花鳥風月2・14スターライズタワー大会 ロビン&勝村vs梅沢&宮本 服部&三尾&山本vsブラックタイガー&リアルブラックタイガー&ウルフスター

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『シアタープロレス花鳥風月Vol.36 「世の中よあはれなりけり」』
日時:2016年2月14日(日)
開場:12:30 開始:13:00
会場:東京・スターライズタワー(旧・東京タワースタジオ)
観衆:255人(超満員札止め)

▼第1試合 タッグマッチ30分1本勝負
ムエタイマシン2号/●ムエタイキング中川達彦
9分25秒 ムーンサルトプレス→体固め
○たけむら光一/HAMATANI

▼第2試合 6人タッグマッチ30分1本勝負
●洞口義浩/江利川祐/関友紀子
11分16秒 江利川の誤爆から逆さ押さえ込み
篠宮敏久/○瓦井寿也/住吉久仁夫

▼第3試合 シングルマッチ30分1本勝負
○真霜拳號
9分41秒 首固め
●ジョシュ・オブライエン

▼第4試合 シングルマッチ30分1本勝負
○西村修
14分29秒 グラウンドコブラツイスト
●山本裕次郎

▼第5試合 “山本淳一(元光GENJI)プロレスデビューマッチ”リアルハットトリック対ブラック軍6人タッグマッチ 30分1本勝負
服部健太/三尾祥久/○山本淳一
15分57秒 バンジージャンプ→体固め
ブラックタイガー/●ウルフスター☆/X(リアルブラックタイガーマスク)

▼セミファイナル タッグマッチ30分1本勝負
○伊藤崇文/岡田剛史
15分00秒 裏投げ→片エビ固め
進祐哉/●松本崇寿

▼メインイベント “ウルトラマンロビン バースデーマッチ”タッグマッチ30分1本勝負
勝村周一朗/○ウルトラマンロビン
13分34秒 ウルトラデスティニー→体固め
●梅沢菊次郎/●宮本裕向

ウルトラマンロビンが51歳のバースデーマッチに勝利!元・光GENJIの山本淳一がプロレスデビュー!

第1試合

2016-02-15花鳥風月_第1試合 前回大会にて、試合後にムエタイ軍のセコンドから謎のムエタイトランクスを渡され勧誘されていた中川が、所属2戦目にしてムエタイマシン軍の毒にかかり、ムエタイマシン化。覆面立ち技戦士“ムエタイキング中川達彦”として登場した。
一方、1月24日に所属が発表された、たけむらは、今までの空手スタイルと打って変わり、アマレスのシングレット(吊りパン)姿で登場。
ゴングが鳴るや「改めまして。今年から花鳥風月所属となりましたたけむらです。服部(健太)先輩からレスリングパンツを借りてきましたので、一生懸命頑張ります。中川先輩宜しくお願い致します!」と挨拶。これに対し中川は、パンチで応戦。
序盤たけむらは「マスク、マスク、マスク。なんで俺だけ素顔なんですか!」と言い出すと、おもむろにシングレットから白覆面を取り出し装着。80年代の怪しい覆面レスラーのようないでたちになり、リングを周回し、間合いをはかり、HAMATANIにタッチ。「なにもしないんかい!」とツッコミが入る。
両コーナースイッチすると、HAMATANIはトリッキーなハイキック、2号も切れ味鋭いハイキックをくり出す。しかしHAMATANIがカポエラ式の身を低くしての水面蹴りから胴回転式の蹴りを当て、2号を苦しめる。2号はハイキックを当て返し果敢に攻めると中川にタッチ。

コーナーで合体ムエタイ攻撃。中川はHAMATANIを転がすように丸め込み、カウント2。ムエタイ軍はまたコーナーでHAMATANIを攻撃し捕まえる。ジェットストリームアタック式にヒザを2連弾討たれたHAMATANIはついにダウン。
中川はすかさずHAMATANIのマスクに手をかけ剥がしにかかるが、たけむらがドロップキックで救出するて、そのままムエタイ軍を場外に出し、HAMATANIとの連携。場外にいるムエタイ軍めがけてHAMATANIをスローイングし、トペ・スイシーダの形に砲撃。リング上に戻り水車落としで中川を投げると、コーナー最上段からムーンサルトプレス。たけむらが所属第1戦を勝利で飾った。

第2試合

2016-02-15花鳥風月_第2試合 スマッシュ、WNCで同門だった洞口、江利川、瓦井が集った一戦。
先発はブラジリアン柔術経験のある関と篠宮。関は軽々とマウントを奪うと上から掌底を連打。裸絞めに移行し、有利に進める。しかし“綱島柔術の巨人”篠宮も低空タックルからグラウンドへ移行。ポジショニングを取ろうとするが、関はうまく抜け出し、スタンドからソバット。飛びつき式腕ひしぎ逆十字固め。それを篠宮が上手く丸めかえしてフォール。クリアされると「なかなかやるなあ」と篠宮。「今日はこれくらいで」と住吉にスイッチ。関も替わったことで、江利川対住吉の場面に。

バック、腕の取り合いからロープの反動を使ったタックル合戦。江利川が押し勝つ。しかし瓦井にスイッチされると、コーナーを使って攻め立てられ、ボディスラム、逆エビ固め、ジャイアントスウィング11回転で追い込まれる。篠宮に代わると、腕を取って脇固め。じわりじわりと苦しめる。変形の羽根折り固めに移行すると、コーナーに持ち上げ住吉にタッチ。

瓦井の対角線に走り込んでのラリアット、篠宮の飛び込みニーアタック、住吉のダイビングエルボーと連続弾。住吉がロープへ振ったところで江利川はカウンターでネックブリーカー。
洞口に代わるとビッグブーツ、トラースキック、ロープに振ってのビッグブーツで流れを変え江利川へスイッチ。しかし住吉はスタナーで返すと、瓦井にタッチ。
額を使ったカッパ式こけし弾を投下すると、洞口もエルボー、ソバットで応戦。洞口の逆エビをロープに逃げ再びスタンド状態になると、江利川と洞口の誤爆を誘い瓦井が瞬時に逆さ押さえ込みで、電光石火の3カウントを奪う。

第3試合

2016-02-15花鳥風月_第3試合 ジョシュ約2か月ぶりの復帰戦はmBs(モンキービジネススーパースターズ)として組んだ同門の真霜拳號戦。
ジョシュはヘッドシザースで真霜を追い込むなどテクニカルに攻める、その後はスタンドから首の取り合いに移行。両者走ってのショルダーアタックは相打ちとなり「やるなー」と真霜。その後はジョシュが飛び込んでのローリングラリアットでペースをつかむが、コーナーラリアットは真霜がかわし、蹴りを一閃。ダウンすると足を取りに行き、ポイントポイントで痛めつけていく。

ジョシュは真霜をアルゼンチンで担ぎに行くも、足にダメージがたまり担げない。崩れると真霜は裏足4の字から変形インディアンデスロック。ロープブレイクに救われるが、その後も真霜はトーキックに、ローキック。
ジョシュは組みあい、今度は耐え再度アルゼンチンに担ぐと、そのまま後ろへ落としバックフリップ。真霜は再び重いローキックを叩き込むが、ジョシュは両足揃えてのニールキックでカウンター。ジョシュはコーナーに振ってエルボースマッシュ。エルボー2発をたたき込み、雪崩式フランケンシュタイナーで畳み掛けるがカウントは2。

真霜はソバット。ジョシュの足をロープめがけてボディスラムをするように投げ捨てると、さらに足攻め。アンクルホールドの形になるとジョシュは延髄蹴りで脱出。真霜が片足タックルに行くと、ジョシュはサイドスープレックスの形で投げてエルボースマッシュ。しかし真霜はクローズラインをかわすと、スキをかいくぐり首固めで3カウントを奪取。
試合後、真霜は握手を求め、ジョシュの健闘を称えたのように見えたが、拍手の起こる中、突然の爆殺ローキック。悶絶するジョシュを高笑いしながら真霜はリングから降りていった。

第4試合

2016-02-15花鳥風月_第4試合 最高顧問に就任した西村は、プロレスルーツを同じカール・ゴッチに持つ山本裕次郎と対戦。ゴッチから1960年代クラシックへ行き着いた無我ワールドと、情念を継ぐバトル&アーツに行き着いた格闘芸術のイデオロギーが交差する。

探りを入れる静かな立ち上がり。山本はスタンドから押し込み倒しに行くが、西村は崩れず落ち着いて対処。コーナーまで後退し、ここでブレイク。中央でロックアップすると西村はコーナーに押し込み、ヘッドロック。山本はロープに振ろうとするが、ヘッドロックがきつく全く動かない。西村はそのまま抱え込みグラウンドへ移行。山本はバックマウントを奪うが、西村はすぐにヘッドロックで切り返しスタンドへ。コーナーに押し込みエルボースマッシュを2発。山本崩れ、再度ヘッドロックに捕まる。
山本はロープに振ろうとするが、やはり振れない。西村はヘッドロックを左右左右と組み替え揺さぶる。山本は何とか持ち直し、ブリッジの体勢に持っていくが、ブリッジの上へ乗っても西村は全くつぶれない。ブリッジを持ち直し、再度西村がヘッドロック。山本は足をロープにかけブレイク。

離れると山本は打撃技を解禁し、ローキック。コーナーに押し込み、キックと平手打ち。もたれる西村を踏みつけていく。エルボー、ミドルキックで西村は場外へエスケープ。リングに戻ると、山本は逆片エビ固め。しかし余裕の見える西村は足を組み替え、アキレス腱固め。山本も負けじと足を取り返しアキレス腱固め。西村こらえるがロープブレイク。
本はさらに足を攻めるが、ボディシザースで切り返す西村。西村はそこからスリーパーホールドに移行し、再びヘッドロックへ。
しかし山本はパワーでそのままぶっこ抜いてバックドロップ。山本はミドルキック、ローキックからアキレス腱固め。西村は転げ落ちるようにロープブレイク。山本は場外に追っていき打撃で攻めるが、西村もエルボースマッシュで反撃しリングに戻る。

山本はビクトル式ヒザ十字。アンクルホールド。ローキックを挟み、卍固め。西村は隙をついたフォールで流れを変えると、ダブルアームスープレックス、スピニング・トゥー・ホールドから4の字固めへ。山本に反転させられロープブレイクを強いられるが、カウンターからのスリーパー・ホールド、コブラツイストから倒れ込み、そのままグラウンドコブラツイストで3カウント。
試合後は両者、健闘をたたえあった。
西村は「何度も申しますとおり、新日本プロレスをはじめとして近未来型のプロレスが大勢を占めておりますが、最も忘れてはいけない王道のプロレスというものがあります。来月、3月13日にここ同じ花鳥風月、東京タワースタジオで、オールドファンの方々も納得いただくような、クラシックプロレスを披露いたします。4月17日には、1969年2月ジン・キニスキーから、栄光のベルト・NWA世界ヘビー級王座を奪取したわたくしの直系の師匠、ドリー・ファンクJr.さんが、この花鳥風月に参戦することも決定いたしました。わたくしは花鳥風月が大好きであります。花鳥風月にはオールドファンが満足するプロレスを提供していきたいと思います」とマイク。

第5試合

2016-02-15花鳥風月_第5試合 先発はリアルと服部。客席から「カツムラ!」と声のかかるリアルだが、「お前がカツムラか!」と知らぬ存ぜぬでウルフに突っこむ。
ファーストコンタクトはルチャの巻き込み投げ「ランセ」。両者リズムよく打ち込んでいき、ダブルのドロップキックで同士討ち。観客席から拍手が沸き立ち、リアルはニンニンポーズで服部を挑発。服部は「カツムラさんノリノリじゃねえか!」と無粋なツッコミをいれまくる。

三尾対ウルフ。自分のコールをあおり、「三尾っち人気ねーな!」とウルフがささやけば、三尾も「ミオコール」を仰ぎ反撃。手四つからだんだん腕を下げていくと、三尾の指をめがけウルフが踏み付け。噛みつきからヘッドロック。ロープワークを飛びあがったところを金的攻撃。三尾は悶絶するが耐えてドロップキックでウルフを蹴散らすとすぐさまブラックに交替される。ブラックは山本を要求し、山本がついにリングイン。

両者間合いを測りリングを周回。山本はタックルで仕掛けるもブラックは自らロープブレイクし、独特の試合運びで徐々にペースを握る。再度タックルに行く山本だが、自力では動かすことはできず。しかしブラックのラリアットをかわすと、山本はトーキックからヘッドロック。ここからボディアタックを決めようとするが、ブラックに弾き返されてしまう。ロープに飛んで2度目のトライも効かないが、3度目は、タイミングをずらしてのドロップキックでブラックを場外へ落とす。山本は場外へ飛ぼうとするが、これはフェイント。しかし背後からやってきたウルフが山本を襲い、ウルフとリングに上がってきたブラックで、山本へストンピングの雨あられ。ブラックは腕固めに入る。ハットトリックが救出に向かうが、これをウルフがセービング。ブラックは地味に指攻めを行い、山本を苦しめ、しまいには指にストンピング。しかし山本はヘッドスプリングで立ち上がり意地を見せる。が、今度は待ち構えたリアルが、山本に急所攻撃。リアルはロープ際に山本を連れ出し、ファンに向けて3方向への鼻フック。精神的に追い込んだのちに、リアルは山本をコーナーポストに押し込み、ウルフにタッチ。

ウルフはレフェリーのブラインドをついた鎖攻撃。首を絞めてからの顔面パンチ。ニュートラルコーナーに山本を動かすと、リアルがランニングエルボーアタック。ブラックは走り込んでからの腿へのトーキック。ウルフと、急所攻撃を示唆するが、「アイドルのチンコ、蹴っちゃダメ!」とハットトリックに阻止される。その後もつかまる山本だが誤爆を誘い服部にようやくタッチする。フライングクロスチョップ、ボディスラム、ロープを飛び越えてのフライングエルボー。ウルフは「この卑怯者が!」と叫んで急所攻撃。服部はたまらず三尾にタッチ。

三尾はドロップキックからジャンピングバックスピンキック。三尾と服部でウルフ、リアル、ブラックの3人を捕獲すると、山本はタッチを受けてコーナーに上がり、3人まとめてダイビング・クロスボディ。ウルフをコーナーに固定すると、山本は対角線から走り、ロンダート式エルボー。さらに中央で卍固めを決めにかかると、服部、三尾、も仕掛けトリプル卍に成功した。エスケープされるも、三尾はウルフへ延髄蹴りから619。服部も追撃して、山本にタッチ。勝機とみた山本は、すかさずバンジージャンプ(=じゅんちゃん式その場飛びムーンサルトプレス)を決め、そのままフォール。デビュー戦を勝利でかざった。

2016-02-15花鳥風月_第5試合2
リアル「アニキ! ひとこと!」
ブラック「おい! 光GENJI! ……元か。元光GENJI! やるじゃないか。おまえ、弱ぇーよ(ウルフを足蹴に)。でもな、あんたホンモノだね。プロレスはまだまだだけど。あんたのファン、集まったお客さん、あんたの唄、待ってるよ! なんか1曲歌ってください」
山本「わかったよ! 歌ってやるよ! ではよかったら一緒に歌ってください。『勇気100%』」
生歌で締めくくった。

第6試合

2016-02-15花鳥風月_第6試合 伊藤の奇襲でスタート。広いスタジオ内で乱闘が行われる。伊藤は進を捕まえ、スタジオの奈落に突き落とし、岡田と松本はリング横でつばぜり合い。伊藤はリングへ戻ると、首投げからのフォールを連発し、いずれもカウント2。
オカダに替わるとトリッキーな足攻めからフライングメイヤー、裸絞め、足を引きづり伊藤とのダブルレッグスプリット。伊藤に代わると膝十字、アキレス腱固め、立たせて軸足をローキックするなど、再び進の足に集中砲火。またも岡田に替わると4の字固め。コーナーに貼り付け、再度ヒザを狙っていく。進はここで松本にタッチ。

岡田も伊藤に替わると、松本は伊藤へストレッチプラム。そのまま後方回転し押さえつけるがカウントは2。滑り込むように体を動かし、アキレス腱固めへ。伊藤はロープエスケープ。進に替わると逆片エビ固めで伊藤を攻め、再度松本に替わり、伊藤へスタンディングのアンクルホールド。松本、抱えて投げに移行も伊藤がこらえ、逆に首を取って投げていく。タッチを受けた岡田はスライディングキックから首固め、ロープを使ってのタランチュラと捕まえる。ロープブレイク後、松本はスパインバスター。
進に替わるとタックル、ヒザ蹴り、ミドルキック。抱えて岡田を投げ捨てる。伊藤はハイキックで応戦も、進はミドルキックからブレーンバスター。進から松本へ。松本抱えて逆エビ固め。伊藤はロープブレイク。松本はトーキック、延髄蹴りからロックボトム。
ここから入り乱れるようにフォール合戦が続き、伊藤の松本への裸絞めで終止符が打たれるかと思いきや、これも進がドロップキックでカット。伊藤はすぐさま掬いあげるように裏投げを決め、3カウントが決まった。

第7試合

2016-02-15花鳥風月_第7試合 ロビンの中の人(変身前)は1965年2月15日が誕生日ということで主役に抜擢。現SGP認定グローバルジュニアヘビー級王者ということで、タッグパートナーには現VKF王者の勝村戦が一度はオファーされた一戦。

スタートは宮本とロビン。バックの取り合いから宮本は腕を取り、ロビンも腕を取りに向かうがなにもできずにロープブレイク。ロビンはそのまま日木津られ、コーナーに。梅沢とダブルのレッグスプリットで、悶絶するロビン。勝村も「いたいの?」と小児科看護師のように心配の声を入れる。
試合権利が梅沢に替わると、ロビンは果敢にバックを取りに向かうが、体格差から何もできない。逆に足を捕えられ、簡単にひっくり返されてしまう。ロビンはアイスラッガー的部分をもたれ立たされるが、胸板にエルボーを連発し抵抗。しかし放つたびに息切れを起こし、最終的には「はあ、はあ」と息遣いが聞こえるほどにスタミナ切れ。勝村が呆れて救助し、選手交代。

勝村は梅沢をフライングメイヤーからスリーパーホールド。梅沢は腕を取り返し、ヘッドロックの形で自コーナーへ戻り、宮本とタッチ。
代わった宮本は勝村とエルボーの打ち合い。打ち勝った勝村は宮本を捕まえ、ロビンとスイッチ。コーナーに詰めた宮本を、ロビンとともに蹴り合うが、いまいちリズムが合わない。キックのレクチャーを始めた勝村だが、宮本が息を吹き返したため作戦変更しロープに振る。
「ロビンさん! いっしょにキック!」と促すが、ロビンがついてこれず、逆に宮本のカウンターラリアットを決められてしまう。ロビンはそのままつかまりストンピング。梅沢に代わると、ロビンはチョップを打ち込むが、瞬時に倍返しの逆水平を食らい、吹っ飛んでしまう。

梅沢はロビンを高く抱えてリングを1周。観客の反応を見るや、ソフトに落とす極めて優しいボディスラム。ロビンは梅沢を捕まえ反撃に出ようとするも、そのまま歩いて移動され、なぜかコーナーに追いやられる。宮本に捕まるところを、見かねた勝村がカットの蹴りを入れるが、内側にいたはずのロビンが悶絶。宮本はロビンをコーナーに振るが、ヒザで迎撃。そのままコーナーにあがり、ウルトラダイナマイト(ロビン式アックスボンバー)。ここでようやく勝村にタッチ。

勝村はフライング・ニールキックからドロップキック。飛びつき腕十字と宮本を追い込み、宮本のラリアットもブロック。しかし宮本がロープの反動を利用したスプリング・エルボーアタックで反撃すると梅沢にスイッチし逆エビ固め。ロビンがカットに向かうが、微動だにせず、カットにならない。
梅沢は勝村を捕えアルゼンチン・バックブリーカー。勝村が体勢を入れ替えスリーパー。ロビンに指示を出し梅沢を捕まえてもらうも、梅沢が避け、パンチは誤爆。今度は勝村が梅沢を捕まえるも、ロビンのウルトラダイナマイトも誤爆。怒りの勝村はロビンのマスクを剥いでしまうが、パートナーが剥いだため反則にならず試合は続行。素顔のロビンは宮本、梅沢、勝村から集中砲火を浴びる。しかしロビンは勝村に抱え上げられたところで、人工衛星ヘッドシザース・ホイップ、ウルトラコルバータで切り返す。すぐに梅沢に襲い掛かられるが、これまたウルトラコルバータでかわす。続けて宮本にもウルトラコルバータを仕掛けるが3度目は投げ捨てられてしまう。
宮本が再度担ぎ投げ、梅沢がボディプレス。カウント2で返されると、今度は3人がかりのスーパーパワーボムへ。間一髪切り返すと、ロビンは宮本と梅沢にウルトラダイナマイト。コーナーポストに昇り、起き上がる3人めがけてウルトラデスティニー(ボディアタック)。最後はパートナー?の勝村をも巻き込み、3人を一気に倒すと、そのままフォールに入りバースデーを勝利で飾った。試合後は誕生日を祝うためファンのちびっこから花束が渡され、奇跡の勝利に酔いしれた。

ロビンは「皆さんホント、ありがとうございます。皆さんのおかげで25年間戦ってこれたとおもいます。これからも花鳥風月を宜しくお願い致します。これからも僕も頑張ります。1,2の3。デスティニー!」でしめた。

(記事・写真提供/花鳥風月)

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