「ベストパフォーマンスを皆さんの前で出せる最後の機会」青木真也が1年2ヶ月ぶりのMMA戦で元UFCファイターと対戦!進退をかけた背水の陣に臨む

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 30日、都内某所にてONE Championshipが記者会見を実施。2024年1月28日に有明アリーナにてPPV大会『ONE 165: Rodtang vs. Takeru』にて青木真也vsセージ・ノースカットの対戦が行なわれることが発表された。

 今会見では、ONE Championshipが2019年3月、10月に次ぐ約4年ぶり3度目となる日本大会の開催を発表。

 青木は2019年3月にはONE世界ライト級王座を戴冠する活躍を見せ、同年5月に王座陥落してからも安定した強さを見せてきた。しかし、2022年3月からグラップリング戦・MMA戦ともに負けがかさんでおり、後が無い状況となっていた。

 そんな中で決まった青木の1年2ヶ月ぶりのMMA戦の相手は、セージ・ノースカット。
 ノースカットは天才空手少年として幼少期から高い才能を発揮し、幾度も空手世界王者に輝いた。2014年のプロデビューからわずか1年でUFCと契約。UFCでも勝利を重ね、2019年には鳴り物入りでONEに参戦するもその初戦で骨折をして長期離脱。2023年5月に復帰戦を勝利で飾っており、今回の大舞台参戦で巻き返しを狙う。


 今回が1年2ヶ月ぶりのMMA戦となる青木は、「2023年、MMAの試合をすることが出来ませんでした。そして、このまんま試合をすること無く終わるのかなと思っていたんですけど、ありがたいことに2024年1月、試合をいただくことが出来ました。ベストパフォーマンスで試合を皆さんの前で出せる最後の機会というか、自分のベストパフォーマンスを世界トップクラス、世界最高峰の舞台で、世界最高峰とされる相手と出来るのは最後だと思います。気持ちも身体も追いつかなくなってく中で、いつベストが……今なんとかベストを保っていると思うんですけど、ホントに世界トップのONEのこの舞台でこの相手と出来るのは最後かなと思っています」と背水の陣の覚悟を示す。

 対するノースカットは「日本に来ることは常に私の夢でありました。格闘技ももちろんですが、兄弟でアニメを見たり、日本に親しんで育ってきましたので、このようにして日本に来られることを大変嬉しく思っています。1月28日のこの日本大会ではまた日本のレジェンドである青木真也選手との対戦ということで、大変興奮しています。47勝11敗というのが青木選手の戦歴。そして、その中の負けに1本負けは1つも含まれていません。自分のキャリアにとって何よりも大きく大事な試合になると思います」と目を輝かせながら青木へのリスペクトの気持ちを語った。

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