【試合詳細】9・11 ストロングスタイルプロレス後楽園ホール大会 【レジェンド】船木誠勝vs黒潮TOKYOジャパン タイガーマスク&SUGIvs日高郁人&阿部史典
- 2025-9-12
- 試合
- リアルジャパンプロレス

『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレス Vol.36 ―THE 20th ANNIVERSARY―』
日程:2025年9月11日(木)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:1488人・満員
▼タッグマッチ 20分1本勝負
本間多恵(フリー)/○MIRAI (マリーゴールド)
9分43秒 逆エビ固め
櫻井裕子(COLOR'S)/●叶ミク (T-HEARTS)
▼タッグマッチ 30分1本勝負
タイガーマスク(新日本)/●SUGI(フリー)
9分55秒 ハムロール
日高郁人(ショーンキャプチャー)/○阿部史典(格闘探偵団)
▼サイバーステップ(株)Presentsタッグマッチ 30分1本勝負
[スパーク・ラッシュ]Sareee(フリー)/○彩羽匠 (マーベラス)
13分46秒 ランニングスリー→エビ固め
NORI(LLPW-X)/●光芽ミリア (SEAdLINNNG)
▼テキサストルネードランバージャックデスマッチ 30分1本勝負
○間下隼人/関根“シュレック”秀樹(ボンサイ柔術)/洞口義浩(フリー)
13分52秒 FSR on the 有刺鉄線ボード→片エビ固め
[邪道軍]大仁田厚/雷神矢口/●リッキー・フジ(2AW)
▼タッグマッチ 30分1本勝負
○スーパー・タイガー/竹田誠志(フリー)
7分14秒 スクールボーイ
●村上和成(フリー)/川村亮(フリー)
▼タッグマッチ 30分1本勝負
○ジャガー横田(ディアナ)/藪下めぐみ(フリー)/スターライト・キッド(スターダム)
15分1秒 フィッシャーマンズバスター→体固め
世羅りさ(プロミネンス)/柊くるみ(プロミネンス)/●夏実もち(プロミネンス)
▼レジェンド選手権試合 60分1本勝負
【王者】●船木誠勝(フリー)
3分58秒 レフェリーストップ
【挑戦者】○黒潮TOKYOジャパン(アップタウン)
※第20代王者が2度目の防衛に失敗。黒潮が第21代王者へ
船木誠勝が試合中の怪我で緊急搬送され黒潮TOKYOジャパンがストロングスタイルの王者へ!村上和成が人食い義生とタッグ王座戦決定!スターライト・キッドが初参戦!ジャガー横田がスパーク・ラッシュにダブル王座戦を提案!
オープニング
まずはストロングスタイルプロレスの平井丈雅代表より挨拶。
平井代表「皆様、本日も初代タイガーマスク佐山サトルが創建しましたストロングスタイルプロレス。佐山サトルとともにこのプロレス界を、ストロングスタイルを作った、新間寿会長が亡くなられたのは4月21日でございます。そこから4ヶ月。毎日プロレスのことを考えるときに、新間会長であればなんと言うか?何をするか?このマッチメイクはどうするか、それを考えておりましたら、20周年なんて関係ない。新間寿がどうするか。ですので、今回のタイトルは、新間寿は終わらないというタイトルにさせていただきました。20周年イヤーも終盤を迎え、今大会と残りは12月の大会となりました。そして来年は、初代タイガーマスク45周年イヤーであり、佐山サトル格闘生活50周年の年に突入いたします。その佐山サトルは、今、こちら東京ドームに、この雷雨の中、皆様にお会いしたい、皆様にご挨拶がしたい、その思いで病を押して向かっております。後ほどこのリングに必ず立っていただけると思っております。今回も初代タイガーマスク後援会の皆様、そしてここにいらっしゃる皆様、ファンの皆様のお陰でこの大会7試合行うことになりました。新間寿であれば、どんなカードを組むのか、そう考えて組んだカード、その第1試合から第7試合まで、絶対に一つ残らずお客様の目で見ていただいて、絶対に後悔させないカード、第1試合から入っております。3月には、お怪我をなされて無念の欠場をされたスターライト・キッド選手も、ストロングの試合に絶対出たいということで、お忙しい中このリングに立っていただきます。そして、たくさんたくさんの試合がある中、メインは現チャンピオンである船木誠勝が指名した、黒潮TOKYOジャパン。イケメンさんです。船木さんが、一時期、自分の心血を注いで格闘技を教えたイケメン選手が、このリングでどのような試合、普段の試合とはどのように違うのか同じなのか、ストロングのファンにどう見せてくれるか、見ていただきたいと思います。そして、ジャガー様。ジャガー様の闘い、私は、自分のプロレスを見せるだけだ。そうおっしゃったジャガーさんの闘いを見せていただきます。新間寿が作ったストロングスタイルプロレス、佐山サトルとともに作ったストロングスタイルプロレス。佐山サトルがどのような試合を目指しているのか、皆さんの目で見ていただきたいと思います。よろしくお願いします!」
第1試合
先発はミクと多恵。すぐに櫻井が出てきて多恵の後ろから殴りかかり、コーナーに振るとミクが串刺しドロップキック。櫻井も串刺しバックエルボーから二人でロープに振り、櫻井がミクを抱えてミクが多恵を蹴りつけて倒す。フォールも2。
ミクは投げようとするが、耐えた多恵にエルボー連打。多恵は受け切るとエルボーでなぎ倒し、コーナーに叩きつけてMIRAIにタッチ。
MIRAIは蹴りつけると足を刈って倒し、ロープ際で背中を踏みつける。さらにニードロップから引き起こし、ボディスラムからフォールも2。
MIRAIはコーナーに叩き込み多恵にタッチ。
多恵は顔面を踏みつけていき、レフェリーが注意するとこれを離して顔面をコーナーに叩き込み、ナックルパートからリングに転がしフォールも2。
多恵はセントーンからフォールも2。
多恵はコーナーに振るが、ミクはブーメランクロスボディで迎撃しフォールも2。ミクは櫻井にタッチ。
櫻井はショルダータックルで倒し、MIRAIにも走り込むがMIRAIはエルボーで迎撃。多恵とともにコーナーに振っていき多恵が走り込むが櫻井が次々ショルダータックルで迎撃する。
櫻井のビッグブーツをガードした多恵が、エルボーもガードするが櫻井はガットショットからロープに飛ぶ。だが多恵は脇固めで迎撃し、カットしようとしたミクをMIRAIが変形アルゼンチン。これはレフェリーが注意しブレイク。
多恵はロープに飛んで櫻井の顔面にロープを貫く低空ドロップキック。さらにコーナーに登りミサイルキックからフォールも2。
多恵は投げようとするが、櫻井が逆にブレーンバスター。桜井はエルボー連打も、多恵が切り返すとリストクラッチDDT。フォールも2。
多恵はMIRAIにタッチ。
MIRAIは肩へのエルボーからバックドロップを狙うが、耐えた櫻井にガットショットからロープに飛ぶも、桜井はビッグブーツで迎撃しミクにタッチ。
ミクはロープに飛んでのドロップキック連発。さらにコルバタで投げ捨てるとコーナーに登るが、MIRAIがエルボーから首投げでリングに投げ捨て、串刺し攻撃を狙うがミクは避けるとスクールボーイも2。
ミクは低空ドロップキックからコーナーに登りミサイルキック。フォールも2。
ミクはロープに振るが、MIRAIは開脚して避けると多恵がエプロンからハイキック。さらに多恵とMIRAIでダブルのドロップキックを突き刺し、MIRAIがバックフリップからフォールも2。
MIRAIは逆エビ固めで捕らえるが櫻井がカット。
MIRAIは改めて逆エビ固めを狙うがミクがサムソンクラッチも2。
MIRAIが走り込むも、ミクは双手刈りからmic mic knifeも多恵がカット。
多恵が櫻井にコードブレイカーからMIRAIがラリアットでなぎ倒して迎撃すると、MIRAIはミクの背中に串刺しバックエルボーから、多恵に振るがミクは旋回式クロスボディで迎撃。ロープに飛んでMIRAIにも旋回式クロスボディからフォールも2。
ミクは投げようとするが、MIRAIはロープを掴んで弾くと、サムソンクラッチからSSコロンビアwithミケーレ。フォールも2。
MIRAIは逆エビ固めで捕らえギブアップを奪った。
<試合後コメント>
本間多恵&MIRAI
多恵「はい、ありがとう」
MIRAI「ありがとうございました」
多恵「初めてだったね。初めてだったんですよ。私も今年の10月に引退するんで、結構もうあんまり初めましての出会いがもうなくて、ほんとにあと1ヶ月切ってるので。そんな中にね、こんなカードができて、めちゃくちゃ嬉しかったです私」
MIRAI「嬉しい」
多恵「嬉しかったね!」
MIRAI「もう楽しすぎて、なんか今がはじめましてなのがすごい悔しい」
多恵「いや、嬉しい!ほんとになんか、私はそのSNSとかで結構見ててあれだったけど、なんか一緒のリングに立ってるこの空間の時間が、なんか夢みたいだった」
MIRAI「新鮮でした」
多恵「すごいよかった。楽しんでもらえたんじゃないですか皆さんもね、すっごいニコニコで絞ってたねえ、ミクのこと(笑)えげつなと思いながら。素晴らしい。でもありがとう。楽しかったよ」
MIRAI「対戦相手はどうでしたか?」
多恵「裕子はね、もう何回もやってて、つい先日もやってるので、もう結構手のね、なんて言うんだろう。もう何狙ってるとかわかるんだけど、あの、ミクは初めてだったの私。元々舞台とかでは共演したことがあって、でもそっからもうめちゃめちゃメキメキと成長して、レスラーとしてリングで会うの初めてだったの。だから、これが多分最後になるかもと思うと、それができたのがすごく嬉しい。勝ち気だねあの子も」
MIRAI「はい。なんかどんな選手なのかな~っていうのを叶ミクさん。なんかこの自分たちのキャリアから比べたら、この前2年になったらしくて」
多恵「かわいい」
MIRAI「まだ全然生まれたて。どんな感じなのかなと思って、ま、いい部分はすごい感じたんですけど。あんな、あんな先輩がいて。うん、あんな師匠がいるんだから、もうもっともっときっと強くなれる環境にいるから」
多恵「確かにね」
MIRAI「もう強くなるしかねぇぞ!」
多恵「そうだね。環境をね、さらに超えていってもらわないと。その期待も多分あると思うからね」
MIRAI「期待を込めて絞りまくったので、きっとまた出会えるチャンスはあるかなと思ってるんで」
多恵「まあ噛みついていただくぐらいのね、気持ちじゃないと」
MIRAI「はい」
多恵「こちらからはね、やっぱり」
MIRAI「またできる日を楽しみにしてますよ」
多恵「だって。師匠の堀田さん。らしいですよ(笑)はい、ありがとう。楽しかった!もう今更やけど、MIRAIっていう名前めっちゃいいよ」
MIRAI「ありがとうございます。めちゃくちゃ多恵も素敵です」
多恵「本当に?(苦笑)おばあちゃんみたいな名前ってよく言われる」
MIRAI「いえいえ素敵です」
多恵「ありがとうございました」
櫻井裕子&叶ミク
――まずはストロングスタイル参戦に関していかがでした?
櫻井「はい。私は久々のストロングスタイルプロレスなんで、多分、多分、今日が多恵さんとあたれる最後のチャンス。絶対に勝ちたかったけど、最後助けに行けなくてごめんね」
ミク「いえいえ、すいません。ちょっと自分がギブアップしてしまったの申し訳ないです」
櫻井「ミクは、同じアクトレス全然期間被ってなかったけど、他の周りとね違って、やっぱりプロレスがしたいっていうことで外に飛び出して、一生懸命堀田さんのもとで頑張ってるのを知ってたので、今日一緒に組めてめっちゃ嬉しかった」
ミク「はい。私もめちゃくちゃ今日組ませていただいて嬉しかったです。最後負けちゃったんですけど、裕子さんや多恵さんに追いつけるぐらい自分もこの世界で頑張っていくので、ぜひ応援よろしくお願いします」
櫻井「まだまだ私たちこれからだもんね」
ミク「はい」
櫻井「いっぱい頑張って、辞めてっちゃうかもしれないけど、多恵さんにあの時戦った裕子とミクがこんなに立派になったよっていうとこ、絶対見せようね」
ミク「はい。頑張ります」
櫻井「MIRAIとの戦いもめちゃめちゃ燃えた。めっちゃめっちゃ頑張ってたミク。絶対に追いつける。追いつける。負けてないうちらは負けてないよ」
ミク「はい」
櫻井「もっともっといっぱいいろんな場所で組んでもらって、このタッグも完成させていけたらいいな」
ミク「はい。またぜひお願いします。組ませていただきたいです。ありがとうございました」
――櫻井さんとしてはアクトレスの後輩であったり、声優出身の後輩であったり、入場曲的にも色々共通点はあると思うんですけど
櫻井「やっぱりいろんなところでミクちゃんの噂は耳にするし、ちょっとだけね、アイスリボンで被ってた時期もあったので、やっぱり見てて成長があまりにも早すぎて、ちょっと私も追い越されないように頑張るの必死です」
ミク「いえいえ自分も全然まだまだなんで、まだ1年目なので、もっともっと先輩たちに追いつけるように頑張ります」
櫻井「負けないように頑張ります。はい」
――MIRAI選手についてどうですか
櫻井「MIRAIちゃん、私、あの先輩かと思うぐらい、前の団体とか今の団体とかもやっぱり引っ張っていく存在的なイメージがあるので、やっぱり代としては1個下なんですけど、私は逆に引っ張られてやっと追いついてきたというか、下がいっぱい入って火が付けられたじゃないですか?今に追いつけてるので、多分シングルとかでやったら全然もしかしたら負けちゃうかもなんてこともあり得るかもしれないですけど、そうはいかないと思うので頑張りたいですね」
ミク「はい。自分もMIRAIさんとは初対戦で、ほんとに戦う前からもうストロングで強いっていうイメージがあって、やっぱり自分は小さいからこそ、なんか自分の持ってる丸め込みだったり、そういう技をもっともっと磨いていかなきゃだなと思いました。はい。ありがとうございました」
第2試合
先発はタイガーと日高。タイガーがミドルキックで牽制し、ロックアップからタイガーがロープに押し込みボディブロー。さらにアームドラッグで叩きつける。
手4つから日高がバックを取るが、リストの取り合いから日高がカニバサミで倒すとグラウンドの攻防へ。タイガーがヘッドシザースで捕らえ、日高が抜けて距離を取る。
日高がガットショットからロープに飛ぶが、タイガーが避けて下から蹴り上げると、コーナーを背にした日高に走り込みシーソーホイップ。タイガーはストンピングからロープに振ろうとするが、日高が切り返してガットショットも、タイガーはスピンキックで反撃しミドルキック。キャッチした日高にカンガルーキックを叩き込むと日高は場外に転がり、タイガーがトペを狙うが日高は距離を取る。
日高がリングに戻ると阿部にタッチ。タイガーもSUGIにタッチ。
ロックアップをスカしたSUGIが足を刈って倒し、ロープに飛ぶとコルバタで場外に投げ捨てる。走り込んできた日高もフランケンで場外に落とし、ノータッチトペ・コンヒーロを発射する。
リングに戻り、SUGIがケンカキックから頭を叩いて挑発。阿部がエルボーで返すがSUGIはビンタ。SUGIはストンピングからコーナーに叩き込みタイガーにタッチ。
SUGIと阿部がビンタの打ち合いも、SUGIが打ち勝ちタイガーもビンタ。さらにミドルキック連打からローキックで倒しフォールも2。
タイガーは腕をとろうとするが阿部はロープに足を伸ばしブレイク。
タイガーは腕へのニードロップ。さらに顔面へのニーからタイガードライバーを狙うも、耐えた阿部のボディに膝から投げようとする。だが阿部がリバースして日高にタッチ。
日高はドロップキックからSUGIにもドロップキック。さらにタイガーに串刺しエルボーから首投げで倒し、リバースDDTからフォールもSUGIがカット。
SUGIがストンピング連打から2人でロープに振るが、日高がタイガーを踏み台にSUGIにスイングDDT。さらにタイガーにチョップ連発からロープに振ろうとするが、タイガーが逆に振って走り込むも、日高がアイルビーバックからニールキックを叩き込む。
日高はショーンキャプチャーを狙うが、タイガーが切り返すとエルボー。避けた日高がエルボーも、タイガーはソバットからタイガードライバーを叩き込む。両者ダウン。両者タッチ。
SUGIが延髄斬りから741。さらにトップロープからのライオンサルトからフォールも2。
阿部はビンタから伊良部パンチも、避けたSUGIがトラースキック。だが阿部はアイルビーバックから伊良部パンチを叩き込み、お卍固めで捕らえる。タイガーが日高にミドルキックから阿部にハイキックを叩き込んでカット。
タイガーは阿部をコーナに振って串刺しハイキック。さらにすぐに振ると、SUGIはフラムフライで叩きつけフォールも日高がカット。
SUGIはコーナーに登り、千本桜を突き刺す。さらにスワンダイブファイヤーバードスプラッシュを投下するが、避けた阿部がハムロールで3カウント。
<試合後コメント>
タイガーマスク&SUGI
タイガー「7月に続いて今日のストロングスタイルプロレス、出していただいて、相手も久々に日高選手、僕よりも全然ね、軽いし、まだまだ彼の方が下だからね。動けるんじゃないかなと思いますよ。試合を見てても、やっぱりまだまだ彼のポテンシャルってのは高いと思うし。なんか、今日俺は引っ張ってもらったような気がします。SUGIありがとう」
SUGI「ありがとうございました」
タイガー「あの、1つね、彼にまだこの先まだ彼はプロレスを続けるだろうから言うけども、やっぱり、もっともっとこうなんだろうな?戦いってものを出していかないと。コーナーにいる時でもやっぱり戦ってるんだから。声を出さないといけない。ただぼけーっと見てる。ただ俺たちの試合を見てる。それじゃダメ。絶対ダメ。自分たちでもっと声を出して、俺行きます俺行きますぐらいの勢いを、まだまだ若いんだから、まだあんだけの動きができるんだから、あんなんで、ただ自分の技をやればいいっていう、そんなレスラーに収まってほしくないな。僕は君を昔から知ってるから、ほんとにどうやったらあんな技ができんだよって何回も毎日聞いてた気するよな」
SUGI「そうですね」
タイガー「で、できちゃう。でもそれは彼がやはりそういう天性のもの持ってるわけだから、それがもうできちゃうんだからしょうがない。ただ、出来ちゃうんだからこそ、それをもっともっと、自分が前面に出て戦うっていう、勝つっていうものをもっと出していかないと。ただ、僕はプロレスをしてます、技をしてますじゃ、そしたら学生プロレスと変わんないよ。学生プロレスの選手だって、今、逆に言えばいいドラマを持ってるかもしれないし、俺見たことないからわかんないけど、いいドラマを持ってるかもしれないですね。うん。別にその、学生プロレスどうこう言わないけども。ただ、そういう、ほんとに同好会じゃないけどね、そういう風になってしまう。俺たちはプロだから。これで金もらってるわけだから、やはりもっともっと前面に強さを君なら出せるし、出してほしいな」
――またストロングスタイルに上がりたいという気持ちは
タイガー「平井さんが呼んでくれれば、平井さんが呼んでくれれば。逆に彼と組んでると楽だから、彼がみんなやってくれるから、だんだん佐山先生に似てくるなと思って。彼は何でもやってくれるし、やはり僕よりもね、逆に言えば彼が派手なことをやった方がお客さん、それは沸くしね。うん、それはそれでいいと思いますし。それ自分ができるんだから、まあ久々に日高くんともできたし、うん彼もなんか歳取ってんだか、歳取るのか分かんないけどね、若いな。隣にいた阿部くんっていうのは、全日本プロレスで何度か組んだことがあるのかな?戦ったことあるのかわかんないけど、上手いな~と思ったね。プロレスがすごく上手いなと思って、彼は。ああいう人がまだまだ埋もれてるわけだから、やはりこのプロレス界はまだまだ明るいですよ。楽しみですね」
――SUGI選手は今の言葉を聞いて
SUGI「そうですね、やっぱりこの、長年やった人のお言葉をいただくと、組んで、組ませていただいたことにすごいこう意味があったのかなと。それをまあ今後活かして、何年できるか分かりませんが、頑張りたいと思います。できるところまで」
タイガー「まだまだだろ?全然大丈夫」
第3試合
握手するなりNØRIとミリアが殴りかかり試合開始。Sareeeをコーナーに振ってミリアが串刺しドロップキック。NØRIも串刺しドロップキックから、彩羽にガットショットからリング中央に振る。ミリアもSareeeをリング中央に振るが、彩羽とSareeeは腕を組んで回転すると反撃の串刺し攻撃。
Sareeeはミリアの顔面を踏みつけ、引き起こすとボディスラム。Sareeeは彩羽にタッチ。
彩羽もボディスラムからボディプレス。フォールも2。
彩羽は髪を掴んで引き起こすが、ミリアはエルボー連打。彩羽はエルボーで倒し、コーナーに叩きつけミドルキックからSareeeにタッチ。
Sareeeはロープに振って追走ドロップキック。さらにリバース・インディアン・デスロックで絞り、さらに鎌固めで捕らえる。これを離すとストンピングから彩羽にタッチ。
彩羽は首投げからサッカーボールキック。フォールも2。
彩羽はロープに振るが、ミリアはドロップキックからNØRIにタッチ。
NØRIはドロップキックからコーナーに駆け上がりミサイルキック。さらにロープに振ってスクールボーイからのサッカーボールキック。フォールも2。
NØRIは腕ひしぎを狙うが、彩羽はロープに足を伸ばす。だがNØRIが腕を離さないため、Sareeeがエプロンから蹴りつけてカット。
NØRIは手を握ってコーナー駆け上がり式アームホイップ。さらにドロップキックから引き起こすが、彩羽はローキック。ローキックの打ち合いとなり、NØRIのミドルをキャッチした彩羽が足へのエルボーからコサックキック。さらにローキックで倒し、サッカーボールキックからロープに飛んで低空ドロップキック。さらにネックチャンスリーで投げ捨てフォールも2。
彩羽はSareeeにタッチ。
Sareeeはミサイルキックからフィッシャーマンズ・スープレックスホールドも2。
NØRIのローキックとSareeeのエルボーの打ち合い。Sareeeはエルボー連打から髪を掴むが、NØRIはバックドロップで叩きつけコーナーに登る。だが彩羽が髪を掴んで動きを止めると、Sareeeが正面に登りヘッドバッド。さらに雪崩式ブレーンバスターで叩きつけ、コーナーに再度上るとセカンドロープからのダイビングフットスタンプ。避けたNØRIにSareeeは飛び込み式のケンカキックから引き起こすが、NØRIはトラースキックからソバットを叩き込みフォールも2。
NØRIはミリアにタッチ。
ミリアはドロップキックからガットショット。さらにミドルキック連打でロープに押し込み、反撃しようとしたSareeeにDDT。ミリアはエルボー連打も、Sareeeは自ら前に出て受けきっていき、ミリアはロープに飛ぶとSareeeは追走ドロップキック。さらにロープを貫いての低空ドロップキックを顔面に突き刺し、フィッシャーマンズ・スープレックスホールドもNØRIがカット。
Sareeeは彩羽にタッチ。
彩羽はミリアの顔面を踏みつけ、Sareeeとともにロープに振ると、ダブルの正拳突きから彩羽がサソリ固め、SareeeがNØRIを闘魂卍固めで捕らえる。ミリアはロープを掴みブレイク。
彩羽はミリアの足を蹴りつけていき、髪を掴んで引き起こすもミリアはミドルキック連打。彩羽は強烈なミドルで倒すと、ミリアは気合を入れて立ち上がりミドルキック連打。彩羽はローリングエルボーを顔面に叩き込み、ぐったりと倒れたミリアを投げようとするがミリアは丸め込むも2。
ミリアは横入り式エビ固めも2。
ミリアはロープに飛ぶが、彩羽はソバットで迎撃し、ロープに飛ぶがNØRIがエプロンから蹴りつける。NØRIはSareeeもエルボーで場外に落とすと、ミリアとともに彩羽にサンドイッチサッカーボールキック。さらにダブルのバイシクルキックからフォールも2。
彩羽がハイキックから担ぐが、着地したミリアにSareeeがソバット。これもミリアが避けて彩羽に誤爆し、ミリアは彩羽にローキック連発からスイングDDT。フォールも2。
ミリアは彩羽のバックをとるが、Sareeeがミリアのバックをとって投げ捨てジャーマン。さらに彩羽がロープに振ろうとするが、ミリアが逆に振るも彩羽はニールキックを叩き込みフォールもNØRIがカット。
NØRIはSareeeと彩羽にミドルキックを連打しロープに飛ぶが、Sareeeと彩羽はダブルのドロップキックで迎撃し、SareeeがNØRIを、彩羽がミリアをブレーンバスター。さらに二人ともコーナーに登ると、Sareeeがダイビングフットスタンプ、彩羽がスワントーンボムを投下しフォールも2。
彩羽はミリアをランニングスリーで突き刺し3カウントを奪った。
<試合後コメント>
彩羽匠&Sareee
Sareee「はい、ありがとうございました。私は毎回ね、ストロングスタイルさん参戦させていただいてるんですけど、今日は初スパーク・ラッシュでの参戦ということで。いや、私たちの勢い見せられたんじゃないですかね?」
彩羽「もちろん」
Sareee「楽しかった」
彩羽「ストロングスタイル自分も久々なんですけど、ストロングスタイルに、なんだろう?1番近い女子レスラーって言ったら自分たちなんじゃないかなって思います。強いを目指している者同士のタックなんでね、これからもこのストロスタイルプロレスでこう台風の目になりたい」
Sareee「そうね」
彩羽「いや、意外と若手2人だから、自分たちの強さを余裕で見せられたらって今日の試合思ってたんですよ。お披露目会かな的な感じで思ってたら」
Sareee「勢いあったねあれNØRI何?隠れてんじゃないの?普段あんま出ないでしょ他団体。どんどん出てきた方がいいんじゃない?蹴りもね」
彩羽「なんか荒々しくて、あの、よかった。Sareeeさんの顎に1回入りましたもんね。いいの」
Sareee「やばかった。一瞬飛ぶかと思った」
彩羽「音がこっちも聞こえたんですけど、顎が割れる音がして、あ、これダメかもって一瞬思っちゃったんですよね。でもそのくらい何を起こすかわかんない新人っていうのが、まだまだこのプロレス界にいっぱいいるっていうのも、今日このストロングスタイルを通して知れたっていうのはすごいでかいんじゃないですかね」
Sareee「私はNØRIとね、シングル決まってるんで9月に。地方なんだけど、いや、ちょっとその前に楽しみが1個増えたなっていう感じでしたね」
彩羽「それ見に行きたいです」
Sareee「見に来て。大分(笑)」
彩羽「大分、時間あえば。見に行こうかな」
Sareee「いや、ありがとうございました。ほんとありがとうございました」
――今後この団体でお2人はどういう目標がありますか?
Sareee「この団体に対しての目標はわからないですけども、女子プロレス界でタッグ、タッグチーム、私たち組み始めたばっかですけど、実力は備わってるタッグだって胸張って言えるんで、こうやってどんどん出ていきたいですよね。スパーク・ラッシュ、まだまだ知らない人たくさんいると思うんで。まだ自分たちも」
彩羽「まだやり始めたばっかりなんで。まだ当たってない選手もいるし、今我々もシングルでずっとやってきた分、タッグに対してのね、苦手意識っていうものをずっと持ってたんですよ。だから今これを通して、いい、なんかこう刺激になってます」
――女子のタッグ王座を目指すっていう気持ちは?ジャガーさんと薮下さんが今チャンピオンです
Sareee「ジャガーさんたちが挑戦してきてほしいって言うんだったら、やってあげてもいいんじゃない?」
彩羽「強気ですよね。こういうところ」
Sareee「って感じですかね。いやもうそれでも取れるもんがあるんだったら取りたいっすよね」
Sareee「うん、まあまあ、そうですね。ジャガーさんたちに、私たちとやる勇気があるんだったらいいんじゃないですかね?」
彩羽「怖いからやめてくださいよ」
Sareee「じゃない?ジャガーさんがやりたいならいつだって受けてたちますよ」
彩羽「自分たち今トレンドになってる平成1桁」
Sareee「おばさん?」
彩羽「平成1桁ババアって言われる。でもほんとのババアはいるんでね。ベルト持ってる人でしたっけ?我々平成一桁ババア負けないっすよ」
NØRI&光芽ミリア
NØRI「いや、初めてのストロングスタイルプロレスさん、勝ちたかったんですけど。私もミリアを助けられずに決められてしまって、なんかお客さんの期待通りの展開を作ってしまったことがすごく悔しいなって思うし、でも、私自身は全然まだまだやり足りないなってのは正直あるんで。Sareee選手、Sareeeとは絶対にちゃんとやり返さないといけないなと思うし、彩羽匠選手、色んな多彩な蹴りを使う選手で、もっともっとあの人の蹴りを引き出して自分もやりたかったなっていうところがあるんで、次は私も思いっきりもっといきたいなって思う」
ミリア「ストロングスタイルさん、初参戦ありがとうございました。ほんとに初参戦でスパーク・ラッシュのお二人と対戦。いつも以上に気合い入れてきて(泣き出して)蹴りでも勝てなくて何もできなかった事がすごく悔しいです。でも、このリング上がるからには私もSEAdLINNNGを背負って出てるので、SEAdLINNNGの魂の女子プロレスっていうものを、ストロングスタイルのお客さんにも今日は伝えることができたんじゃないかなって。でももっともっとできたんで。課題がたくさんありました。私は今日のこの悔しさを忘れずに、誰よりも、この中の誰よりも強くなってやります。ありがとうございます」
――相手の2人は初対決?
NØRI「いやまあ、すごい先輩で2人ベルト持ってるし、なんかめちゃくちゃ強いって思って挑んでたんですけど、自分自身当たり負けだったりとか、そういったところは負けきってないと思ってるんで、これはなんか自分にとっては、もっともっと次きっと9月Sareee選手とやるんで、そん時にはもっともっとしっかりと自分の体作って、今日以上をぶつけたいなって思ってます」
ミリア「Sareeeさんとは多分1度タッグで当たったことがあったんですけど、Sareeeさんも前回以上のやっぱり強さを持っていて、匠さんとは初対戦でやっぱ同じ蹴りを使うものとしてずっと見ていたので、こんなにも差があるんだって、改めて今を痛感しました」
第4試合
試合が始まるなり大仁田が水を噴射し場外乱闘へ。
リングには矢口とシュレックが戻り、ラリアットの相打ち連発から走り込んで来たシュレックを矢口がバックエルボーで迎撃し、コーナーに振って串刺しボディスプラッシュ。再度串刺し攻撃を狙うが、シュレックが追走串刺しボディスプラッシュから雄叫びを上げる。だが矢口は有刺鉄線バットを持ち出してフルスイングし場外へ落とす。
リングにはリッキーと洞口がスイッチし、エルボーの打ち合いからリッキーがダブルチョップで倒し場外に落とす。
リングには大仁田と間下。間下が足を刈って倒し、顔面を踏みつける。矢口が有刺鉄線バットで後ろから殴りつけてカット。
大仁田が間下にエルボー。さらに矢口が毒霧を噴射し、大仁田と矢口でダブルの毒霧。
大仁田が間下の髪を掴んで引き起こし、矢口が有刺鉄線バットで殴りつける。さらに大仁田が竹刀でのチョーク攻撃から、ボディを殴りつけるとリングに有刺鉄線ボードがセットされる。
リッキーが間下の脳天をカサで殴りつけ、大仁田と矢口が竹刀攻撃の連撃。さらに3人で間下にカサや竹刀を突き刺して動きをとめるが、シュレックが入ってくると標的がシュレックに変わり滅多打ちに。大仁田は間下を引き起こしてDDTからフォールも2。
大仁田はフェイスロックで捕らえるが間下はロープに足を伸ばしブレイク。
大仁田のストンピングから矢口が竹刀攻撃を連発し、リッキーがカサ攻撃連発から矢口が椅子の座面を脳天に叩き込む。ぐったりとする間下の頭に大仁田がバケツを被せ、有刺鉄線バットでフルスイング。フォールも洞口がカット。
シュレックをリッキーと矢口でロープに振るが、シュレックはダブルラリアットでなぎ倒す。だが大仁田がバケツをシュレックの頭に投げつけて倒す。
洞口が大仁田に殴りかかり、コーナーでエルボー連発から首投げで倒すとスリーパー。そのまま倒してフォールも2。
洞口はストンピングからハンマーブロー。間下がケンカキックから竹刀で矢口を殴り、リッキーのボディブローも受け切るとエルボーで迎撃。
間下は大仁田を羽交い締めにし、洞口が有刺鉄線バットをフルスイングしようとするが大仁田は毒霧でカットし、間下にスタナー。リッキーが洞口をカミカゼで叩きつけ、矢口がサンダーストラック。フォールも2。
矢口とリッキーは有刺鉄線ボードを椅子の上にのせてセットし、大仁田が間下にギタークラッシュを狙うが間下はソバットで迎撃し、ギターを奪うと大仁田の脳天にギタークラッシュ。フォールも2。
シュレックと間下で大仁田をダブルブレーンバスターで有刺鉄線ボードに叩き込みフォールも矢口がカット。
シュレックがリッキーにラリアットから、間下がナックルを叩き込みFSRで叩きつけフォールも矢口が竹刀攻撃でカット。
シュレックが矢口をラリアットで場外に叩き出し、間下がリッキーを有刺鉄線ボードにFSRで叩くつけフォールし3カウント。
試合後に大仁田が間下に水をかけて殴りかかるが、間下も水を口に含んで大仁田の顔面に噴射。
大仁田「ご来場の皆さま、ご来場の皆さま。今日は、雨の中、ありがとうございました!28日、今月の28日に、はい、どこだったかな?鶴見、お前チケット買った?鶴見の青果市場で、(間下が)初の電流爆破をやります。皆さん応援してやってください。お願いします。平井さん、平井さん、平井さん!平井!平井、おい、平井さんよ、平井さんよ、おい、お前よ、タイガーの愛弟子が電流爆破入るんだから、タイガーマスクを見届人にしてくれ。よろしいですか!?おい、おい、平井、平井さんだ、ごめん。平井さん、まだギャラもらってないから平井さんて言っとくよ。オイ平井さんよ、平井さんよ、タイガーマスクに、病気でもいいから、見届人として、28日、汐留?どこだったかな?わかったよお前ら、オイ、アリーナに来てください。よろしく。(間下に)お前、お前さ、ちょっと待て。間下、お前汚い顔してるよ。なんか汚い。顔見せろオラ。お前らこんな汚い顔に拍手すんなよ。おかしいよ。間下、28日待ってるぜ」
間下「大仁田厚、一個忘れてるぞ。PPVでご覧のみなさんもあるだろう。どこだPPV、PPVでご覧のみなさんこんばんは!大仁田厚、ちょっと話を聞け」
大仁田「考えとけよ。考えとけって」
間下「地雷爆破、電流爆破大仁田厚、俺と正々堂々決着つけようじゃね―かよ」
大仁田「正々堂々って電流爆破だよ。正々堂々と、28日、おーし、よーし、よーし!よーし!よーし!俺も言う事忘れたからいいやもう。じゃあな。おい今日は雨の中ありがとう。空席あるけど、プロレスをこよなく愛してた皆さん、40代50代60代70代、さっき70代のおじいちゃんに会った。でも俺もそれぐらいになった。それに近い。だけどこうやってリングに上ってる。ということで、間下が!間下が!928、リングに上がります。電流爆破のリングに上がります。皆さん、よろしく。シュレック、お前怒ると怖いよ。お前の顔怖いよ」
シュレック「大仁田、矢口、俺は、お前らと仲良くする気はねーからな。ぶっ潰してやるからな!」
大仁田「いや、悪いけどさ、俺意外とシュレック尊敬してるんだよ。なぜかと言うと、警官を辞めれば退職金かなり出るわけじゃん何千万。それ蹴ってプロレス界に来てる。お前は、ある種、ある種だよ?偉大な男だよ。偉大な男。怖い顔すんなよ。握手しようよ。握手しようよ」
シュレック「そういうんだったら、ギャランティたんまり用意しとけ。笑い事じゃねーぞお前ら。ストロングスタイルプロレスと邪道軍、最後の戦いだ。間下わかってるな?」
間下「強制的に終わります。お前ら長いんだよ。老人ホームじゃねーんだからさ。28日電流爆破、正々堂々やってやるから。ありがとうございました!」
<試合後コメント>
間下隼人&関根“シュレック”秀樹&洞口義浩
間下「よし。あざす。いやもうあとは9月28日に、正々堂々、こっちのスタイルで乗り込んできますから。電流爆破電流爆破、どんとこいですね。もうあと17日とかですけど、すごい楽しみなので、まあ、12、3年前の先生がやらなかったら電流爆破を、一応弟子の私が引き継いでやるっていうことになるんで、狂って狂って、しっかり、シュレックさんと決着つけてきます。洞口さんとはまた別の機会に」
洞口「ありがとうございます、お願いします」
シュレック「ね。あの、なめてるからさ、ボコボコにしてやろうぜあいつ。あいつらだけが爆破される。爆破されんじゃないぞ」
洞口「僕は正直、後楽園ホール大会は初めてなんですけど、ほんとにあの、今日こういう試合だったんですけど、まあね、やっぱストロングスタイルってやっぱね、名乗ってる団体なんで、次はちゃんとしたストロングスタイルでぜひ上がらせていただきたいなと思ってますまたよろしくお願いします」
大仁田厚
「間下頑張ってると思うよ。ハートコアにも適応できるようになったし。俺がギターを食らうとは思わなかったよ。だけどね、ストロングスタイルばっかりじゃなくて、こういったハードコアがあっても俺はいいと思ったから。1つのアクセント、アクセサリーだよ。あー、ところで9月28日、どこだった?鶴見青果市場、すぐ忘れるな。多分病状っていうかね、いいかどうかわかんないけど、愛弟子の間下が初の電流爆破、ストロングスタイルからね、初の電流爆破をやるわけだし、是非ですね、来場していただいて、間下の勇姿をですね、タイガーマスク、佐山サトルに見てもらいたいなと思ってます。俺佐山サトルと同級生ですから。同じ歳だから。間下のね、愛弟子がどれだけね、頑張るか。是非ですね、タイガーマスク、佐山サトル選手、はい、あの鶴見青果市場に来ていただいて、28日、見てもらいたいなって僕は思いますね。新間さんが亡くなったあと、やっぱり声が出なかったのに、新間さんの位牌の前とかはやっぱり声出して皆さんにお礼言ってたし。是非ですね、新間さんが、色んな意味で、新間さんがいなければ僕の存在はなかった。はっきり言ってグラン浜田だってですね。はい。女子プロのリングで戦ったその歴史がなければですね。というのは、同じ歴史を歩いてるということ。はい。是非ですね、佐山選手、タイガーマスクにはですね、はい、9月28日、鶴見の青果市場にですね。ぜひ来てください。
よろしくお願いします」
佐山サトル総監挨拶
花束を持った来賓の方々に続き、平井代表がタイガーのマスクを持ってリングへ。
続いて平井代表が登壇。
平井代表「皆様、本来であればこのあと佐山総監の入場曲にのって、総監登場の予定でありましたが、それが今日は叶わなくなりまして・・・佐山総監今病と戦っております。先程までも皆様にご挨拶をされたいという話は1時間前までしていたんですけど・・・佐山総監に今日花束をお渡しに来ていただく方、佐山先生に対して、皆さま非常に親しい方がこのリングに上っていただいております。よろしければ、先生へのお言葉を一言頂戴できればと思います」
野尻栞理さん「佐山先生頑張ってください。応援しております」
野尻兄弟「がんばれー」
和田政宗コミッショナー「コミッショナーの和田政宗でございます。佐山総監、今本当に闘病中でございまして、私も自らの闘いを控えておりますけど、今日仙台から上京してなんとしても佐山先生、激励をしたいということでこのように花束も用意していただき、お渡しをできればと思っておりました。メニエール病、またパーキンソン病と、佐山総監戦っておりまして、平井代表のお話では、もうあの先程まで普通にお電話をしていたという事でございますけども、やはりこの雨のぐずついた気候ですと、気圧の関係でございますとか、そういったところでやはり佐山総監、相当やはり厳しい体調になられるということでございます。佐山総監本当に今懸命に戦っております。皆様方にもそれぞれの闘いがあると思います。佐山総監!何卒、病を克服して、またここに姿を見せてください。お願いします!」
高森城さん「梶原一騎はタイガーマスクを描き、新間会長とともにこのリングに、実際のレスラーを生み出しました。ただ梶原自身は、佐山総監の大ファンでして、プロレスを見終わるまでは飯も食わしてもらえなかったのを覚えております。梶原が愛したこのプロレスを、梶原も新間会長もいなくなった今、早く元気になってリングに輝きを取り戻してほしいと思います。佐山総監頑張れ!」
ブル中野「たまたまですね、先日東京ドームホテルの方で佐山先生と偶然お会いすることになりまして、私も2012年で引退セレモニーをやったときに、本当は花束を持って先生はいらしてくれてたんですけども、時間の関係でその時にはリングで渡していただくことはできなかったんですが、今回そのお返しができるなと思って今日来ることになったんですが、体の事を聞きました。金曜の8時、テレ朝、毎週見てましたよね?初代タイガーマスク、皆さんがテレビに釘付けになって夢と勇気と希望をたくさんもらったと思います。皆プロレスファンだっていうことを、大きな声でプロレスファンだと言えるようになったんだと思います。それはほんとに、初代タイガーマスクさんのおかげだと思っています。今佐山先生が身体を酷使して、プロレス界を盛り上げてくれた。今はその病に少し押され気味ですが、今こそ皆さん、佐山先生を勇気づけるばんなんじゃないでしょうか?この今のこの現場を、多分動画でライブ配信されているという事なんで、もしかしたら佐山先生も見てくれているかもしれません。皆さん、佐山先生になにかエールをみんなで送りませんか?(タイガーコールが起きる)皆さん一緒になにか一言届けたいと思いますので、私が、佐山先生と言いますから、皆さん一緒に頑張れーと一言お願いします!いきます、佐山先生!がんばれー!ありがとうございました」
第5試合
先発は竹田と川村。握手から試合を開始し、川村がローで牽制して下がりながらリングを回るが、竹田がタックルからバックを取るも、グラウンドの攻防となり川村がコントロールするとボディに鉄槌を落としていく。竹田が下からビンタを叩き込み、蹴り飛ばして立ち上がる。
竹田がローを打ち込むと川村が組み付くが、竹田はそのままコーナーに押し込みスーパーにタッチ。
スーパーはミドルキック。さらにローキックからミドルのコンビネーションを打ち込んでいくが、川村がワンツーからミドルキック。さらに掌底からノーガードで挑発していき、スーパーがコンビネーションパンチで前に出ると、ボディに膝蹴り。だが川村が組み付くもスーパーが巻き投げてグラウンドの攻防になるが、川村はスタンドに戻り睨み合う。
掌底の打ち合いから川村が左右のボディブロー連打。村上がリングに出てきて味方である川村を自軍コーナーに叩きつけて強制的にタッチ。
スーパーが村上を場外に投げ捨てて場外乱闘へ。村上がボコボコにしていき、リングに投げ入れるとスーパーの背後から後頭部を蹴りつけてナックル連発。さらにマスクを掴んでコーナーに顔面を叩きつけていき、顔面を蹴りつけてから肩に乗って痛めつける。さらにケンカキックを叩き込むが、竹田が村上の背後からスリーパー。村上は竹田に「待ってろ」とビンタ。ビンタの打ち合いから竹田がヘッドバッド。川村が竹田をドロップキックでふっ飛ばし、スーパーが村上に蹴りかかるが村上はストレートを顔面に叩き込みスーパーがよろよろと倒れる。さらに村上が背中を蹴りつけて引き起こすと、左右のパンチ連発から首投げで倒しロープに飛ぶ。だが竹田が場外からイス攻撃を叩き込み、さらに脳天にイスを叩き込む。そこへスーパーが二段式の膝蹴りを突き刺し、スクールボーイで3カウント。
納得いかない村上は竹田に蹴りかかり、スーパーにも殴りかかるが川村が引き剥がす。だがセコンドにいた高橋義生が竹田を殴り飛ばして排除。
村上「おい、平井、とりあえず出てこいよコラお前。おい平井出てこい!おい!ポーカーフェイスちゃうぞ、お前今日男にさせてやるからよ。男平井、今日の試合どうよ?今日の試合はどうや言うとんねん。お前続き見てーだろ?」
平井代表「熱い試合を見せてくれ!」
村上「おう見たいな。おし、このクソストロングスタイル、いっつも、3日前とかにカード発表しやがってコラ。よーし、今日はここで俺がカード発表してやる。お前YESかハイどちらか言え。YESかハイだぞ!YESかハイ。おい、川村は引退するからよ、ここでよ、今日俺はお前、連れてきた仲間だ。おい、お前ら、俺らとタッグ、お前らが2人で、12月4日、勝負するか?オイいいか?うんっていったぞこいつら?お前いいな?男平井!おまえそんなションベンチビッたみたいな声出してんじゃねーぞ!はっきり言わんかいコラ!」
平井代表「熱い戦い見せてくれ!」
村上「よーしよしよしよしよし、熱い試合なんかよ、いつでもできっからよ。俺達によ、一つよ、お前1年前から言ってたあれ、かけろよお前?あれだよ、ここにないタッグベルトだ!平井、作れ。これもYESかハイどっちだ!YESかハイだよ」
平井代表「先生に言う」
村上「お前なんでも先生やな。いつまで佐山のケツ追っかけてるんだコラお前。たまには前に出て喋ってよ、オメーの話は長くてツマンネーからよ、YESかハイで言え。YESかハイだよ。ベルトかけんのかかけねーのか、YESかハイだよ。かけますか?」
平井代表「ベルト作る!」
村上「おーし、お前決まりだよ。このストロングスタイル、12月4日、タイトルマッチ、初の、タイトルマッチだ。いいな?おし。オイお前らみんな!」
高橋義生「12月4日、俺はつえーぞ?なぁ、びびんなよ?ちゃんと上がってこいよリングの上に。俺は強いぞ!なんで俺が人食いって言われてたか?カール・ゴッチ、そして藤原喜明の弟子、人食い、人食い義生が、食ってやるよ」
村上「そういうことで、お先に失礼」
<試合後コメント>
スーパー・タイガー&竹田誠志
竹田「おいおい2年半ぶりにストロングスタイル出たけど、おもしれーじゃねーかよ。この野郎。ああ、おい、昔な、俺がいた団体に上がってやってるけど、めちゃくちゃにボロボロにされたよ。その竹田誠志はもういねえよ。ああ、タッグベルト?上等だよ。やってやるよ。あと高橋義生?レジェンドだよ。つえーのも知ってるよ。つえーから、上がるよこっちは。やってやるよ」
スーパー「村上、そして人食い義生、今のこのリングで、のうのうと生きれるほど甘くねーんだよ時代進んでんだ。それを徹底的に見せてやるよ。覚えとけよ」
竹田「おい。危なさではよ、村上和成に負けてねえと思ってっからよ。俺とスーパータイガー、いろんなリングでやりあってきた。この盟友で、タッグベルト、とってやる」
村上和成&川村亮&高橋義生
村上「まあ負けて喋るの大嫌いだし、負けたやつが喋るのないと思ってますけど、今日はえーと、あのしょんべんタレの平井が、ちょっと男平井になって、俺の要求2つ、まあやけっぱちかもしんないけど、持っていったから、今日はそれに免じて答えます。まあ結果は結果だけど、次に繋がる光景だったと思うし、まあ何よりね、どうなのかなと半分、信用半分、そんな高橋さんを、今日セコンドに来て、見てて、その空気感。何もしないけどこの空気感最高だなと思って。それがあの流れになって、その熱が高橋さんに飛び火してね、こういうタッグになりました。まあまあまあまあ、いい流れだったと思ってます。俺の思い通り。まあまあ、だんだん、だんだん、こうやって俺の力を下で一生懸命手根を張ってくんで。まあまあまあ、また出てください。これからまた面白いショーが始まりますんで、ぜひぜひ足を運んでください。まあもしかしたら来ないかもしれませんけどね。まあそんなとこです。また僕川村は引退するって言ってますけど、動きますよ」
川村「僕の最後の後楽園ホール、めちゃくちゃですよ」
村上「楽しかったでしょ?まあそういうことですよ。よかったら言ってくれ」
――高橋さんはこの団体のベルトっていうのはどういう風に思ってらっしゃるんでしょうか?
高橋「いや、俺はベルトは別に興味ない。ただ、今日川村の応援で来たんだけど、試合に出てストロングスタイル、ストロングスタイルプロレスって言ってるのに、俺が覚えてきたカール・ゴッチ、藤原喜明から教えてもらったストロングスタイルプロレスとはちょっと違うなと思って。で、気が付いたらああなってたんだけど。で、村上くんはこう、ずっと結構長いよ。ずっとバックステージの中での付き合いだけど、長いので、やっとここで組めるのかなと思って、それが楽しみ。別にベルトなんかどうでもいいんだけど、まあ、言ったらプロレス界の1番右側、1番右側から人が1人。いや、怖いよー俺」
――スーパータイガーにはストロングスタイルを感じなかった?
高橋「スーパータイガーにストロングスタイルをきっちり教えに来たと言ってもいいかもしれない俺が本物のストロングスタイルを教える」
村上「いや、楽しみだね。楽しみしかないです。楽しみです」
第6試合
先発はジャガーと世羅。ロックアップから世羅がロープに押し込むとジャガーが髪を掴んで切り返してエルボー。世羅が回転してコーナーに押し込むと、くるみがエプロンから走り込み串刺しラリアットを叩き込む。世羅がジャガーを場外に蹴り落とし、そのまま場外乱闘へ。
ジャガーが客席に叩き込んでからリングに戻り、髪を掴んでケンカキック。ロープに飛ぶが、もちが場外から足を掴んで引き倒し、世羅がケンカキックからもちにタッチ。
もちは背中にハンマーブローからボディスラム。さらにロープに飛んでヒップドロップから、ロープに飛んでギロチンドロップ。ジャガーは避けると髪を掴んで振り回し、コーナーに押し込んでエルボー連打。さらにサミングからコーナーで顔面を踏みつけていき、レフェリーが注意するとDDTから薮下にタッチ。
薮下は正面ロープに押し込むと3人でもちの顔を踏み潰していき、ヘアーホイップからコーナーで顔面に膝を押し付ける。さらに首投げからスリーパーで捕らえ、腕ひしぎももちはロープに足をかけてブレイク。薮下はキッドにタッチ。
ジャガーがイス攻撃連発から、薮下とともにロープに振り、キッドとジャガーでもちにイス攻撃。さらにもちをイスに座らせると、キッドがロープに飛んでドロップキックを突き刺す。
キッドはその場飛びムーンサルトを投下しフォールも2。
キッドはコーナーに叩きつけ、強烈なチョップからロープに飛ぶが、もちはカウンターのブラックホールスラム。もちはくるみにタッチ。
くるみはショルダータックルでなぎ倒すが、ジャガーと薮下がコーナーに振っていくも、くるみは次々ショルダータックルで吹っ飛ばす。
くるみはロープに振っていくが、キッドがクリストで捕らえるも、くるみはすぐさまコーナーに走り込みサンドイッチ。さらに串刺しボディスプラッシュからサンセットフリップを投下しフォールも薮下がカット。
くるみは担ぐが、着地したキッドが投げようとするが、耐えたくるみにエルボー。キッドはロープに飛ぶが、くるみは追走ボディスプラッシュからロープに飛ぶが、キッドは追走してロープに飛び乗るとブーメランクロスボディ。キッドはブレーンバスターで叩きつけ薮下にタッチ。
薮下はフットスタンプからロープに振ろうとするが、切り返したくるみに脇固めを狙う。耐えたくるみにスクールボーイも2。
薮下はコーナーに振ろうとするが、くるみが逆に振って走り込むも、薮下はコーナーに駆け上り走り込んできたくるみにぶら下がり腕ひしぎ。だがくるみは力付くでコーナーに戻ると、世羅がデッドリードライブからくるみがミサイルキック。フォールもジャガーがカット。
くるみはもちにタッチ。
もちはロープを往復してのヒッププレス。フォールも2。
もちはロープに飛ぶが、エプロンからジャガーが蹴りつけていき、薮下が帯を持ち出すがもちもバラ鞭を持ち出ししばきあいへ。
薮下がガットショットから帯攻撃連発。ロープに飛ぶが、もちがムチをフルスイングして迎撃すると、ロープに飛ぶが薮下は払い腰で迎撃。薮下はジャガーにタッチ。
ジャガーはコーナーに振ろうとするが、逆に振ったもちが走り込むもジャガーはかかと落とし連発で迎撃し、ローリングかかと落とし。フォールも2。
ジャガーは引き起こすももちは裏拳から走り込むが、ジャガーはコブラツイストで捕らえる。これはくるみがカット。
くるみともちでジャガーをロープに振り、ダブル攻撃を狙うがジャガーはくるみともちをまとめて場外に巻き投げ、エプロンを走り込んでのかかと落とし。これはくるみが避けてキッドと薮下に誤爆。
リングに投げ込まれたジャガーへもちが串刺しボディスプラッシュからくるみがキャンボールで圧殺。さらにもちがリバーススプラッシュからフォールもキッドがカット。
もちは投げようとするが薮下がカット。
くるみが薮下のバックをとり、もちも一緒に投げようとするも薮下が二人まとめて払い腰。
キッドがもちに619から場外へコーナーからのプランチャを投下し、ジャガーがもちをフィッシャーマンバスターで突き刺し3カウントを奪った。
<試合後コメント>
ジャガー横田&藪下めぐみ&スターライト・キッド
ジャガー「薮下と私はタッグチャンピオンのペアなので、彼女は私の教え子なので、様子はわかってます。彼女はやっぱり今までタッグで当たったりはしているんだけれども、今日は組んでみて、あのね、スターダム、意外と実力者だね。これ、あたしね、ほんとに軽く見てたんだよ。前も言った時あると思うんだけど、みんな試合数も練習料もしっかりしてる。昔の全女みたいなもんだよね。やっぱり100回の練習より1回の本番って言うぐらいなので、試合数が多い人っていうのはやっぱ力がつくと思うんですよ。そういう表れなのかなと思います、スターダムに関して。だから、ほんとにスタイルもよく顔もよく、プロレスできたら文句ないよね」
キッド「はい、ありがとうございます」
ジャガー「ほんとにそう思うので、とても今日も初めて組んで、頼もしいし、動けるし、ほんと意外とパワーがある。普通ちっちゃいと、ちょっとパワーはね、不足しがちなんだけど、やっぱパワーもあるので、そういう意味ではとても頼りないという感じが一切なかったです。私はね。はい」
薮下「いやもう今回ジャガーさんとスターライト・キッドさんと組ませていただきました。こんな経験、正直できないと思うんですよ、自分フリーなんで。で、ストロングスタイルにあがらせていただいて、ジャガーさんと組ませていただいて、今回キッドさんと組ませていただいてっていう、こんな光栄なことはないなと思って。長くフリーでやってるとそういう機会もないんで。今後、若さと美貌では負けますけど、歳でもまだ続けられるプロレス。あの、華やかさはなくても、地味でも一発逆転とかそういう、なんて言うんですかね、大きい人でも向かっていけれるようなことをどんどんどんどんやっていって、若さで負けてるけど気持ちでは負けないように。今日はありがとうございました」
キッド「あはははは」
ジャガー「笑い過ぎだよ」
キッド「すいません!お2人からほんとにそういうお言葉をいただけて、とても嬉しく思います。今日こうして初めて組ませていただいて、ジャガーさんとはずっと対角だったので、やっと隣に立つことができて、勝利できてほんとに嬉しいです。あのストロングスタイルプロレスさん、前回は欠場してしまい、今回リベンジ参戦できて、しかも周年大会ということで勝利を飾り、とても嬉しいんですけども、やっぱり私はスターダムの虎として、ストロングスタイルプロレスにはもっともっと上がるべきレスラーだと思うんですよ。こうお2人からありがたいお言葉をいただけたんで、ぜひまた呼んでください。今日はほんとにありがとうございました。楽しかったです」
――キッドさんは入場の時タイガーマスクのポーズをきめましたが
キッド「いやもうやっぱりスターダムの虎として、あの入場はですね、ちょっと私が5年前ぐらいにやってた入場ポーズではあるんですけども、それを今日は絶対やるべきだなと思い、特別に入場、あのポーズさせていただきました。またあのポーズ、見れる機会が皆さんあるかもしれないので、その時は目にしっかり焼き付けてください。そして佐山先生にもいつか始めて必ずお会いしたいです。よろしくお願いします」
――プロレス界の虎としては、お2人が持ってるタッグベルトっていうのに興味は
キッド「お?私そこ触れちゃっていいですか?」
ジャガー「ペアいるの?ペア」
キッド「私は、ネオ・ジェネシスという若いギャルユニットを私組んでおりますので、どのペアで組んでも、必ず素晴らしい」
ジャガー「若さがある」
キッド「はい!若さが、あります!(苦笑)」
ジャガー「1番ないとこだねここに」
キッド「そこで勝負しに行くのもありですかね?狙いに行ってもいいですか?」
ジャガー「やっぱりね、敵がいた方がベルトは光るので、いつでも来て」
キッド「うわ、やっぱりネオジェネシスが女子プロレス界を引っ張っていくためには、レジェンドを倒していかないといけないということで。今日は組みましたけど、また対角もあると思います。でもやっぱりジャガーさん隣にいてくれた方が心強いなっていうのもあります」
ジャガー「みんながそう言うんだよ。敵になりたくないみたいな」
薮下「ずるくないそれ?」
キッド「でも今日はちゃんとジャガーさん仕様のマスク、そして後ろにもタイガーマスクさんを」
薮下「声が三オクターブぐらいあがってる」
キッド「嬉しい」
――プロミネンスと久しぶりの対戦で、多分世羅さんが引退前に戦うのもしかしたら最後かもしれないですが
キッド「アーティスト戦ぶりですかね?私たちが大江戸隊の時に取られた。やっぱりくるみ選手(苦笑)」
ジャガー「すごいね」
キッド「あの時よりちょっと力強さが増してた気がします。でももっともっとやっぱり、私はこのアーティスト取られてからの3年間、でかい相手にも勝てるように、そして今ワンダーチャンピオンでもあるので、力強さをつけてきたので、シングルとかも今後やっていけたらいいなと思います。あと今日椅子が出てきて、ちょっと昔の血が騒いじゃいました」
ジャガー「やっぱりなんか視線あったもんね、あんた」
キッド「ちょっと今日だけは許してって感じで。はい」
――前半戦でSareeeさんと彩羽さんがタッグベルトに関して『ジャガーさんが私たちを挑戦者に指名してくれて、やりたいって言うんだったらやってやってもいいよ』みたいな発言があったんですが
ジャガー「向こうがやってやっても?ふざけんじゃない。勢いあるからって。強いわね、言葉が。でもベルトってどんどんどんどん挑戦されてより強いものが勝っていけば、ベルトがやっぱ大きくなっていくので。まあ挑戦するね、勢いのある子たちなので、挑戦する気持ちで、タイトル挑戦してきてほしい。私たちが受けるつもりなんだけど、ベルト私がある。それか今持ってる挑戦者?」
薮下「はい。持ってます」
ジャガー「お互いのタイトルに挑戦して」
キッド「お。ダブルタイトルマッチ」
薮下「持ってます」
ジャガー「マーベラスのベルト?」
薮下「GAEAさんの時からのですよね」
ジャガー「そうだよね。じゃあ別に、やれるじゃん。団体の垣根がないんだからね。やる時はやりますよおばさんたちね」
薮下「はい。頑張ります」
プロミネンス
世羅「プロミネンスでこのストロングスタイルプロレスに来たのは初めてで、もちさん初参戦でしたけどいかがでしたか?」
もち「いや、こんなにね、面白いリングがね、あるなんて、ほんと知らなかったんで。もっと早く知りたかった。そしてもっと早く3人でね、この、なんだかかき乱すようなね、長くやりたかった。もう今世羅の引退が決まってるので、プロミネンス組むっていうこと自体、ちょっとレアだったと思うので。それをね、3人と戦えたっていうのは、ちょっと、光栄なことですね」
くるみ「はい。まあ前回いつだ?3月とか2月の時に出て、で、次プロミで、3人として、3人で出れたのめっちゃ嬉しかったし、なんか個人的に久々にスターライト・キッドとも当たって楽しかったんで、またどっかで当たれたらいいなと思ってます」
第7試合
船木が前に出ると黒潮は場外に逃れる。リング外を回ってからリングに戻ると、側転して挑発するが、船木が左右のローからミドルキック連打。キャッチした黒潮に掌底からヘッドロックで捕らえ、ショルダータックルで倒すも、黒潮はすぐに立ち上がりジャケットを広げてアピール。
容赦なく船木が掌底を叩き込むと、黒潮はたまらず場外に逃れ、ふらふらしながらリング外を歩いて客にアピール。なかなかリングに入らず「ビビってんのか!」と挑発すると、船木がエプロンに降りて黒潮を睨みつけ、そのまま場外に降りるとボディへの膝蹴り連発からリングに投げ入れるが、黒潮はそのまま転がって反対側のロープから場外に降りる。
船木が追うも、黒潮はリング下に姿をくらませ、船木が探しているとリングに駆け上がりノータッチ・トペ・コンヒーロを発射する。
黒潮がリングに戻ると、観客のコールを煽ってからケブラーダを放とうとするが、船木が倒れ続けていたため発射できず。心配そうにエプロンから覗き込むが、動かない船木を見てドクターやレフェリーも船木に駆け寄る。
黒潮は不安そうにリングで正座して回復を待つが、レフェリーが試合を止めた。
動揺しながらもベルトを受け取った黒潮は「俺がチャンピオンだー!」とベルトを掲げる。
黒潮「(秒殺コールをする客へ)お前のせいだぞ半分は。ちょっと待ってくれ、すいません、今日来てくれたみんな、何人のお客さんが、楽しみにしてたかはわからないけど、ほとんどの人がきっと、俺対船木誠勝のタイトルマッチを楽しみにしてくれてたと思います。ただ、ちょっと」
船木が立ち上がりリングサイドへ。
船木「返ってくるから」
黒潮「船木さん、あの」
船木「お客さんすいません。アクシデントで脱臼しちゃいました。肩が外れてます。今から試合できないんで、形もおかしくなってるんで、病院行って治療してもらいます。また帰ってきます。よろしくお願いします」
船木は控室へ。黒潮はコーナーで倒立してアピールしてリング中央へ戻る。
黒潮「ということで、俺も正直何が起こったのかわかっていませんが
、きっと、今日から俺の、謝罪の日々が始まるでしょう。ただ、俺は、何も怖くない。なぜなら!謝ってきた人生、そして、ベルトゲット!(入場曲が流れるが)すいません長くて、あと2分ください。そうアクシデントはアクシデントだけど、船木さんに後で謝るし、試合中の事故だからしょうがない。ということで、ストロングスタイルのチャンピオンベルトが、ミスターノットストロングスタイルの俺の手に回ってきました。船木誠勝がこのリングに帰ってくる間、俺が防衛ロード繰り広げてやるよ。場所はどこだってかまわねー!このリングでも、俺の団体アップタウンでもどこだっていいよ、おい、わかんねーけどよ、間下とかこのベルト俺からとりてーんじゃねーの?まあそういうことで、これからのストロングスタイルプロレス」
シュレックがリングへあがると黒潮は急いでリングをあとに。
シュレック「おい戻ってこい」
黒潮「(怯えながらリングに戻り)俺は、ちょっとまった、ちょっとまて、お前が喋る前に俺に喋らせてもらうよ。おれは人間の挑戦を、人間の挑戦者を求めてんだよ!俺は人間の挑戦者を求めてんだよ!なんで人間じゃないお前がそこにくんだよ」
シュレック「おい黒潮、なんでもいいよ。お前が今ベルトを持ってるんなら、俺はお前に挑戦するだけだ」
黒潮は一回姿を消すがなぜか阿部を連れてリングに戻る。
シュレック「おい、お前が船木さんとの物語があるように、俺も船木さんと3年前にシングルやって、どろどろになって打ち合って、それから3年、磨いてきたんだよ色んなプロレスで。今日船木さんが勝って、俺は挑戦するつもりでここに来た。あんたが勝ったんだったら、あんたのベルトに挑戦させてもらうよ」
黒潮「よし、あれだ、俺は、人の、俺は、自分と船木さんのストーリーは大事だけど、俺と船木さんのストーリー超大事。だけど、シュレックと船木さんのストーリー、知りません。どうだっていい。ただ、俺は誰でもいいっつったけど、順序があんじゃねーの?その順序俺はわかんないけど、そのなにかを成し遂げてから俺が挑戦受けてやるよ。なんでかわかるか?俺がこのリングのチャンピオンだからだよ」
<試合後コメント>
黒潮TOKYOジャパン
「おい、座って座るぞ。座って座るぞ。だって違う。座って喋るぞ。なぜなら俺がストロングスタイルチャンピオンだからだよ。おい。俺はこの結果が事故だとは思わねぇ。結果こうして、完勝じゃないけど、船木誠勝から一勝した。この試合があるから俺は伏せてたけど、実は自分の興行で船木さんと俺シングルを1回だけしたことがある。アメリカに行く前に。その時は完敗してます。ここで一勝一敗なんです今俺達。多分今日戦ってわかったけど、実力は俺が50だとしたら船木誠勝は400だよ。500じゃねーぞ、400だよ。だけどな、確実に、その、まあいいか。これ以上は言わなくていいか。とにかく、船木さん、すいませんでした。怪我を治して、次は挑戦者としてチャンピオンの俺のところに来てください。そしてシュレック!?俺は人間の挑戦者を求めたんだよ。人間じゃねえやつはダメだ。人間じゃないやつで俺に挑戦したいやつは、なんか俺が納得するようなことをやってもらってから、このベルトに挑戦表明してもらおうかな。俺が戦いてえのは、いっぱいいるね。間下、阿部。まあ、やっぱね、俺より世代が下の人になるよね。なぜなら勝てそうだから。俺こそがストロングスタイルだよ。よう見とけ。楽しくするぞ」