3・28後楽園で“チーム・サラブレッド”を率いてKO-D8人タッグ王座に挑む高木三四郎が“親の七光り軍団”の拡大を宣言
DDTプロレスが3月16日、都内で記者会見を開き、同28日の後楽園ホール大会で、“チーム・サラブレッド”を率いてKO-D8人タッグ王座(王者は青木真也、スーパー・ササダンゴ・マシン、アントーニオ本多、平田一喜)に挑む高木三四郎が軍団増殖を宣言した。
“チーム・サラブレッド”のメンバーである納谷幸男(昭和の大横綱・大鵬さんの孫で、大相撲元関脇・貴闘力氏の長男)、力(故力道山の孫で、百田光雄の息子)、なべやかん(昭和の喜劇王なべおさみの息子)とともに会見に登場した高木は「8人タッグ、相手も非常に強い選手がおります。特に気を付けないといけないのが青木選手。でも青木選手はまだ力選手の恐ろしさがわかってないと思うので、青木選手には力選手が真っ向から向かっていきたいと思いますので、ご期待願えればと思っております」とコメント。
続けて、高木は「8人タッグを獲った暁には、チーム・サラブレッドを拡大していきたいと思っております。プロレスラーの二世だけじゃなく、著名な芸能人の二世だったり、スポーツマンの二世をあと4人集めたい。合計で7人。光り輝く高貴な血統を持つ遺伝子を集めて、“親の七光り軍団”として、プロレス界を席巻したいと思っております」と仰天プランを明かした。
力は「自分は父の姿を見て、プロレスラーにあこがれ、プロレスラーになりたいと思い、今日までがんばってきました。そんな父が体調を崩しておりまして、何か親孝行をしたいと伝えたところ、『オマエが元気でがんばっていてくれることが一番うれしい』と言ってくれました。だから必ずベルトを奪取して、ベルトを父に捧げて、喜んでもらって元気になっていただきたいと思います」と話した。
やかんは「今年が芸能生活30周年。30年前にたけし軍団、ビートたけしさんのところに弟子入りしたのがちょうどこの場所。この場所に30年前は渋谷ビデオスタジオというのがありまして、そこで北野ファンクラブでデビュー。なべやかんという芸名をつけられたのもこの場所。まさか30年後にプロレスラーとして、リングに立って、チャンピオンベルトに挑戦するとは思ってもみませんでした。人生何があるかわかりません。高木大社長には感謝しております。がんばってやりますので、応援よろしくお願いします」と語った。
納谷は「自分には夢があります。幼なじみであり、平成の大横綱・貴乃花さんの息子で、靴職人であられる花田優一氏に自分のリングシューズを作ってもらいたい」と試合とは関係がない、ナゾの発言。
軍団の勢力拡大について、高木社長は「男女問わずですね。最近では著名な二世で女性の方で活躍著しい方もいらっしゃいますし。そういう方々を集めて大きく展開していきたいと思っています。水面下では実は交渉しております。第2弾、第3弾の光り輝く遺伝子を集めておりますので。7人そろえます!」とキッパリ。
さらに、高木は「七光りというのは悪いことではないんです。そういった偏見で見るから悪いワード、ネガティブワードと取られるかもしれないけど。そもそも元来、光ってるものは光ってるんです。ここにいるみんなは。まだまだ磨けば光ります。僕はあくまでも後見人として、由緒ある血筋をもった人たちをさらに輝かせたいと思っています。親の七光り、上等じゃないですか。もっともっと輝かせます」と熱弁を振るっていた。