WWEネットワークの散歩道 第42回

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まずはWWEネットワーク契約手順の説明から。こちらはWWEジャパンのホームページにある入会の手続き方法です。
https://wwe.co.jp/wp/wp-content/uploads/2019/12/WWE_Network_step1_05.pdf

そして現在WWEネットワークは期間限定ながら無料開放されています。アカウントの作成は必須ですが、自粛期間の暇つぶしにWWEネットワーク巡りはいかがでしょう。
こちらはWWEジャパンのホームページにある無料開放のニュースとアカウント作成の手続き方法です。
https://wwe.co.jp/news-20200324-vol1/

たぶんまだ無料期間は続いていると思いますが、そろそろ終わってしまうかも。今回はレアな試合をテーマにお送りします。
まずは1983年にスタジオマッチとして行われた初代タイガーマスクとマサ斎藤さんの試合。マサさんが革命軍団のボス格として抗争がスタートしようとしている時期の試合だったため、日本のプロレスマスコミでは勝敗には触れずに試合が行われたことだけ伝えられた幻の試合です。日本にもマニア同士のビデオトレードで一部では出回っていました。
https://www.wwe.com/videos/tiger-mask-vs-mr-saito-november-17-1983

80年代のスーパーヘビー級の4大巨頭と言えるスタン・ハンセン、ハルク・ホーガン、ブルーザー・ブロディ、アンドレ・ザ・ジャイアント。この中ではホーガンとブロディは全キャリアを通じて対戦の機会はなく、タッグも含めればそれ以外の対戦はアンドレとブロディ以外は日本での試合映像が残されています。アンドレとブロディも新日本プロレスのリングで一度発表はされたものの、ブロディのドタキャンで幻のカードになっています。アンドレとブロディはアメリカやオーストラリアなどで対戦しているのですが、映像として残っているのはおそらくこの試合のみ。6人タッグながらンドレとブロディの対戦を見ることができます。
https://watch.wwe.com/episode/Madison-Square-Garden-Oct-25-1976-102079?startPoint=4740.534

最後はWWEが認める幻の試合であるブレット・ハート対トム・マギー。まったく知らない人に説明するなら、ケニー・オメガからプロレスセンスとプロレスへの愛情を抜き取った選手といった感じでしょうか。長州さんのキャリア唯一の異種格闘技戦の相手であり、輪島さんとの対戦はレスリング・オブザーバーアワードの年間最悪の試合と評されるなど、身体能力のすばらしさとは裏腹な試合内容によくネタにされている選手でした。
なぜこの試合が幻かと言うと、そのマギーがWWEに登場した時に対戦相手となったブレット・ハートが最大限その能力を引き出すことで、ビンス・マクマホンが「ホーガンの後継者は決まった」と言ったという話からです。しかしそれはあくまでもブレットあっての話で、それ以降は馬脚を表してしまい、とてもトップ選手の扱いは無理と判断されてしまったところから収録されたテープ自体破棄されてしまったと思われていたのです。
それが最近になって発掘され、あのマギーが本当にすばらしい試合をしたのか?という意味も含めて話題になった試合でした。個人的にはちょっとおぼつかないところもありますが、将来有望な新人にしか見えませんでした。まずはyoutubeで日本でのマギーの試合を見てから、この試合映像を見ることをおすすめします。

https://watch.wwe.com/program/The-search-for-WWE-s-most-infamous-lost-match-8454

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