【2019年】年間アクセスランキングトップ5【総合PV】
- 2020-1-21
- コラム
あけましておめでとうございます。バトル・ニュースの記者つばさです。
2019年は様々プロレス界が動き、業界の外への発信が数多く行われた年でもあったと思います。各社のプロレス大賞なども出揃い、これだけの団体があるとそれぞれの人の中にそれぞれのプロレスがあるのだなと再認識させられますね。プロレスは点じゃなく線なので、見始めた瞬間がその人のプロレスのスタートであり違いが出るというのは年齢別データから見てもわかります。
バトル・ニュースはYahoo、Gunosy、goo、スマートニュース、スマートスピーカーなどと複数のプラットフォームにも配信していますが、2019年はどのような記事が注目を浴びたのか、総合PVランキングにて振り返ってみようと思います。
【1位】2月17日 純烈新メンバーが女子レスラーとの不倫報道で電撃解雇!「これ以上のスキャンダルはもうゴメン」
https://battle-news.com/?p=47369
PV(ページビュー)数:232万9202PV
DDT両国国技館2DAYSの初日に行われた『マッスルマニア2019 in 両国~俺たちのセカンドキャリア~』の記事が一位でした。
元マッスルメイツであった酒井一圭HGがリーダーを務める“ムード歌謡グループ”純烈が、2018年の紅白に初参戦を果たした直後の1月に文春砲によるスキャンダルが発覚。日本中から注目を浴びるなか参戦したマッスルだったが、アンドレ・ザ・ジャイアントパンダが新メンバーに加わると藤本つかさとの不倫騒動で即日解雇されるというマッスルらしいストーリーで酒井一圭HGの帰還を祝ったという記事です。
当時僕がマッスルを取材していた頃は「ガオブラックがなぜここに・・・」と思っていましたが、色々あってこうして笑顔でマッスルのリングに戻ってきてくれて良かったと心の底から思える取材でしたね。
何より試合後インタビューで地上波のカメラが結構な数来ていましたが、酒井一圭HGもプロレスラー的・・・というかマッスル的な質問への返しをするものだからマスコミがとても困惑している状況が印象的でした。
そんな世間一般から注目を浴びた純烈が230万アクセスを超えての圧倒的一位となりました。
【2位】7月15日 クロちゃんがリング上で美女ギャルレスラーを舐め回し阿鼻叫喚!「目をつぶるとキスが襲ってくる無限キスをお見舞いしてやる!」
https://battle-news.com/?p=51092
PV(ページビュー)数:199万9834PV
DDT大田区総合体育館全席無料興行『Wrestle Peter Pan 2019』で行われた、アイアンマンヘビーメタル級選手権時間差入場バトルロイヤルの記事が二位でした。
アクセス一位だった『マッスルマニア2019 in 両国~俺たちのセカンドキャリア~』にもクロちゃんは出場しており、その記事がマッスル坂井が目指していたとおりYahooトップになったことでプロレス界では話題になりました。ですが、アクセス数としては美女ギャルレスラーと絡んだということで世間から注目を浴びたこちらが上に。
クロちゃんはTV番組『水曜日のダウンタウン』から世間の注目度が爆発的にあがっており、国民的ヒールとして存在感は群を抜いている状況。そのクロちゃんの洗礼をあびた上福ゆきは、1年半前に出したDVDがアマゾンランキングに入るぐらいには知名度を上げたようです。
東京女子プロレスで去年一番一般知名度を上げた選手は上福ゆきなのかもしれないですね。
wow!!もはや記憶から消えてた
DVDが一年半越しに5位に😳lol最近踏んだり蹴ったりだったから素直に嬉しい…。私の身に何が起こっても全力で応援してくれている皆だけが救いでしかない。最近色々あったのに変わらず応援してくれて本当ありがとう。i love you💋#かみーゆ pic.twitter.com/unjRWfzkV9
— 上福ゆき kamiyu (@zacyuki) July 16, 2019
【3位】5月3日 アイドル女子レスラーが整形による借金をリング上で激白!
https://battle-news.com/?p=49427
PV(ページビュー)数:180万9802PV
令和初の女子プロレス後楽園ホール大会となる東京女子プロレス『YES! WONDERLAND 2019 ~チャンスはそこにある~』にて行われた、アジャ・コングvs伊藤麻希の記事が三位に。
前触れもなく試合後に突然「・・・あのね、人生ってハードだなって思った。なんでかっていうと、あのね伊藤ね、小顔整形したの。80万かけて、だけど全然みんなわかってくれないし、アジャコングよりも顔がでかいなんて思ってなかった」と語り始めて会場が騒然となったこの試合。
記事としても普通は一般的知名度のあるアジャ・コングとのシングルが注目されるものですが、これに関しては間違いなく伊藤麻希一個人が世間からの注目を集めた事になります。
実は昨年は美容整形が世の中で少し違う肯定的な注目のされ方をしており、その後押しもあった形です。1位が純烈、2位がクロちゃんと考えると、プロレスラーとして世間に届けた一位は伊藤麻希ということにもなりますね。
今や日本のみならず世界に話題を振りまく伊藤麻希が、2020年はどんな事件を起こしてくれるのか期体大です。
【4位】5月6日 大仁田厚の愛弟子でがん闘病中だったワイルド・セブンさんが逝去
https://battle-news.com/?p=49508
PV(ページビュー)数:134万4445PV
ガン闘病中であったワイルド・セブンさんの訃報記事が4位となりました。
昨年は訃報や引退が多い年でもあったのですが、その中で大仁田厚さんの愛弟子であるワイルド・セブンさんの記事が上位に。
ワイルド・セブンさんとはファイト・オブ・ザ・リングにて少し関わらせていただいたことがありましたが、関係者の方からも色々お話を聞いたりしてましたので訃報が届いた時はショックでした。
共同リリースでなく団体から直接リリースが来ないとアップしないという方針からあまり訃報をアップしないうちが扱ったという部分と、メジャー選手より新聞社の扱った媒体が少なかったという部分、そしてインディーを多く扱っているうちが一番親和性が高かったという理由があると思います。普通は訃報記事は新聞社が上位に来ますので。
改めて、故人のご冥福をお祈りいたします。
【5位】11月30日 “Hカップ女子レスラー”白川未奈を裏切った美女ヨガインストラクターがダンカンプロレス軍団入り!
https://battle-news.com/?p=54470
PV(ページビュー)数:128万6442PV
47都道府県全てで開催するまでに成長した『BEST BODY JAPAN』を起点とし、元DDTプロレスの谷口智一代表が旗揚げしたプロレス団体『ベストボディ・ジャパンプロレスリング~Friday Night 2019~』の記事が5位に。
グラビアアイドルの白川未奈が女子レスラーとして奮闘した一年でもあったと思いますが、愛川ゆず季を引き合いに出されることも多い中でしっかりと自分のポジションを確立し注目を浴びたと思います。この記事が5位に入りましたが、去年一年間で白川未奈の記事は右肩上がりでアクセス数が増えていたところに、ダンカンという一般知名度もある人と絡んだことでこの位置の記事になった形です。
2018年にプロレスデビューをしていますが、元々獣神サンダー・ライガーが好きすぎるプ女子でメキシコ遠征も行っている行動力とプロレス愛のある選手。周りのプロレス団体外の関係者からも「頑張っているのが伝わる」と評価が高いです。
現役の選手で名前を題名に入れて上位に来る選手というのは実は少ないので、自分の武器を上手く活かして知名度を上げている選手でもあります。
総括すると、DDT関係が上位をしめているので『初めてプロレスというものを知ったのはDDTプロレス』という年代が増えてきている事がひと目で分かります。そこからプロレスファンになるかどうかは全くの別問題とは言え、何も知らない人を会場に連れて行くには一般知名度がある人が出ているDDT関連が最適であるのは間違いないということでしょう。
何より『ワンツースリー』がわからない人でも楽しめるスーパー・ササダンゴ・マシンや男色ディーノの試合は、初見の人へプロレス界の裾野が広がるかどうかを一試合一試合試されていると言っても過言ではないと思います。
東京女子も各選手のキャラが立っているので、2019年は比較的初見に優しい団体として盛り上がっていた印象です。
ではここで各プラットフォームにアップしていない記事などでアクセス数上位だったものはなんなのかという部分も気になると思いますが、
【試合詳細】2019年2月19日『ジャイアント馬場没後20年追善興行~王者の魂~アブドーラ・ザ・ブッチャー引退記念~さらば呪術師~』
https://battle-news.com/?p=47453
がプロレス興行では一位でした。両国国技館が札止めになり、猪木も来場して昭和のプロレス会場の雰囲気を平成最後に体感させてくれる興行だったのを覚えています。
他には2018年の記事ながらランクインした
【インタビュー】“愛媛プロレスの若きエース”ライジングHAYATOが伝統工芸のベルトを掲げ全国へ!「地方にも良いものは絶対ある!」
https://battle-news.com/?p=40489
は、愛媛プロレスの勢いを感じさせます。地方興行ながら当日券なしの札止めという大人気の愛媛プロレスのエースであり、現在全日本プロレスに定期参戦中ということもあってどんな選手なのかアクセスが集中したという事ですね。もちろん定期参戦発表前からアクセスがあるからこその上位なので、イベントやメディア出演などでどれだけ始めましての人に興味を持たれることをしているかがわかります。
何か行動をした時にファンが調べた結果Wikipediaしか出ないと、ただの情報としてしか認識されずにファンになりづらいという結果もあるので、
インタビュー記事は若手の人ほど大切だと思っています。
新日本が入っていないことに違和感を感じる方もいると思いますが、突出していなくてもすべての記事が平均して高いので、計算はしていないですが団体別記事PVランキングなら1位になるのではないかなという印象です。
という感じで、バトル・ニュース的2019年の振り返りでした。
2020年もプロレス格闘技メディアの中でも独特な立ち位置で取材を行ってまいりますので、本年も何卒よろしくお願い致します。