葛西純&グンソがギンギンボーイズからタッグ王座奪取!
26日、新木場1stRingにてダブプロレス『BUMP BUMP REVOLUTION TOKYO』が開催された。
YO-HEYが9月にNOAHに移籍し、近野剣心とのタッグチーム“ギンギン♂BOYS”がラストとなるこの日、二人が持つDOVEタッグ王座に葛西純&グンソが挑戦。
YO-HEYと近野がハイスピードな連携攻撃から巧みな急所攻撃で翻弄する中、葛西とグンソはラダーとイスで叩きつけ機動力を奪っていく。ならばと剣心がキックボクシングをバックボーンにした蹴りを叩き込んでいくも、葛西がリバースタイガードライバーで流れをとめ、葛西のパールハーバースプラッシュとグンソのダイビングニードロップの同時投下でトドメを刺した。
勝利した葛西は「(スタンディングで超満員札止めの)今日の会場を見てもらえば分かるように今ダブプロレスがキてるだろ?このベルトも俺らが巻いたことによって団体ともにこのベルトの価値も高めていくから。外でこのベルト獲れるってやつがいたらドンドン来い!ダブプロレスはウェルカムだぞ全然」と挑発。グンソは「誰でもってわけじゃない。ダサくない奴だったらいいよ(笑)俺ら以上にカッコイイおっさんはいねーぜ?」と条件を示した。
対してラストタッグを終えたYO-HEYは「ギンギン♂BOYSって、自分と剣心がDRAGON GATEで出会ってそっからの付き合いだから色んな思いがあるわけで、その素晴らしいチームでチャンピオンベルトを防衛してハッピーエンドにしたかったんですけどね。そう甘くはないぞっていうのは実感している今日このごろです。ドラマティックには行かなかったけど、だったからこそまた絶対リングに上ったら何かしらの絡みは出てくると思うし、何かしらの動きが次回もしあったときに、このギンギン♂BOYSよりもさらにスゴイ○○♂BOYSとかになってるかも知れないし、今日を踏み台にして経験値積んでレベルアップしてまた再会したいという気持ちはあるんで。ポジティブに考えて、お互い別々の道かもしれないですけど、頑張っていきたいと思っております」とコメント。これを聞いた剣心は「上がるリングは違うけど、またお互い成長したときにプロレスって何が在るか分からないんでまた出会えるかなと。最後じゃないと思うんでね」と再会を誓った。
HAYATAとYO-HEYはNOAHに移籍し年内でダブを去ることになるが、9月に“brother”YASSHIが、11月25日には谷嵜なおきが入団。二人が抜けた穴を感じさせないほど、ダブプロレスの勢いは今なお加速している。