『家出レスラー』最終オーディションに女子大生・元NMB48・女優・アイドル・声優・アマレス全国ベスト8・ミスインターナショナル日本代表候補・女子プロレスラーの8名が進出!

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 11日、スターダム横浜武道館大会で実写映画『家出レスラー』主演オーディションのファイナリストがリングに登場した。

 『家出レスラー』とは、スターダムの1期生であり『スターダムのアイコン』と呼ばれるまでに成長した岩谷麻優が2020年に出版した著書『引きこもりでポンコツだった私が女子プロレスのアイコンになるまで』を実写映画化するプロジェクト。
 脚本はNetflixドラマ『今際の国のアリス』で脚本を務めた渡部辰城が、監督は『舞台戦国BASARAシリーズ』や2022年カンヌ映画祭上映作品『BIRTHDAY』などで演出や映像演出を手掛けるヨリコジュンが担当する。

 7月から続いてきた本オーディションだが、この日は4次審査となるSHOWROOM審査で選ばれた8名が最終審査に進みリングに上がる事となった。
 最終審査に残ったのは、SHOWROOM審査上位5名となる声優の小坂井祐莉絵(こざかいゆりえ)、女子プロレスラーの向後桃(こうごもも)、アイドルユニット『イケてるハーツ 』の橘莉衣(たちばなりえ)、天才劇団バカバッカ所属の女優・平井杏奈(ひらいあんな)、元NMB48の石塚朱莉(いしづかあかり)。
 さらに審査員選出者として、ミスインターナショナルジャパン2023ファイナリストの18歳・小林可奈(こばやしかな)、現役大学生の19歳・内藤花恋(ないとうかれん)、17歳でアマレス経験者の山岡雅弥(やまおかみやび)の3名がリングへ上がることに。

 小林と内藤が緊張した自己紹介を見せる中、山岡は「中学生の時にレスリングで全国ベスト8に行きました」と女子レスラーとしての逸材ぶりをアピール。
 石塚は「あんまジロジロ見てんじゃねーよ!今日、完全にアウェーの現場でめちゃくちゃビビってるよ」とキャラ付けを発揮し、橘も泣き真似も混ぜた王道のぶりっ子アピール。平井は唯一ジャーマンスープレックスホールドを見せ、フィジカルと滑舌の良さを実践した。

 そして、元々岩谷が大好きで女優からプロレスラーに転向したと言っても過言ではない向後が「ポンコツとか、おちこぼれとずっと言われてきた私にとって、岩谷麻優という存在は希望の光でした。同じように、新人時代ポンコツと言われていた岩谷選手の気持ちは、それこそ痛いほどよくわかります。主人公の気持ちを誰よりも理解して、そして誰よりも愛を持ってこの役を演じられるのは私しか居ないという自負があります。プロレスの経験も、そしてお芝居の経験も、すべてを糧にしてこの役に挑戦させていただきたいです」と真摯にアピール。


 最後に1位通過で映画自体には出演が確定している『邪神ちゃんドロップキック』ぺこら役や『終末のハーレム』黒田マリア役を務めるスターダムリングアナの小坂井が岩谷麻優のコスプレで登場し「実は私も家出と言うか、両親に反対をされて勝手に上京し、親が事務所に怒鳴り込みに来て3年間LINEをブロックされてたっていう過去があります。私はプロレスのプの字も知らずにスターダムに入って、毎回試合を見て私も明日も頑張ろうという気分になれて、ほんとにほんとにスターダムが大好きになりました。やりたい演技という仕事と、大好きなスターダムにもっと関わりたいという仕事と、なかなか両立できない部分もあったんですけど、今回のオーディションを見て、これは絶対に受けさせてくださいとお願いしました。自分の夢のために精一杯戦って、努力して、高い高い、この家出レスラーのベルトを頑張って勝ち取りたいと思います」と思いの丈を勝った。

 ファイナリストたちの生の声を聞いて岩谷は「ほんとにみなさんが人生をかけてこの映画に臨んでくれているので、自分も人生をかけて、この家出レスラー最高の映画にしたいと思います」と意気込む。
 今後演技審査と面談などを経て、たった一人の岩谷麻優役が選ばれる事となる。

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