“筋肉アイドル”才木玲佳と“ヒゲ女装外国人”レディビアードがバラモン兄弟にアイドル攻撃も『キープ・オン・ジャーニー』が凶器認定され使用禁止に
25日、東京都・新木場1stRINGにて東京愚連隊『東京LOVE Ⅸ』が行われ、才木玲佳とレディビアードの現役アイドルタッグが、旧アイドルタッグのバラモン兄弟と死闘を繰り広げた。
“ヒゲ女装外国人”レディビアードと“筋肉アイドル”才木玲佳は、“カワイイ×筋肉×元気”な物理的に最強のアイドルユニット『DEAD LIFT LOLITA』としてリングの内外で活躍しているが、昨年11月に行われた前回大会でバラモン・シュウ&バラモン・ケイと遺恨が勃発。
前回大会で両組が対戦した際には、現役アイドルの才木&ビアードが兄弟の水噴射攻撃にもメゲずアイドルポーズでカワイイアピールを行い、これによりなんらかのトラウマを呼び起こされた兄弟が「俺たちはアイドルが大嫌いなんだよ!」と叫びながらお告ゲルや灰をぶっかけるラフファイトで応戦。さらに兄弟が墨汁攻撃を狙うが、才木&ビアードが墨汁を奪い取って口に含み兄弟へ噴射。兄弟がこれを回避しレフリーに誤爆したことで才木が反則負けの裁定となった。
しかし、兄弟は去り際に「墨汁口に入れるとな、次の日うんこが黒くなるぞ。黒いうんこのアイドル!俺たちとお前たちの闘いはまだ決着付いてねぇんだよ!今度会ったときは、おしょろしい目にあわせてやる!」と叫び再戦をほのめかしていた。
この日は同じ組み合わせでのリマッチが実現。“ドレスアップ・トルネードタッグ・インディアインクマッチ”と題され、対戦相手の顔に墨汁を噴射した方が勝ちとなり、レフリーが特に危険と判断しない限りあらゆる反則が有効となるというルールで試合は行われた。
バラモン兄弟の水噴射による奇襲で試合が始まるが、ビアードは「ワタシたちは研究しました。アナタタチの黒歴史をね!ミュージックスタート!」と宣言し、アイドル時代のバラモン兄弟の写真を貼ったパネルを掲げながら才木とともに『キープ・オン・ジャーニー』に合わせて笑顔で踊り始める。これにバラモン兄弟が悶え苦しむと、その兄弟の姿を見たレフリーが「バラモン兄弟の生命の危機である」と判断し、この音楽を“特に危険な凶器”とみなして使用禁止に。
しかし、才木はこれにメゲず、口から掟破りのお告ゲルを垂らしたり、「私みたいにかわいくしてあげる♪」とケイに猫耳カチューシャを装着しながらキャメルクラッチで絞り上げたりと大暴れ。ビアードをかばって自らバラモンの墨汁噴射を顔面ブロックしに行く根性も垣間見せた。
最終的にビアードとシュウの墨汁噴射が相打ちとなり、試合は引き分けに終わった。
試合後、兄弟は「なんだこの試合?!このままじゃ納得いかねぇよ!お前らも納得行かねぇよな?!次の愚連隊興行でもういっちょ最終決着戦やろうじゃねぇかよ!そのときまでによ、おしょろしいルール考えといてやるからよ!お前ら最終決着戦、受け入れるかオイ?!」と問いかけると、才木は「もちろんだーッ!」と即答。最終決着戦は今夏行われる東京愚連隊興行の次回大会で行われることとなった。
試合後、才木は「どうだー!精神的ダメージが大きかっただろぉ~!私達だって次の3戦目こそもっともっとも~っと怖いこと考えとくからね!」と闘志を燃やし、ビアードも「ソウデスネ!準備してるバラモン兄弟!ワタシたち倒しに行きます!」と握りこぶしを震わせた。