【試合詳細】2・22 アイスリボン道場マッチ 勝愛実&トトロさつき vs 若菜きらり&叶ミク Yappy vs バニー及川 星ハム子 vs 杏ちゃむ vs しのせ愛梨紗 星いぶき vs YuuRI

『アイスリボン1402』
日程:2025年2月22日(土)
開始:12:00
会場:埼玉県・アイスリボン道場
観衆:48人
▼シングルマッチ10分1本勝負
○星いぶき
7分48秒 グッド・いぶニング
●YuuRI(ガン☆プロ)
▼トライアングルリボン15分1本勝負
○星ハム子
13分19秒 女の執念
●しのせ愛梨紗(飛鳥)
※もう一人は杏ちゃむ(信州ガールズ)
▼Yappy Birthday シングルマッチ10分1本勝負
○Yappy
6分31秒 マガツマンダラ
●バニー及川(フリー)
▼タッグマッチ20分1本勝負
勝愛実/△トトロさつき
20分0秒 時間切れ引き分け
[きらミク]△若菜きらり/叶ミク(T-HEARTS)
勝とトトロがICE×∞戦を前にまさかのタッグ結成も噛み合わず引き分けに!Yappyが誕生日記念試合で同期のバニーと対戦!
第1試合
元ICE×∞王者同士のシングル戦という好カードがオープニングマッチに組まれた。ロックアップから腕の取り合い、ヘッドロックの決め合いから、YuuRIがトーキック。コーナーに振ろうとするが、これを切り返し、YuuRIをコーナーに振ったいぶき。串刺し攻撃を狙って飛び込むも、飛び込みをかわしたYuuRIがランニングネックブリーカードロップを決めカバーもカウント2。
YuuRIがサッカーキック。ダメージに表情をゆがめながらも「来い!」と挑発したいぶき。YuuRIがサッカーキックを連発。さらにPKを狙うが、蹴り足をキャッチしたいぶきが前方に倒し、ロープに飛んでのタックルを決めると、串刺しボディアタック、正面ドロップキックでカバーもカウント2。
YuuRIがミドルキックをヒット。いぶきが逆水平チョップで応戦。蹴りとチョップの打ち合いから、いぶきがカウンターのダブルチョップでカバーもカウント2。
蹴りのかわし合いからYuuRIの蹴り合いを取って倒したいぶきがボディへの蹴り上げからロープ際に追い込んでの飛び込みニーでカバーもカウント2。
いぶきのネックブリーカードロップをしのいだYuuRIだが、いぶきが逆水平チョップ。YuuRIがトラースキック、延髄ハイキックでカバーもカウント2。
YuuRIがスリーパー、胴締めスリーパー。いぶきがロープに逃れる。YuuRIのエルボーをかわしたいぶきがトラースキック、飛び膝蹴りでカバーもカウント2。いぶきがファイヤーマンズキャリーも逃れたYuuRIがレッグロールクラッチもカウント2。
YuuRIのバズソーキックをかわしたいぶきが回転エビ固めもカウント2。
続けていぶきがグッド・いぶニングでカウント3を奪った。
第2試合
3月24日横浜リボンでリボンタッグ王座挑戦権を懸けて対戦する杏ちゃむと愛梨紗が最後の前哨戦をトライアングル戦で対戦。さらにもう1人として加わったのが、現リボンタッグ王者のハム子。杏ちゃむと愛梨紗にとっては三つ巴戦を制した後の標的であり、意識せざるを得ない相手。しかしそれ以上に、3人が3人ともトライアングル戦で結果を残していないことに意識が強く、ゴングが鳴った後もロックアップでの押し合い、ハム子が一歩引いて杏ちゃむと愛梨紗が力比べ、さらに数珠つなぎの腕の取り合いと、序盤はお互い手探り状態。
最初に動いたのはハム子。2人をまとめてヘッドロックに決め、さらに2人をコーナーに振って2人まとめてのお・し・り・ダーッ!その背後に回った杏ちゃむが丸め込みもカウント2。
杏ちゃむがヘッドロックから串刺しエルボー、串刺しランニングダブルニー。カバーもカウント2。
ハム子が杏ちゃむをコーナーに詰め、コーナーに乗っての腹ウォッシュ。さらに杏ちゃむのエルボーをかわしてのセクシーポーズを決め、杏ちゃむに「やってみろ!」と迫るも、杏ちゃむが拒否。「じゃあ、私が!」と愛梨紗が客席に向かってアイドルポーズを決めるが、「お前にはまだ早い!」とハム子と杏ちゃむに突っ込まれ、場外に落とされる。杏ちゃむがハム子に正面ドロップキックでカバーもカウント2。
杏ちゃむがハム子にスリーパー。リングに戻った愛梨紗が杏ちゃむにスリーパー。ハム子がロープに逃れブレイク。杏ちゃむがダメージから場外エスケープ。ハム子と愛梨紗がタックルの打ち合い。愛梨紗がエルボー連打からハム子をコーナーに振るが、ハム子がカウンターのタックル。ハム子が愛梨紗をヘッドロックに決める。ハム子が愛梨紗にブルドッキングヘッドロックを決めながら、飛び込んできた杏ちゃむの首も刈って、2人まとめて倒す。ハム子が愛梨紗をカバーもカウント2。
ハム子と愛梨紗がバックの取り合い。愛梨紗がバックを取って、ハム子をロープに振るも場外の杏ちゃむがハム子の足を払って倒す。杏ちゃむと愛梨紗がエルボーの打ち合い。愛梨紗がチンクラッシャー、ドロップキックでカバーもカウント2。
杏ちゃむがミドルキックでカバーもカウント2。
杏ちゃむが腕十字固めからアームロックへ。ハム子がカットに入るが、そのハム子の足を取った杏ちゃむが愛梨紗の腕を決めながらハム子に裏アキレス腱固め。ハム子がロープに逃れブレイク。ハム子と愛梨紗が杏ちゃむにダブルタックル。愛梨紗がハム子にフィッシャーマンズスクリューを決めカバーもカウント2。
愛梨紗がダイビングボディアタックでカバーもカウント2。
愛梨紗のファイヤーマンズキャリーを逃れたハム子が飛び込みラリアット。カバーもカウント2。
ハム子が腹アタックからシャイニング腹ザードでカバーも杏ちゃむがカット。杏ちゃむが愛梨紗をフィッシャーマンズバスター。続けてダイビングフットスタンプも愛梨紗がかわす。着地した杏ちゃむにハム子が飛び込みラリアット。愛梨紗がハム子をタックルで吹っ飛ばし、ハム子と杏ちゃむをロープ際に並べて、飛び込みクロスボディ。愛梨紗が杏ちゃむにその場飛びのシャイニングウィザード。ハム子に距離を取ってからシャイニングウィザードで飛び込みもハム子がカット。ハム子が愛梨紗を抱え上げようとするが、愛梨紗がバックに回り込み回転エビ固め。
カウント2でハム子が反転してカバーもカウント2。
再度、愛梨紗が反転してカバーもカウント2。
さらに愛梨紗が丸め込みもカウント2。
ハム子が女の執念を決め愛梨紗からカウント3を奪った。
第3試合
2月26日で45歳になるYappyが自らの誕生日記念試合の相手に選んだのは、デビュー日がわずか1日違いの同期であるバニー(Yappyが19年5月2日、バニーが同年5月3日)。バニーのアイス道場マッチ参戦は所属時代の22年5月21日『1202』大会以来。Yappyとのシングル戦は21年8月4日P’sParty84戦以来となる。
ゴングと同時にドロップキックを決め、倒れたYappyにフロントヘッドロックを仕掛けるが、Yappyが切り返す。バニーがヘッドロックもYappyがバックドロップの形で持ち上げ、肩口に担ぐ。バックに逃れたバニーがスリーパー、サッカーキック、低空ドロップキックでカバーもカウント2。
バニーがレッグスリーパー、外してローキック連打。蹴り足をキャッチしたYappyが膝にエルボーを入れて倒すとアキレス腱固め。ロープに逃れたバニーをコーナーに横に寝かせYappyがチョップ、串刺しボディアタック、旋回式ボディプレスでカバーもカウント2。
Yappyがドラゴンスリーパーからリバースさせて肩口に担いでのアバランシュホールドでカバーもカウント2。
Yappyのエルボーをかわしたバニーがコルバタ、ミサイルキックでカバーもカウント2。
バニーが腕ひしぎ十字固め。ロープに逃れたYappyに飛び込みドロップキック。Yappyをロープに振るが、Yappyがカウンターのアックスボンバーでカバーもカウント2。
Yappyがウェイストランドでカバーもカウント2。
バニーがカサドーラで丸め込みもカウント2。
バニーがハイキック。Yappyがバックフリップ、ロープ際に追い込んでの飛び込み開脚ヒップアタック、ギロチンドロップでカバーもカウント2。
Yappyがゴリースペシャル、後方に叩きつけてマガツマンダラでギブアップを奪った。
第4試合
2月24日横浜リボンでICE×∞王座戦を行う勝とトトロ。その最後の前哨戦で勝が提案したのは、対角ではなく隣に立つ、タッグを組んでの前哨戦だった。その対戦相手に選ばれたのは、横浜リボンでリボンタッグ時期挑戦者決定三つ巴戦に出場するきらミク。きらミクにとっても横浜に向けて、ここで失速するわけにはいかない大事な一戦。
試合はトトロvsミクでスタート。ロックアップからトトロがロープに押し込む。再度、ロックアップからトトロがヘッドロックへ。ミクがロープに振ろうとするが、トトロがウエイトをかけてグランドヘッドロックへ。ロープに逃れたミクをトトロがタックルで吹っ飛ばし、勝に交代。起き上がれないミクに勝がストンピング。さらに引き起こし、ロープに叩きつけてからのストンピングを連打。勝がキャメルクラッチ。勝が自ら外してストンピングを入れ、今度はスリーパー、サーフボードへ。さらにミクの背中に乗ってウエイトで潰すと、アームバー。ミクを起こして腕折りから再度、アームバー。ロープに逃れるミク。外した勝がトトロと交代。トトロがミクをロープ際に寝かせて物置攻撃。さらにコーナーに詰めての踏みつけ。エプロンから勝が踏みつけのアシスト。自軍コーナーにミクを引き込み、勝に交代。勝がボディスラムでカバーもカウント2。
ミクが首固めもカウント2。
代わったきらりがドロップキックも動じない勝がきらりの髪を掴んでコーナーに叩きつける。きらりが勝の髪を掴んでコーナーに投げて踏みつけも、しのいだ勝がきらりの髪を掴み投げ飛ばす。掴んだ髪を離さずに引き起こして投げ飛ばす。3度決めてコーナーに叩きつけての膝を顔面に叩き込む。倒れたきらりの腰にニーを落とす。さらにエルボードロップでカバーもカウント2。
勝が脇固め。トトロがミクをけん制。勝がアームロックとレッグロックを同時に決める。しのいだきらりがドロップキックも勝がタックルで吹っ飛ばす。同じ攻防が3度続き、きらりがエルボー連打へ。きらりがドロップキック。ミクが入ってダブルドロップキック。勝をコーナーに振り、串刺しドロップキックをきらり、ミクが順に2発ずつ決め、さらにダブルの串刺しドロップキック。きらりがカバーもカウント2。
きらりがボディスラムを狙うが、勝がこらえる。きらりが丸め込む。カウントは2。
勝がダブルアーム式バックブリーカードロップでカバーもカウント2。
きらりがカウンターの低空ドロップキックを勝の膝に叩き込み、続けて前方回転式レッグブリーカー。カバーもカウント2。
代わったミクがドロップキック3連発でカバーもカウント2。
ミクが変形羽根折り固め。ロープに逃れた勝にミクがストンピング、飛び込みの低空ドロップキック。きらりがミサイルキック、ミクがコーナーからの高角度後方回転エビ固めからジャックナイフもカウント2。
きらりが入り、ダブルブレーンバスターを狙うが、トトロがカット。きらミクが2人をリング中央で同士討ちにさせる。さらにトトロのの背中にきらりがドロップキック。ミクがトトロに飛び込みのクロスボディ。勝がトトロの頭を蹴飛ばす。ミクが勝にエルボー連打。打ち合いから勝が飛び込みラリアット。カバーもカウント2。
勝が自軍に戻り「チェンジ!」と言いながらトトロの顔面に張り手。トトロが張り返す。ロープ越しに2人がエルボーを打ち合う。トトロがリングに入り、勝の前に立つ。ミクが飛び込むが「邪魔だ!」と2人で蹴散らす。勝とトトロがエルボーの打ち合い。ミクがまたも飛び込むも、2人で蹴散らすと、トトロが串刺しラリアット。逆コーナーに振るが、ミクがミサイルキック。カバーもカウント2。
ミクがスピニングボディアタックでカバーもカウント2。
代わったきらりがフットスタンプ、串刺しドロップキック。トトロがボディスラム、ボディプレスでカバーもカウント2。
トトロがカミカゼを狙うが、きらりが後方回転エビ固めへ。仁王立ちでこらえるトトロにミクがドロップキック。トトロが倒れ、きらりがカバーもカウント2。
きらりが逆さ押さえ込みを狙うが、こらえたトトロがボストンバック。ミクがカット。ミクがロープに飛んだトトロにドロップキック。きらりと2人でダブルの外掛けを狙うがトトロが動かない。サンドイッチのダブルドロップキックを決め、再度、ダブルの外掛けでトトロを倒す。きらりがカバーもカウント2。きらりがダイビングボディアタック、ミクが続けてダイビングボディアタックを決め、きらりがカバーもカウント2。
きらりがトトロを、ミクが勝をロープに振り、同時ドロップキック。きらりがトトロをカバーもカウント2。
何度もフォールに固めるもトトロが返す。その攻防中に時間切れのゴング。勝&トトロを相手にきらミクが20分を戦い抜いた。
試合後、マイクを手にした勝は「お前さぁ、きらミク相手に20分ドローって、24日、タイトルマッチで、お前、3月にチャンピオンとして後楽園ホールに立ちたいって、24日を指名してきたよな。この中の誰が24日、私から勝てると思っている人がいるんだよ。」とトトロに怒り爆発。勝からマイクを奪ったトトロは「その言葉、そっくりそのまま返すわ。チャンピオンなのに、きらミクから勝ててないですよね。」と返す。にらみ合う2人の間に入ってきたのはきらり。「お前ら、大人げないな。きらミク相手にってなんだよ。きらミクだって立派なタッグだから。うちらはなあ、もう次に切り替えているんで。今回、負けたのは悔しいけど…(勝から「負けたのかよ。」と突っ込まれ)負けてない!負けてない!負けてない!ドローは負けと同じくらい悔しいけど、私たちは24日の巴戦で絶対に勝ちます。」とミクと2人でポーズ。続けて「私たちは大人なので。ミクから言ってあげて。」ときらりがマイクをミクに渡す。「はい、今日はYappyさんの誕生日ということで、今日の締めは、私たちは大人だから、Yappyさんに締めを譲ろうと思います。」とミクがゲート前で見ていたYappyをリングに促す。リングに上がったYappyは「そろそろ45歳になりまーす!45歳まで試合できる選手は少ないでしょ?ちゃむもいっしょに締めよう。」と杏ちゃむを迎え入れる。出場選手全員で「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で締めるが、「ちょっと、待ったーっ!」とトトロ。そのタイミングでYappyにバースデーケーキが贈られる。ケーキのロウソクの火を吹き消したYappyは抱負を聞かれ「自分のためじゃなくて、Yappyより若い選手は45歳まで試合できるように。みんながYappyみたいに元気でいられるように。そして自分は50代、60代までプロレスできるように!頑張りますよーっ!」と笑顔でアピール。ケーキを手に改めて「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で大会を締めた。