【試合詳細】10・18 RING渋谷club asia大会 椿志保withまっちゃんvsYOSHIYA with 長嶋美智子vs川嵜風馬vs美月凛音vs清水基嗣vs真霜拳號vsMIKAMIvs旭志織vs梶トマトvs笹村あやめvsGENTAROvs仲川翔大vs寧々∞D.a.i

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『RING~final~同窓会だょ全員集合~!』
日程:2022年10月18日(火)
開始:18:00
会場:東京都・渋谷club asia
観衆:非公開

▼歌舞伎町プロレス~歌舞伎町から渋谷へ見参!出張ホストでございます~
美月凛音(歌舞伎町プロレス)/○MIKAMI(フリー)
11分24秒 450°スプラッシュ→片エビ固め
●仲川翔大(J STAGE)/寧々∞D.a.i(666)

▼パドマプロレスリング ~これぞリアルパフォーマンスバトル!!ソフィも出るょ!
パフォーマンスチームPADMA

▼RINGファイナルマッチ ~まー君の老化が激しいから多分これが最後だょ!全員集合~
●椿志保/川嵜風馬/美月凛音(歌舞伎町プロレス)
9分17秒 ダイビング・フットスタンプ→エビ固め
旭志織(2AW)/梶トマト(フリー)/○笹村あやめ(2AW)

▼ダンスパフォーマンス
キッキィ

▼特別試合 ~椿志保結婚記念!初めての共同作業バトルロイヤル!~
○椿志保 with まっちゃん
14分34秒 ダイビング・ボディアタック→体固め
●真霜拳號(2AW)

<退場順>
旭志織(2AW)→仲川翔大(J STAGE)&寧々∞D.a.i(666)→MIKAMI(フリー)→川嵜風馬→梶トマト(フリー)→美月凛音(歌舞伎町プロレス)→GENTARO(FREEDOMS)→清水基嗣(SECRET BASE)→笹村あやめ(2AW)&YOSHIYA&長嶋美智子→真霜拳號(2AW)

RINGが椿志保の結婚を祝い復活の最終興行!YOSHIYA&長嶋美智子夫妻や川嵜風馬も一夜限りの復帰戦!PADMAのパフォーマンスに会場熱狂!

オープニング

 RING代表の椿志保と、RINGでデビューした川嵜一馬&美月凛音がリングへ。

椿「本日はRINGファイナルにご来場の皆様ありがとうございます!」
川嵜&凛音「ありがとうございます」
椿「緊張するね!(笑)」
川嵜「いやこの感じ、11年ぶりですね」
凛音「11年ですか!?」
川嵜「11年ぶり」
椿「さぁさぁさぁさぁ、何話しましょうか」
凛音「考えてないんですか!?」
椿「考えてないです(笑)」
川嵜「とりあえず、ご結婚おめでとうございます(拍手)」
凛音「できましたね結婚ね!できねーかと思ってた」
椿「おいおいおい」
凛音「びっくり。いやほんと神様のような方ですね。さっきご挨拶もさせていただいて、ありがとうございます」
川嵜「驚いたよね」
凛音「ふつつかものですけども本当にありがとうございますもらっていただいて」
椿「誰だお前誰だ!私にとってなんなんだ!(苦笑)」
川嵜「これが結婚式なんでしょ?」
椿「はい。結婚式はしないです」
川嵜「しないんだね、だからまあ、ある意味皆さんの前でお祝いを」
椿「禊!禊!」
凛音「昔ね、二次会か三次会でクラブで結婚式でね、リング持ち込んで」
川嵜「はい、試合させていただきました」
椿「そうですよ、まあね、結婚、しますよ」
凛音「(客席に)懐かしい顔ぶれが!」
椿「年貢納めました」
川嵜「ほんとに懐かしい」
凛音「寂しいですねファイナルっていうのもね。俺だってここでデビューですから」
椿「あぁそうですね」
凛音「RINGデビューですから」
椿「あれ何年前?」
凛音「16,7年前ですかね」
椿「あぁ~そんなに経ちますかね~」
凛音「当時26ぐらいですかね?」
椿「おぉ!」
凛音「もう42ちゃいですよもう!」
川嵜「42ちゃい」
椿「なんだよそのダチョウ倶楽部みたいの!まあね、みんな同じように歳とってきて、でまあ何年ぶり?15年ぶりぐらいですかね。こうやって皆で集まって、同窓会を皆でやりながら、最終回もやってなかったっていうことなんで」
川嵜「そうですね」
椿「最終回をやって、ここでさばよ!さばよじゃない、あばよ!」
川嵜「さばよ?」
凛音「なんでさらばとあばよ混ざって!緊張してます!?」
川嵜「一番緊張してる」
凛音「試合は何年ぶりですか?まーさんは何年ぶりに」
川嵜「僕が11年ぶり」
凛音「11年ぶりか。僕でも毎月してますけど現役ですから。え?何年ぶりですか」
椿「6年ぶりです」
凛音「6年ぶりあぁまーさんのほうがちょっとブランクは」
川嵜「僕のほうが長いですね」
凛音「なるほどなるほど」
椿「さらっと辞めちゃったから。まあでもね、緊張しますよ。あんまりもう、1対1の仕事(整体師)してるからいつも」
凛音「あぁそうね」
椿「沢山の人とね」
凛音「まーさんはまだ引退してないんですよね?」
川嵜「引退したって言ってるじゃん(苦笑)」
凛音「したんすか?(苦笑)」
川嵜「これね、11年前に履いてたやつ」
凛音「スタイル変わってない!?」
川嵜「11年ぶりに今日着たの」
椿「さびさびになってるけどね」
川嵜「ちょっと色々剥げてますけど」
椿「白い粉吹いてます」
川嵜「なんとか1試合もつでしょう」
凛音「志保さんはコスチュームは?」
椿「買った」
凛音「当時のは?あぁ買ったんですね?」
椿「原宿の」
凛音「タケノコ?」
椿「あははは(爆笑)」
凛音「ブティックタケノコ!(笑)それわかる年代やだなぁ。それわかる歳やだなぁ」
椿「買いました。そんなこんなでですよ」
凛音「ちょっと先に」
川嵜「そうね」
凛音「僕1試合目だから」
椿「1試合目なのに試合のコスチューム着てないじゃん!大丈夫!?」
凛音「いや速攻着替えますよ」
椿「ほんとに!?」
凛音「しかも俺だって、3試合ある」
椿「3試合」
凛音「3試合目はバトロロイヤルなんでちょっとその負担はあれですけど、ほんとこき使うからね!これギャラ1試合分ですからね!」
椿「いいよ3試合できるよ」
凛音「1試合分で3試合出場ですからね」
川嵜「3試合中3試合」
凛音「まあプロレスは3試合ですもんね(苦笑)」
川嵜「凛音ファンにとってはたまらない」
椿「たまらない」
凛音「まあそうですね」
椿「今日来てるかわからないけど」
凛音「じゃあちょっとドロンしますね(凛音はバックステージへ)」
椿「早くとっとと消えて。さぁまーくんこっから5分喋らなきゃいけない」
川嵜「えーじゃあちょっといじるか」
椿「客いじり?じゃあリングのスタッフだったよ~って人」
川嵜「あぁこのへん固まってますね」
椿「子供がいっぱいきてますね」
川嵜「(ラウンドガールなどをやっていた)亜季ちゃん夏花ちゃん懐かしいですね」
椿「懐かしいですね」
川嵜「あと皆さんは?今日は」
椿「みなさんは、私の友達(苦笑)。それと、今までRINGに携わってくれた人とか、友達とか、友達の友達とか」
川嵜「なるほどなるほど。ありがとうございます」
椿「今日はほんとに、プロレス初めてですよって人いますか?結構初めて!」
川嵜「結構いる」
椿「普通はこんな近くで見れないんでね。あの、普通はフェンスがあってフェンスの外から見るものなんですけど、今日はもうどんだけ前出てきてもいいので」
川嵜「大丈夫だからね」
椿「汗がね、飛び散るのがかかっちゃうぐらい」
川嵜「ほんとど迫力の試合」
椿「ど迫力の試合をね、見せたいと思いますので、皆さん楽しみにしていただきたいと思っております」
川嵜「ぜひぜひ」
椿「さぁさぁさぁ、これでまだ凛音が着替え終わらないんだよね?」
川嵜「ね。どうしようかね。なにも考えてきてない」
椿「ノープランですよ」
――変珍「お疲れ様です天の声です」
椿「やったぁ」
川嵜「変珍さん。今日実況ね」
椿「そう。実況と解説をしてくれますお二人の紹介お願いします」
――変珍「えー、本日の実況を務めさせていただきますのは、旧RINGでも実況をさせていただいておりましたワタナベ、失礼本名言っちゃったよ。変珍とですね、本日は解説に鈴木健さんをお迎えいたしました~」
――鈴木「よろしくお願いします。実況を務めさせていただきます。RINGスタートした時僕まだ週刊プロレスに在籍してて取材記者として見てたんですけど、そのファイナルでこういう形でこう登場させていただくのはなんか感慨深いですね」
――変珍「はいありがとうございます」
――鈴木「ていうことで本日はワタナベさんよろしくお願いします」
――変珍「よろしくお願いします」
椿&川嵜「変珍さ~ん!」
――変珍「でもあれですよ。あのね、トークショーだから、なんか、どうやって始まったんだとかね、そういうような話をしてみたらいいんじゃない」
川嵜「あー、さすが」
椿「さすが!プロ!」
川嵜「プロだねぇ~」
椿「どうやって始まったんだっけ?」
川嵜「もう忘れちゃたね。あれだよね、当時Mixiで」
椿「そうMixiやってる頃ね」
川嵜「そこでイベントやりたいねっていうメンバーがなんとなく集まって、スタートした」
椿「そう!でもその前が、居酒屋で、なんか隣に座った人に『君なにやりたいの?』って聞かれて、ヴェルファーレでプロレスとかやりたいっすねみたいな。したら『やろうよ』って言われて(笑)」
川嵜「これが第1回」
椿「それで1年後にほんとにベルファーレで第一回目のRINGが行われたの。でも、普通言うじゃないですかああいうことやりたいなって居酒屋のね、酔っ払ったノリで。ほんとにやるかよっていう」
川嵜「そうね!ほんとに客くるのかもね」
椿「そう。ほんとに前日までこうチケット売り歩いてですよ。当日蓋を開けたら、1000人のお客様が来てくださって」
川嵜「はい、超満員で。懐かしいですね第1回」
椿「そっから第2回目以降はほんとにあんまり覚えてないです」
川嵜「おぼえてないね」
椿「記憶が飛んじゃってるんでね忙しすぎて」
川嵜「6回ぐらいやってるのかな?」
椿「いやJAMも入れて7回とかですね」
川嵜「結構ね、皆さんご存知の有名な人達結構RINGから巣立っていったというか」
椿「ピコ太郎とかね。あと桜塚やっくんとかね」
川嵜「今は亡きね」
椿「あと和泉元彌さんとかね(苦笑)長州小力さんとか、そうやって色んなプロレスラーじゃない人もたくさん出てた」
川嵜「そうね、エグスプロージョンさんとかもね」
椿「そうですね。EGU-SPLOSIONさんも。懐かしい。そういう方たちとかもたくさん出ていただいて、なんとかかんとかね、こう8回目を迎えることができました。これで最後にはなりますけども、今日はプロレスもダンスもパフォーマンスも色々用意してますので皆さん楽しんで帰っていただけると嬉しいと思います。はいじゃあここでまーくんしめてください」
川嵜「え!?無茶振りですね。じゃあ今日は、だいたいあと2時間ぐらいかな?2時間半ぐらい、是非お酒飲んで楽しんでいっていただければと思います」
椿「ではそれではRINGスタートします。よろしくお願いしまーす!」

第1試合

 試合がノータッチルールで行われることが実況から伝えられ、クラブミュージックが流れる中で試合開始。

 先発は寧々とMIKAMI。ロックアップからMIKAMIがヘッドロックで捕らえグラウンドに。寧々がヘッドシザースで抜けると、MIKAMIが再度捕らえるが寧々も再度逃れる。MIKAMIがガットショットからロープに振ってアームホイップ。フォールも2。
 寧々がロープに飛んで側転するが、MIKAMIが走らせるとキチンシンクで迎撃。
 MIKAMIはエルボーも、避けた寧々がドロップキック。両者タッチ。

 ロックアップをフェイントにした仲川がガットショットも、凛音がロープに振るが仲川が足を伸ばしてカット。そのまま場外に投げ捨て場外乱闘へ。
 仲川が凛音を羽交い締めにすると、観客の子どもたちにチョップをさせていく。さらにお客さんの酒を奪って凛音に飲ませ、タオルを奪いチョーク攻撃。
 リングにMIKAMIと寧々が戻り、寧々がボディスラムからロープワークで走りながらMIKAMIの上を往復。さらにローリングサンダーからストンピングを落とし仲川にタッチ。

 仲川は首投げからサッカーボールキック。フォールも2。
 仲川はコーナーに叩きつけ、ナックル連続から寧々とともに顔面を痛めつけていく。
 仲川がサミングから寧々にタッチ。

 寧々はストンピングからエルボードロップ。
 寧々は髪を掴んで引き起こすとロープ際にセットしてスワンダイブ式ボディプレス。フォールも2。

 寧々がロープに振るが、MIKAMIはミッキブーメランで迎撃し凛音にタッチ。

 凛音はシャンパンミストからミサイルキック。さらに寧々を踏み台にしてエプロンの仲川に串刺しエルボーから、寧々をロープに振ろうとするが寧々が逆にロープに振る。だが凛音はコルバタで投げ捨て、ブレーンバスターを狙うが耐えた寧々がフィッシャーマンスープレックスホールドもロープに足がかかったためカウント2。

 寧々は左右のビンタからガットショット。さらにソバットからロープに飛ぶが、凛音がトラースキックで迎撃しロープに飛ぶ。
 だが寧々もトラースキックで迎撃するが、凛音も延髄斬り。両者タッチ。

 MIKAMIのエルボーを避けた仲川がソバット。MIKAMIがコーナーに振って走り込むが、避けた仲川が後頭部に延髄斬りから串刺しバックエルボー。さらにサッカーボールキックを叩き込みフォールも2。
 仲川はコーナーに登りミサイルキックからフォールも2。
 仲川はコーナーに登りスワントーンボムを投下するが、避けたMIKAMIが丸め込むも2。
 MIKAMIはエルボースマッシュも、仲川がエルボーからラリアット。避けたMIKAMIがバックを取ってから仲川を回転させてエルボースマッシュ。仲川もエルボー連打から走り込むが、MIKAMIがデュランダルで迎撃しコーナーに登るも、寧々がエプロンから足を掴んで動きを止め、仲川が延髄斬りをボディに叩き込みリングに落とす。
 仲川と寧々がコーナーに振り、寧々が串刺しバックエルボ―。仲川も串刺しラリアットを叩き込み、ふらつくMIKAMIに寧々が首投げからダブルの低空ドロップキックを叩き込む。フォールも凛音がカット。
 寧々に凛音が延髄斬りを叩き込み場外に落とし、MIKAMIが仲川にボディブロー連発からエルボースマッシュ。仲川がバックを取るが、MIKAMIはバックエルボーから羽交い締めにする。暴れるMIKAMIをブレーンバスターからフォールも2。

 仲川が羽交い締めにして寧々がリングに入るとランニングエルボーも、MIKAMIが避けて仲川に誤爆し、凛音が寧々に延髄斬り。
 MIKAMIが仲川にミッキーブーメランからフォールも2。
 MIKAMIはコーナーに登り、450°スプラッシュを投下しフォール。これで3カウント。

PADMAパフォーマンスバトル

 RINGの後に椿がプロデュースしていた『five』にも出演していたパフォーマンスチームPADMAが登場。
 MC SOFFYの軽快なマイクにのって、リング上ではロープを使ったアクロバティックダンス、けん玉、ロボットダンスからの空手を取り入れたアクションダンス、人間縄跳びと怒涛の衝撃パフォーマンスに会場が驚きに包まれる。
 そしてステージにプロBMXライダーの山本悠が現れ、フリースタイルパフォーマンスからスパイラルターンを見せる。

 ここでリングには半裸の細マッチョ達が現れ、MC SOFFYのラップにあわせ筋トレとポージングを開始する。
 曲が終わると細マッチョがSOFFYをロープに振りチョップ。プロレスが始まるかと思いきや、ピタッと動きが止まったSOFFYのTシャツを脱がせて上半身を裸にすると、複数人で取り囲んでSOFFYの身体を叩いて演奏するボディパーカッションに。

 前から後ろから叩かれて顔もお腹も背中も真っ赤になりながらSOFFYがマイクを持つと、ステージ上ではダブルダッチが開始。ダブルダッチの中でエルボーラビットを飛んだ回数でのギネス記録を持っている福本泰祐が妙技を見せつけ会場からは大きな拍手が起きる。
 
 ここでパフォーマーの紹介となり、新体操元日本王者の三井太一、KUNOICHI第4回5回6回と3連覇の三宅綾子、世界的ダンサーのキッキィ、ダブルダッチ2012年・2014年のダブルダッチ世界王者かつアメリカズ・ゴット・タレントにも登場したTAISUKE(福本泰祐)、プロBMXライダーの山本悠、ダブルダッチパフォーマーのYUTAROUとMITUI、PADMAリーダーでモンスターボックス23段を飛んだ知幸が出演。
 パフォーマー紹介を終え、最後にリング上での大縄跳び状態でのパフォーマンスを終えてPADMAが会場を爆発させた。
 

第2試合

 先発は川嵜と旭。ロックアップからバックの取り合い。再度ロックアップからリストの取り合いへ。旭がヘッドロックからグラウンドに持ち込むも、川嵜がヘッドシザースで抜けて距離を取る。両者タッチ。

 梶と凛音となり、梶が観客を煽りながらリングを回り、凛音の足を刈ってロープに飛ぶと、凛音はリープフロッグからアームホイップ。梶がアームホイップ返すとロープに飛ぶが、凛音がドロップキックで迎撃し両者タッチ。

 笹村と椿になり、笹村がロックアップからショルダータックルのぶつかり合い。エルボーの打ち合いから椿がエルボー連打も、笹村がエルボーをフェイントに足を踏みつけロープに飛んでショルダータックル。だが受けきった椿がロープに飛んでショルダータックルで倒す。
 椿が髪を掴んで引き起こそうとするが、笹村は指に噛みついて逃れると、椿の両手をリングに置いて指へのフットスタンプ。笹村は旭にタッチ。

 笹村が椿を首投げから旭がスワンダイブフットスタンプ。さらにニードロップ連発から場外に投げ捨て、梶が椿を羽交い締めにするとお客さんの子供が椿のボディへ容赦ないパンチを打ち込んでいく。
 梶が椿をリングに投げ入れると旭がフォールも2。
 旭は梶にタッチ。

 梶はボディスラムで叩きつけ笹村にタッチ。

 笹村はボディスラムから旭にタッチ。

 旭はボディスラムで叩きつけ踏みつけフォールも2。
 旭は梶にタッチ。

 梶と旭で椿をロープに振ってダブルのバックエルボー。さらに旭がキャメルクラッチで捕らえると、梶がロープを往復しての低空ドロップキックを顔面に叩き込む。
 梶はブレーンバスターを予告するが、耐えた椿が逆にブレーンバスター。椿は川嵜にタッチ。

 川嵜はコーナーに振って串刺しバックエルボーからロープに飛んでライオンサルト式飛びつきDDT。フォールも旭がカット。
 凛音が旭をミサイルキックで蹴散らし、川嵜とともに梶へダブルのガットショットからダブルのフェイスクラッシャー。
 川嵜はロープに振ろうとするが、梶がエルボーも川嵜がロープに振ってラリアット。避けた梶がロープを往復してのダブルチョップで倒し笹村にタッチ。

 笹村はロープに振ろうとするが、川嵜が逆に振ってラリアットも、避けた笹村が走り込むが川嵜はカウンターのボディスラムから椿にタッチ。

 椿はミドルキック連打から延髄斬り。コーナーに振ろうとするるが、笹村が逆に振って走り込むも、椿が足を伸ばしてカットするとスイングDDT。フォールも旭と梶がカット。
 旭と梶が椿をロープに振るが、椿は二人まとめてネックブリーカードロップで迎撃し、笹村に連続ローキックも、笹村はロープに押し込み背中にチョップからロープに飛んで後頭部にランニングニーを叩き込みフォールも凛音がカット。
 笹村は片逆エビ固めで捕らえるが川嵜がカット。

 旭が川嵜と凛音を場外に叩き出し、梶が二人へプランチャを投下。
 笹村が椿にカミゴェ式のケンカキックからフォールも2。
 笹村はガットショットからボディスラム。さらにコーナーに登るとダイビングフットスタンプを投下し、そのままフォールするとこれで3カウント。

Kikkyダンスパフォーマンス

 無名(ウーミン)の心や須藤元気率いる『WORLD ORDER』初代リーダーとしても活動していたKikky(キッキィ)がRINGでアニメーションダンスを披露。そのまま空手の型と現代ダンスを融合させたパフォーマンスに移行し、世界レベルのダンスに息を呑む会場だったが、パフォーマンスが終わると大きな拍手と歓声が沸き上がった。

第3試合

 特別ルールとして、最初に9名からスタート。その後3分ごとにゲスト選手が3組入場。さらにOTRはトップロープからではなくどの状態からでも場外に落ちたら失格となる。

 まずは仲川、寧々、MIKAMI、旭、梶、笹村、凛音、川嵜、清水が入場。
 ハイテンポのトランスが流れる中でリング上が乱戦となり、梶と笹村が清水をロープに振ろうとするが、清水は同士討ちさせ梶にスタナー。さらに次々選手を小手返しで投げ捨てて行くと、レフェリーも投げ捨てる。だが全員で清水にガットショットからコーナーに振りトレイン攻撃。最後に旭が走り込み串刺しXチョップも、これが避けられると旭にトレイン攻撃。全員で旭をフォールし3カウント。旭失格。

 寧々と仲川が突き飛ばしあいからエルボーの打ち合い。寧々が逆さ押さえ込みを狙うが、梶が足を刈って二人まとめて回転させてフォールし3カウント。寧々と仲川は失格。

 梶が笹村をコーナーに振ろうとするが、笹村が足を刈ってエプロンに落とすとが、梶は必死にリングに戻りセーフ。
 川嵜を清水が落とそうとするが梶がカットするも、清水がスライディングキック。川嵜は必死にロープを掴み耐えていくが、凛音もスライディングキック。
 笹村はストンピングを狙うが、梶と清水が足を掴んでトップロープから落とそうとすると凛音がこれを助ける。
 だがナイト気取りの凛音に笹村がビンタからロープに突き飛ばし、梶と清水がOTRを狙うがここで3分が立ち追加選手が入場。

 現れたのはGENTARO、YOSHIYA、長嶋美智子の3人。
 長嶋が竹刀で次々選手を殴打していき、GENTAROがMIKAMIにトラースキックを叩き込み場外に吹っ飛ばす。MIKAMI失格。

 長嶋とYOSHIYAが川嵜をロープに振って、長嶋がボディへ竹刀をフルスイング。さらに長嶋は髪を掴んで引き起こしDDT。
 YOSHIYAが清水をロープに振るとビッグブーツ。さらにGENTAROが清水にコブラツイスト。YOSHIYAが川嵜を羽交い締めにして長嶋が竹刀を振りかぶるが、川嵜が避けるとYOSHIYAの脳天に誤爆。GENTAROが川嵜を羽交い締めにするが、長嶋の竹刀攻撃はGENTAROに誤爆。その後も梶、凛音にも次々誤爆し、お約束のようにYOSHIYAが2周めを誤爆される。
 長嶋は旦那のYOSHIYAをそのまま竹刀でいたぶっていくが、流石にYOSHIYAは頭をはたいて止めようとするが長嶋は止まらない。

 ここで次の追加選手として真霜拳號が登場。
 真霜は次々ビッグブーツも、凛音と梶がダブルのガットショットからコーナーに振って梶が走り込むが、真霜がショルダースルーでエプロンに落とし、走り込んできた凛音を叩きつけると梶が場外に落ちて失格。さらに凛音も場外に投げ捨て失格させる。

 YOSHIYAがチョップを連発していくが、真霜もチョップで返しチョップの打ち合いへ。
 YOSHIYAのダブルチョップに真霜がエルボーを打ち込むと、YOSHIHAYがガットショットから羽交い締めにして長嶋が竹刀攻撃。だが真霜が避けてYOSHIYAに誤爆。
 清水が真霜を羽交い締めにして長嶋が竹刀攻撃も誤爆。GENTAROも羽交い締めにするが当然のように長嶋の竹刀攻撃は誤爆。YOSHIYAが汚名返上とばかりに羽交い締めにするが、長嶋の竹刀攻撃は誤爆する。
 真霜が長嶋の竹刀を奪おうとするが、長嶋が蹴りつけると竹刀攻撃から真霜をロープに押し込み後頭部に膝を押し付けていく。

 ここで最終入場選手として、椿志保と旦那のまっちゃんが登場。椿はウェディングドレス姿で、まっちゃんとチェーンで繋がれている。
 これを外してまっちゃんがリングに先に上がると、GENTAROと向かい合い、会場がフラッシュで包まれリング上がコマ送りのようになる中でまっちゃんが気功で翻弄していき、必死に抵抗したGENTAROだったが場外にふっ飛ばされる。その余波を受けて清水、笹村、YOSHIYA,長嶋も場外に落下していくが、効果が切れると真霜だけリングに残りまっちゃんと対峙。

 まっちゃんは逆水平チョップを打ち込み、ジャケットを脱ぐと再度逆水平チョップを打ち込んでいく。
 真霜はまっちゃんのTシャツを脱がすと、胸へチョップを狙うが椿がカットしクラッカー攻撃。
 二人で真霜をロープに振ってダブルチョップで倒すと、凛音と川嵜がリングに上がりフットスタンプを連打。椿がコーナーに登ると真霜にダイビングクロスボディアタックを投下し、そのままフォールすると上に全員が覆いかぶさりこれで3カウント。

 見事椿&まっちゃんの新郎新婦が勝利したが、喜ぶ椿を長嶋がロープに振ってネックブリーカードロップを叩き込んだ。

椿「本日は、こんな、私にしかできないような結婚式ではないんですけど結婚イベント、結婚記念イベントに皆さん協力いただきまして、ご来場いただきまして本当にありがとうございました!17年前に、ちょっとしたきっかけから、はじまったRINGですけど、こうやって皆さんに温かい目で見守っていただきながら、17年間やってこれたことをほんとに喜ばしく思います。選手のみなさんも現役の方ももう引退されてる方もいらっしゃいますけど、皆怪我に気をつけてね、50超えると体がきついので(苦笑)皆さん怪我なく頑張ってください。はい、本日はありがとうございました!」

 最後に全出演者がリングにあがり、ウェデイングドレスの椿を胴上げしてリングに落としてお祝いした。

椿「最後ですね、皆さんで声を合わせて叫んでいただきたいんですけど、私がRINGーと言うので、みんなさいこー!と拳を突き上げていただければと思います。最後しめたいと思います。それではいくぞー!RING!」
全員「さいこー!」
椿「ありがとうございました~!」

 帰ろうとするまっちゃんも全員で胴上げからリングに落とすと、椿とGENTAROがストンピングを落としRINGの最終回興行は大団円で幕を閉じた。

<試合後コメント>

椿志保&美月凛音&川嵜風馬
――久々のRING復活でした
3人「ありがとうございました!」

――椿さん、川嵜さんは引退もされていますが、久々のリングはいかがでしたか
椿「私達2人はねー。どうでした?」
川嵜「11年ぶりだったんでどれくらい動けるかなと思ったんですけど、意外と、ねえ?(笑)」
美月「動けてましたねえ!」
椿「全然動けてましたね。よかった!」
川嵜「よかったです!」
椿「私も、超頑張ったんで(笑)でも、なんだろうな。楽しかったです。とにかく。ホント、ね」
美月「もちろんまた現役復帰するんですよね?(笑)」
椿「しねーよ!(笑)もう50だから(笑)」
美月「俺は現役なんで待ってます(笑)いつでも!」

――美月選手は、RINGが生まれ故郷という気持ちはありますか
美月「ありますあります!全然右も左も分からないところを志保さんに導いてもらって、デビューも、会場は向かいのO-EASTですけど、渋谷の道玄坂なんで、故郷に帰ってきたような気分ですよ」

――RINGのスタイルは形を変えて様々な団体で受け継がれていますが、美月選手がこれからこのスタイル、RINGの魂を受け継いでいきたいという気持ちはありますか
美月「引き継ぐっていうか、正直RINGを続けてほしいです!歌舞伎町プロレスとはまた別として。RINGは、また落ち着いたら復活するっていうのを僕は心待ちにしています」
椿「川嵜くんがやってくれるから」
川嵜「(苦笑)」

――椿さんはかつて24時間プロレスのプロデューサーなどもやられていましたが、今後もそういう機会があるかもしれない
椿「そうですねえ。いやあ、もう体力がね?(笑)中々続かないっていうのがあるんで、あとはみんながこれを受け継いで楽しいイベントをたくさん作ってくれると良いなあとは思ってます」

――リング上では長嶋美智子さんと久々の邂逅を果たしたと思います
椿「よかったですねー。長嶋さんも楽しそうだったしさ。すごく良かった。全女で2人で居残りで、巡業についていけなくて道場で練習してた2人なんですよ。みんな巡業行ってるのに私と長嶋さんだけ居残りで2人で練習してた仲間なんで」
美月「なんか、『2人でリング作ったことある』とか言ってたけど、もしかして長嶋さんと一緒に作ったの?」
椿「そう!そうそうそう!(笑)」
美月「2人でリング作ったのスゴくないですか?!」
椿「リング屋さんと私達2人だけで作ったの。だからホント思い入れが強いんですけど、だから今日は同じリングで闘えてよかったなと思ってます」

――改めて、3人にとってRINGとはどういうものだったのかを聞かせてください
川嵜「そうですねえ、11年前、まだホント30代最後でしたけど、RINGが最後出来なかったので、RINGを最後にやらずして僕はプロレス界を去ったので、そういう意味では、プロレス業界の始まりであり、今日やっと卒業式をさせていただいたなと思ってます。僕のプロレス人生のすべてがRINGだったので、その終わりが出来てよかったと思っています」
美月「ホント、一言で。僕の“起源”ですね。アイデンティティです。それが無ければ。その後色々DDTプロレスに参戦して、所属になって、そのあとフリーになって、歌舞伎町プロレスやって、いろんな団体に出させてもらってますけど、すべての始まり、アイデンティティはRINGなんで。RINGが無ければホストプロレスラー・美月凛音は無いので、僕の起源ですね」
椿「私は、なんですかね。ホントに思いつきから始まったことだったので、最初はホントに出来るのか出来ないのかみたいなところから始まったけど、それがだんだん1つ1つ形になって夢が叶っていくっていう過程がRINGだったので、本当に私の夢ですね。RINGは“夢”だったと思います」

――では、最後に旦那様へメッセージをお願いします
椿「ホントにこんな不束者をもらってくれる希少な人材だと思うので(笑)」
美月「人材?!(笑)」
椿「本当に、これからも末永くよろしくお願いしたいと思っております!(笑)」
川嵜「社長、お願いします(笑)」
椿「よろしくお願いします!」

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