「私も悪役の端くれなのでね」ジャガー横田&藪下めぐみが悪堕ち女子タイガーマスクを破って王座防衛!

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 21日、東京都・後楽園ホールにて『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.28』が開催。ジャガー横田&藪下めぐみがSSPW女子タッグ王座の初防衛に成功した。

 初代タイガーマスク率いるストロングスタイルプロレスでは、2021年7月に初代タイガーとジャガー横田が手掛ける女子版タイガーマスク、タイガー・クイーンが誕生。
 クイーンの誕生がきっかけとなり、同年8月には男子団体であるストロングスタイルプロレスと女子団体であるディアナが異例の協力体制を発表。クイーンを付け狙うダーク・タイガーら闇の勢力【DarkerZ】の襲来など女子マッチが盛り上がりを見せていき、その割合は年々増加。
 昨年にはSSPW女子タッグ王座が創設され、初代王者決定トーナメントを制した【CRYSIS】ジャガー横田&藪下めぐみが王座を戴冠。
 ジャガーは「新設されたベルトを巻くのは40年以上ぶり。それを薮下と巻けて本当に幸せ」と笑顔で語り、薮下も「1日でも長くジャガーさんとタッグを組んでいたいので必ず防衛したい」と決意をみなぎらせていた。

 この日、ジャガー&薮下に挑戦したのは【DarkerZ】ダーク・タイガー&ダーク・チーター。どちらも場外戦や凶器を使ったラフプレーを得意としており、大荒れの試合が予想されていた。

 試合はDarkerZの奇襲に始まり、早々に場外戦へ。ジャガーがイスを振り回して大暴れを展開して場外戦は優位に終えるものの、闘いの場がリングに戻ると薮下が捕まって集中攻撃を受けてしまう。
 DarkerZは木刀や、薮下から奪った黒帯を使って凶器攻撃を連発。しかし、ジャガーもイスを持って参戦し、CRYSISのセコンドに付いていた佐藤綾子がリングに飛び込んできて加勢するなど無法ファイトで対抗していく。
 DarkerZはジャガーを孤立させ、Dタイガーのリバースタイガー・ドライバーからチーターがボードで脳天をぶん殴る連携攻撃。満を持してDタイガーがチョークスラムを狙うが、ジャガーがこれを回転エビ固めで切り返して3カウントを奪った。


 試合後、ジャガーは「(DarkerZも)自分の団体のベルトということで『来るだろうな』とは思ったけど、結構来たね。ホント、頭かち割れるかと思った。私も悪役の端くれなので、もうちょっと行かなきゃダメだなという反省点はあります。。相手を褒めるのも癪だけど、私たちも強化していかなきゃいけないなと」と、令和のヒールの勢いを評価。

 次期挑戦者について問われると、「『このベルトをジャガーから獲ってやろう』って気持ちのある人が挑戦してきてくれたら嬉しいですね。クイーンもは私に負けて泣くくらい悔しがっていたので、練ってるとは思いますけどね。ペアを誰にするかとか考えてると思います」と愛弟子であるタイガー・クイーンの挑戦を期待した。

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