ベルトを盗まれた(?)鹿島沙希が王座陥落!新王者の上谷沙弥は赤いコスチュームで新たな決意!

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 27日、神奈川県・横浜BUNTAIにてスターダム『家出レスラー presents ALL STAR GRAND QUEENDOM 2024』が開催。第3試合では鹿島沙希の持つハイスピード王座を巡る4WAYマッチが行われた。

 鹿島は2023年5月に自身初のシングル王座としてハイスピード王座を戴冠した際に「鹿島沙希のプロレスで勝ち取った勝利は、やっぱ泣くくらい嬉しい!」と歓喜の涙を流しながらベルトを抱き締めており、このベルトにかける思いは強いものがある。

 その後は星来芽依を相手に同王座から陥落するも、日本時間今月4日のフィラデルフィア大会にて星来から直接3カウントを獲って王座を奪還。再び王者となった鹿島は「ハイスピードとかいう重労働のカード」と負担の大きいハイスピード戦を忌避し、「走らない!受け身を取らない!アイ・アム・ロースピード・チャンピオン!」と独自の路線を掲げていた。

 そんな鹿島の初防衛戦は、鹿島沙希vs上谷沙弥vs飯田沙耶vsフキゲンです★という超重労働の4WAYマッチ。鹿島の労働意欲と防衛欲が天秤にかけられる試合となった。

 試合が始まると鹿島が試合に加われず3人での攻防が繰り広げられる。激しい攻防を眺めていた鹿島だったが、飯田橋で捕らえられた上谷に起死回生。カットに来たフキゲンにも起死回生で省エネ勝利を狙うが、飯田が容赦なくスライディングラリアットを叩き込み排除する。
 飯田は次々ラリアットでなぎ倒していくが、上谷が避けるとフキゲンをウラカン・ラナで捕らえ3カウントを奪った。


 ほぼ何もしないままベルトを失った鹿島は、上谷からベルトを奪い逃走しようとするも世話係となっている朱里が捕らえてベルトを返すとバックステージに連れ帰る。鹿島は「God’s Eyeからベルト1つ盗まれて流出しちゃったんスよ?!いいんすか?!なにやってんスか?!」と逆ギレし、朱里&壮麗と今後の作戦会議を行うため控室へ。
 新王者となった上谷は「新しいハイスピード!デカくて動ける、新しいハイスピード像を作っていきますよ!今までの固定概念、全部ぶっ壊してくんで」と、林下詩美を彷彿とさせる赤を入れた新コスチュームとともに笑顔を見せた。

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