リンゴ軍団撃退の大仁田が論外と電撃合体! FMW4・27後楽園でUWF軍を迎撃
- 2016-3-15
- ニュース
リンゴ軍団を退治した大仁田厚が、W★INGモンスター軍のNOSAWA論外とタッグを組み、FMW軍として、4・27後楽園でUWF軍を迎え撃つことが決定的になった。
都内では1年8カ月ぶりの開催となった「大仁田厚興行」3・14新木場大会のメーンイベントで、大仁田&田中将斗&保坂秀樹&佐野直の邪道軍が、赤リンゴ&青リンゴ&黄リンゴ&論外のアップルスター渡瀬茜軍と、ストリートファイト有刺鉄線ボード猛毒リンゴ8人タッグデスマッチで激突。
試合形式は、通常のストリートファイト有刺鉄線ボードデスマッチに加え、邪道軍のみ、アップルスター軍から場外に落とされた場合、場外のテーブルに置いてあるリンゴ1個を完食しなければ、リングに復帰できないという、なんとも不公平な理不尽ルール。
大仁田を始め、邪道軍の各選手が、場外に落とされ、リンゴ1個を食べ切るのに四苦八苦。リングに戻ったら、大仁田は有刺鉄線ボードに叩きつけられるなど、リング内外で苦戦をしいられた。
それでも、勝機を見いだした大仁田は論外を捕らえ、サンダーファイアーパワーボム3連発。粘る論外が、その都度カウント2で返し、大仁田が4発目のサンダーファイアーを狙ったところで、マネジャーの渡瀬が乱入。渡瀬は大仁田の口に無理矢理リンゴを突っ込むが、毒霧噴射。さらに、青リンゴにラリアットを叩き込んで3カウントを奪った。
試合後、渡瀬が「大仁田! これで勝ったと思うなよ!」と挑発し、リンゴ軍団が大仁田を襲うと、それを蹴散らしたのが論外だった。FMW3・12宮代大会の試合後、論外とナゾの握手を交わしていた大仁田は「論外! 闘っているうちに、オマエのことが好きになった。4・27後楽園で一緒にUWF軍と闘おうじゃないか」とエール。大仁田とガッチリ握手を交わした論外は、「1度くらい組んでもいいかな」と応え、まさかの電撃合体を果たした。
控え室に戻った大仁田は「いよいよ、UWF軍、船木(誠勝)との闘いが決まると思います。論外は他団体ではどうかはわからないが、ハードコアに関しては、すごく“男”を感じる。好きなヤツは来ればいい。論外の根性は買った。UWFが軍団で来るなら、同じハードコアを愛する者として、組んでリングに上がりたい」とコメント。
昨年4月の超戦闘プロレスFMW旗揚げから約1年間、激闘を繰り広げてきた大仁田と論外。死力を尽くして闘ってきた者同士でなければ、わかり合えない感情もあるのだろう。
FMWでは15日に記者会見を予定しており、そこで、4・27後楽園でのFMW軍VSUWF軍の全面対抗戦の概要が発表される見込みだ。
70歳のキックボクサー・上田勝次が復活勝利!
元キックボクシングの東洋王者で、初期FMWで活躍した上田勝次(70)が、「大仁田興行」13年7・25新宿以来、1年8カ月ぶりに復活。かつて、幾度となく対戦したザ・シューターと3分5ラウンドの異種格闘技戦で対戦。
1ラウンドはシューターの寝技に苦しんだ上田だが、2ラウンドに入ると、パンチが冴え渡り、右ストレートでTKO勝利。
上田は「ふだんから鍛えてはいるけど、オファーが1カ月ちょっと前で、もう少し時間がほしかった。寝技になると、向こうが強いから、打撃系の選手とやれたら…。タッグマッチより、シングルマッチの方がやりやすい」とコメント。
『大仁田厚興行「復活!大仁田興行!! 」』
日程:2016年3月14日(月)
会場:東京・新木場1stRING
開始:19:00
観衆未発表
▼タッグマッチ20分1本勝負
○パンディータ/タコ乳頭″
10分15秒 ダイビングボディプレス→片エビ固め
●木更津ピエロ/雷電
▼異種格闘技戦 3分5ラウンド
○上田勝次
2R 1分33秒 TKO(右ストレート→レフェリーストップ)
●ザ・シューター
▼女子タッグマッチ 30分1本勝負
◯ハイビスカスみぃ/志田光
12分39秒 ダイビングボディプレス→体固め
ミス・モンゴル/●みなみ飛香
▼6人タッグマッチ 60分1本勝負
大谷晋二郎/ブッファ/◯ショーン・ギネス
17分20秒 ブレーンバスター→片エビ固め
高岩竜一/戸井克成/●佐瀬昌宏
▼ストリートファイト有刺鉄線ボード猛毒リンゴ8人タッグデスマッチ 時間無制限1本勝負
○大仁田厚/田中将斗/保坂秀樹/佐野直
14分40秒 ラリアット→体固め
赤リンゴ/●青リンゴ/黄リンゴ/NOSAWA論外with渡瀬茜