EXTREME王座V2の男色ディーノが3・20後楽園で飯野雄貴と“禁断”の防衛戦へ!「やりたいことをやるだけだ。何が起こってもいいんだな?」

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 DDTプロレスが1月26日、東京・後楽園ホールで「『NEW YEAR, NEW HERO. 2025~新たな物語がはじまる~』を開催した。DDT EXTREME王者の男色ディーノがゴージャス松野を退け、V2に成功。3月20日、後楽園での「旗揚げ28周年記念興行」で飯野雄貴と“禁断”の防衛戦に臨むことが決まった。

 ディーノvs松野の一戦は1カウントフォールで決着する「人生の煌きルール」で実施され、御年63歳の松野にとっては厳しい試合形式となった。ディーノは執ようにアームロックで攻めていくも、松野は意地でエスケープ。ディーノが強烈な垂直落下式ブレーンバスターを敢行も、松野はカウント0で返す。ディーノがファイト一発、1度抱きしめてから男色ドライバーにいくが、これも松野はカウント0で返していく。ディーノのリバースえび反りジャンプは自爆。松野は掟破りの逆リップロック、ゴージャス・スーパースターエルボーから背中を押さえていく。態勢を入れ替えてフォールを狙うも、ディーノが首固めで切り返して1カウントを奪い勝利した。

 試合後、彰人GM代行が「次のタイトルマッチは3月20日、後楽園になります。このタイミングでやってほしい選手がいます。その人とやってください」と言うと、2023年10月までフェロモンズでともに戦ってきた飯野が登場。

 彰人GM代行が「このカードは会社が避け続けてきたカードです。このタイミングで、みんなの記憶からフェロモンズが消え去る前に、あなたたちのシングルマッチが見たいんですよ」と言えば、ディーノは「飯野雄貴とシングルマッチするタイミングはアタシが決める。おめえが決めることじゃねぇ」と回答。

 飯野は「彰人さんから戦ってほしいと言われて、ここに立ってますけど。会社に(フェロモンズを)辞めさせられた、ディーノにやらされた…。違います。自分の意思でやってましたよ。彰人さんがやってほしいから出て来い? 違います。自分の意思で男色ディーノのEXTREMEのベルト、挑戦したいんです」とキッパリ。

 彰人GM代行が「この試合に関しては僕が全責任を取ります。何したっていい。どんなことになってもいい。今までで過去最高のEXTREMEの試合を見せてください」と言えば、ディーノは「やりたいことをやるだけだ。何が起こってもいいんだな? 一つ条件がある。立会人として、今林(久弥GM)を投入しろ」と条件付きで受諾した。

 バックステージでディーノは「松野さんはやめないよ。試合してみて分かった。確かに年取ってるよ。だけど、それがどうした。どんな人間だろうと、生きてる限り未来はある。次のシングルに向かって、また始まっただけ」と松野戦を振り返った。そして、「次、まだ消化しきれない部分はある。でも、飯野が言った“自分の意思でやってた”、あれ聞いただけでもいいよ。この1年の飯野、見せてもらおうか。私はこの人生全部トータルの男色ディーノをぶつけるつもりでいく。飯野がこの1年のことだけぶつけるようだったら、厚みでは私には勝てない。1年全部ぶつけても、人生全部ぶつけてきても何でもいい。絶対に渡さない」とベルト死守を誓った。

 禁断の対決が決まった飯野は「自分の意思で、飯野“セクシー”雄貴はやってました。すごくいい思い出も、辛いこともありました。僕はセクシー抜きをして、飯野雄貴として、この1年やってきました。この1年をぶつけます」と決意表明した。

 EXTREME王座戦は王者側がルールを決めることができるだけに、ディーノがどんな試合形式を飯野に提示するのか注目が集まる。

 また、敗れた松野は「限られたルールのなかで、精いっぱいやったんで、悔いはありません。昨日ではなく、明日でもなく、今日このリングで生きることができたんで、それだけで十分です。負けちゃったんで、私としては終わらせることはできない。現役続けて、またディーノとシングルやって勝ちたいと思います。ベルトがあろうがなかろうが…」と雪辱戦に意欲を見せた。

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