「絶対女王」ＲＥＮＡがS-cupのメインで完勝！大みそか出陣宣言＆妹分ＭＩＯも売り込んだ！
- 2016-11-12
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- Girls S-cup
11月11日、東京・ＴＤＣホールで開催されたシュートボクシング最大のイベント「SHOOT BOXING WORLD TOURNAMENT S-cup 2016」。注目のメインイベントに登場したのは「絶対女王」ＲＥＮＡ。1995年から始まったS-cupで10回目にして初めてメインを女子選手が飾ることとなった。
対戦相手のノヴァスは、ムエタイルールもＭＭＡもこなす万能型。全体的に上手さはないが、持ち前のパワーとタフネスでＲＥＮＡを苦しめた。初回からＲＥＮＡはパンチと蹴りを散らして、投げでシュートポイントを狙うものの、ノヴァスは腰が重く思うように投げられない。ならば、とＲＥＮＡは強打を打ち込むものの、なかなかノヴァスに効かない。
次第に焦りの見えるＲＥＮＡだったが、そこは女王。最終回にノヴァスのボディを効かせ、終了間際にはダウン寸前まで追い込んだが、惜しくも倒し切れずに終了ゴング。判定は文句なしでＲＥＮＡだった。
試合後、マイクを持ったＲＥＮＡは「変な試合をしてしまいましたけど…、女子がメインを務めるという夢がかないました！（場内拍手）。７月から連戦が続いていますけど、もう一つ！ 大みそかに出場して女子格闘技を盛り上げます！ あと、立ち技の試合を入れていただけるなら、ＭＩＯちゃんが空いてますのでよろしくお願いします！」とアピール。この日、王座決定戦に勝利してミニマム級（48kg）のベルトを巻いた妹分のＭＩＯをしっかりとＲＩＺＩＮに売り込んだ。
ＲＩＺＩＮではどんな相手と、どんな戦いを見せるのか。「持ってる女」の快進撃は止まらない。
（スポーツライター 茂田浩司）
試合結果
第12試合 メインイベント スペシャルワンマッチ フライ級（51.0kg） 3分3R・延長無制限R エキスパートクラス特別ルール
○RENA
判定3－0 ※30－28、30－28、30－29
●キンバリー・ノヴァス
第11試合 セミファイナル S-cup65kg世界トーナメント決勝戦 3分3R・延長1R S-cupルール
○ザカリア・ゾウガリー
TKO 2R 1分14秒 ※3ノックダウン
●MASAYA
第10試合 スペシャルマッチ 71.0kg契約 3分3R・延長無制限R エキスパートクラス特別ルール
○アンディ・サワー
判定3－0 ※30－28、29－28、29－28
●宮越宗一郎
第9試合 SB日本スーパーバンタム級タイトルマッチ（55.0kg） 3分5R・延長無制限R エキスパートクラスルール
○内藤大樹
KO 3R 2分14秒 ※左フック
●植山征紀
第8試合 S-cup65kg世界トーナメント準決勝戦 3分3R・延長1R S-cupルール
○ザカリア・ゾウガリー
判定3－0 ※30－27、29－27、30－27
●タップロン・ハーデスワークアウト
第7試合 S-cup65kg世界トーナメント準決勝戦 3分3R・延長1R S-cupルール
○MASAYA
TKO 1R 2分07秒 ※セコンドからのタオル投入
●Hideki
第6試合 SB日本女子ミニマム級王座決定戦（48.0kg） 3分5R・延長無制限R エキスパートクラスルール
○MIO
延長R 判定3－0 ※三者とも10－9
●Union朱里
第5試合 S-cup65kg世界トーナメント1回戦 3分3R・延長1R S-cupルール
○タップロン・ハーデスワークアウト
TKO 2R 40秒 ※右フック→レフェリーストップ
●水落洋祐
第4試合 S-cup65kg世界トーナメント1回戦 3分3R・延長1R S-cupルール
○ザカリア・ゾウガリー
TKO 1R 1分27秒 ※2ノックダウン
●山口裕人
第3試合 S-cup65kg世界トーナメント1回戦 3分3R・延長1R S-cupルール
○MASAYA
TKO 2R2分04秒 ※レフェリーストップ
●チャールズ・“クレイジーホース”・ベネット
第2試合 S-cup65kg世界トーナメント1回戦 3分3R・延長1R S-cupルール
○鈴木博昭
延長R 判定3－0 ※三者とも10－9
●Hideki
第1試合 スーパーフェザー級(60.0kg） 3分3R・延長無制限R エキスパートクラス特別ルール
○村田聖明
判定3－0 ※30－25、30－25、30－26
●中神吉彦
