里村明衣子がWWE日本公演で激勝！ベイリーの持つWWE女子王座へ挑戦表明！
26日、東京都・両国国技館にてWWE東京公演が開催。里村明衣子がベイリーの持つWWE女子王座へ挑戦表明を行った。
かつてWWEは年に1度のペースで日本公演を行っていたが、新型コロナ禍の影響からWWE Japanが解散したこともあり長らく開催されてこなかった。
しかし、ABEMAが2023年10月からWWEの国内独占放送を開始しWWEと日本は再び急接近。中邑真輔、AJスタイルズ、イヨ・スカイ（紫雷イオ）といったスーパースターたちが日本の団体に出場するなど交流が活性化している。
今回は5年ぶりのWWE日本公演。25日の大阪大会に始まり、26日＆27日には東京大会が二夜連続で開催される。
この日は、ジェイド・カーギル＆ビアンカ・ベレア＆ベイリー＆里村明衣子vsイヨ・スカイ＆カイリ・セイン＆ダコタ・カイ＆ティファニー・ストラットン with アスカの8人タッグマッチが実施。
日本人を中心とした悪女ユニットとして世界に名を轟かせる【ダメージCTRL】が揃って両国国技館に凱旋し、里村と対峙。前夜の大阪大会で組まれた同カードでは里村がダコタをスコーピオ・ライジングで沈めて勝利。2日目の勝負の行方に注目が集まっていた。
先発で出ていった里村はカイリをグラウンドで圧倒した上でミドルキック連打で倒しサトムラ・スペシャルも決めていくがダメージCTRLのラフファイトに捕まって苦戦。しかし、その後はジェイド＆ビアンカが自慢の肉体美を誇示しながら豪快なパワーファイトを見せて逆転していく。
ベイリーとイヨの因縁のマッチアップになると一進一退の攻防に場内が沸き、4vs4のブレーンバスター合戦を制した里村組が優位に。最後は里村がダコタをスコーピオ・ライジングで沈めた。
試合後、里村はベイリーをリング中央に引っ張ってきてマイクを取ると「WWEに上がれて本当に嬉しいです！ありがとう、ベイリー！でも、分かってる？私、そのベルト狙ってるよ。アイ・チャレンジング・ユー！トゥモロー！」とベイリーの持つWWE女子王座へ挑戦表明。ベイリーも笑顔でベルトを掲げ、これを快諾した。
里村は2021年1月にコーチ兼選手契約を結んでWWEに渡り、NXT UK女子王座を戴冠するなど“日本の女子プロレス”を世界に向けて発信してきた偉大な選手。
デビュー30周年となる来春での引退を噂されている里村がWWEのベルトを腰に巻くことが出来るのかどうかに注目が集まる。
