永島勝司 ゴマシオ親父のつぶやきR[第33回]
- 2015-12-30
- ゴマシオ親父のつぶやき
色々な事があった2015年も明日で終わりか!
プロレス界も相変わらず、押したり引いたりの一年で団体としては新日本プロレスが一歩抜けた存在として王座を守っているのが現状だね。
ここで一つ俺が気にかかっている選手が一人いる。それは、武藤のW-1にいる田中稔だ。
彼は俺が新日本時代に藤原組から新日本に引き抜いたレスラーだ。プロレスの基本がしっかりしており、ルチャも出来る器用さもあって、ジュニアヘビー級で天下が取れる男と期待したものだ。一時は覆面を被らされた時など、俺が真っ先に反対したものだ。「素顔がいいのに、あえて隠す必要は無い」。そして、彼は武藤と共に全日本プロレスに行き現在に至っている。
先日、全く別な事で話をする機会があり、将来を心配していたが現在ももう一つ浮上して来ないのが気になって仕方が無い。
現在W-1には、俺が信頼している高木三四郎が経営立て直しにCEOで参加しているのが心強い。今こそ、田中稔を起爆剤として活用すべきではないかなあ? 不況打破の時にこそ、こういう選手を使ってはどうかな? マスクマンへの転身も含め、新日本への逆上陸のアングルを作ってみれば…。
田中稔の持っているレスラー・センスは必ずもう一度火を吹く可能性は十二分にある。オカダ・カズチカのライバルとして当てても面白い。やり方は三四郎が良く解っているはず。あの飯伏のように大化けする事は十分あるよ。頼むよ! 天才プロデューサーの三四郎に期待だ!
では、良いお年を!