【試合詳細】3・12 #STRONGHEARTS新宿FACE大会 T-Hawk&エル・リンダマン&CIMA&入江茂弘vsグンソ&”brother”YASSHI&谷嵜なおき&レイ・パロマ 鬼塚一聖&政岡純vs木下亨平&カブキ・キッド クワイエット・ストーム&佐山駿介vs近野剣心&内田祥一

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『ACTION MAX!』
日程:2021年3月12日(金)
開始:18:00
会場:東京都・新宿FACE
観衆:規制人数満員

▼タッグマッチ
[#STRONGHEARTS軍]クワイエット・ストーム(フリー)/●佐山駿介(TTT)
5分59秒 バズソーキック→片エビ固め
[ダブプロレス軍]○近野剣心(ダブ)/内田祥一(ダブ/堂山)

▼シングルマッチ
[#STRONGHEARTS軍]○谷口弘晃(紫焔)
1分47秒 スクリュー・パワースラム→エビ固め
[ダブプロレス軍]●矢野啓太(ワラビー)

▼シングルマッチ
[#STRONGHEARTS軍]●アレハンドロ(フリー)
7分32秒 ティーダスペシャル
[ダブプロレス軍]○TiiiDA(フリー)

▼タッグマッチ
[#STRONGHEARTS軍]○鬼塚一聖/政岡純(紫焔)
12分50秒 鬼塚魂→片エビ固め
[ダブプロレス軍]●木下亨平(ダブ)/カブキ・キッド(ダブ)

▼勝ち残り時間差イリミネーションマッチ『TIME LAG WAR』
○[#STRONGHEARTS軍]T-Hawk/エル・リンダマン/CIMA/入江茂弘(フリー)
4-3
●[ダブプロレス軍]グンソ(ダブ)/”brother”YASSHI(ダブ)/谷嵜なおき(ダブ)/レイ・パロマ(ダブ)

<1人目>
[ダブプロレス]○レイ・パロマ(ダブ)
9分22秒 逆さ押さえ込み
[#STRONGHEARTS]●CIMA

<2人目>
[#STRONGHEARTS]○T-Hawk
10分17秒 ナイトライド→エビ固め
[ダブプロレス]●レイ・パロマ(ダブ)

<3人目>
[ダブプロレス]○グンソ(ダブ)、○”brother”YASSHI(ダブ)、○谷嵜なおき(ダブ)
11分56秒 OTR
[#STRONGHEARTS]●入江茂弘(フリー)

<4人目>
[#STRONGHEARTS]○T-Hawk
14分5秒 ケルベロス→片エビ固め
[ダブプロレス]●グンソ(ダブ)

<5人目>
[ダブプロレス]○谷嵜なおき(ダブ)
15分45秒 OTR
[#STRONGHEARTS]●T-Hawk

<6人目>
[#STRONGHEARTS]○エル・リンダマン
17分25秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド
[ダブプロレス]●”brother”YASSHI(ダブ)

<7人目>
[#STRONGHEARTS]○エル・リンダマン
19分5秒 タイガー・スープレックス・ホールド
[ダブプロレス]●谷嵜なおき(ダブ)
※リンダマンの1人残りで#STRONGHEARTSの勝利

#STRONGHEARTS がGLEATへの入団を発表!ダブプロレスとの抗争は終戦も両団体間に絆!鬼塚がデビュー2年2ヶ月で初勝利!

オープニング


 大会オープニングでは全選手の入場式が実施。怪獣大戦争マーチが鳴り響く中、 #STRONGHEARTSvsダブプロレスの対抗戦ということで、両軍がリング上で対角線に張られたチェーンを挟んでにらみ合う。

YASSHI「チェーック、チェーック、チェ~ック!Yeah!新宿FACEに集まったカス野郎ども!俺たちが!俺たちが!俺たちが!広島発、道頓堀経由、世界のダァ~ブプロレス!Yeah!今日この会場に集まったカス野郎ども、どうやらお前らは#STRONGHEARTSのファンらしいなぁ?ってことは、ここは俺らにとってアウェーじゃカス野郎!今日はなぁ!『最後や』って誰が言ったんか知らんけども、最後やったら最強にバッドエンドを与えてやる!お前らカス野郎どもに!お前ら、俺たちのことが忘れられへんようにしてやるからなァ!覚悟しとけカス野郎!」

リンダマン「おぉい!新宿にお集まりのカス野郎……いや、#STRONGHEARTSのお客様たち、盛り上がってますかァ~!おいダブプロレス、お前らのやり方は散々身に染みたからよ、俺たち#STRONGHEARTSは去年……いや、もう1年前、2019年12月以来のこの東京大会開催なんだよ。ただでさえ俺たちは気合入りまくってるぞぉ~い!それになあ、ダブプロレスにはず~っと煮え湯を飲まされてきたからなぁ、今日の#STRONGHEARTSvsダブプロレス全面対抗戦は俺たちの全勝で行かせてもらうぞぉ!おぉい!#STRONGHEARTSもダブプロレスも気合入りまくりみたいだから、もう今すぐここで第1試合!ストーム!佐山!行けますか?!」
佐山「行けますよぉ!」
リンダマン「おぉい!ダブプロレス誰が出てくるんだ、第1試合!近野!内田!今から第1試合、始めるぞォ!」

第1試合


 入場式のときから額を突き合わせんばかりに睨み合っていた4人が一斉に飛びかかり、残る面々が慌ててリングから降りていく中でゴング。
 剣心が佐山を場外に放り出し、内田とともにストームをロープに振っていくが、ストームはダブルラリアットで2人まとめてなぎ倒す。ストームは、ロープ際で立ち上がった剣心にラリアット。さらに内田にもラリアットを放っていき、内田にブートで止められると怯むこと無くショルダータックルで吹き飛ばし、ボディスラムで叩きつけて雄叫びを上げてから佐山にタッチ。

 佐山は内田にサッカーボールキックを連打し、ストームにタッチ。
 ストームは強烈な逆水平チョップを連打していき、内田をコーナーに押し込んで串刺しランニングボディスプラッシュを2連発。さらにブレーンバスターで叩きつけ、再び串刺し攻撃を狙っていくが。コーナーに振られた内田がそのままトップロープに駆け上ってミサイルキックで一矢報い、剣心にタッチ。

 剣心はミドルキック、ローキック、トラースキックと連打し、ショットガンドロップキックでコーナーに吹き飛ばす。さらに走り込む剣心だったが、ストームは突っ込んでいってカウンターのスパインバスターで叩きつけ、ランニングクロスボディを見舞ってから佐山にタッチ。
 佐山は串刺しランニングバックエルボーからランニングエルボー。ここにストームが加勢に入り、2人で剣心にダブルのフラップジャックを見舞い、ストームのスライディングラリアットから佐山がPK。互いに蹴りを得意とする剣心と佐山のミドルキックの打ち合いとなり、剣心が怒涛の連打からハイキックを発射。しかし佐山がこれを回避し、逆にハイキックを剣心の側頭部にクリーンヒット。さらにバックドロップから必殺のバズソーキックを発射も、剣心がこれを回避しバックドロップからハイキックと意趣返し。ストームがカットに入り、救援に来た内田も合わせて2人をダブルラリアットでなぎ倒そうとするが、剣心&内田がこれを回避し、ダブルのブレーンバスターでストームの巨体を叩きつけ、場外に転がりでたストームへ内田がトペ・スイシーダを発射。
 剣心は佐山にバックドロップ、レッグラリアート、バズソーキックと畳み掛けて3カウントを奪った。

第2試合


 谷口と矢野は入場すると互いに歩み寄って握手を交わすも、谷口が自慢の握力で矢野の手を握りつぶそうと試合前から仕掛けていく。力負けしてうずくまったように見えた矢野だったが、谷口の手をマットに付けてフットスタンプを見舞い、のけぞった谷口の顔面にエルボースマッシュで奇襲。
 慌ててゴングが鳴らされる中、矢野は怒り狂う谷口の突撃をひらりひらりとかわしてコーナー上でポーズを決めようとするが、決まり切る前に谷口がデッドリードライブで叩き落とす。

 矢野は命乞いしながら下がっていくが、谷口が詰め寄ってくると腹部にロケットパンチを見舞い、セカンドコーナーから飛びついて回転エビ固め。谷口がキックアウトすると、そのままやのかもめで捕らえて絞め上げていき、引き起こして河津掛け。

 矢野は再びコーナーに上っていき、谷口が突っ込んでくるとジャンプして一回転しながらリング中央に。しかしその振り向きざまに谷口がラリアットを叩き込み、ダメ押しのスクリューパワースラムで叩きつけて3カウント。1分47秒でダイナミックに試合を決めてみせた。

第3試合


 ゴングが鳴ると、両者ロックアップからアレハンドロが腕を取り、足の間をくぐってラ・マヒストラルの形で丸め込むなど速攻を仕掛けるが、TiiiDAは「あぁ、ハイハイ、忙しいねぇ」と軽口を叩く余裕を見せながらキックアウト。
 互いに多彩な形のアームドラッグを見せていき、TiiiDAが「アレ!ハン!ドロぉ~♪」と余裕の掛け声とともに放ったドロップキックでこれを制し、場外に転がりでたアレハンドロへのスーサイドダイブを狙う。アレハンドロはこれを先読みして入れ違いでリングインしようとするが、TiiiDAもそれを呼んでおりトンボを切ってエプロンに着地。アレハンドロも場外飛びを狙い、TiiiDAが回避するのを先読みしてトンボを切ってリングに着地。
 TiiiDAがリングに戻るとスワンダイブ式ローリングセントーンを見舞い、バックを取っていくものの、TiiiDAがこれを切り返してアレハンドロの頭に踵落とし。倒れ込んだアレハンドロの右腕を足で抑えながら左腕を取って倒れ込むアームブリーカーからチキンウイングアームロックも、アレハンドロが足を伸ばしてブレイク。

 TiiiDAはアームロックDDTからアレハンドロをコーナーに振っていき、アレハンドロのミサイルキックを余裕を持って回避して自爆させる。さらにアレハンドロをロープに振っていくが、アレハンドロがブーメランアタック式ミサイルキックを叩き込み、勢いをつけたスクールボーイで転がしてから顔面への低空ドロップキック。さらにミサイルキックからスワンダイブ式でヒャッホーイプレス。続けてミスティカを狙っていくが、TiiiDAがこれを耐えてアレハンドロを着地させ、ブレーンバスターからトランスレイヴ。さらにカナディアンデストロイヤーを狙っていくが、アレハンドロが耐えるとトラースキックからDDT。

 TiiiDAはさらに後頭部への踵落としを発射も、アレハンドロはこれを回避してスクールボーイ、回転エビ固めと畳み掛けるが、TiiiDAはこれをキックアウトしながら足を取り、裏足4の字固め。そこから上体を起こして弓矢固めに捕らえ、そこからアレハンドロの上半身だけスライドさせてマットに両肩を付けるフォール技・ティーダスペシャルで3カウントを奪った。

ヤマムラタケヒロ DJ LIVE ACTION MAX


 第3試合後、リング上で山村武寛こと“DJレスライバー”ヤマムラタケヒロによるDJ Timeが実施。

ヤマムラ「東京のみなさ~ん!お久しぶりで~す!以前怪我して以降、音楽に助けられたりしまして、今ちょっとDJしてるんですけども、いきなりここにきてDJしてもどういう楽しみ方していいか分からないと思うんで、ちょっとフレーズを取り出して練習してみましょう!」

 練習タイムを交えてヤマムラによるDJプレイが行われ、会場は大いに盛り上がった。

第4試合


 鬼塚はトゲ付き金棒を振り回し、まさに鬼に金棒といった様子で入場。
 しかしダブ軍がリングインとともに奇襲し、全員入り乱れての場外戦へと突入する中でゴングが鳴る。普段はREAL HIPSTARとしてタッグを組んで闘う政岡と木下がリング外からリング内へともつれ込みながら激しくエルボーで打ち合っていき、ロープに飛んだ政岡を木下がリープフロッグでいなし、スライディングでくぐり抜けた政岡へニールキック。両者タッチ。

 タッチを受けると同時に鬼塚が突っ込んでいき、カブキがリングインした瞬間にドロップキック。さらにチョップ連打でカブキを追い込んでいくが、カブキはチョップで打ち返すと見せかけてサミングで怯ませ、顔面へスライディングキック。さらに持ち込んでいたハサミを高々と掲げてアピールし、鬼塚のワンショルダーのコスチュームの肩紐を切って落とそうするが、これに気付いた岡田レフェリーが激怒して阻止。ならばとカブキはボディスラムからのスリーパーで鬼塚を痛めつけてから木下にタッチ。
 木下とカブキは鬼塚をロープに振ってダブルのバックエルボーから木下がドロップキックを見舞い、カブキにタッチ。

 カブキは鬼塚の顔面をコーナーに叩きつけ、親指を喉に押し込むチョーク攻撃。さらに高速ブレーンバスターで叩きつけて木下にタッチ。
 木下は低空ドロップキックを見舞ってからカブキとともにダブルのショルダータックル。鬼塚はチョップ連打で反撃してロープに飛ぼうとするが、カブキが背後からコスチュームを引っ張って引き寄せ、そのままバックドロップ。さらにフットスタンプからその場で飛んでセントーンに移行する連撃から木下が延髄斬りを見舞い、カブキがインプラントDDTで追撃。木下はロープに飛ぶが、鬼塚がカウンターの袈裟斬りチョップを見舞って動きを止め、ランニングエルボーで木下を吹き飛ばす。さらにタッチの妨害に来たカブキをブレーンバスターで叩きつけ、政岡にタッチ。
 政岡が出てくると木下&カブキが2人がかりでかかっていくが、政岡はミサイルキックで2人まとめて吹き飛ばし、木下のヒザへの低空トラースキックから頭頂部への踵落とし。さらにフットスタンプで追撃してからコーナーに振っていくが、木下がカウンターのドロップキック。木下はロープに飛ぶが、政岡もカウンターのトラースキックを叩き込み、両者タッチへ。

 鬼塚は袈裟斬りチョップ、カブキはエルボーバッドで打ち合っていき、カブキがフライングフォアアームでこれを制すると再びハサミを取り出し、止めに来た岡田レフェリーを突き飛ばす。その隙に政岡が飛び込んできてドロップキックでカットし、鬼塚がカブキにノーザンライトスープレックスホールド。これを返されると鬼塚はカブキをコーナーに振って串刺しスピアーを発射も、カブキが回避したためコーナーに自爆。ここに木下が入ってきてジャーマン・スープレックスで追撃すると、カブキが三たびハサミを取り出し、意識が朦朧とする鬼塚のコスチュームを切断してしまう。観衆が思わず悲鳴を上げる中、カブキは高笑いしながら鬼塚をみちのくドライバーIIで突き刺し、木下にタッチ。

 木下はカブキとともに鬼塚をロープに振っていくが、鬼塚は雄叫びを上げてダブルのスピアーで2人まとめてなぎ倒す。ここに政岡も加勢に入り、場外に逃れたカブキへエプロンから空対地トラースキック、背後から突っ込んできた木下にはロープを使ったスタナーを見舞い、振り子式セントーン。強力なアシストを得た鬼塚は木下にスピアーから新技の鬼塚魂(ファイヤーマンズキャリーから跳ね上げて叩きつけるサイドバスター)を見舞い、3カウントを奪取。鬼塚がデビュー2年2ヶ月にして嬉しい初勝利を掴んだ。

第5試合


 メインイベントは#STRONGHEARTSvsダブプロレスの中核選手たちが激突する全面対抗戦。
 両チーム1選手ずつ入場し、1vs1で試合開始。各軍2人目の選手は開始から60秒後、3人目の選手は90秒後、4人目は120秒後にリングインしていき、リング上に全員揃うまでは3カウントフォールのみでの決着、揃った後にはフォール、ギブアップ、オーバー・ザ・トップロープでの決着が認められ、どちらかが全員失格となるまで続けられる完全決着戦ルールであると説明される。

 まずはリンダマンとYASSHIが1番手として入場し、ゴングとともに激しくエルボー合戦を展開。YASSHIがショルダータックルで打ち勝って華麗なアームドラッグを見せれば、リンダマンもフランケンシュタイナーでYASSHIを場外に放り出し、いきなりのトペ・コンヒーロと試合開始直後からトップギア。

 #STRONGHEARTSの第2入場者としてCIMAが登場し、入場曲に合わせてポーズを決めようとするが、それに被せるようにパロマの入場曲が鳴り響きダブプロレスの第2入場者としてパロマが登場。パロマが気持ちよくポーズを決めようとした瞬間にCIMAの曲に切り替わり、互いに見せ場を邪魔された2人はにらみ合いの末にエルボー合戦を展開。CIMAのショルダータックルをかわしてエルボーを見舞ったパロマがセクシーに腰をくねらせると、CIMAはパロマにドロップキックを見舞い、いきなりのメテオラ。これをYASSHIにカットされると全員入り乱れての場外戦へと突入し、リング上は無人に。

 続けて第3入場者として入江とグンソが登場すると、ロープへ飛んだグンソへ入江が追走バックエルボーを見舞い、キャリスプラッシュ。さらにCIMAとともにダブルのバックエルボーを見舞い、リンダマンがその場飛びフロッグスプラッシュで追撃。グンソがこれをキックアウトすると再び全員入り乱れての場外戦へと突入。

 続けて第4入場者としてT-Hawkと谷嵜が登場。両軍全員揃ったためOTRルールが解禁。
両者入場ゲートからにらみ合い、互いに距離を詰めて観客席の中でエルボー合戦を開始。これを制したT-Hawkが谷嵜をリングに放り込むと、谷嵜は即座にスライディングキックで反撃。両者それぞれロープに飛んでいき、フェイントの掛け合いを制した谷嵜がショルダータックル。パロマとともにT-HawkをOTRさせようとするが、T-Hawkが耐えるとダブプロレス軍4人で太鼓の乱れ打ち。

さらにパロマがT-Hawkにエノラゲイから監獄固めに捕らえ、腰をくねらせながら恍惚とするが、絶頂に達して体を反らした瞬間にCIMAが低空ドロップキックを叩き込んでカット。リンダマンがパロマを羽交い締めにし、残る3人がそれぞれロープに飛ぶも、場外からダブの3人が場外から足を引いて妨害。パロマもクラッチを切ってリンダマンに首固めもカウント2。自軍コーナーに持ち帰ってダブ軍4人でリンダマンの顔を踏みつける。パロマはグンソとともにリンダマンをロープに振るが、リンダマンは2人まとめてドロップキックで吹き飛ばし、CIMAにタッチ。

 CIMAはT-Hawkとともにパロマを掲げ上げ、ここに入江がショルダースルーをかけることで高高度ヒップトスのような形で叩きつける。さらに入江がヒップドロップで追撃も、グンソが必死のカット。さらに#STRONGHEARTSは谷嵜に狙いを定め、谷嵜をコーナーに振ってT-Hawkが逆水平チョップ、CIMAが串刺しダブルニー、入江がキャノンボールを見舞い、CIMAがコーナー上からメテオラ。谷嵜がこれをキックアウトすると、パロマが飛び込んできてCIMAをバックスライドで固めて3カウント。CIMAが脱落。

 金星を挙げて大喜びのパロマの後頭部へT-Hawkがケルベロスを突き刺し、立て続けにナイトライドを狙うもパロマは着地して再びバックスライド。これをキックアウトされるとパロマはロープに飛ぶが、T-Hawkがカニバサミで倒してパロマの顔面をロープに打ち付け、すかさず飛び込んできた入江が串刺しキャノンボール。強力なアシストを得たT-Hawkがウラジゴクからのナイトライドでパロマから3カウント。パロマが脱落。

 YASSHIが飛び込んできてT-Hawkに玉砕、カットに来たリンダマンも合わせて二子玉川、さらにカットに来た入江も含めてサンタマリアに捕らえようとするも、入江がこれをガードしてノーモーションヘッドバッド。さらに加勢に来たグンソをブラックホールスラムで叩きつけて排除。さらに谷嵜へデスバレーボムを狙っていき、谷嵜が回転エビ固めで切り返そうとするのを耐えて仁王立ち。カットに来たYASSHIを捕まえ、谷嵜の喉元にYASSHIの頭をパイルドライバーで突き刺す荒業を見せる。

 入江はビーストボンバーを宣言してロープに飛ぶが、グンソが場外から入江の足を掴んで妨害。その隙に谷嵜&YASSHIが2人がかりで入江の身体をトップロープ越しにエプロンに落とすと、グンソがリングインして入江にパントキック。そしてグンソ&谷嵜&YASSHIが「F●ck!!」と叫んで3人同時のドロップキックを叩き込んで入江を場外に落とし、入江がOTRで脱落。

 勢いづいたダブ軍はリンダマンに照準を定め、グンソのサポートから谷嵜が地獄の断頭台。続けてグンソがダイビングギロチンドロップを狙ってコーナーに上っていくが、T-Hawkが雪崩式ブレーンバスターでグンソを叩きつける。

 T-Hawkはグンソにケルベロスを発射も、グンソは回避してロープに飛ぶ。T-Hawkは冷静に低空ドロップキックでカウンターすると、ショットガンドロップキックでコーナーに吹き飛ばして後頭部へ串刺しケルベロスを叩き込み、さらに正調ケルベロスで3カウントを奪取。グンソが脱落。

 リング上に残ったのは、#SH軍がT-Hawk&リンダマン、ダブ軍が谷嵜&YASSHI。
 谷嵜vsT-Hawk、YASSHIvsリンダマンのエルボー合戦が開戦し、2組がゴツゴツと打ち合う中でT-Hawkの右ストレートが炸裂。しかし谷嵜は怯むこと無くかち上げニーリフトで反撃。ここにYASSHIが加勢に入り、T-Hawkとともにもみ合いながらトップロープを超えてエプロンへ。T-Hawkは谷嵜のドロップキック、YASSHIのニールキックをロープに捕まって耐えてOTRを阻止したものの、T-Hawkのケルベロスをキャッチした谷嵜がエプロン上でのインプラントを炸裂させるとT-Hawkは場外に落下。T-HawkがOTRで脱落。

 1vs2の状況になってしまったリンダマンは2人がかりで攻撃を受け、YASSHIのアシストから谷嵜が再び地獄の断頭台を狙う。これは入江がエプロンから足にすがりついて阻止すると、リンダマンがYASSHIへバックドロップ。さらに谷嵜を三角絞めの形で捕らえながら放つ雪崩式フランケンシュタイナーでリングへ叩き落とす。

 しかし、ここで第1試合~第4試合までに出場したダブ軍が一斉にリングへ上がり、リンダマンにトレイン攻撃。殿を務めたYASSHIの一撃をリンダマンが回避すると、今度は#SH軍も全員リングになだれ込んでYASSHIへトレイン攻撃。リンダマンがYASSHIへ投げっぱなしジャーマンを見舞うと、その起き上がりに入江がビーストボンバー。立て続けにリンダマンがぶっこ抜きジャーマン・スープレックス・ホールドで叩きつけて3カウント。YASSHIが脱落。

 リンダマンがジャーマンのクラッチを解いた瞬間に谷嵜がカサノヴァを叩き込み、リバース・インプラント。さらにカサノヴァ、頭頂部への踵落とし、顔面へのトラースキック、インプラントと怒涛のラッシュをかけるも、リンダマンは根性でキックアウト。

 ならばと谷嵜はもう一発カサノヴァを狙うが、これをキャッチしたリンダマンがオリンピックスラムのような形で持ち上げ、前方向に叩きつけるフェイスバスター。さらにロコモーション式でジャーマン・スープレックス・ホールドを2連発、キックアウトした谷嵜のラリアットをかわしてジャーマン・スープレックス・ホールド。続けてロコモーション式でタイガー・スープレックス・ホールドで叩きつけて3カウント。激戦を勝ち抜いたリンダマンが1人残りとなり、#STRONGHEARTS軍の勝利となった。

エンディング


リンダマン「ぅおお~い!新宿ゥ!来た来た来たァ!ダブプロレスvs#STRONGHEARTS全面対抗戦!勝ったのはもちろん俺たち#STRONGHEARTSだァ~ッ!最後は2vs1で負けるかと思うぐらいボロボロにされたけどよ、ここは俺たちのホームリング。意地が勝ったようなもんだなぁ。皆さん応援ありがとうございます!去年の年末にダブプロレスが俺たち#STRONGHEARTSの大会に乗り込んできて、『お前らのことは絶対認めねーぞ』つってずっと対抗戦やってきたけどな、今日の闘いで思ったよ。お前たちメッチャ強いよオイ!確かに音楽流しながらプロレスしたり、俺たちと全然価値観もなにもかも違うけど、プロレスにはどんなスタイルがあってもいいと思うぞオイ。俺たちとスタイルは違うかもしれないけど、これから先、お互いのスタイルがもっともっと上に上がって行ったら、またいつか、どこかのリングで、もう1回。熱い闘いしようぜ!」

谷嵜「リンダマン、#STRONGHEARTS、そして#STRONGHEARTSファンの新宿に来てる皆さんとか、ニコプロPPVを見てる皆さんとか、今日我々ダブプロレスは#STRONGHEARTSに負けました!しかし、ダブプロレスの名前はみんなのどっかには刷り込めることができたんじゃないかなって思ってます。お前ら#STRONGHEARTSも、なんだかんだ言いながらダブプロレスの闘いにしっかり乗っかってくれて、なんだったらダブスタイルを楽しんでるようにも見えちゃったからさ、もしアレだったら、いつでもダブプロレスに遊びに来いよ。T-Hawk、リンダ、特にお前らが大好きなテキーラ用意して大歓迎すっからな!俺たちが、俺たちが!ダブプロレス!まあ覚えといてください!」

(※ダブプロレスの面々が去っていく)

リンダマン「ということで!今日はどうもありがとうございました!皆様の応援のおかげで#STRONGHEARTS、ダブプロレスに勝って、メインもしっかり勝って締めることができました。ありがとうございます!……ちょっと気付いてた人がいらっしゃるか分からないですけど、我々STRONGHEARTSはこの3月12日の『ACTION MAX』を最後に新たな旅に出る。新たな挑戦をする。そう言ったこと、皆さん覚えてますでしょうか?俺たちは、今日を最後に挑戦させてもらいますよ。その挑戦は……CIMAさん!」

CIMA「まぁねリン。試合にマイクに大活躍!お前には頼りっぱなしだよ、#STRONGHEARTS。素晴らしいですよね?彼とT-Hawk、彼ら2人には信頼しかないから。それから鬼塚も初勝利挙げて。2年2ヶ月、結構かかりました。それから、コロナで緊急事態宣言になった中でも、入江選手も#STRONGHEARTSです。そして皆さんも、紫焔、TTT、それから50cmイン・ユア・フェイス!大阪、東京、色んなとこから集まってくれて、#STRONGHEARTS一座として参戦してくれたこと、ありがとうございます!そして、緊急事態宣言、延長になってしまってね、(大会開始が)1時間早くなってしまったんですけど、大分駆け足で行きましたけど、皆さんも急いでこの会場に到着してくれて、18時開始という中でしたけど、ホントに声もなかなか出せない中、大声援というか、大きな拍手で #STRONGHEARTSを応援していただいて、本当にありがとございました!我々はリンダマンが言った通り、新しい旅、冒険、船出に出ます。まだ日本のプロレス界にはもっともっと疾走感のあるプロレスができると思います。それが#STRONGHEARTSの使命だと思います。まあ、疾走感のあるプロレスっつっても、偉そうに出てきて5分くらいで負けてる俺が言うのもなんですけど(笑)ある意味疾走感のある敗北感みたいな感じで行きたいと思いますけど、でもね、今日、こうして『ACTION MAX』、スタッフもほとんどいない中、#STRONGHEARTS、そして#STRONGHEARTS一座のみで作り上げて、新宿FACE、『ACTION MAX』、皆さんのおかげで大成功になりましたけど、我々の力だったら、この新宿FACEが精一杯です。その先を俺は見たいと思うし、特にT-Hawk、リンダマン、今日初勝利挙げた鬼塚、もっともっと先、大きなモンを掴んでもらいたい。そこで、#STRONGHEARTSは約3年ぶりに日本の団体に所属することにしました!T、例のもの出してちょうだい!いや、#STRONGHEARTS は自慢じゃないけど、手前味噌じゃないけど、どこの大会に出ても、本当にありがたいことに、T-Hawkといつも言い合ってるけど、『#STRONGHEARTSの試合が一番盛り上がってるやないか』と。ただ!自画自賛してもしょうがない!それを証明するためにこのACTIONシリーズがあって、我々が今から入る団体、今日は特別に明かします、ここで!」

(※T-Hawkが持ち込んだTシャツを皆で手に取り、リンダマンがすぐに表を見せようとしてT-Hawkに「そういうところだぞお前!(笑)」と突っ込まれる)

CIMA「皆で四方に見せて、『我々の入る団体はここです』とやりましょう。我々#STRONGHEARTSが所属する団体は……こちらです!(※GLEATと#STRONGHEARTSのロゴが一緒に入ったTシャツを広げる)GLEATォ!今日から#STRONGHEARTSは、リデットエンターテインメント、GLEATの#STRONGHEARTSとして活動していくことに決めました!詳しくは、詳しくは、今日は時間がないんで明日GLEATの公式YouTubeで生配信しますんで、 この大会が終わったらすぐにGLEATのTwitterをチェックして、何時から配信するかチェックしてください。それから、あなたたち『これはどうなってるんですか?』って一番疑問に思ってること。入江茂弘!CIMA、T-Hawk、リンダマン、鬼塚一聖はガッチリGLEATします。でもね、入江選手は#STRONGHEARTSだけじゃなくて、色んな団体でユニットに入ってて……いくつ入ってるんですか、ユニット?」

入江「(※指を折り数えながら)……数えたら、4つでした」
CIMA「数えたら4つ?その中で結構口説いたんですけどね、なかなか他の団体さん、ユニットとの絡みが、っていう感じですけど。でもね、約束してくれました。GLEATに行かないまでも、入江茂弘は、#STRONGHEARTSの永久欠番です!我々、我々がGLEATしてる間に、GLEATしまくってる間に、入江茂弘は色んなとこで大暴れしてください。そしたらリンダマンからLINEがいっぱい飛びますんで(笑)なにがあっても#STRONGHEARTSのために駆けつけてください。これからもよろしくお願いします!(※CIMAと入江がガッチリと握手)では、もう時間も限られてるから鬼塚、一言だけ気合を見せてくれ。初勝利おめでとう!」

鬼塚「ありがとうございます!ここまで行ったら、我々#STRONGHEARTS、また一致団結して上を目指していきます!これからもよろしくお願いします!」

リンダマン「俺たちの選択が、正しいか間違ってるか……必ず、俺たちが正しい道に引きずり込んでやりますんで、皆さん応援よろしくお願いします!」
CIMA「『間違ってる』は無いから!(笑)テンション上がってるの分かりますけど(笑)それから、今日はね、大切な大会だったので、Tもこれ、滅多に履かないコスチューム!」
T-Hawk「そ。大一番!」
CIMA「鬼塚、これもお前、ハサミで切られちゃったからお前、新しいのなにせなしゃーないねこれ。(※鬼塚が得意気に切られた部分を見せつける)それ見せられてもしょうがないけど(笑)。まあリンもね、いつも通りのコスチュームで、俺も新しいコスチュームなんやけど、実は仕掛けがありまして。#STRONGHEARTSのマークがありますけど、これを……(※CIMAがタイツに貼られたマジックテープを剥がすと“G”の文字が現れる)GLEATのGです!まあ、これを見てもらったら分かる通り、我々は生半可な気持ちでやってませんから。まあ詳しくは、繰り返しますが、明日YouTubeで生配信しますんで、そこですべてを語りますんで、最後は#STRONGHEARTSの大将、T-Hawk、新しい船出に向けて一言バシッとお願いします!ち・な・み・に!このTシャツ、我々は仕事が早い!試合後、売店で販売します!」

T-Hawk 「OK!(笑)もうね、マイクはリンも鬼塚も、そしてCIMAも言ってくれたんで。僕が言いたいのは……要は、GLEATするか、しないか。それだけです」
CIMA「それだけや!」
T-Hawk「ホントにそれだけ!それと今までのACTIONシリーズ、ご来場、ご視聴、本当に今までありがとうございました!これからも新生#STRONGHEARTS!そしてGLEATの明るい未来にご期待下さい!今日は本当にありがとうございました!」

<試合後コメント>

#STRONGHEARTS
CIMA「とりあえず無事終わった!ついにこの日を迎えたなという感じやね。詳しくは明日12時からGLEAT(グゥレイトゥ)のYouTubeで生配信してね、そこですべて語るとしてね、このACTIONシリーズは2020年7月からやってきて、本来であれば2020年7月からはT-Hawk、リンダマン、CIMAでメキシコに住んでる予定やったんですけどね、色々ありまして、転がりに転がって、最終的にはGLEAT(グゥレイトゥ)に行き着いたということですね。これからはリデットエンターテインメントの#STRONGHEARTSとして……これ、3年ぶりくらいかな、日本の団体さんに所属するのは?」
T-Hawk「そうですねぇ、それくらいですね」
CIMA「とにかくゼロからのスタート!あとは明日言いましょう!」
T-Hawk「もうリング上で言ったとおり、GLEATするかしないかしか無いと思うんで!」
CIMA「そう!するかしないか!二択!(※リンダマンに言い聞かせるように)正しいか正しくないかじゃなくて、GLEATするか!しないか!この二択しかないから」
リンダマン「するしかないです!一択で!」
CIMA「大丈夫、これ?(※鬼塚の眉のあたりの裂傷を指して)」
鬼塚「大丈夫っす!」
リンダマン「GLEATしてるねぇ!(※鬼塚の眉のあたりの裂傷を指して)」
CIMA「まあすべては明日、語ります!GLEAT!」

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