し合いによりこの試合は延期に。
ファンからは落胆の声が上がっていたが、代わりに組まれたのは彩羽と現Regina di WAVE王者(※WAVEシングル王座)の野崎渚とのシングルマッチ。ノンタイトル戦ではあるものの、MarvelousとWAVEのトップ同士の対決ということで大きな注目を集めた。
両者のシングル対戦成績は、2勝2敗2分と全くの互角。思わぬ形で訪れた雌雄を決する機会に両選手は試合前から闘志を燃やしていた。
試合が始まると、野崎が必殺のドルミル(※胴絞スリーパーホールド)につなげるべくあらゆる体勢から入るスリーパーで序盤から彩羽を圧倒。おしゃれキックも決めた野崎が場外戦も優位に進めていくが、彩羽がエプロンや場外でブレーンバスターを決めて対抗。野崎のキックで耳の周辺から流血しながらも多彩な蹴撃で一気に野崎を追い込んでいく。
終盤には野崎が蒼魔刀やドルミルを連続で決め、ザキゴェ(※カミゴェ式ビッグブート)で試合を決めに行くが彩羽がキャッチしてライガーボム。彩羽はランニングスリーを狙うも野崎が阻止してノアールランサー(※片足で放つ顔面へのランニングドロップキック)を連打。野崎が体固めに入ったところでフルタイムドローを告げるゴングが鳴った。
試合後、マイクを取った野崎は「2勝2敗2分の7度目のシングルマッチ、まさかのドロー。増えたのはドローでした。ああ悔しい!20分でも足りないんだ。でも、彩羽、闘うのもいいけど、私達が組むっていうのはどうかな?」とまさかのタッグ結成を提案。
これを受けた彩羽は意外そうな表情を浮かべた後に「野崎さん組んでくれるんですか?!」と満面の笑みを浮かべながら野崎の手を恋人繋ぎで握ると野崎は途端にとろんとした乙女の表情に。WAVEとMarvelousのシングル最強同士のタッグで10月27日に開催されるMarvelousのワンデータッグトーナメント出場が決まった。
彩羽に想いを寄せる宮崎有妃&ハイビスカスみぃの大ブーイングを受けながらも、2人は恋人繋ぎのままリングを降りてバックステージに現れ、野崎が「キーキー言ってる人も居たけど、祝福してくれるかな」とうっとりしながら語る。コメント会場に乱入してきた宮崎&みぃをいなした彩羽は、「こんな激しい試合した後に言ってくれたら、心動くじゃないですか。タッグ組みたいじゃないですか。流血流血。赤い血で繋がりましたね」と負傷箇所を指差しつつ笑顔で野崎の手を強く握り、タッグトーナメント優勝を宣言した。