149cmの19歳女子レスラーがデビュー3戦目で男子団体のトップ選手に判定勝利!

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 2日、東京都・高島平区民館ホールにて『HEAT-UPジャッジメント vol.3』が行われた。

 この日は、田村和宏vsさくらえみという、それぞれ自らの団体を背負う者同士の異色の対決が行われる予定であったが、さくらが急性腰痛症のため欠場。代替カードとして田村和宏と我闘雲舞の3選手が対戦することとなった。
 その中のひとりは、我闘雲舞で5月30日にデビューした19歳の駿河メイ。この日がデビュー3戦目でありながら男子団体のトップ・田村和宏とシングルマッチでぶつかることとなった。

 この試合は、時間切れ引き分けの場合には両選手に向けられた観衆の拍手の大きさで勝敗を決める“ジャッジメントルール”で行われ、田村とメイは5分1本勝負で対戦。
 先に我闘雲舞連合軍のエーリエル・スッナイパー・ニック (SPW)、E.K.バギー(我闘雲舞タイ)と対戦して疲労困憊の田村にメイは元気よく突撃していくが、パワー負けし田村になんなくいなされてしまう。しかし、田村がアックスボンバーでメイを沈めにかかるとメイはフルネルソンで捕らえ、おぶさってのスリーパーホールド。これを田村に振りほどかれるとドロップキックを連発し、クロスボディと畳み掛ける。これを軽々と受け止めた田村がシュミット式バックブリーカー、さらに殺人ミドルキックで痛めつけ逆片エビ固めに入ったところで時間切れとなった。
 女子の新人選手を痛めつけた田村にはブーイングが集中しており、観衆は圧倒的多数が我闘雲舞連合軍を支持。ジャッジメントルールにより我闘雲舞連合軍が勝利した。

 特殊ルールとはいえ、男子団体のトップを相手に判定勝利を収めた駿河メイに田村は納得がいかない様子であったが、「あれは組織票!あっちの世界ならアウトだぜ!社会勉強させるためにもメイちゃん!カルッツかわさき出場してもらいます!」と、6月23日に行われるカルッツかわさき大会(旧・川崎市体育館)への招集を宣言。
 デビュー1ヶ月未満にしてかつての“女子プロレスの聖地”での試合が決まった駿河メイの今後の注目が集まる。

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